2024年11月1日金曜日

大掃除

 明日からまた天気が悪くなりそうだが、少なくとも昨日と今日1日は秋晴れが持ちそうでホッとした気分。昨日は神無月の晦日。久しぶりに一日がかりで家の周辺を大掃除。蛆が湧くほどではないと言っても所詮男やもめのことだ。特に猫の額ほどの庭の汚れが気になっていたので何時も依頼している群馬県高崎の植木屋さんに来てもらって刈り込みをしてもらった。前回は4月29日に来てもらった。その時の助手は息子さんだけだったように思うが、今回は新人が一人増えて3人になっていた。

クレーンを積んだ大型ではないが小型とは言えないトラックで高崎から池袋往復の交通費だけでも馬鹿にならないだろうと思いながら、料金は聞かずに前回と同じ金額(3万円也)を親父さんに手渡して「宜しくね」で済ませてしまった。他にも玄関のインターホンが鳴らなくなってしまったので、これもいつも依頼する畳屋さんの息子さん(建築士)と前の晩から相談していて、充電バッテリーの調子を調べてもらっていた。子機の充電はなんとかなったようだが、玄関先に取り付けている本機の電池交換の必要があったようで、単3電池6本(亡き家内の置き土産)を交換してもらった。こっちは「これ煙草銭」と2千円渡しておしまい。造園業の小父さんにしても畳屋さんのお兄さんも、腹の中ではこちらをケチな奴だと思っているかもしれぬが、快く仕事をしてくれたので感謝感激だ。

子供時代の秋の大掃除を思うと、畳を上げて庭で叩いたり布団を庭や縁側で干したりと大騒ぎだったが、現在は他人任せで大部分が終了、暢気なものだ。本当はせめて室内のクロス張りの床や網戸なんかは自分で雑巾がけをしたり洗ったりすれば可愛げがあると思うが、それは全て省略。近所のお宅に置かれている自家用車を見るたび思うのは、どうすれば自家用車をいつもあんなに綺麗にしておけるのだろう?と不思議でならない。最近は給油施設に自動洗車装置が併設されてるせいだろうかもしれぬが、コストが結構かかるのではと余計な心配もしたくなる。

兎に角普段から持ち物を少なくすることに気を付けていれば掃除が楽になることだけは間違いない。それにしても築60年を楽に超える我が住まい。近くで木造と一目で判別できるのは我が家のみ。小生他界する日まで無事であってほしいものだ。