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記憶喪失

今回の台風12号、首都圏での被害は少なかったようではあるが、なんか後味の悪いと言うか、西に去ったと言っても全然さっぱりしない天気だ。今週から暑さもぶり返すそうだが、身体の調子までさっぱりしない。一番の原因は右肩の痛みが取れないことにある。接骨院の先生は「暫く歩くこともやめてそーっとしてみては」とアドバイスをくれたので、この週末2日は出来るだけ休んでいたが調子は良くなりそうもない。

専門家は原因が分かっているようだが、本人としては原因が不明で、いつになったら回復するのかが分からないので余計イラつくのだ。専門家には原因も対応策も分かっていても、使用者には訳の分からないことが沢山すぎるくらいある。パソコンなんかが典型だろうが、措くとして、先週突如としてテレビかDVD録画機か分からないが、銚子がおかしくなってしまった。BS放送の録画が出来なくなってしまったのだ。

BS放送自体は視聴可能なのに何故か番組表だけが映らないで「アンテナを見てください」なんて下らないメッセージが表示される。考えれば録画してまで見たい番組なんて殆ど無いから放ってあるが、気になることは事実だ。いつまで放っておけるか分からないが、電気屋に頼めば来てもらうだけで数千円支払わなければならない。来月年金が支給されたら依頼しようかである。それと物忘れ、特に自分で大事にしまったつもりがどこを探しても出てこないことがチョイチョイある。

昨日は昼飯に出かける時に帽子が見つからない。土曜日は昨日ほどの暑さではないが、台風の晴れ間を狙って出かけたのだから帽子はかぶって出かけたし、帰りにもしっかりかぶって帰ってきた筈。仕方がないのでタオルを被って出かけ、帰りにスーパーで新品を購入せざるを得なかった。一連の事件は暑さのせいばかりではなさそうだ。深入りすると文が2倍以上に膨らみそうだが、最も書きたかったのはパスワード(以下PW)のこと。

近頃はパソコンを使わない人でも至る所でPWを要求されるだろう。皆さんはこのPWの管理をどのようにしておられるだろうか?小生はこのようにパソコンを多用しているので、これが厄介である。いろんな場面でパスワードの脆弱性を指摘されるが、複雑なPWなんか自分で覚えられない。

官僚や政治家がどのくらい現代の通信技術やディバイス(機器)に理解力があるかは大いに疑問だし、サービスを提供する企業側にしても同様だ…

都市の防災

ここ3日くらいは凌ぎやすい日が続いていたが、台風12号が明日から明後日にかけて首都圏にも相当な風雨を齎しそうとの警報が出ている。予報通りとすれば東から風が吹き込みそうなので、今回のリフォームで全く触らなかった東側の雨戸を明るいうちに閉めてしまった。準備万端整えると、大概無用のことになる場合が多いが、1年に1度くらい埃まみれになって雨戸を引いてみるのも悪くはあるまい。数年前の冬、雨戸を閉めずにいたら雪が吹き込んで障子が駄目になったことがあるので防災訓練のつもりでもある。

先日奥多摩に行った時思ったのだが、今年は首都圏も降水量が多いようだ。奥多摩湖は何度も見ているが、あんなに満水だった姿は初めてだ。街中はからからに干上がっているが、首都圏も山の方に行くと今年は雷雨が多いのかもしれぬ。なんでも首都圏でも洪水の恐れは多分にあり、下町の方では地下鉄が水没する恐れさえあるらしい。現住所の標高は最寄り駅の表示によると30mを少し超えているようだから、水害の危険は少ないかもしれぬが、何かの拍子で電力の供給がストップする可能性はあるだろう。

どこかに雷が落ちて電線が切れたと言った狭い地域内のことであれば、復旧を待てばいいかもしれぬが、広範囲になると他のライフライン、水道やガスだって止まる可能性があるのではなかろうか?防災訓練が喧しく報道されているが、いざ全てのライフラインがアウトになった時の対応は全く分からない。生きているうちには関東地方に大震災なんかは起きないことを前提にしている訳だが、昨日の多摩市ビル火災の報道ではないが、嘗ては東京と言っても大分田舎で、住宅と畑の面積は五分と五分だったこの辺りも今や立派な住宅街、畑は一枚も見当たらない。

我が家同様狭い家と安アパートが軒を接して連なっている。空きスペースは全て駐車場で、夜は兎も角、昼間は車が埋まっている。先日、町会のボス的おばさんが来て戦時中の火災について話をしてくれたが、近年防災訓練など出来る状況ではなさそうだ。雨風も怖いが、いったん火の手が上がれば延焼は一昨年の糸魚川火災同様に事態にもなりかねない。リフォームにかこつけて婆さんが用意していた防災グッズも全処分してしまったが、罰が当たらないことを祈るしかない。

新しい分野

我が国は70年以上戦争はせず、我々庶民の暮らしも豊かになった。統計を確認していないので分からないが、日本より豊かな国を探す方が難しいのではないか。義務教育制度も完備して国民の識字率も高い。なのに、新しい活力が湧いてくる気配が無いのは何故だろう?少子高齢化社会と言われるが、毎年100万人近い赤ちゃんが誕生して育っていく。

彼等は皆「新しい活力」の潜在勢力だから、活力が湧かないとは断言できない。しかし国として考えると、若い人を惹きつける魅力ある産業が少ないのが、気配を感じない原因だろう。若いころに比べれば巷には横文字が溢れ、道路は全面舗装で路面電車は撤去されて、世の中は著しく変化しているように思う。しかし、今からちょうど30年前、最初の会社を辞めた時と比べて、街の外形は相当変わっているが、中身のありようは余り変わっていないようにも思う。

強いて言うと、当時再就職先として考えていたガードマンやデリバリー関係の仕事が異常に増えていること、小さな商店が減っていること、外国人が増えていることは大きな変化かもしれない。更に言うと、実社会に居ないので実態は承知してないが、どこの会社でも正社員と非正規社員が混在していること、分業が進んで親会社と下請け企業に分かれてしまったこと、等もあるだろう。

こう考えるとやはり世の中はかなり変わっているのだろうが、いかに年寄りとは言え、将来この分野に若い人が殺到しそうだ、と感じるものが無いのは寂しいことだ。大人たちが「働き方改革」か「働かせ方改革」か知らぬが、もっと別なことを考える必要があると思う。

