昭和20年8月の終戦から暫くして小学生になりたての頃、冬のある日長野市郊外の山道の入口付近で遊んでいた時、山が崩れたかと思う轟音を聞いた。恐怖に駆られて見上げた空をプロペラの無い飛行機が飛んでいた。小生が見た初めてのジェット機だった。ヘリコプターを始めてみた日は覚えていないが、かなり大きくなってからだろうと思う。平成29年の年末に他界した家内は生涯飛行機には乗らなかった。
小さい頃3輪車は無かったが、乗り物は幼い頃からの憧れ。自転車や自家用自動車に迄至至り、随分進化して生活に利便をもたらしてきた。しかし最近あちこちで聞くドローンなる代物。これの乗用利用は大阪万博でデモ飛行が披露される予定だったが、未だに実現していない。確かに空間を自由に飛び回る乗り物をどのように整理するかは管理する側にとっては頭の痛い問題だろう。しかしドローンは武器として大変なスピードで進化し続けている。
昨夜テレビで観たのだが日本を代表するドローン製作企業の代表者が教えてくれた。武器として発展を続けるウクライナで商機を見出し始めているようだ。すると同時に日本の防衛省が急遽ドローンを導入するとして製作会社の入札を告知。もちろんこの企業も応募して入札資格は得たものの、これからが心配だと言っていた。この企業はウクライナに支社を置いているから実証データは何とかなるが、受注した後の部品の入手先など、問題が出てくることを心配していた。
応札企業は4社で、この企業以外は何れも海外企業の日本代理店(商社)。現在のドローンは夢のある乗りものでなく武器としてビジネスの資源になっているのだ。