雨が多かった先日までの長い期間もやっと終わったかもしれぬ。珍しく秋晴れの一日、気分がやっとすっきりした。ずっと先延ばしにしてきた墓参りを決断して、昨日新宿で乗車券を購入したが、これまた一苦労だった。恥ずかしい詳細は割愛。
ノーベル化学賞でまた日本人受賞者が一人誕生のニュースは目出度いことだ。受賞理由の理屈は難しすぎて理解できぬが、既に発表された談話が素晴らしい。「不斉自己触媒反応は、自分で自分を作る触媒を見つける。山があるわけではない、あるかないかもわからない。暗いところを頭にヘッドライトを付けてずっとたどっている研究。自分で言ったらちょっとおこがましいですが、受賞できても文句は言われないだろう。」
想像するに、硤合憲三氏の理論の恩恵を被っている学者や企業は既に沢山あるに違いない。学問の基礎研究成果とはそんなものかもしれぬ。小生の個人的思想からすれば、硤合理論とは真逆で何事も左右対称、豆腐じゃないが四角い立方体であれば隅々が90度まっすぐでないと気が済まない。しかし世の中の大部分はどこかが非対称になっていて、ズレがあるかことで何となく丸く収まるのかもしれない。
小学生の頃、二等辺の長さが異なる三角定規を使って直線だけを引いているうちに綺麗な楕円形が描けること教わった記憶を思い出した。世の中の出来事は殆どまん丸いことは無いし、仮にそう見えても中心を二つ持つ楕円形が多いし、物質にも反物質が必然であるように、自由のは不自由がつきもの。何でもかくあるべきものなんか無いと思った方がよさそうだ。