夏の思い出

長野市は今日も35度だと言うので首都圏だけのかもしれぬが、昨夜雨が降って今日は比較的凌ぎやすかった。しかし連日の暑さにやられた身体の疲れは抜けきらない。今朝板橋区でランドセルを背負っている少年少女に遭遇したが、何らかの理由でまだ夏休みに入っていない小学校があるらしい。先ほどテレビを付けたら岐阜県多治見市、小学校のエアコン普及率は1%と聞いてびっくり仰天。多治見市はこのところ高温都市としてよく聞く地名だ。

夏休みは始まっているだろうし、秋が来るのも早い地方なのかもしれぬが、小中学校は市区町村立なのでエアコン設置に関してはかなり地域格差があるらしい。関西で見ると大阪京都は普及率80%前後だったが、何故か奈良県は30%以下だったような気がする。小学何年生だったか忘れたが、パンツ一つで学校に行き、先生から「家に帰って何か上に着て来い。」と怒られたことを思い出した。当時長野市内で1学期中に気温30度になるなんてことは先ずなかったと思う。

子供を甘やかすのは如何、との意見もあるだろうが先生だって大変だろう。義務教育の環境格差の是正はどうにかならぬものかと思ってしまう。コメンテーター(元経産官僚細川昌彦氏)は多治見市の全小学校にエアコンを設置する費用が何十億円で、参議院の定数増6人分と比較するとなんちゃらてな話をしていたが詳しくは聞いていない。地方を含む国家の予算はあるところにはあるが、何で回らないのかと思うことが沢山ありそうだ。

政府を動かしているのは官僚諸氏、それを指揮する政治家諸氏の目の付け所が、国民にとっては大きな問題であるのは間違いなさそうだ。その総指揮官が自民党総裁である訳だが、昨日の岸田氏立候補しない発言で安倍三選の可能性がますます高くなってきたようだ。喜ぶ人もいるだろうし、そうでない人がいても不思議はない。第一ご本人の健康は果たして後3年の激務に耐えうるのだろうか?多治見市の小学生ではないが自愛を祈るばかりだ。

健康管理

異常気象はどうも世界的傾向らしい。ご案内の通り健康を管理するマネージャーがいなくなってしまったので、酷暑に体を慣らすべく細やか努力として、真昼の炎天下1万歩近く歩くことで己を叱咤激励してはいる。が、とてもやっていられず途中で止めたりする日が続ている。今日も昼食のため食堂まで約20分、45分の休憩後、東池袋の図書館まで約30分、そこから自宅まで歩けば1万1千歩を超す計算だが、途中で嫌になってバスに乗ってしまった。合計歩数が9千6百歩となっている。

ガラケイの歩数履歴(1週間)を見ると18日:7500、19日:1万1千、20日:3万7百、21日:1万2千、22日:8千3百、23日:9千3百、そして今日である。先週20日の山行きでもそうだったように、このところ3日続け途中棄権である。平均すれば辻褄は合うかもしれぬが、身体の鍛錬からすれば平均は許されぬだろう。要するに鍛錬はもう無理なのだ。せめて朝と昼の食事をきちんと摂ることだけは心掛けるようにしたい。

後は睡眠だが、こちらは今のところ十分のようだ。何せ、本を読む時間と日曜日放送のNHK囲碁トーナメントの録画さえまだ観ていない。今日は洗濯もしないし、買い物も何も無い。最近夕飯は果物1個又は饅頭1個ぐらいで、お勝手はお茶を淹れる(それも粉茶)だけだから使わない。だから今日は囲碁を観るつもりではいるが、果たしてどうなることやら。最近は気が付くと番組が終了していると言うことがよくあるのだ。改めて思うのは妻の仕事量、どんな時間配分をしていたのか、不思議でならない。

ましてや仕事を持つ主婦の毎日に至れば、その展開ぶりがどうしてもイメージできない。娘たちがこちらを何となく胡散臭く観るのも仕方がないような気もする。脳卒中や熱中症にならないようにしているのが今のところ一番の家族サービスだろうが、果たして予防法なんてあるのだろうか?

雇用環境と外国人労働者

最近耳にすることが少なくなったが、政府はかなり以前から経済政策の成功を自慢するために「我が国の有効求人倍率は何処の都道府県でも1以上、完全失業率が3%未満と、雇用環境が前政権に比べ劇的に改善している。」と力説していた。確かに世界各国では失業問題が大きな課題なのに対し、数字的には世界に誇るべきものらしい。未だ甥っ子連中は就職年齢に少し時間があるが、我が若かりしときのように苦労しないで済むなら結構なことだ。

現政権は気に食わないことだらけであるが、経済政策アベノミクスを褒め称えるべきなのか?正直なところ分からないが、雇用環境が就職希望者に対して有利であっても、経済政策の成功とは限らないような話も出てきている。ある学者によれば、雇用の改善は、少子高齢化による生産年齢人口比率低下がもたらす「必然」で、雇用が伸びている産業は、医療・福祉「のみ」といっても過言ではない、との説もあるようだ。我が甥っ子連中も医療福祉向きにはなりそうもないので、やはり心配は尽きぬようだ。

確かに人手不足が深刻であることはよく聞く話、昨夜一緒に飲んだ友人の話もそうだ。16日からエアコンが故障したが、大家がシャカリキに電気屋を探しても職人不足でどうにもならない。30日まではこれで凌いでくれ、と持ち込まれたのが水冷式の扇風機(イメージ出来ない)海べりで風通りが良いと言っても昨今の暑さ、兎に角地獄だそうだ。こういった話が甥っ子たちの明るい未来を象徴しているかどうかも、かなり怪しくなってくる。

昨夜少し観ただけだが、BSTBSの夜10時「外国人記者は見た+日本inザ・ワールド」で日本の移民問題について議論していた。概要は次のように書かれている<2025年までに外国人就労者50万人超を目指す日本。政府は「新たな在留資格」の方針示すも、「移民政策とは異なるもの」と説明。待ったなしの外国人就労者の受け入れ… ニッポンはどうする?【ゲスト】毛受敏浩(外国人定住政策専門家)>

<外国人就労者>とは何か?確かに池袋に行けば、どこの店にも外国人だらけ。これ即ち全員違法就労者で、身分は何とか実習生なら未だいい方で、殆どが学生らしい。何事に関しても本音と建前が大きく異なる我が日本だ。既に違法就労者は100万人を超えているとの説もあるようだ。昨日の討論を聞いていると、都合よく外国人を使い捨てにする日本の政策は問題であるようだ。…

