腕が左右にあって左右の手で一つ事に集中することしかできない小生には、ピアニストが左右の手を別々に動かせることが魔法のように見える。もっと言えば、楽譜を見て瞬時に左右の手に対し別々の指示を読み取るなんてことも不可能にしか思えない。兎に角何をするにしても取り敢えずとか先ずで、○○はさて措いてとかで二つのことが同時には出来ない不器用の極みだ。何をしても進歩しない理由もそこにあると思う。
左右両腕、両手の感覚をつかみきれないから運動、スポーツも残念ながらダメ。怒鳴ることはできても声色を変える方法も無いから、子供の頃から音楽は全くダメで、小学生時代から独唱は先生が「お前は歌わなくてもよい。」と免除してくれたものだ。思えば生き方も同じで、あっちにこう言い、こっちに別な言い方が出来ない。ある意味正直でもあるから、人間関係に摩擦を生じやすく、今では随分損をしたように思う。しかし今は全くの一人暮しだから、話し相手がいないが、それにも慣れてきた。今日成すべきことを皆片付ければ、あとは寝るだけ。
おかげで夜はよく寝ることが出来る。裕次郎の歌ではないが<明日は明日の風が吹く>で、明日のことは明日考えれば良い。そもそも毎日の暮らしで考えるほどのことは何事も無い。いつものように食って、テレビを観たりパソコンでネット碁でもして遊ぶだけではないか。強いて言えば祖師ヶ谷大蔵の駅まで2往復くらいの運動をしたいが、今日のように雨が強ければたまに休むのも良いだろう。