2026年9月4日金曜日

他人の振り見て

 日本は先の大戦以降戦争をしない国として過ごすことが出来ている。しかし最近は近隣諸国、特に中国・ロシアなどから新軍国主義の国として警戒されている。何故か?今まで武器使用に関して厳しい自己規制をしてきたが、最近国の安全保障のためにこれを次々と変更して、装備を充実させているからに他ならない。近隣の国々が警戒する気持ちはよく理解できる。

しかし実際のところどうなんだろう?中国やロシアと戦争して勝てるはずは無いように思うが、防衛関係者はアメリカが助けに来てくるまで持ち堪えるようにしているつもりのようだ。確かにアメリカ軍は国内に陸海空合計すると約5万人居るらしい、自衛隊の実兵力が約15万人だから相当な数ではある。台湾で事件が起きれば、アメリカ軍は自動的に戦争に応じるだろうか?中国のミサイル基地がどんな展開になっているかは日本と米軍は正確に把握できているだろうか?

勝手な想像をすれば、日本と米軍側が把握できていないミサイル基地は相当数あるだろうし、潜水艦だって同じだと思う。ロシアも同じだ。北方4島に実戦配備されているミサイルの実態は衛星写真だけでは分からない可能性が高いのではなかろうか?兎に角これからの戦争は最初からミサイルによる全面戦争。ドローン部隊を強化したくらいではとても間に合わないだろう。兎に角いわゆるインテリジェンスが大切だと思うが、これまた日本が全く不得意とする分野だ。戦争をすればまた負けるに決まっているのだから、戦争をしないことが最も大事なことだ。

もちろん他国が戦争することはいけないことだが、これを単純に非難しないことも大事だ。自国に関して存立危機事態なんてことは口走らないように気をつけなくてはいけない。 

2026年9月3日木曜日

仕切り屋

 もう歳だからこれから先は、葬儀を取り仕切る機会は回ってこないかもしれぬ。しかしこれまでに亡き妻の葬儀を含め何回か機会があった。昨夜から報じられている上皇陛下御自身の葬儀に関するご要望には深く感じるものがある。陛下は葬儀が国民生活に過度の負担にならぬようにしたいとのことから、宮内庁に検討を申しだされ、宮内庁もご意向に沿って検討を進めているとのこと。陛下のご結婚は、軽井沢のテニスコートで知り合った正田家の令嬢との間で成立。取り持ったのは小泉信三博士、陛下の皇太子時代のご養育係だ。

陛下が生前退位をされたことに関しては、近年の歴史に無かったことから、口さがない下々からはいろいろ意見があるかもしれぬ。小生は務めと体力のバランスを考えれば、これからの天皇にはあっても良いだろうと思っている。兎に角、日本人でなくても、婚礼とか葬式は世界中の人間にとって他の動物と一線を画す極めて重要な儀式だ。儀式である以上は仕切り屋が必要であるのは言うまでもない。葬式の仕切りは神官とか坊さん等の宗教関係者が務めるが、たとえ宗教関係者が居なくても、結婚の場合は仲人が居た方が収まりがいい。

たまたま今日の昼飯は高校時代同期生の集まりだった。皆一様に年齢が行き似たような悩みを抱えている。問題の中心はやはり家族と自分の終末のこと。個人的には同感することが多く、小生の場合もいつどこで死ぬか分からないし、どのように死のうと残された家族にはかなり迷惑が掛かるだろう。でも、死んだ後のことまで心配しても仕方あるまい。なるようにしかならないと思っている。その意味からも上皇陛下は大したものだ。

2026年9月2日水曜日

年齢と共に

 小生の最寄り駅は小田急線の祖師ヶ谷大蔵、駅までは徒歩で約15分。そこから各駅停車でも新宿まで20分程度だから比較的便利と言える。駅周辺には大抵の店があるが、残念なことに図書館と書店が無いこと。隣の成城学園前駅まで行けば三省堂書店があるので、本を求めるには新宿まで出るか、一駅小田急に乗るか歩かねばならない。それだけではないだろうが最近読書の機会が少なくなっている。