敢えて蟷螂之斧を

今日は友人が「夕食に来ないか」と誘ってくれた。高校ぐらいまでは友人同士が互いの自宅に遊びに行くのが日常的だったが、大学生になると徐々に減り、社会人になると会社の後輩を自宅に連れてきたことはあるが、こちらから自宅訪問する相手は殆どいなくなった。「自宅に来ないか」と誘ってくれたのは独居を慮ってのことだろうとは思うが、何十年ぶりのことだろうか。暑気払いの先約があったのをキャンセルさせてもらい、有難く受けることにした。

ところで、このところ政治関連のこと余りを書かなくなっているが、実質昨日で通常国会が終了したとのこと。非力野党のせいで安倍一強政治はまだまだ続き、この秋の総裁選でも再任されそうとの見通しが多い。困ったことだが、非力野党のせいと言うのはそうなのかもしれぬ。主義主張の違いを乗り越えて、何故選挙の時に協力できないのか?己の選挙さえ無事であれば、党勢なんぞ関係無いと言うことか。

野党となれば店の間口は狭いが、それでも与党と同じご商売、業界が同じで倒産の心配も少ない。党がいざ倒産となったら次の選挙にに向けて今までの商売敵に身を寄せることを考えれば何とかなるだろう。主義主張の理屈はどうにでもなる。ましてや大店の丁稚さんたちは大船に乗っているので気楽なものだ。小泉進次郎なんて参議院定数増法案に反対なようなふりをしながら、ちゃっかり賛成票を投じている。与野党問わず議員の大部分、所詮は政治屋なる分の良い職業を失いたくないだけと見える。

この腐りきった政治を変えることに疲れた市民は、殆ど諦めの心境に違いあるまい。政権が変わらなくて俺の生活はこれ以上悪くはなるまい。なったにしてもどうせ短い命だ、もう勝手にしろよ。正直な気持ちである。しかし、この諦めが益々現政権を有利に導くので「諦めないで!」と今朝観たテレビが叫んでいた。それでナケナシの気力を振り絞ってまた政治絡みを書いている次第。同じ番組でのコメントも印象に残る。「日本は博打大国、これだけ全国に博打場(パチンコ屋のことらしい)がある国は他に無い。」

カジノ誘致を声高に言い出したのは石原元都知事だったような気がするが、博打場を増やして依存症対策を論じることの可笑しさだ、誰も不思議に思わぬようだ。

贅沢三昧

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昨日は土用丑の日、今朝8時前に長女が特製のうな丼を持ってきてくれたので朝食はそれである。毎年土用丑の日には、義母が島田のうなぎ屋から白焼きとかば焼きを届けてくれて、それを食するのが我が家の夏の風物詩であった。義母は既に93歳で一人住まいお手伝いも置いていない。なのに忘れず孫娘たちに同じサービスを続けているのだから大したものだ。同時にこちらのことも心に留め置いていただき、長女に届けるよう依頼したらしい。


たまたま昨日は一昨日書いたように、ハイキングに出かけた。昔風に言えば夏稽古のつもりで、朝4時起きして近くの松屋の牛丼で朝飯を済ませ、新宿発6:03中央線各駅停車で奥多摩迄、更に8:42発のバスで鴨沢迄、ここから雲取山ルートを辿って歩いてみた。歩き始めがどうしても9:30を回ってしまうので山の中と言っても結構な暑さ。それでも整備された登山道で針葉樹に覆われているので、常に木陰にいるようなもの。平素都会の焼けるアスファルトで頑張っているのだから大分ましだろう、と自分に言い聞かせながら出来るだけ無心にゆっくり歩き続けてみた。

と言っても噴き出る汗は凄いし、これでは雲取山は無理にしてもせめてと思っていた七ツ石山すら覚束なそうである。時計を見ると既に12:49、標高は1365mと表示している。歩き始めからすると3時間を超えている勘定になる。もう七ツ石山も諦めて昼飯にしようかと思ったが、この辺はマムシ岩と言うぐらいだから遠慮して、1時間も降れば水場があったので、そこまで降ることに決める。案の定降る途中にマムシに遭遇、腰を下ろしてなくてよかったと思いながら、少し足を速めたその瞬間、遠雷が聞こえ始めて音がどんどん近くなり、辺りが暗くなり始めた。


こりゃまずいと思いながらも、昼飯を食わないのももっとまずいかと複雑な心境でやっと水場に到着。昼飯を食い始めると雷ますます激しく、雨も落ち始める。握り飯1個で我慢して一目散に鴨沢を目指し、途中又道を間違えてバス停よりだいぶ上に出てしまった様子。幸い「山の休憩所」の看板が目に入ったので飛び込んで、缶ビールを一気飲み、やっと人心地が付いた。そこのご主人と話をしていると「そういうこともあるのが山だから、これで雲取山を諦めずまた来てください。」と温かいお言葉。

池袋に着いた時にはもう7時を回っていて、飯屋は何処もサラリーマンで込み始めていたが、幸い蕎…

暑気払いの一杯

どうも14日からの3連休以来少し怠け癖が始まっているので、今日は思い切って日中の暑さの中1時間近く歩いてみた。歩数で約1万1千歩、暑いことは暑いが、その分夜熟睡できるだろう。友人たちが尾瀬に行ったとか北アルプスに行ってきたと聞くと、本当に羨ましい。秋になって涼しくなったら、長野市の飯縄山や上高地には行きたいと思うが、都会で歩いているだけで、涼しくなって山に行った時に少しは役に立つのだろうか?

健康は政府に増進してもらわなくてもいいが、今日と同じ明日に繋がるよう維持に努めたいものだ。しかしその方法論が難しい。結局は千差万別で人によって違うのだろうから、自分で発見するしかないのだろう。中には煙草を吸うことが最高の健康法だとする人がいてもおかしくない。酒も同じことで、これを百薬の長とする考えは父祖伝来であるのに、何故かこのとこ縁を切っていた。しかし妻がいつ作ったか分からないが、梅酒があるのを発見してここ数日、夜の暑さ凌ぎに冷やして飲んでいる。

これが結構うまくて癖になりそうだ。昼飯を食いに行くと水代わりにビールを注文する人が多くて、飲んでみたいと誘惑される。しかし家に有ったビールは全部娘たちに処分してもらった。日本酒はあるが、それを冷やして手酌でやる気にはまだならない。そのうちまた気が変わってビールを買い込むかもしれないが、一つ思いついた。

