2018年10月21日日曜日

国営昭和記念公園

            遠くに雲取山まではっきり確認できた

紅葉には少し早いが美しい場所が多い

昨日も午後から国会図書館に出かけたが、天気予報を信じたのか虫が知らせたかは分からないが早めに帰宅してよかった。夕方4時半頃からの夕立が江戸にしては珍しいくらいの激しさで、雷も凄かったが雨の勢いが半端でなく、天窓が壊されて水浸しになるのではと心配したほどだった。代わって今朝は早朝から快晴。

日曜日の朝はTBSの「サンデーモーニング」を見終わってから行動を起こすのが常だが、先週はアラビアンナイト以外に大したニュースは無いらしい。本当はハイキングに出掛けるべきだったかもしれぬが、それ程の気力は既に無い。そこで思いついたのが立川の「昭和記念公園」。昭和時代に60年もお世話になりながら一度も行ったことがないのは申し訳あるまいと、ネットで調べると今日は無料開放日とのこと。早速出掛けた。

広いとは聞いていたが流石の広さ、森林や変化に富む造作は大したものだ。ホームページに掲載されている45か所のビューポイントを大体見終わったので入ったゲートに戻れば良かったのだろうがいつもの悪い癖。目の前に見えた砂川口から出てしまった。入場した「あけぼの口」は最南端、砂川口は最北端である。山でもそうだが、勘を頼りに歩くと大体本筋を間違える。本日もその通りで、1万5千歩位の散歩が2万歩を超す散歩になってしまった。

さぞ心地よく寝ることが出来るだろう。

ご参考まで:http://www.showakinen-koen.jp/

2018年10月20日土曜日

バカ万歳

昨日久し振りに国会図書館に行って少し本を読んだりしてきた。行くたびに思うのがこの図書館のシステムのアップデート(更新)のスピードである。

記憶では通い始めたのもそんな昔ではないと思うが、当時蔵書は全て紙のカードで引き出しに収められていて、それを探し当ててカードに記入、そのカードをカウンター提出をしてカウンターの前の椅子に腰かけ自分の番号がボードに表示されるまで待つスタイルであった。従って蔵書の検索が館内に多数設置された端末で行えるようになって日は浅いと思うが、一か月も行かないとこのシステムのどこかが変更されている。

利用する立場からすれば、日進月歩で使い勝手が良くなるのだから文句つける理由は無いが、税金で運用されているこのシステムの初期経費とか運用経費を想像すると莫大な費用になるに違いない。システムは富士通かNECのどちらかだった筈だが、ほぼ永遠に続くビッグなビジネスだから獲得に関しては相当な商戦があったことだろう。世は正にコンピュータシステムの時代、東京では無人の電車が走るのも当たり前、自衛隊の隊員諸氏は連日厳しい訓練に励んでおられるが、いざ鎌倉になった時は米軍と連動したコンピュータシステムが機能しないと動けない。

政敵を外国に置かれている領事館に誘い込んで殺人に及んだとされるサウディアラビアでさえ、軍隊は英米の装備で近代化を図ったり、コンピュータシステムが大活躍の投資ビジネス拡大をアッピールしている。アラビアンナイトのロマンもへったくれもあったものじゃない。世の中には常に頭のいい人が沢山いて、これらの人々が考え出した科学技術の発展がロマンを全く感じさせない殺伐たる世相を生み出してきた。と言ったら語弊があるかな。頭が悪い癖に生意気を言ってしまった、ごめんなさい。

昨日図書館のシステムのお陰で「文藝春秋」1960年1月号同級生交歓に楽しい記事を発見したので抄訳を披露させて頂く。大日本武徳会々長(元陸軍大佐・張作霖顧問、元衆議院議員)町野武馬氏と元陸軍大将・関東軍司令官の植田謙吉氏のお二人。町野氏が文を書いている。「共に明治8年の生まれで陸士の出身、約700人のうち40数人の生き残り中のバカ二人。並べて写真を撮る奴もバカ。自分は小学校もロクに出ずボロ出さず大佐まで進んだ本当のバカ。植田は正反対の立派な奴、大将まで行った。人物を見込まれ入閣を懇請されること数度に及ぶが絶対引き受けぬ。長いタケノコ生活に貧窮しながら、敗戦と言うのに軍人が恩給を受け取れるかと言って受け取らなかったバカだ。」

