世の中の動きに余り遅れてはいけぬと思い、月刊文藝春秋だけは毎月購入してボツボツ読んでいる。しかし最新5月号は読めば読むほど頭が混乱と言うか、何が何やらさっぱり理解できなくなってきた。この雑誌に登場したり執筆を依頼されるような人物は当代一流の知識人と思っているだけにだ。今月号に頻繁に登場するピーター・ティールなる人物はかなり有名な人らしいが初めて知った。佐藤優氏は鈴木宗男氏との関係で逮捕された相当昔から知っているし、著書も大分読んだ記憶があるので、相当な知識人であることは認める。
しかし今月号に掲載されている池上彰氏との対談を読むと、果たしてこれまでの佐藤氏に対する評価が適切であったかどうか疑わしく思い始めてしまった。今や杉村太蔵氏はテレビでも大活躍は知っていたが、それもよりも投資家としても有名らしい。雑誌を斜め読みしていても世の中の評論家に対する個人的評価が変化するのは仕方ないだろう。雑誌だけではなくテレビに出演する評論家も変化する。
現在毎日のようにテレビに顔を出す評論家もいつの間にか姿が見えなくなることがある。身体でも壊したのかもしれないし、他に理由があるかもしれぬ。どうでもいいが、ここ数か月間、政治評論家の田崎史郎氏の姿を見た記憶がない。政治家も毎日のように一挙手一投足を取り上げられるのは適わぬから丁度いいのかもしれぬ。