今月22日福田康夫元総理大臣が亡くなったとのこと。大勢の人たちがマスコミに哀悼の辞を公表している。特に中国政府は得難い友人であったことを公表した。一番聞きたいと思うのは小沢一郎氏の所感だが、これは未だ見当たらない。今朝の朝日新聞には、福田氏は生前常に政治家に必要なことは「常識」と言っていたとのこと。小生も全く同感だ。
選挙区が群馬なので東京住まいの小生は肉声を聞く機会には恵まれなかったが、財界のトップ企業に居てリーダー的存在だった友人から聞いたことがある。確か総理辞任の直後だったような気がする。「福田氏は読書が趣味で、よく書店で顔を合わせ、近いうちに食事でもしましょうなんてことになっている。」最後の部分は蛇足と言うか日本人特有の世辞かもしれぬが、読書家は本当だろう。
昔、文藝春秋社で編集長まで務めた幹部の方に訊いた話を思い出した。「人間が生涯で読める読書量には限界がある。1年に100冊読んでも50年で5千冊、故に読む本の選択が大切。」ともっともな意見だった。確かにその通りだろう。政治家や評論家の皆さんにどんな本を読んできたか、今でも印象に残っている本を教えてほしい。」と聞いてみたい。
人にものを尋ねるなら先ず己の考えを述べるのが当たり前かもしれぬ。小生も既に人生の最終版、読書に関して思い出を書いておく。好きな小説は「西遊記」「モンテクリスト伯」高校時代母に薦められて読んだ「「狭き門」(原作はドイツのアンドレ・ジード)内容を詳しく思い出せないが、女性感に強く影響を及ぼしたと思う。若い人に薦めたいのは「学問のすすめ」福沢諭吉著と「武士道」新渡戸稲造著の2冊に尽きる。