数日前岩谷毅元外相が50人ほどの財界関係者などを引き連れて北京を訪問している。事前に高市政権指導部と形跡した形勢が一切無いので報道も至って小さな扱い。北京でも辛うじて王維外交部長と面会は出来たようだが、その詳細は伝わってこない。政府側からの反応も皆無。首相は何を考えているか知る由は無い。
茂木敏光外務大臣が首相に代わって国連総会前8月末から9月にかけてトルクメニスタン、スロバキア、オーストリア及びモンゴルを訪問してからニューヨークに乗り込み、総会期間は外交下手な首相の代わりに大活躍をしていたと思われる。英語力が閣内随一と言われるが、それ以上に大切なことは感性だ。首相の演説原稿も茂木氏がチェックする筈だが、それを受けて棒読みするなら未だしも、首相は恐らく原稿に無いことを口走るのだろう。
原稿に無いことを言うのはアメリカトランプ大統領の真似だろうが、ニューヨークで「日本を国連敵国条項から外せ。」と言ったのセンスが悪すぎる。日米関係の良さを誇示したつもりの翌日に習近平氏夫妻がワシントンに到着。これを空軍基地の到着スポットにに長い赤絨毯をひかせて、自ら出向いて出迎えると言う大歓迎。中国とアメリカは先の大戦で日本ファシズムに対して共に戦った血の盟友だとまで言った。
当然日本では相当な言論人でも青ざめて「日本が戦った相手は蒋介石であって毛沢東の赤軍ではない」なんて言い募るが、時すでに遅く大統領の発言を受けて国務省は成果文章にはっきり記録を残してしまった。日本の言論人も1940年の西安事件で国共合作が成立した歴史は否定しようがないだろう。