2025年7月6日日曜日

難しいが欲張らず

 それにしても暑い日が続いている。気象庁もいい加減に梅雨明け宣言をすればいいのにと思うが、何故か梅雨明けを出し渋っている。庭の雑草が日焼けをして茶色になってきているのが哀れだ。日曜日の昼間はいつもNHKの囲碁トーナメントを観戦するが、最近プロとアマの発想の違いが少しずつ分かってきたような気がする。分かってきたつもりは適当な言い方ではない。兎に角プロは小生のようなど素人とは全く異なる。プロの勝負で大勝なんて見たことが無い。今日の手合いは9段のベテランと4段の新人だった。前者が生きる手段がありそうな(解説のプロ棋士が言っているのだから間違いない)自分の石を平気で相手に与えてしまったことにびっくりした。しかし結局は前者の勝、それもほんの数目。囲碁も人生も兎に角最後の瞬間まで勝負は分からない。

翻って我が残された生命はそう長くは無い筈。これまで自分には適していると思っている幾つかの健康法がある。自慢めいて恥ずかしいが披露させて頂こう。第一は規則正しい日常、即ち早寝早起き。目覚まし時計は使わないので毎朝ぴたりとはいかないが、朝は4時から4時半くらいに起床。夜は早ければ8時、遅くも9時には就寝するようにしている。第2は朝食をしっかりとること。1合の飯を炊いて2日で半分ずつ。納豆は欠かさない。トマトを1個、ジャガイモ、玉ネギ、ニンジン、ゴボウに豚の細切れ入りトン汁。もずく酢と釜揚げも白魚も欠かさない。

日中少々暑くても、雨でも1万歩は歩きたい。それとちょっと変わっているが毎日ブログを書くこと。原稿用紙にすれば3枚か4枚止まり。健康法でよく言われる昼寝はしたことが無い。目が覚めてる時間が短いので勿体ないと思うのだ。囲碁にしても健康法にしても欲張るのが良くない事らしい。

2025年7月5日土曜日

夢物語

 鹿児島県の離島トカラ列島ではここ数日地震が続き住民が迷惑しているが、この地域は以前から海底火山活動が頻発している地域で、気象庁は大災害に繋がるものではないとしている。一方以前から時々話題になっていたマンガの世界での話。「私が見た未来 完全版」がある。たつき諒氏なる結構なお歳の女性漫画家が描いた作品の中で、明日7月5日に大津波で大災害が起きるとした騒ぎだ。日本は昔から地震多発国家であるのは事実。

たつき氏が1999年に出版した単行本「私が見た未来」で2011年3月の大災害のことが描かれており、これが「東日本大震災を的中させていた」と話題になったとのこと。もちろん気象庁は地震予知は不可能であり、変な情報に惑わされないよう警告はしているし、マスコミは殆どこの話題は取り上げていないと思う。しかし現代はネット情報時代なので、多くの人が情報を知っていると思う。たつき氏は毎晩の夢日記をつけているとのこと。夏目漱石も夢十夜で、個人的に見た夢物語を小説にしていた。

小生も毎晩のように夢を見て、楽しい夢や楽しくない夢いろいろあるが、朝目覚めて少し体操のようなことをしているうちに全部忘れてしまう。たつき氏の今回の夢物語はも明日になればはっきりすることだ。一度は思いがけず大仕事が出来て良かったが、2度も大仕事に繋がらないようになってほしいものだ。夢で一稼ぎできる人、夢は何の役にも立たない小生、まさに世は様々だ。

2025年7月4日金曜日

ちょっと心配

 参議院選挙が始まり関連報道が増えている。何となく聞こえてくるのはもう何度も耳にしたことばかり。それと今まで聞いたことも無い政党が増えていること。政権与党の自民党は恐らく小生が他界した後の2035年のことを何とGDP倍増の1000兆円だことの所得倍増だのと夢物語を声高に叫んでいるので白けるばかり。報道で他に気になるのは、ここ5年だったか国の税収が増え続けていること。主な税は所得税と消費税。国民は総体的に貧乏になりつつあると思うので、このギャップが何とも理解しにくい。アメリカのトランプ政権の看板政策は昨日だったか議会を通過した減税法案とのことだが、日本政府も少し見習ったらどうかと思ってしまう。

