まるで手品を観るような昨日の国会の最終版。今朝になって知ったのだが、昨夜9時過ぎだからこちらは白河夜船。参院本会議で「副首都構想」関連法案の採決が行われ、賛成多数で可決・成立したとのこと。昨日の午後はNHK第一放送中ずっと「国会中継(衆議院予算委員会の集中審議)は始まり次第放送します」と告知が出され続けていたが、何のことは無い結局開催されずに国会そのものが幕を閉じたのだ。要するに高市内閣の思い通りの成り行きらしい。
副首都構想とは何を意味するのか知らぬが、首都が大災害で壊滅状態になることを想定してそのためのバックアップ措置を講じておくと言う事らしい。維新の会の皆さんが喜んでいるのは分かるが、自民党の皆さんも同じだろうか?昔、堺屋太一氏と一緒にテレビ番組制作に関わっていた時に堺屋氏も似たようなことを言っていたことを思い出す。堺屋氏は大変ユニークで面白い人だった。氏は首都圏のバックアップでなくて移動を口にしていたように思う。元々は通産官僚で万博で成功を収めたことは有名だが、ご本人は官僚は性に合わなかったと思う。現役時代午前中に出勤することは無かったと言われたくらいだ。
氏は兎に角<日本より世界>を観ていろいろ考えていたことは明らかで、特にチンギス・ハーンのモンゴル帝国に強い憧れを持っていたように思う。騎馬による機動部隊を動かして、何千キロも離れた大陸の外れに集合させた能力の源泉を探っていたようだ。日本の天皇制について話し合ったことは無かったが、世界を制したモンゴル帝国に憧れていたことは間違いない。