昼飯を喫茶店ドトールの100席近い大型店舗で摂ることが多いが、読書しながらコーヒーを飲んでいる人が結構いる。真似てみたい気もするが、読みたい新刊本は手許には無い。今人気の本は何だろう?隣の韓国では昨年ノーベル文学賞受賞者が出たことで読書が一種のブームらしい。日本では東野圭吾氏が若くして亡くなり、却って人気が出たとのこと。昔娘に薦められた何冊か借りて読んだが、何も印象に残っていない。

読書欲が薄れるのもやむを得ないことかもしれぬ。

2026年9月1日火曜日

夢物語かな

 月が替わった、今日から変わる法律もある。街中での自動車の制限速度がより厳しくなっているようだ。序に世田谷は田舎で、道が狭い場所が多いので自転車のについて工夫してもらいたいが、こちらは特に変わる様子はない。個人的にも何か新しい試みをと思ったが、思いついたのは、半年ちかく履いたズボンが大分汚れたのでクリーニングに出すことくらい。着た切り雀だったので替わりのズボンがあるかどうか、棚を開けて確認してみた。有り難いことに1本見つかりホッとした。最近節食している効果が少し出たようだ。

久しぶりに政治について書くが今朝高野孟氏のメルマガで知ったこと。一強多弱の政治構造でどうにもなりそうにない日本だが、次のような動きがあるそうだ。8月19日に、旧立憲から中道に行って落選したベテラン衆議院議員の川内博史氏、阿部知子氏、平岡秀夫氏が記者会見し、政治団体「護憲リベラル共生(護憲のゴ、リベラルのリとラを取って略称ゴリラ)」の結成を発表した。現職国会議員を含む16人が賛同していて、今後「政党としての結成も視野に入れている」とのこと。中道から立憲系が離縁された後に、これが1つの受け皿になるかもしれない。名前は強そうでも実態は蟷螂之斧、または夢物語かもしれぬが興味深い。掲げた政策

(1) 何より平和、今こそ憲法9条を堅持、

(2) 長子による皇位継承を可能にする皇室典範の再改正、

(3) アベノミクスを克服し、革新的産業への投資促進と暮らしの保障、

(4) 人間らしい労働の確立、

(5) ジェンダー平等の社会、子供を産み育てることを選べる社会、多文化共生社会の実現、

(6) ベーシックサービスの保障、人の可能性を引き出す教育への再構築、

(7) 地球温暖化は待ったなし、生命と環境を守る、

(8) 中小企業こそ国の底力、しっかり支援を、

(9) 食料とエネルギーの地産地消、

(10) 在日米軍基地・国連軍基地の縮減と対等な地位協定への改正を、

(11) 地方自治の確立と参加型民主主義へ

2026年8月31日月曜日

人間の厚み

 昨日観たテレビ番組で感心したことがある。囲碁トーナメントに続いた番組で「日本の話芸」何気なく観てしまった。宝井琴桜 講談「与謝野晶子」主人公晶子の名前を知る人は多いだろうが、彼女の生涯を本当に知る人は少なくなりつつあるだろう。我々の両親くらいの年配者であれば相当詳しく知っていることだろう。我々くらいでも「柔肌の熱き血潮に触れもみで 悲しからずや 道を説く君」とか「君死にたもうことなかれ」と一部分を知る人は多いと思う。

AIの時代だからネットで簡単に参照できるが、敢えて全文を書きたい。「ああ、弟よ、君を泣く、 君死にたまふことなかれ。 末に生れし君なれば 親のなさけは勝りしも、 親は刄をにぎらせて 人を殺せと教へしや、 人を殺して死ねよとて 廿四までを育てしや。」何と情と熱に溢れた詩だろうか。最近の流行り歌では期待すべくもなく心に響く。晶子の亭主鉄幹もまた詩人で文学者。慶應義塾の教授も務め北原白秋など多くの門人を育てている。