ハイキングに行けばいい。家にビールが無いのは分かっているし、どうせ家で夕飯は用意しない。ハイキングの帰りであれば、明るいうちからビールが飲めるぞ。てなことで明日にでも思い切って高尾山か奥多摩方面にでも出かけてみようかと思い始めている。

健康第一

日中徘徊を続け、何とか1日1万歩を目指すつもりで頑張ってきたが、もうやめた。小中学校が夏休みに入っている時期ならまだしも、未だ7月土用丑の日の前だぜ。頭が変になりそうな暑さだ。朝起きて、家じゅうの窓を開け放ち、風を通して気持ちが良いのもほんの一瞬、10時を過ぎる頃には熱風が家を通り抜けるので、2階なんか暑くていられない。先日民生委員の方が「在宅でも熱中症には十分ご注意を」と注意してくれたのがよく分かる。

今後は家にこもる際、部屋を決めて締め切ったうえでエアコンを使用するようにしたい。今日はたまたま掛かりつけ医の3か月目の検診日、以前プールに通っていた時に同じジムに来ていた先生なので、「今も山に行ったり、何か運動していますか?」と聞かれ、「歩くだけに留めています。しかし昨今は余りに暑いのでそれも少し控えめにしています。」と答えたので、それに合わせるつもりだ。但し、9月に入り涼しくなったらハイキングを始めるつもりで、ツムラの芍薬甘草湯(68番)を21包処方してもらった。

現在右肩を痛めているので、連日整骨院に通っているが、ここの先生連休から昨日まで北アルプスの双六岳に行ってこられた。話を聞いて羨ましく思ったが、飛騨の暑さも相当なものだったらしい。テレビ気象情報を観ていると、飛騨地方の最高気温が日本有数であることが分かる。先生の話では上高地でさえ25度を上回る気温らしい。更には昼飯で連日のように通っている食堂も、今週は土日休業の張り紙が出されていた。先週女将さんが「そんな大した稼ぎじゃないの消費税を取られるなんて、来年の夏はもう休業にしようかしら。」と嘆いていた。

昔は消費税が免除になるのは売り上げ3千万円以下くらいだったかと思うが、現在はもっと低い設定のようだ。商売をしている友人が消費税回避のために次々に新会社を設立したがる気持ちもわかるし、夫婦で汗水流して1日10万円前後のご商売なら週休2日にしてしまいたい気持ちはよく分かる。それにしても消費税8%はでかくなったものだ。来年以降はこれが更に10%になるのだから、家内事業は容易ではあるまい。

誰だって自分の健康が第一である。テレビコマーシャルでは薬とも食品ともつかぬ訳の分からぬもの宣伝が目白押しだが、どれをとってもこれで人間健康になれる筈はあるまい。当分は家で大人しくするのが一番のようだ。

米ロ首脳の記者会見

昨日行われた米ロ首脳の記者会見。世界の耳目を集め1000人を超す取材陣が殺到したようだが、映像で見る限り会見会場に出席を許された記者は100人そこそこではなかろうか。如何なる基準で選ばれたかも分からないが、プラカードを所持していた記者が事前に排除される一幕があった。日本であれば官邸記者クラブに所属しない記者は最初から会場に入れないだろう。しかも質問が許される記者は予め決められ、更に質問項目迄提出させられているのが普通のようだ。

当然質疑応答なんて言っても、聞いていると眠気がさしてくる。昨日のフィンランドにおける記者会見もそれに似たスタイルになっても不思議はないが、流石トランプ氏とプーチン氏である。選ばれた記者の中には、ちゃんとトランプ氏の天敵CNNの記者が入っていた。そして件の記者は予想通り、しつこくロシアは一昨年来の米国大統領選に関与したのではないか、或いはロシアはトランプ氏が家族に観られたら困るようなネタを隠し持っているのではないか、と繰り返し質問している。

英語を聞き取れないので分からないが、ロシアのテレビキャスターが「些か礼を失する回数に及んだ。」と言うくらいだから相当だったに違いない。何でも同じ質問が4回繰り返されたとの報道もある。そして二人の役者は辛抱強くこれに応えてその都度嫌な顔を見せず否定をする訳だ。両氏とも二人の関係について「つい先ほどまで最悪の状態であったが、4時間の会合で明らかに新しい局面に入った。」これはトランプの台詞で、プーチン氏は「互いのことは未だよく分からない。本当に信用しているかどうか、自分でさえ分からないのだから、皆さんに分かる筈がないでしょう。」と堂々と言う。

なんでも、記者会見そのものにプーチン氏は1時間も遅れてやってきて、最初トランプ氏は苦虫を?み潰したような顔をしていたらしい。安倍総理が4時間待たされてニコニコしているのと訳が違う。トランプ氏はそれでも会談は成功だったと自画自賛したようだ。何でフィンランドだったかも分からないし、分かり易すぎる日本の記者会見とはと比べると、分からないことだらけだが、両氏が相当な役者であることだけは雰囲気で分かるし、今後の動きも注目したくなる。

酷暑

昨日、長野の寺で弟の49日法要と納骨式があったので、一昨日の夕方から行ってきた。長野市と言うと軽井沢を通り過ぎていくので涼しげなイメージがあるが、昼間の暑さは東京と変わりがない。何故か、軽井沢の標高は約千メートルに対し、長野は標高300mくらいの盆地だからである。もちろん故郷だから昔から知ってはいるが、実際に真昼酷暑の中で無帽、黒服で墓前に佇むのは容易ではない。しかも墓は寺の本堂から数百メートル離れた山の中、墓までは一寸したハイキングでもある。

こちらは我慢するにしても、弟の奥さんをはじめとする女性陣には同情を禁じ得なかった。それでも長野市が陽が落ちると途端に涼しくなるのが江戸と異なり救いでもある。お斎も無事終わり、昨日の3時過ぎの列車で帰京、お土産が又結構な重量。最寄り駅から自宅までは歩数で千歩強だが、5時半ころ帰宅して相当バテた。豪雨被害地でボランティア活動をする人たちのテレビ報道を観るにつけ、我が身と比較して敬意を表したくなる。

昨夜は少しゆっくり寝た筈だが、それでも朝から眠い。余りの暑さに昼飯に外出する気にもならず、半分居眠りしながらこれを書いている。長野へ行く前には、今日は長野の山か、それが叶わなくても東京近郊の山にでも行こうと思っていたのだが、とんでもない思い違いで、家から出る気に全くならない。それこそ陽が落ちてから池袋までは歩いてこないと、2日間普段の半分も歩いていないので、運動不足になりそうな強迫観念に迫られている。身体機能の劣化と意識の格差だけは相当なものだ。