閑話休題:日本では先の大戦時に大激戦場となった沖縄地方だけでなく、本州にも未だに当時の不発弾が多数埋もれたままにあり、その処理に関するニュースが最近報道されていた。人的被害の報道は無いが、怖い話だ。爆弾は厄介な代物で、完全に処理されるまで気が抜けない。関連して思うのは原子爆弾の後始末。原爆保有国はGoogleのAIによると次の8ヶ国。ロシア: 約5,580発 アメリカ合衆国: 約5,044発 中国: 約500発 フランス: 約290発 イギリス: 約225発 パキスタン: 約170発 インド: 約172発 イスラエル: 約90発北朝鮮: 約50発とのこと。

しかしこれがどのように管理されているかは勿論不明。AIは2024年初頭時点のデータに基づきますとしているが、去年も似たような数字だったと思う。要するに当てにならないのだ。原爆だって人工的製造物、時に失敗作もあるだろうし、経年劣化もありうるだろう。全ての原子爆弾が、製造されたら直ちに発射装置に載せられ然るべき監視体制下に有れば兎も角だ。余り人目に触れずに放置されている物が無いかちょっと心配している。

2025年7月3日木曜日

不要不急

 無職となって年金以外の収入が無くなれば誰しも同じと思うが、最近どうもケチになって、電気のスイッチをこまめに切ったり、買い物でもすこしでも安い物に拘るようになっている。小生の場合毎日の出銭で大きいのはやはり食費、3日に1回はスーパーで買い物。これは主に3日分の朝食用食材。但し米は別の米屋から購入していて、信州安曇野のコシヒカリを選んでいる。5キロ4250円と決して安くは無いが、主食だけに未だ農水大臣お薦めの備蓄米は食べたくない。

残る昼飯と夕飯が問題で、1週間に一度だけ木曜日に紀尾井町のレストランでデザートとコーヒー付き1800円の昼飯を食っているが、これは週刊文春最新号を食後50分ほど掛けてゆっくり読むので仕方なしとしている。他の日はデパ地下で特売品を漁り、上手くいけば500円以下で調達して喜んでいる。栄養摂取は健康維持の必須条件ではあるが、財布の自己防衛も大事なので、その折り合いが段々難しくなりつつあることも事実だ。

今日は参議院選挙の公示日、昨日から選挙関連報道が増えているが、どの政党が勝とうと我が暮らしが楽にはならぬだろう。自己防衛は即ち自己管理以外に道はあるまい。ケチが高じて見栄えが余り貧乏くさくなるのも嫌だし。食事が不味くなるのも嫌なことだ。これまでは不要不急なことを随分してきたが、これから徐々に減らすことが必要だろう。ブログの必要性なんか考えたことが無いが、何時かは検討の必要が生じる可能性もあるかもだ。

2025年7月2日水曜日

儚き友好

 昔から信じ難いものの一つに<同盟関係>があると思う。戦国時代に武田信玄の24武将に数えられた眞田正幸は、甲斐の武田家滅亡後は信州上田に拠点を置いて当時勢力を拡大しつつあった北の上杉、南の北条や徳川更に西には織田や豊臣など実に複雑な国内情勢の中で自国領民領土を守るために独特な外交を用いたことで有名だ。即ち、織田信長が本能寺で明智に撃たれて滅亡後に発生した天下分け目の大決戦、関ヶ原の戦いに際し長男信之を徳川方につけ、次男幸村を豊臣川に差し出したことは余りに有名。