現代も続いているこの頁、登場するのはお利口さんばかりで面白くない。

2018年10月19日金曜日

改憲論議で思う

憲法を最も遵守しなければならない総理大臣が、憲法を変えるべきだと旗を振っている。憲法には、変更当然あるべしとして規定まであるのだから、変えること自体はとやかく言うべきではない。しかし総理が旗を振ることは大いなる矛盾であるのは間違いないだろう。何度も書いているように憲法そのものをよく知らないのだから改憲すべきかどうか意見を言う資格はないが、改憲論を強調する人の中にある押し付け憲法論には強く異を唱えたい。

日本国憲法が連合国占領時代、我が国がマッカーサー司令部の司令下にあった時代にその監督下で定められたことは幾らなんでも知っている。悪口を言う向きは、日本側が提出した案に業を煮やしたマッカーサーが何とかいう女性に命じて1週間で原案を作成させたとか、英語の直訳だから日本語としてなっていないなんて言われているのも聞いたことがある。しかし、これが制定されるためには当然ながら国会の審議を経ているだろうし、その議事録もあることだろう。

当然ながら終戦直後の1946年~1946年のことだから、数年後に改憲論を強調し始めた岸信介氏なんて人は戦犯として獄中にあって関与はしていない。当然と言えば当然で、岸氏は戦前から戦中にかけてバリバリの官僚で日本全体を統制していた張本人。絞首刑にならず釈放された方が不思議なくらいだ。総理大臣一家の悪口は程々にして、指摘したいのは当時の政治家の資質である。どんな議事が行われたか詳しくは無いが、芦田修正によって9条が押し付けではなく、日本の積極的意思表明に書き換えられたことは知っている。

確かに草案作成がマッカーサー司令部に相当せかされたようでもあり、さもなければ天皇を戦犯で引っ張るぞとの脅迫もあったようだが、当時の政治家の知的水準と占領軍との交渉能力は、現代のそれと格段の相違があるように思う。特に石原慎太郎氏がケチをつけている日本語の表現であるが、憲法を口語化するについては国語学者の安藤正次博士や作家の山本有三氏まで動員しているのだ。少なくとも石原氏よりは益しだろう。

2018年10月18日木曜日

切歯扼腕するばかり

数日前に安倍首相訪欧の意味が分からないと書いたばかりだが、今日のmsnニュースによると『今回の欧州歴訪で首相の最大のミッションの一つが「中国包囲網」の構築だ。南シナ海などで軍事行動を強める中国にクギを刺す狙いがある。』と書かれている。昨日のフランス大統領との共同記者会見でも首相は「自由で開かれたインド太平洋の発展・繁栄のためにともに力を合わせたい。」と述べている。

来週早々の中国訪問が大々的に喧伝される中で、何を考えているのか益々意味が分からなくなるが、それは措くとして。首相が折に触れて発する、日本を遠く離れた場所での自衛隊が行動することを是とする発言には強い違和感を覚えてならない。運転免許の無い少年に自動車を運転させているような思いに似ている。一方で首相はこのところ自衛隊員の前で「全て の自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える。これは今を生きる政治家の責任だ。私は責任をしっかり果たしていく決意だ。」繰り返し述べている。

現在の自衛隊員が強い誇りを持っているかどうかは兎も角、自衛隊員は任務を全うしてくれているし、国民の方から感謝こそするが蔑む人はいないと言ってもいいだろう。安倍氏にすれば、改憲して専守防衛の軛を解き放ち戦える自衛隊にしてやるから、のつもりで言っているとすればとんでもない話で、それが政治家の責任だとするなら勘違いも甚だしい。もちろん自衛隊員、特に高級幹部の中にはアメリカ軍との一体化強化が進むことや高価な兵器を買うことを良しとする人も多いかもしれぬ。

