IT技術の発達によって、新聞を取っていない小生にも連日実に多くの情報が跳びこんでくる。ある意味結構なことかもしれぬ。しかし、健康関連情報になると正反対な情報が同時に齎されるので、選択が難しい。薦められる食品が、片方では食べない事の選択を薦められるが屡々ある。ネットの広告であればさして気にしないが、書店などで執筆者が両方とも似たような大学教授だったら困るかもしれぬ。
子供の頃家にあった薬品は2種類。赤ちんとヨーチン。チョットした擦り傷や切り傷は赤ちん、少し大きい怪我はヨーチンと決めていた。もちろん成分の違いは何も分からないし、出血の量によっては脱脂綿を充てたり包帯を巻いたりした記憶がある。二人の兄が縁側で兄弟喧嘩をして長兄が次兄を突き飛ばした際、次兄がガラス戸に手を突っ込んで、親指を深く傷つき血まみれで庭に転げ落ちたことがある。
流石にその時は母が大きなタオルをもって駆け寄り、次兄の手を縛り、小生に次兄を外科の医者迄運ぶよう指示をした。小生は指示通り次兄を自転車の荷台に乗せて外科医迄運び、先生に緊急の診察を依頼した記憶がある。先に書いたように近年有用な情報はネットに溢れているが、緊急の場合の対応策はネットで検索している余裕は無い。もちろんAEDの使い方を知っておくことや人工呼吸の方法をマスターすることも必要だろう。
しかし家の中で水泳の訓練は出来ないし、テレビだけでは山歩きの難しさはどうしても分からない。何ごとであれ、情報より経験が自分を成長させることは変わらない。