即ち同盟なんてものの儚さを知り尽くしていたのだろう。明治維新後日本もいろいろな国と同盟関係を構築したが、長続きしたものは殆ど無い。日英同盟然り、日独伊3国同盟なんて糞の役にも立たなかった。現在は日米同盟締結70年以上になると思うが、この同盟の危うさは日本を戦争に巻き込むだけのこと。更にはクワッドとか言って随分遠くの国と同盟関係を結んで喜んでいる政治家も多いが、その儚さをどこまで理解できていることやらだ。

現在の同盟関係は明らかにアメリカに偏り過ぎている。せめて中国とも一定の同盟関係があればまだしも、アメリカがある日こけたらどうするつもりだろう?アメリカは原子爆弾を発明して、それをすぐに日本で2回使用している。今や原子爆弾の威力は多数の国の知るところとなって、多数国が保有している。ただ取り扱いが非常に厄介なようで、その管理状態は国によって様々、ある意味非常に危険な状態だ。一応IAEAなる監視機関が存在するが、果たしてどこまで見てるか、見えているかだ。

2025年7月1日火曜日

月替わり

また月が替わってしまった。6枚綴りの暦を破り新しい写真を見る。2か所に別々のものを掲げているが、どちらも夏山の姿。行ってみたくもあるがやはり無理だろう。でも、ケーブルを使って高尾山くらいは行けるのではなんて思ったりしてだ。昔は高尾山頂でよく幼稚園児の遠足に遭遇したことを思い出す。年老いれば幼児と同じ、悪くない考えだと思ったりしている。

今月の月名が文月であることを不思議に思ってAIに聞いてみた。諸説あったが「七夕に書物を干す習慣があったから」が一番しっくり来た。そろそろ古い雑誌などは処分しなければ、なんて思う暑いな陽射しの中だ。 

2025年6月30日月曜日

政権腐敗

 幼い頃祖母が「男の子は寒い暑いなど不平不満を言ってはいけません、我慢するのです。」言われて、へーそんなものかと思ったことがあるが、暑くて汗びっしょりになっても幸か不幸か暑いと訴える相手がいない。

自然への不平不満もさることながら、政治に関しても余り露骨に不平や不満を書いてこなかった。多くの読者は感じておられるかもしれぬが、正直なところ現在の自公政権は全く信用できない、早く言えば大嫌い。一日も早く政権交代があってほしい。何故か、現政権は嘘つきだからだ。政治家は一応選挙で選ばれるので、自己の正当性を絶えず主張しなければならないのかもしれぬが、それにしても程度問題。嘘の上に嘘を重ねて、もうどうにもならないのかもしれぬ。

例えば、目下最大の問題とされている物価対策。手っ取り早く政府にできる対策はやはり消費税の減税だろう。しかしご案内の通り政府は消費税減税は時間が掛かり過ぎるからとの理由で実施を避け、給付金(一人当たり2万円かな)を決めた模様。どっちが時間が掛かるか?愚考するに消費減税の方が遥かに早いだろう。笊に現金を受け入れてる店屋でなくてもレジをちょっと操作すれば済むことで、これは管理会社に連絡すれば電話1本で済む話。元に戻すのも同様に簡単な筈。

要するに政権の担当者は実情を知っていないだけのことだと思う。読者のうちで実情を理解してる人が居たら誤りを指摘してほしい。社会福祉関係の貴重な財源とかいろいろ言うが全て詭弁に過ぎぬ。物価対策は物価高騰の根源を探らねば根本的に収まらない訳で、この作業に取り組まず表面をなぞっていても恒久的解決は難しいだろう。ひょっとすると日本もインフレに陥る危険は無いだろうか?経産省にも財務省にも大学で経済学を学んだ優秀な人もいると思うが、若い人の意見なんかは聞く耳を持つ筈も無いし、自分らは無学だからどうにもならない。

悪口は書き出すと切りが無いが、最後に嘗て国賊とまで言われた安倍晋三氏が女房を含め未だに世間を騒がせている。いい加減にしろだ。