2026年3月28日土曜日

リーダーたち

 人間は多種多様、互いに理解できないことは多い。国も違えば言葉も違う。しかし不思議なことに目と目を合わせれば相手の喜怒哀楽の感情を思いやれる。もちろん他の生物にも似たようなことが言えるのかもしれぬ。他の生物のことは措くとして、夫婦から家族、親族と集団が誕生して社会が形成されてきた。集団には当然のルールが存在していて、これを守ることで属する人々は一定の安心感が得られる筈。

しかし世界的に見れば、2千年以上前から集団のリーダーたちは自己集団への力量の誇示からかどうか、未だ見ぬ集団との接触を積極的に行ってきた。所謂未知との遭遇はリーダーの本能的行為だったのだろう。先に2千年と書いたが、隣の中国辺りでは4千年以上の昔からあったとされていることを思い出した。大分昔に中国の黄河流域の古文化遺跡、特に秦の始皇帝が作ったとされている兵馬俑遺跡を見学した時を思い出している。

想像を絶する広大な遺跡から数千体の兵士の像が整然と立ち並んでいた。一体一体が実に表情豊かに制作されていて、軍隊が多様な部族で構成されていたことが理解できる仕組みだった。西安の博物館には当時の王朝文化遺産が多数展示され、深く感心した記憶が蘇ってきた。

一方今話題のイラン、行ったことはないが、海洋国家のペルシャや対岸のアラビア半島にも中国に劣らぬ古い歴史がある筈だ。歴史の浅いアメリカを馬鹿にするわけでもないが、古来人心を収攬したリーダーたちの力の源泉は何にあったのだろう?武器は精々盾と矛、言語ももままならぬのにどうやって訓練をしたのか?短期間に王宮や王墓まで用意できた。謎は深まるばかり、鉄器もままならぬ時代のことだ。

翻って現代を思えば、鉄砲はおろか鉄の戦車に軍艦と爆弾。剣を振るわず市民を巻き込んで人殺しをする。文明は破壊される一方で何も生まれず後世に伝えるべきものは皆無。現代のリーダーたちは毎日のようにくだらぬ言辞を弄するが、本人の気持ちは何も伝わらない。国民の何割が心からリーダーを信じるのか、おかしな時代になったものだ。

2026年3月27日金曜日

安定感ある舵取り

 政治問題を論ずるほどの知見が無いので、気が進まないこともあるがやはり世間の受け止めが気になってしまう。恐らく報道が少ないので知らない人も多いと思う。一昨日就寝する直前にスマホが知らせてくれた報道。「港区の中国大使館に刃物を持った自衛官が侵入して捕まった事件」高市政権は「中国とは適時適切に連絡を取り合っている」とは言っているが、実際は首相の<存立危機事態>発言以降日中関係が悪くなっているのは公然のこと。

そこにもって来ての事件だから、日本が中国に対して謝罪する良いと言っては悪いかもしれぬが、チャンスだったと言う識者も多い。例えば防衛大臣とは言わぬが、せめて事務次官くらいには責任を取らせて首にするとかだ。翌朝新聞やテレビに関連報道がどう出るかと期待したが、謝罪報道もあまり無いまま2日過ぎてしまった。最近は報道がいろいろあるので人の噂も75日はとても持たない。しかし隣の大国と外交関係がしっくりしないのは正に国益を損なうものだと思う。太平洋の反対側大国とだけ上手くいってれば良いと言うものでもあるまい。

世界中が騒然とする中、政治の舵取りは難しいと思う。経済も大事だろうが、外交の安定も大事であるのは言うまでもあるまい。

2026年3月26日木曜日

映画「最高の人生の見つけ方」

 昨日の午後はNHK/BSのプレミアムシネマでタイトルに書いた映画を観て楽しんだ。前にも何度か見たことがあると思うが、何度見ても楽しい作品だ。主演がアンソニー・ホプキンスとモーガン・フリーマン。共に渋い役者だ。前者(Aさんとしよう)はとてつもない大金持ち、後者(Bさんとしよう)は知識欲旺盛だが普通の子沢山自動車整備工。この二人は余命半年の宣告を受けていて、何故か金持ちが経営する病院で同室になる。