正反合

47歳、入社25年目の時「タクシードライバーかガードマンにでもなりますよ。」と威勢のいい啖呵を切って会社を辞めたものの、たちまち食うに困って辞職3か月後に前の会社の俸給7掛けを条件に拾ってもらった2番目の会社。この会社の社長さんがユニークな方で、主な仕事は昼夜の会食、後は社内会議で、口癖が「正反合」意味を知らなかったので教えを請うた。要するに「問題を解くとき異論反論を十分戦わせて、適切な方法を導きなさい」てな意味らしく、出席者全員に意見の開陳を求められたものだ。

今考えると、社長の個人的見解に落とし込むための手段だったかもしれぬが、論理的には正しいと思う。佛教系大学出身の社長だったので仏教用語かと思っていたが、ドイツ哲学の用語らしい。どうでも良いことを長々書いてしまったが、最近の国家間協議報道を見聞するに、国家間には意見の相違が多く存在するのが当たり前のようである。あの持論に固執してやまぬトランプ大統領を迎えたヨーロッパの国々、北大西洋条約機構会議であるが、同盟関係にあるとは言いながら、トランプ氏の軍事負担が不公平だとか、親ロシア的に過ぎるとかの言いたい放題にドイツのメルケル首相は相当頭にきたことだろう。

もちろん相当に険しく反論はしている。しかし最後にはお互いが納得した形で共同声明を発表して、記念写真は和やかに撮られている。同盟関係と言うより親族の様な英国に関してもトランプ氏は好き勝手なことを言っているようにも見える。どこの国にせよ、最初から「100%共にある」なんてことを言う国は無いようだ。確かに100%共にあるなら、高い経費をかけてノコノコ出かけるまでも無いだろう。異論反論の中で持論を半分でも良いから飲ませたいから出掛け、軍事費も吹っ掛けた半分飲ませたから上等と思っている可能性もありそうだ。

そして記者会見では「上手くいったよ」みたいことを堂々と言うのだから、あのオジサンも大した役者かもしれぬ。因みに外国の記者会見は、質問が無くなるまで何時間でも原稿なしで返答するのが当たり前のようだ。最近の朝は日本のニュースを観ずにBSで外国報道ばかり観ているからかもしれぬ。どうも日本の政治報道は、すべて予定の台詞で終始し、政治家の生の声は殆ど聞くことが出来ない。メディアはこれをどう考えるか知らぬが、一般視聴者・読者は面白い筈があるまい。日本の閣僚が外国訪問して「○○で一致…

身体も財布もどこまで持つかだ

少し前に書いたと思うが最近右肩が不自由になったので、先ず整形外科を受診した。慶應ご出身の先生で丁寧な診察の後「根本的な治療法はありません。」とのことで1週間分の痛み止め等を処方して頂いた。この先生未だ50歳に届くかどうかだが、繁盛ぶりが凄い。半分以上のスペースがリハビリ専用スペースで老人が押すな押すなである。先生も「マッサージを受ければ大分楽になります。」とお薦め頂いたが、それは今まで週に1日通っていた整骨院に通った方がベターと考え、丁重にお断りした。

その整骨院で聞いた話では「この辺(板橋区大谷口)の人は、最近景気が良いと喜んでいるようですよ。株で儲けている人もいるかもしれませんが、普通のご商売やサラリーマンでもそうみたいですよ。」いつも勤労者の実質賃金は下がるばかりと思っていたので、そんなことあり得るのかと半信半疑だったが、今朝の日経に『夏のボーナス調査(6月29日、最終集計)によると、全産業の1人当たりの税込み支給額(加重平均)は6年連続で増え、前年比4.2%増の83万755円だった。』とあり、新聞の見出しによると「夏ボーナス、半導体関連2社が260万円超え」だそうだ。

平均で250万円を超えると一時期の証券会社並みで、入社早々の女性でも100万近く、そこそこの管理職になると袋が縦における状態になるらしい。長女の亭主がその半導体関連で、元はNECの関連会社だったが、日本の半導体関連は全国的にどこも青息吐息で倒産の危機に直面。結局国の指導で統廃合が行われ、その整理の結果、婿殿の会社は名前が変わって生き延びてはいるが、それでも延命叶わなかった会社もある筈。その業界がボーナス調査のトップに挙げられるとは驚きモモノキだ。

今朝、我が家には介護保険料の決定通知が来て忌々しいが、いつも他人の不幸を蜜の味として喜んでいるが、たまには他人の幸福を祝福しよう。それにしても経済の話は難しい。特に仕事を離れているので、実世界の動向は皆目分からないし、マクロの話になると1兆2兆の話だから、話されている日本語の意味すら掴み兼ねるのが正直なところだ。どちらにせよ、こちらは先に述べたように、年間200万円強の年金財源から国への支払いやライフラインを維持する費用が幾ら掛かるかに、悩んでも仕方ないのに悩む毎日である。

自然環境と人

今回の集中豪雨は今朝の段階、全国で155名の死亡者が出ているとのこと。各自治体はそれなりに危険は以前から承知してると思われるし、日本は防災対策の先進国かと思っていたが、どこか変だな。反省しながら思う根本は、やはり自然を弄りすぎることだろう。山に入るのにバスに揺られて一定の標高まで行けることは有難いが、一昔前であればその地点に辿り着くまでに丸一日を要していた場所は各地にある。まして、人里では用水路の整備が進んで水の流れが良くなり、準じて小河川の底までコンクリートで覆う処も少なくないようだ。

専門的なことは分からないが、普段は具合が良くても、である。環境問題に疎いが、自然は山のてっぺんから海底まで境なく繋がっている。人間は自分の家の周り、或いは事業の都合だけを考えて、その先の環境に及ぼす影響については殆ど考えない。環境連鎖の影響なんてものが表面化するのは何年、或いは何十年も先になることもあるだろう。つい最近まで再生可能エネルギー開発のベンチャー企業を手伝っていたが、こういった視点では全く考えなかった。

再生可能エネルギーとは聞くだに格好いいが、日本の環境省や経済産業省が推進している政策は相当に問題がある。水力を筆頭に太陽光とか風力とかバイオマス(木質の燃料)更には地熱とか潮力とメニューは多彩だ。しかし何れも何等かの形で自然に手を加え、人間に都合のいい電力を造ろうとの魂胆である。原子力発電に比べると手軽で後顧の憂いが無いと言うことになっている。所管官庁が環境省ということも考えようでは皮肉にも思えるが、どのシステムをとっても自然環境を相当に破壊することは間違いない。


