2026年5月25日月曜日

頑張れ!

 大相撲5月場所が昨日終わった。優勝したのは若隆景、決して若いとは言えない31歳で福島県出身の力士。番付は東の小結だから上位には横綱、大関、関脇と居るので言い方を変えれば4番手の力士とも言える。ところが今場所は上位陣に休場が多く、大関霧島一人が頑張ってファンを引っ張っていた。霧島関もモンゴル出身で強かった。11日目の本割では優勝した若隆景を寄り切りで破っている。相撲通の友人に言わせると幕内力士の実力差は全員紙一重と言うことを昔から聞いていたが、全く同感だ。

兎に角、上位陣に休場力士が多かったにも拘らず国技館は連日満員御礼。小生も毎日夕方5時には帰宅してテレビ観戦を続けた。特に応援する力士はいなかったが、中盤戦迄の圧倒的に強かった大関霧島の優勝だろうと予想していた。ところが先週後半に入ると小結若隆景の強さが急に目立ち始めた。相撲の勝負はあっと言う間に決まることが少なくないが、若隆景の勝ち方が早くなってきた。もしや、と思ったが案の定取り組みが終わると二人の星は同数で優勝決定戦にもつれ込んでしまい1歳年上の若隆景の優勝となった。

両力士には似たような品格を感じているので共に拍手を送りたい。昨日初めて知ったが、優勝した若隆景は過去に一度優勝と大関経験もあり、更に幕下転落の経験迄あったとのこと。前回の優勝から今回の優勝までには26場所、4年と2か月の歳月があったとのこと。人間辛抱が大事だとも言われるが、転落した坂道を上り直すのは容易なことではない。彼がこれから先なにをめざすか知らないし、力士に怪我をしないようなんて言っても無意味だと思う。兎に角、頑張れ!だ。

2026年5月24日日曜日

読後感「人新生の黙示録」斉藤幸平著

 数日前に11月まで住んでいた豊島区の家の近くに用事があったついでに池袋の書店で購入してから約1週間かけてやっと読み終わった。著者は東大准教授の哲学博士、年齢が39歳だから未だお若いが既にドイツへの留学経験もあり相当優秀な方だろう。池袋の書店で在庫を尋ねた時、店員が黙示録と聞いただけですぐ持ってきたから、売れ行きも良いのだろうと推察する。以前から黙示録なる言葉に興味があった、ベトナム戦争を舞台にした映画<地獄の黙示録>を思い浮かべるからである。

<黙示録>は新約聖書で述べられたキリストの教えであることも初めて知った。小生はどちらかと言えば仏教徒、もどきかもしれぬ。仏教にも<今が世の末>との末法思想はあるが、キリスト教も似たようなものと言えるかもしれぬ。著者は温暖化が進み、今世紀末には産業革命時からの気温上昇が3℃を超えるので、地球に灼熱地獄がやってくる。子や孫たちがそこを生き抜いていくためには我々がもっと環境にやさしく慎ましい生活をすべきだと強調している。

またところどころに現在の電子テック大手いわゆるGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)に取り込まれ連日古典的に言えば地代を召し上げられている現代人の生活にへの警鐘もある。小生も正にその一人だ。少し話が代わるが、昨夜毎週恒例の高校同期生とのリモート懇談での中心話題は自動車の話だった。GAFAMとは異なるが自動車メーカーもそれ匹敵するかもしれぬ。道路や上下水道がメンテが十分に行えない昨今の話題も出た。正直なところあまり真剣に受け止めたくないが、環境破壊のつけが迫って来る現実は否定し難いところもある。

2026年5月23日土曜日

都会の危険

 半年前まで住んでいた豊島区の家は木造の2階建てで隙間だらけ、夜中に泥棒に入られ、気づいて大声を上げた途端、寝て居た腹を踏みつけられた挙句、玄関から逃走されたこともあった。比べて現在のマンションは、玄関を突破するには住人が玄関の戸を開場する必要がある。であるのに今日の昼頃、チャイムにつられて見も知らぬ男に対して開錠してしまい、戸口まで来させてしまった。用件は住まいのアンケートだったが、どう考えてもまともでない。今更後悔しても始まらないが、もっと慎重であるべきだと改めて反省している。

2026年5月22日金曜日

二大国

 日本との関係は芳しくないが、最近中国が国際的注目国になっている。何故かは分からないが、先ずアメリカのトラン大統領が長期滞在をした。元々3月と予定されていたが、イランとの戦争で延期されたものだ。その戦争の方がつかぬままでの訪問となったが3泊4日の長期滞在。多数の経済人を同行したトランプ氏は大喜びだったが中国側は同行の経済人たちから何を得て、何を返したか小生にははっきり分からない。同行者の一人だったイーロン・マスクの思惑は何だったのだろう?