その傾向が進み暴走することを防ぐのが政治家の務めの筈が、真逆の姿勢が現政権とも言える。来年度もまたアメリカの応援或いは圧力があり防衛予算が拡大するのは目に見えている。それが出来るくらいなら災害対策や福祉に回せ、との声は聞こえるが雑音としてしか扱われない。政権の姿勢を糺すはずの野党の力があまりに弱いのはご承知の通り。ネットの世界は若い人の声が多いとも聞くが、ここでもネトウヨの声が圧倒的に多い。非力な老人としては切歯扼腕するばかりだ。

2018年10月17日水曜日

老後の生き方

先日現役時代の数少ない友人と話していた時のこと、彼曰く「自分は心拍が非常に低い。ある学説によると、動物の寿命は心拍数によって左右されることがあるともされている。いわゆるゾウの時間とネズミの時間と言うやつだ。もしそうなら自分の心臓は相当長生きするように作られているかもしれない。」また彼のお母さんは最近亡くなったそうだが、103歳のご長命だったとのこと。実に目出度いことだと思うが、重ねて彼が言うには「後10年くらいはいいが、それ以上となるとなぁ。最近は自殺なんてことも頭をよぎるよ。」

聞いてびっくりしたが、幸か不幸か長生きを心配するほどこちらの身体は頑健に作られていない。これもつい先日高校時代の友人夫妻と軽い山歩きをした際に奥さんにも指摘された。「貴方の膝は未だ擦り減っていないようで降りは軽そうだけど、登りはすぐハーハー言っているから心臓は弱そうね。」仰る通り自分の身体には全く自信がない。身体に限らず身の回りにある物の殆どが安物故、永持させるべく極力大事に扱うよう心掛けているだけである。自殺自裁なんか夢にも思ったことがない。

恵まれた人には凡人には想像できない悩みがあると半ば感心してしまったが、改めて老後について考えてみたい。78歳後半だからもう立派な老後である。最近亡くなった有名人を上げると前沖縄県知事の翁長雄志さん、女優の樹木希林さん、元横綱の輪島さん、政治家の仙谷由人さん、何れも70歳前後で亡くなっている。それぞれの生き方に大きな違いはあるが、皆さん立派に功成り名を遂げられて惜しまれつつ世を去られた。昨年暮に逝った我妻にも同じことが言える。

一方で人生100年時代なんて馬鹿なことを言い出す人間が現れ、政府はだから75歳まで働いてくれ、とか後期高齢者の医療費負担を1割から2割へとか訳の分からないことを言い出す始末だ。1億2千万人強の人口で2千万人強が70歳以上、100歳以上が7万人もいるのだから政府がオタオタするのも分からぬでもない。しかし、織田信長の戦国時代から我々が小学生の頃まで言われた「人生50年」は確かに伸びた。でもやっぱり「人生70年」が良いところだ。

若い頃から近隣は言うに及ばず広い世間を全く顧みず、只管我が家の暮らしだけを念頭に、来月分の食い扶持を女房に渡すことだけを目標に生きてきた。その目標が無くなった今、これから何をなすべきか、改めて考える必要がありそうだ。

2018年10月16日火曜日

総理が今やりたいことは?

東京でも秋が深まりだいぶ寒くなってきた。併せて懐も寒くなってきたので、少しでも食費を切り詰めようと、昨日は娘に電話して「スーパーでご飯を買うのをやめてお米を炊いて食べるので、ご飯の炊き方と冷凍並びに解凍方法」を教えてもらった。併せて味噌汁もインスタントを止め、だしと味噌を使って作ってみたらインスタントとは味が全く違うことに気が付いた。これなら野菜も種類が多く摂れることだろう。経費の節減にもなるし一石二鳥だ。

余命がどのくらいにせよガードは益々固くせざるを得ない。似たような思いはお金持ちはいざ知らず、大方の給料生活者はお持ちの筈だ。政府の経済政策は果たして功を奏しているのかいないのか、どうも後者ではないか。昨日総理が来年の消費増税を明言したことも不思議にも思うが、穿った見方をする向きは「これは来年7月に三度目になるが、また消費増税延期を発表してW選挙に持ち込むため」の布石と仰る。