そしてたまたまBが“バケット(死ぬ前にすべきこと)リスト”を書いて捨てた紙をAが拾い、「これは面白いから実行しよう」と持ち掛けて合意。整備工の奥さんは看護師なので無理はさせたくないが、二人は旅に出かけてしまう。Aはこれまでに4回も結婚して大概のことはやりつくしているが、人間の欲は切りが無いようだ。二人で世界中をやりたい放題で遊びまわり、途中でBがAに対して個人的なアドバイスをしたことで仲たがい。Bも家族が待つ家に帰り、初恋の女房と改めてと言いう瞬間にお陀仏になってしまう。結局はAがBの葬儀で感謝の弔辞を読む高齢者向けお伽噺。

要するに人それぞれに人生の喜びも悲しみも違うことが実にうまく表現されている楽しい映画だ。小生も齢既に85を過ぎようとしている今のこと。これまでに数えきれないほどの楽しみや、少なからずの悲しみも味わってきた。少し前までは、これまで一度も行ったことが無いヨーロッパに行ってみたいなんてことを思った時期もあった。しかし、それが仮に実現しようと、それがどうしただ。特に深く考えなくてもすぐに分かる。

昨日と同じ今日に満足し、出来れば今日と同じ明日を期待。欲は小さければ小さい方が良いに決まっている。夕方になってあれほど激しかった雨が止み、明日はまた良い天気になりそうだ。

2026年3月25日水曜日

日本人

 難しいことは分からないが、日本的と言うか日本人的なことが心と身にに沁みつているような気がする。神仏を尊び嘘を言わぬようにして成仏を願う。善光寺の門前町、両親の故郷でもある長野で育ったせいかもしれぬ。小生自身は冬の寒い夜に二年参りなどまっぴらごめんで行ったことはないが、父は毎年必ず出掛けていた。育った我が家には神棚も仏壇も無かったが、父は毎朝下駄履きで庭に降りて東の方向に手を合わせて何やら長い時間祈っていた。

そんな光景を見て育ったことや、幼稚園にも行かない頃に、両親の元から松代藩の武士の娘であった祖母に引き取られて暫く育てられたことも関係しているのだろう。自分が70歳を超えるころになると祖母や父のしていたことを真似するようになった。祖母や両親が典型的日本人と言えるかどうかは分からないが、少なくとも彼等が洋風であったとは言えぬ筈だ。日本は島国であるからかもしれぬが、現在大分様相が変わってきているが、民族的に比較的単純に異民族が少なかったこともある。

新渡戸稲造氏が「武士道」を書物に表して世界に示してくれたように、日本人は卑怯を恥として誠実に行動することを以て生きるとしている。氏は明治の初め頃の人だろうが、これを英文で書いて世界に発表した。世界がこれをどう受け止めたか知らぬが、小生も若い頃読んで大いに感銘した記憶がある。祖母は武士の娘だったので小生にも八分の一は武士の血が流れている勘定だ。残り少なくなった人生ではあるが、心意気はそうでありたい。

2026年3月24日火曜日

花見散歩

 不穏な世の中だが季節はいつも通りに巡り来る。今日は特にそのことを嬉しく思える日和だ。春眠暁を覚えずとはよく言ったものだ、今朝目覚めたら既に5時近く。寝坊しても慌てる必要は何も無い、行動開始が一時間遅れようが何の心配があろうか。朝の陽ざしの中、世田谷の桜を探して暫しの散歩を楽しみながら砧公園まで行ってしまった。桜はまだ八分咲きで人混みも少なく存分に楽しめた。

砧公園はゴルフの名門東京ゴルフ倶楽部があって中村寅吉氏が専属プロで活躍して樋口久子さんを世に送り出したことでゴルフに馴染みがない人にも有名な場所。敷地も広大で運動にはもってこいの場所でもある。



2026年3月23日月曜日

元気を出そう

 彼岸に合わせてブログを休んでみたりしたが、何も目新しいことは思いつかなかった。一日目はネット碁を嫌と言うほどやったりして結局疲れただけ、二日目は一日中寝て居ただけで極めて不健康な休日だったと反省している。やはり人間は規則正しく適度な運動を含む日常を維持することが大事だと改めて痛感。ブログのテーマが思いつこうがつかなくても折角始めた以上はもう暫く続けたい。

てなことで今日も何か書いてみたいがテーマが思いつかない。若い時から勉強はできなかったが遊びについてだけは、誰にも負けない程思い付きが多かった。しかし現在はどうも楽しい遊びがなかなか思いつかない。もっと出歩くこと、友達を作ることを考えないと遊びは向こうから寄って来てはくれない。彼岸が休みと関係がある筈が無い。兎に角元気を出そう。

2026年3月21日土曜日