晶子は鉄幹との間に10人以上の子供をもうけて育て上げ、その孫の一人が自民党の幹部にまでなった与謝野馨氏であることは有名だ。晶子は兎に角、口八丁手八丁の才人で、床上手今風に言えばセックスも抜群に上手だったに違いない。知識欲も旺盛だったと思うが、外国語が堪能だったとはどこにも書いてない。しかし夫をフランスに洋行させて自分もその後を追って一時はフランスにまで行っている。信じ難いほどの行動力だ。

特に政治家や評論家には薄っぺらな人間が多い世の中、こういう人物がいれば面白いだろうに。

2026年8月30日日曜日

健康管理の8月

 今月3日に長寿検診を受け、14日に結果を聞いた。結果は思った以上に悪かった。特に尿酸値が8.3と異常に高かったし血圧も158-76だから思いの外高かった。腹囲が88㎝もどうにかする必要性を感じたものだ。もう薬を飲むのはやめようと思っていたが、その時から趣旨を替えて、尿酸値の薬を処方してもらって毎朝服用を再開した。同時に自宅でも血圧を測定するように言われて、血圧手帳を持たされた。丁度その頃ネット碁のやりすぎで身体全体、特に首から右肩がバンバンになって近くの接骨院に跳び込んだものだ。接骨院の先生曰く「急には直せませんので暫く通ってください。」とのこと。尤もだと思ったので、以来毎日通っている。

それやこれやで、今月は何となく身体ケアの月となってしまった。もう少し若ければジムかプールにでも通って運動するのが理想かもしれぬが最早その元気は出ない。取り敢えず栄養摂取を制限できるようにと、朝飯の量を半分にして昼食代わりに食っていた喫茶店の袋入りバウムクーヘン180円をやめて同じ値段のトースト1枚に変更した。今日は日曜なので接骨院も休み、歩く必要がいつもの半分しか無い。夕方に不要の散歩をして、せめて5千歩は歩きたいものだ。

長寿検診で知った医師は11月6日に再診の予約を入れてくれた。勿論こちらに異存はない。こうしてささやかながらの努力を重ね、来年の8月まで生き延びれば儲けものではないか。

2026年8月29日土曜日

秋の気配

 田舎では盆が過ぎれば秋という地方もあるだろうが、東京でも今日は半袖で外を歩くと涼しさを越してうすら寒く感じるほどの天気だ。時雨ではなくて雨も終日不景気に降っている。サンデー毎日の身なので夏休みの宿題を心配する必要は無いが、何か物悲しい。日本も異常気象で何となくおかしいが、だからと言って、一家でネパール観光に出かけ全員が土石流に巻き込まれての遭難なんてこともある。高校時代の友人から誘われてネパールに行ったことを思い出している。

僅か10日足らずの短い旅だったが、3月の初めで温暖な気候、素晴らしい景観、カトマンズの市内は別として、澄んだ空気に温泉まであって観光は最高だった。ただ道だけは相当危険で、最終宿泊地で一晩雨が降り、翌朝出発を数時間遅らせたことを思い出している。従妹がその数年前3日かけて歩いた道をたった1日でジープで走破したのだから当然と言えば当然。途中何度も山側の溝に嵌ってスタックした1台を他の車がチェーンを掛けて救出しながら登ったのだから当然だ。

旅に誘ってくれた高校同期の友人が手配してくれたガイドが人懐こい良い男で、以来毎年ラインで年賀の挨拶を送ってくれている。今度の正月も同じようにラインが届いたら何と返事をしたら良いか分からない。日本では富士山の初雪迄にはまだ若干の時間がありそうだが、昨日のNHK/BSの放送で、北極海の温暖化が進むと海水の温度変化で偏西風のカーブが変わり日本に大雪が降る可能性が高いらしい。環境の変化は近くで観ているだけでは分からないことが多すぎる。