次に登場したのがロシアのプーチン大統領ご一行。こちらは比較的分かり易い互助関係。ロシアも10年を超すウクライナ戦争でお疲れの向きもあるだろう。そこにさらにイラン紛争が勃発して中国も頭を悩ませている筈。ロシアからは「少しはお役に立ちますよ。」と言ったかもしれぬ。兎に角中国は何ごとにおいてもあまりジタバタしない。台湾問題が重大だとは言うが、アメリカにやんわり忠告しただけなので、トランプ氏が深刻に受け止めた様子は確認できない。

トランプ氏の性格にも関係あると思うが、アメリカは自国の地政学的ポジションを見誤る可能性もあるかもしれぬ。アメリカはこれまで数多くの紛争を撒き散らしてきているが、小生が知る限り本当に上手く他国を敗戦に追い詰めることが出来たのは、第2次世界大戦で多くの国と連合しながら日本を追い込んだ時だけではないだろうか。その後の朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争はどう見ても勝利したとは言えない。パナマ戦争やベネズエラ戦争は片づけたとは言うが戦争に勝利したかどうかは分からない。

少なくともイランは1億人近い国民が居る大国。首脳陣が集まる会議場にミサイルを撃ち込み、一度に数十人の要人を殺害してその後始末をどうつけようと言うのだろう?

2026年5月21日木曜日

核心的問題は?

 特に書きたいことが見つからないなと思いつつ、いつもの紀尾井町のレストランで昼飯を食った。序にいつものように今日発売の週刊文春5月28日号を読みながら思った。相変わらずトップ記事は高市スキャンダル、要するに首相はいろんな方面で嘘をつきまくっているとのお話。非常に興味深いが、野党特に共産党の機関紙「赤旗」あたりが何故深追いしないのか不思議でならない。昨日の党首討論でも6頭もの野党党首が質問に立っているが、小生から見れば全員首相に弁チャラを言って持ち上げているに過ぎない。

政治家なる職業人は属する政党の違いがあっても所詮は同じ村社会の住人で互いに超えられない一線を守っているのだろうか?もしそんな馴れ合いが存在すれば普通の国民はたまったものではない。昨日の党首討論でも食料品の消費税問題は一歩も前進した感じを持つことが出来なかった。日本はこれまでアメリカの庇護があったお陰も大きいだろうが、曲りなりにも経済発展を遂げてきた。しかし世界的産業構造の大変化(AI出現のせいと言う人も多い)国内の人口減少や金利の上昇もあり、今後についてはそう楽観はできない。アメリカ頼り一本足政治がどこまで持つか再検討の時が迫っているとの見方もある。

曲がり角に立つ日本は難しい舵取りが必要の筈。戦争の準備も必要だろうが、北方防御を中心に置いていた自衛隊を南方に移動させたくらいで大丈夫か?台湾有事に備えアメリカ軍の先兵となるためだろう。政府筋はもし聞かれれば「ハイそうです」とは言わぬだろうが、自衛隊がアメリカ太平洋軍の傘下に組み込まれたことは事実。補正予算がどうのこうのなんて問題より大きな問題がありそうな気がする。

2026年5月20日水曜日

勉強嫌い

 世の中は思ったほど悪くはないが、良くもないが最近の思い。平均年齢を超えてそこそこ元気で居られるのだから満足すべきかもしれぬ。しかし家内が居て子供が二人同居していた時代を思えば、独居の現在はかなりの不自由だ。世界に紛争は絶えぬが、日本は紛争に巻き込まれずにいる。高市首相は台湾有事は存立危機事態なんてことを言ったりしたが、今はそんなことは忘れているようだ。昨日までは韓国訪問、今日は久しぶりの党首討論と八面六臂の大活躍。

人間はそんなに多くのことは出来ぬと思っているが、才能ある人はそれが可能みたいだ。兎に角、党首討論は面白かった。数多い政治課題への対処から始まって、個人的にはAIに対する理解まで応えねばならない。高市首相は勉強が好きみたいで睡眠時間を割いてでも勉強するらしい。今日は下手な映画を観るより党首討論で楽しんだ。

2026年5月19日火曜日

役立たず

 どうせと遠からず冥土に行くのだからと脳みそにに刺激を与えずにいるのは不健全、アメリカのトランプ大統領と日本の高市首相の共通点の一つになっている、話の語彙が少なくなってしまう。「メイク アメリカ グレート アゲイン」とか「強くて豊かな日本」なんて意味不明な文句か呪文か知らぬが撒き散らしたところで小学生の集団でもあるまいし、感心してくれる人は少ないだろう。今日も夏空で朝から陽射しが強い。暑さに慣れるためにも少し汗をかくくらいの運動が必要と言われている。

ならばと気負った訳でもないが午前中から永田町の国会図書館に行った。近く購入しようかと思っている斉藤幸平氏「人新生の黙示録」をちょっと読んでみようと思ったからだ。国会図書館は読みたい本を手にするには、館内のネットで申し込まねばならない。その間約20分ほど掛かる。その待ち時間はパソコンでデジタル書籍を読みながら待つのが定番。デジタル書籍は井伏鱒二氏の「花の街」を読みながら過ごした。第1章しか読めなかったがこれが結構面白い。

大東亜戦争(今では太平洋戦争)初期の昭和18年井伏氏が陸軍報道員として当時の昭南市(現在のシンガポール)に派遣された時の半分記録のような小説。当時日本陸軍は占領政策で日本語普及のため青少年教育に力を入れていた様子と、当時から国際都市でマレー人インドネシア人は言うに及ばす中国人、インド人からアラビア人迄多くの国の人が共存する国際都市だったことがよく分かる面白い話が満載の小説。どちらの小説も読んで何の役にも立たぬが、小生は面白く思うのだ。

更に大きなメリットは、駅の選び方にもよるが国会図書館を往復すると8千歩程歩数を稼げることがある。