確かに停電が続いていた終戦直後を思えば、電気は使い勝手が良すぎるくらい便利であるのも間違いはない。しかしこれもどこかで歯止めをかけて、電力不足をある程度我慢する社会システムをそろそろ考える頃相かもしれぬ。電気もガスも全国にラインが張り巡らされてスィッチ一つでどうにでもなる生活なんて、アラビアンナイトの世界と同じこと。つい6、70前までは想像すらできなかった。兎に角便利さに馴染み過ぎると、今回の豪雨災害のように、このラインが断たれた時の反動が怖い。自然がそれを人間に警告しているのかもしれぬ。

中国のベンチャー企業

アメリカではテスラモーターズのイーロン・マスク氏によって設立されたSpaceX、日本でも堀江貴文氏がインターステラテクノロジズ(株)を立ち上げて民間ロケット運用ビジネスに向け努力を重ねている。前者は紛うかたなき大富豪、後者も昔は大富豪だったと思うが今は知らない。どんな意図があってのことかも詳しくないが、相当な資金を要するチャレンジのようで、堀江氏は事業の緒についたばかりで、打ち上げに2回失敗しただけで既に資金調達に苦労されているようだ。

今朝見たNHKの国際ニュースによると、中国の若干33歳のCEO(舒暢氏)が率いるベンチャー企業(重慶零壱空間航天科技)が、昨日小型ロケットを打ち上げ、計算通り最高高度は38.7キロメートル、距離は273キロメートルの飛行に成功したとのこと。NHKが何故今朝報道したか分からないが、ネットで詳細を見ると昨日ではなくて5月17日のことのようである。

細かいことは別にして老い先短い人間が興味を引かれたのは、中国におけるベンチャービジネスのありようだ。日本のベンチャー界ではレジェンド的存在の堀江氏でさえ苦労している世界だが、この舒暢氏の零壱空間の内容が凄い。2015年創業で、現在打ち上げ時の社員は約百名、何れも国とか軍のロケット関係に従事していた秀才揃い。今回の試験は内モンゴル自治区で行われているが、掛かった費用は約5億5000万円で国際価格の3分の1と言われている。

それにしても大した金額ではないか。大富豪であったかどうかは別で、既に中国国内のファンドから約90億円は確保できており、更に重慶市とか個人投資家からのオファーに事欠かないようである。また同様に、国内には若い世代の衛星開発ベンチャー事業会社も多数存在し、舒暢氏が彼ら10人近くと提携を発表した映像が流されていた。ロケットと衛星、彼等が協力して世界を股にかけてベンチャー事業の立ち上げを目論んでいる。ひょっとすると今朝のNHK報道はこちらが主だったのかもしれぬ。

中国における行政組織に関して知見は皆無だが、重慶と言えば首都でないことぐらいは分かる。先日、以前中国(重慶ではなかったかもしれぬ、しかし重慶は工業都市として有名)で日本製自動車生産事業立ち上げで活躍した友人の話を聞いた。彼曰く「こちらが新車を発表すると、数か月で全く同じような車を半値で発売する会社が何社もあるのだから苦労するよ…

民生委員の訪問

朝は一応晴れていたのに、普通の家庭で出勤通学が一段落する頃合いの8時過ぎに俄に真っ暗になって土砂降りとなった。15分くらいで止んだので夕立の様なものだが、朝8時過ぎの事象を夕立と言って良いのかどうか?丁度長女が仏様のお参りで来ていたので、流石お前は雨女と変に感心した。日中はうだる暑さで、これから暑さが続きそうだ。

そのせいだろうか、夕方になって近くの民生委員の初訪問を受ける。区からのプレゼントとしてクール涼感タオルと環境省環境保健部環境安全部製作の「熱中症予防法」のA4両面カラーのパンフレットを差し出し、「部屋の中でも熱中症に注意してください。」とのこと。「1年に2回くらいは訪問させて頂いているのですが、昨年はリストになかったものですから。」「独居になったのは今年からですので、今後宜しくお願いします。」

パンフレットを読むと、暑さを我慢してエアコンを使わずにいるのが一番いけないようだ。幸い変に頑張らないようにしているので部屋で熱中症にはならぬと思うが、徘徊の際は気を付ける必要がありそうだ。何れにせよ人との会話が有りがたいので、民生委員の訪問は有難い。毎日でも来てもらいたいが、1年に2回でも有難さに変わりは無いだろう。この民生委員おばさんも未だ1年生のようだ。

後期高齢者医療被保険者証(有効期限:平成32年7月31日)が配達される。次の更新を受領できれば愈々80の坂を超えることになる。

後味の悪さ

週末のテレビワイドショーはサッカーに沸いた先週と打って変わり、大雨被害とオウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚らの死刑執行に塗りつぶされたことだろう。自然災害報道のバカ丁寧さは既に書いたので触れない。後味の悪さが残る後者について書いておきたい。欧州の各国が声明を出しているようだが、死刑制度が文明社会の在り方に反しているかどうかについては特に見解を述べるだけの見識は無い。生まれた時からその法律が存在していた事実だけがある。

特に未だ8歳だった昭和23年4月29日、後に国民の祝日(昭和天皇誕生日)となる日に日本の法律ではない、昨今流行の国際的何かで、嘗て国を代表していた人たち7人に今回と同様一斉に絞首刑が執行されたことを子供心にさえ記憶させられている。70年以上も経てば国際的な常識が変わるのは已むをえないかもしれぬが、個人的な常識はそう簡単に変わるものではない。そんなことはさて措き、後味の悪さについて書きたい。

詳しくウォッチしていないので分からないが、今回の死刑執行に関する報道の中心はどうもオウム真理教の反社会行為の数々、極悪非道を論う方向に流れているように見える。23年も前の事件だから、当時のことを知らない世代にそのことを開陳するのが全く無意味ではないだろう。しかしある程度の大人には周知の事実で、態々思い出させてもらう必要はない。判決が確定している死刑執行そのものに反対する市民は少ないことだろう。

しかし、このことをワイドショー化してマスコミを煽る政権の心根が卑し過ぎはしないか。これだけの大量殺人の法執行を行うには政権トップの意思が強烈に反映されていることだけは間違いあるまい。上川法務大臣が総理の意向に沿い易い性格だったかもしれぬ。先に述べたように反対する国民が少ないのは勿論、若い世代の人なら特にその決断に対して拍手を送ったり敬意を抱く者が多くいても不思議はない。もし当たり前のことをして称賛されるなら、政権にとってこんな都合の良いことはあるまい。