だから総理の記者会見は無しで菅官房長官に任せ「リーマンショックのようなことが起きれば延期もありうべし」と言わせているとのこと。言わば政府も景気が良いのは一部の人だけで大方の庶民の暮らしが良くないことをご承知のようだ。来年のことなど何が起きるか分かるはずも無いが、どう考えても懐事情が良くなることだけはあり得ないことだけはっきりしている。

そして総理は今日からフランスとスペインを訪問されるとのこと。どんな意味を持つのか少なくとも小生には分かない。気になるのは昨日韓国の文大統領が同じくフランスを訪問して、相当の栄誉礼で歓迎されている。総理の訪仏がどんな報道になるか分からぬが、大統領と首相の格の違いはあるにせよ、栄誉礼による歓迎は無いだろう。文大統領の場合は国連安保理による北朝鮮制裁解除を常任理事国の一員であるフランス政府に要請しに訪仏したことははっきりしている。マクロン大統領が了承したとは報じられていないが。 

しかし総理が文大統領を否定に態々訪仏とは思いたくない。欧州は今相当揺れている時期でもある。そこへの訪問だが意図が奈辺にあるのか分かりにくい。世界的に経済が不安定化してきている今日、国内には来年秋の消費増税対策以外になさねばならぬことが多い筈。まさか外遊の回数を重ねたいだけでもあるまいに、本当に何をしたいか分かりにくいお人だ。序に言えば今回党役員人事で改憲シフトを敷いたと言われるが、これすら見せかけだけと言う人が多い。

2018年10月15日月曜日

命綱

昨日の朝日新聞によると<九電、2日連続で太陽光発電抑制:太陽光発電の受け入れ量を一時的に減らす「出力抑制」を全国(離島を除く)で初めて13日に実施した九州電力は、14日午前から、2回目の出力抑制を始めた。電力の需要と供給のバランスが崩れて大停電が起こるのを防ぐため。>とのこと。

電力の需給バランスと言う意味ではこれと正反対な事件が先月6日早朝北海道で起きている。詳細は複雑だが簡単に纏めると、6日未明の地震で起きた人たちが照明やテレビをつけたことで電力需要は増えていき、それが苫東厚真1号火力発電所に集中することで、ここの需給バランスが崩れて周波数が低下し(高校物理が落第点故ここがよく分からない)、機械が壊れる恐れがあったので送電を停止した結果、地震と無関係な地域を含む全道的大停電になった。

昨年までバイオマス発電所建設に躍起になっている友人の仕事をボランティアで手伝っていたので、少しは電力に関する知識を持ち合わせていたつもりだったが、やはり基本的な知識が無いことにはエネルギー問題の根本は理解できないことが分かった。北海道全域のブラックアウトもさることながら、先日八ヶ岳山麓の友人を訪問した際に聞いた、台風被害による停電の話も怖い話だった。台風25号が多くの電線を引きちぎり友人宅では丸3日、場所によっては5日も停電が続いたらしい。

友人宅はプロパンガスを使用していたうえ、車を2台所有していたので、そのバッテリーを使いながら凌いだようだが、久しく停電を経験していない我が家がそうなったらパニックになること間違いなしだ。我が家に来ている電気の仕組みは前述の通りよく理解していないが、停電は地震や津波や台風でなくても起きる可能性はあるものらしい。ライフラインを考えれば他には水道もそうだ。スイッチを捻れば電気が点く、レバーを上げれば水が出る生活に慣れきっている危険を改めて考え直したい。

日本は昔と言っても最近まで、通信、鉄道、電気、水道と言った社会の基本施設は全て国公営だったが、水道を除いて(これも近いうち)これらを全て民営化してきた。この政策が果たして正しかったかどうか、しかも民営化で利益追求に拍車がかかる一方、様々な規制で政府が彼等を守っているのも明らかだ。大きな矛盾だと思うが、小泉純一郎氏や竹中平蔵氏に改めて感想を聞いてみたい。