最近年を取ったせいいか、知っている筈のことがどうしても思い出せないことが屡々発生する。あるいは思い出したは良いが、昨日のことだった心算が10日も前のことだったとか。要するに脳内のどこかにある整理棚のようなものがグチャグチャになっているのかもしれない。ひっくるめて勘違いと言うことにしたい。しかし昨日の国会審議で観たが、議題になっていて昨日のうちに衆議院で賛成多数で成立して来週から参議院での審議が行われる皇室典範改正案はどう考えてもどこか変だ。
今朝の報道の見出しには次のよう書かれている『政党の駆け引きの材料になった「皇室典範」 静謐な議論どころではなく、衆議院を半日で通過』先週報じられた三笠宮家次女佳子様のブラジル訪問記事との差が大きすぎる。昨日共産党の質問「男系男子」の必然性に即答できない政府官房長官。
そもそも皇室典範とは皇室の決まり事、しかも将来に関することについて赤の他人である政治家共があれこれ嘴を突っ込むこと自体許されない無礼なことだろう。一体何様のつもりなのかだ。勘違いも甚だしい。もちろん皇室の方々も昔から日本の歴史に関しては高い知見を有する学者に学ばれ、伝統の維持には一方ならぬ努力をされてきている。伝統の維持が難しくなれば、皇室から付き添っている役人を通じてご下問がある筈。
もしそうなったら、国内最高の英知を結集して返答すればよい。皇室の方々が国民を常に心配されているように、国民だって皇室を大切な宝と思っているのだ。訊かれてもいない事について雑音を発した現内閣。幾ら歴史を知らぬと言っても、これは単なる勘違いで済ますことはできない。歴史を汚す大罪と言わざるを得ないだろう。