北朝鮮による拉致事件を巧みに政治利用してきた政権である。こちらの塩梅が多少悪くなっているので、代わりにこれを選んだ。と見るのは僻目か?麻原彰晃の健康状態についてはここ何年も明らかになっていないが、精神状態に変調を来しているのではとの説は絶えなかった。「死刑執行の意味するところが正常に認識できない者に対しては刑の…

米中関係

アメリカと中国との間で互いに関税率の引き上げが大規模に始まった。報道はこれを次のように報じている。『米中貿易戦争、世界の企業に打撃 報復でコスト増 』難しいことは分からぬが、両国のみならず世界中に大きな悪影響を及ぼすであろうことは容易に推察できる。元々はトランプ大統領が「アメリカ グレート アゲイン(アメリカを再び偉大な国に)」と叫んだことから始まったわけだが、その結果がどうなるかは別として、大統領自身が自国の劣化に気付いていることだけは間違いない。

今となれば大昔の1976年アメリカに団体旅行ではあったが行く機会に恵まれ、建国記念日の7月4日を中心に3週間ほど各地を回ることが出来た。その時思ったのが、やはり偉大と言っては言い過ぎかもしれぬが、すごい国であり、早く日本もかくあらねばならぬであった。一方中国には55歳を過ぎてから北京や上海に仕事で何回か行ったが、最後に行ったのが2002年、今から16年前のゴールデンウィークを利用しての9日間。これは完全にプライベートな観光で西安中心の黄河上流域と昆明を中心にした西部の田舎だった。

この時の感想は、アメリカより更に大きな土地と人口を抱え、これから何かが発展?変わっていきそうな予感だった。その時は日本がアメリカにいろんな意味で追いついた感じがあったが、中国がアメリカと張り合うなんてことは夢のまた夢だろうと思っていたが、それが凡人の悲しさだったようだ。アメリカには進んだ教育システムがあり、中国の教育システムは知らないが、戸籍の都市と農村の二重制度などを思うと、どうも無教養な人口が多く発展のお荷物になるのではなんて勝手に解釈していたようだ。

しかし現実に気が付くと、中国は今アメリカといろんな意味で十分張り合っている。どこかで読んだ浅知恵によれば、アメリカのハイテク産業も中国系の若者に支えられているところが多いようだし、昨日の日経新聞には『トランプ制裁も分断できない 米中テックの濃い関係 』なんて記事も掲載されている。しかし日本の報道は相変わらず米中経済摩擦に関してはアメリカ寄りで、いずれ中国経済は破綻するであろうなんてことを得意げに解説している。

その論が間違っているなんて大層なことを言えないが、中国経済の不安定さからして「元」(通貨)が世界から信用される筈がない、なんてことを得意げに喋るより、「円」の信用の先行きが心配しろ…

お貰いネタ報道

日本のマスコミは毎年大卒の優秀な新人を多数採用しているが、その若くて優秀な人材を出来るだけ早く自社の色に染め上げてシステムの駒として活用、彼等を人生の墓場の住人にしてしまうところは霞が関官庁と似ていると思う。新人も月日が経てばやがて古参になる訳だが、組織内における評価は徐々に入社時と異なり組織への貢献度で測られることになるのは已むを得ないのだろうか。これは本人も気付かずに能力が劣化することに他ならない。

そもそも日本人は肥大化した組織を有難がる風潮があるので、大組織のエリートは日本のエリートと錯覚してしまいがちだ。これが日本の活力を削いでいるように思えてならぬ。凡庸なトップ(組織で生き残るのは凡庸と相場が決まっている)がいる組織内では優秀な才能を発揮するものは妬まれ、一匹狼として次第に敬遠されることも自然である。大手であればラジオ局や新聞であれば地方支社へとか、小中学生新聞へとか島流し状態にする場所には事欠かぬ。テレビ局であれば最近はBS放送なんかもある。

最近テレビを観る機会が激減しているが、NHKのニュースなんかBSの方が余程ましに思う。明らかに予算不足、人手不足なんだろう、外国ニュースの寄せ集め報道で構成されているものの方が余程見応えを感じる。今日もたまたま思ったが、朝のテレビ報道はどの局もお天気の話ばかりやけに丁寧流している。
気象庁が消防庁か知らぬが被災者の人数だけは大変細かく、義理で現場に地方局レポーターを立たせたりしているが、これがどんな意味があるのか?

話が少し変わるが、タイの洞窟遭難事故に関する報道も同じこと。各局とも現地にレポーターを派遣しているが、報道はみな同じ内容。要するに現地当局から提供された情報以外のネタを入手する努力はみられない。そこにいくと英国の放送局はタイ軍隊への同行取材を敢行した報道を流していた。中国であれば零細メディアが政府の意に反する報道をして、経営者が投獄されたり殺されると言うことがまま起きる。

我が国は言論思想の自由が保障されているそうだが、マスコミにその権利を行使する意欲は全く無いようだ。嫌がらせを受けコメンテーターが番組降板するのが精々で、常に記者発表、会見などのお貰いネタに頼り、ネタを独自視点で調査追及することは先ず見たためしがない。記者クラブ制度が云々されるが、それ以前の問題があるように思う。億兆心を一にして・・…

久方ぶりに読後感

昨夜から風雨が強くなったので寝間にしている部屋の雨戸を引いた。雨戸を立てないと築60年のガラス戸がうるさいし、ひょっとすると割れるかもしれぬ。他の部屋にもガラス戸は沢山あって、それらは全てサッシから雨戸までリフォームした。皮肉なことに今回リフォームで唯一触らなかった雨戸である。案の定引くのも格納も一仕事どころか大苦戦だったのが自分でも笑える。何が面白いかと言えば、新設の雨戸は1枚も使わないことが先ず一点。

新しい窓のサッシとガラスはしっかり作られているので、雨戸の必要を感じない。しかし、薄いガラス戸と障子が組み合わさった薄暗い和室の居心地は捨てきれない。夏ともなれば煎餅布団に金太郎さんの腹掛け一枚で育ったのだから仕方あるまい。昨夜も結局半ズボンに作務衣仕様のペラペラのパジャマ一枚で何もかけずに朝まで過ごした。人間て成長しないと言うか変わることが出来ない生き物であることを改めて自覚して笑ったのである。

先日の泌尿器科経過観察で先生が太鼓判を押してくれたせいだろうか、このところ夜中に殆ど起きなくなった。嬉しいことだが理由がよく分からない。暑い日中でも無理に徘徊をして汗をかいているせいかもしれぬ。なんて思ってみたりするが、自分勝手な健康オタクがどこまで通用するものやらである。今日は珍しく涼しかったので徘徊してもたいして汗はかかなかった。明日の寝起きがどうなるかだ。

昨日池袋の本屋で宝田明氏の新著『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』を立ち読みして面白かったので、今日は国会図書館まで足を延ばして氏の談話も掲載されている『私の「戦後70年談話」』岩波書店編集部 (編集)を読んできた。今から三年前の七月四日発行されたもので宝田氏以下先の大戦を経験した41名の談話で構成されている。2015年は安倍総理が戦後70年の談話を発表したり、憲法解釈改憲やら数々のきな臭く汚らしい方向に日本が大きく引っ張られた年でもある。

戦争体験者が年々少なくなるなか、中には野中広務氏のように既に鬼籍に入られた方もいるし、外国籍の方もいる。何れも我が世代からするとほんの数年違いのお兄さんやお姉さんの現在の日本への批判と将来への提言等々。本当に魂の叫びを聞く思いと同時に、戦争を知らぬ馬鹿な政権が舵を取る日本の将来を考え、心底寒気さえ覚えた。

どんな国であれ戦争をしたがる国や国民は無い。戦争は国民の意思…

朝、爽やかなうちに

季節外れのうだるような日が続いていたが、今朝ゴミ出しで表に出ると曇っていて雨がポツリと落ちていた。予報によると東京だけが大した雨は期待できそうにないが、それでも少しホッとした気持ちになる。ブログの原稿は出来るだけ朝のうちに下書きして、夕方読み直して少し修正のうえ6時前後にアップするのが理想だが、このところ朝方でも頭の回らない状態が続いていた。今日はお陰でスムースに書き下せそうだ。

おかしい天気は全国に及んでいるようで、梅雨が無い筈の北海道がまるで梅雨のような雨に悩まされていることも驚きだ。天然自然は文句を付けようにも相手が悪い。必然FIFAワールドカップの報道で多くの人が憂さを晴らしていることだろう。ルールもよく知らず、日本にプロサッカーチームが幾つあるやら、戦っている選手が本来何処に所属しているかも知らぬ身ではある。テレビ報道もリアルタイムでは観てないが、3戦とも大凡の筋書きは理解している。

最も印象的なことは下種な話で恐縮ではある。確か3戦目の対象チーム、ベルギー選手全員の合計年収が900億円余で、日本選手のそれが約1割の100億円弱と聞いたことだ。国力とは関係ないことではあろうが、選手は全員当事国の国籍を持つ必要があると思うが(監督は明らかに外国人が多いから、思い違いかもしれぬ)、ベルギーの人口は日本の約1割以下、約1千万人だそうだ。何かが違うと感じざるを得ない。

それにして体力の差が歴然たる日本チームもよく頑張った。監督に対する批判も大分あるようだが、素人なので賛否はとても言えない。言えるのは、監督選手を含め戦後のコメントが非常に解り易くて、清々しく感ずることのみである。チームメンバーの総数も知らぬが、このメンバーになること自体が日本におけるプロサッカー選手として超一流に違いあるまい。何をしても一流とは程遠い人生だったので、彼らのコメントは身に沁みるものがある。

中にはこれを機に全日本チームからの引退表明をしている選手もいる。彼らが今後どんな人生を送ろうとしているのか分からないが、取り敢えず大きな拍手を送りたい。一旦総理を辞めて尚、代議士の座にいる議員に爪の垢でも送ってほしいものだ。

序にも一つ明るい報道を上げておきたい。タイの洞窟で遭難して安否が気遣われていた少年たちが9日ぶりかで発見され全員無事とのこと。救出までにはまだ相当な難関があるようだが、成功を…

若い力

昨日は珍しく帰りが遅くなってしまった。妻が生前応援していた区会議員の後援会が大塚の駅前ホテルであって、妻に代わって出席してきたからである。現役時代に国会議員主催の○○会には何度も出席したことがあるが、これとは全く空気が異なるものだった。

国会議員の会の場合はそれが朝食会であろうと、昼夜の宴会形式であろうと、都心の大ホテに大勢の人間が集う。特に与党幹部クラスになると会費もそれなりに高くなり、集まる参加者もそれなりにの格好をした人間となる。しかし殆どの人間が何らかの義理で出席しているのが明々白々で、殆どが地方選出議員だから選挙の際に投票できない。かと言っても知人友人から頼まれれば、幾ばくかの資金には協力することになる。

主催する方もそこは十分心得ているので、弁士(講演者)にタレント性のある人物を呼んでごますり演説させ、参加者にはテレビで聞いたようなご高説直接お聴き願いご満足願うシステムが定着している。食い物も豪華絢爛に並んで見えるが、とても支払いに見合うものでないことは予めの了解事項となっている。

この区会議員のことは妻から何度も話を聞いていたので知っていたが、直接の面識は無かった。正月に入って死亡の知らせが届いのがいつか忘れたが、兎に角すぐに夫婦揃って弔問に二度も訪ねてくれ、「何でも役に立てることがあれば仰ってください。」とかなり丁寧な挨拶を頂いたものだ。そこで早速にリフォームの件でも相談に及んだところ、極めて丁寧な対応をして貰ったので、個人的にもぐっと親近感が芽生えたので、1か月半ほど前だったろうか案内を貰った際には義理感からでなく出席の返事をしたものである。

会は6:30から約2時間半近くだったが、国会議員の場合とと異なりちゃんとテーブルが用意されて、半数位は席指定までされた居たようだ。妻の友人が受付にいたので挨拶をすると、席のことを心配しだしたので、お構いなくと言って適当な席に着く。開宴間際だったが直ぐに両隣が埋まり、すかさず先方から議員との関係やら住まい住所の紹介があり、すごく家族的雰囲気がある。結局最後までいたが、料理は隣のご婦人が運んでくれるし、主催者の挨拶は簡潔で分かりやすく、応援演説も熱のこもったものであった。

難を言えば、主催者が明らかに後を襲うと分かっている豊島区長の演説が随分長く言い訳めいていたことぐらいか。アトラクションも全て地元の講演者の手…