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2025年5月22日木曜日

国会報道

 普段から世の中の大きな流れにはできるだけついて行けるようにと思って、毎日テレビのニュースだけは几帳面に観続けている。その一環で、昨日は午後3時から行われた国会中継いわゆる党首討論を約1時間丸々観続けてしまった。質問に立ったのは野党の3党首、立憲の野田氏、維新の前原氏、国民の玉木氏の3人だけ。何故3人だけなのか?他党の党首が少し可哀そうにも思う。まだ陽も高いし時間をもっと取っても良かったのでは?その辺が国会の国会たる所以かもしれぬ。要するに庶民感覚とかけ離れている。

兎も角討論と言っても3人の質問者は時宜を得た質問をぶつけたのだろう、石破首相は防戦一方、言い訳に終始していたように思う。もっと問題は個人的なことで、問題点の殆どが極めて身近な問題であったにも関わらず、討論の意味を殆ど理解できなかったことだ。ついで書けば、夜になってとBSの番組が揃ってこの問題を取り上げたが、詳しい解説を聞けば聞くほど意味が分からなくなる。

野田氏が取り上げた年金と社会保障の問題は国民全体にとっても極めて重要な事らしいが、既に納付期間をとっくの昔に終わり安いとされる給金を頼りに生き続けている身だ。どうも今後はこれ以上に給付が悪くなりそうとのことらしいがもう知ったことではない。

前原氏の質問に関して印象に残っているのは「政府は取れるところから取る」との発言。社会保険料は何でも国会の審議無しでどんどん値上げが出来るらしい。維新が野党でありながら予算成立に賛成に回ったが、その時交わした政府との約束が何も守られていないと詰め寄っていたこと。小生に言わせれば「そんなこと決まっているじゃないか、政権側はその場を乗り切ればそれで十分、男と女じゃあるまいし、騙される方が馬鹿なだけ。」

玉木氏は今日更迭された農水大臣絡みで「米の値段をどうするつもり?」と訊いていた。これに対する返答が振るっている。何でも5キロ3千円台に戻らなければ責任を取るとの応え。出来もしない事に関して平気で見えを切る図太さ。これぞ政治家の真骨頂か。嗚呼

2025年3月28日金曜日

ちりめん本

 現役時代に長年広告とか広報に関わってきたので、結構な思い入れがある。これらが社会に齎す影響について一概に善とか悪とか断定はできないし、プラスマイナス両面性があることは認めざるを得ないだろう。言えるのは広告広報に必要不可欠なものが媒体であることだけは間違いなさそうだ。60年チョット前の4月に社会人となって初めて、市ヶ谷にあった大日本印刷の工場見学を思い出している。

当時は知らなかったが、高校同期生の一人が同社に入社していて、後に何かの会合で会ったときには専務取締役にまで昇進していた。ひょっとすれば現在でも最高顧問的存在かもしれぬ。現代は小生のような普通の市民が平気でネット上に意見を開陳する時代になっているが、これも僅か100年を少し超えたくらいのこと。それ以前には、文書は1通ずつ書くしかなく、ヨーロッパでは印刷技術が500年くらい前から発達したようだが日本では文書の木版技術の発展は相当遅れた。

しかし日本でも明治になると、木版による出版を志す人物が現れたことを昨日初めて知った。名前は【長谷川武次郎】昨日の夕方何気なくつけたテレビで彼が設立した長谷川弘文社から、数多くのちりめん本が刊行され、日本の文化を海外に紹介することになった経緯を知った次第。ちりめん本なる言葉も初耳だったし、これに小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)も協力していたことなど、実に興味深かったが、残念なことにBS放送だったのでNHKプラスでも再確認することが出来ない。

ちりめん本をごく簡単に説明する。和紙に日本のお伽噺を木版(30色以上)で絵付けし、英語(木版活字)で説明を加えている。これを製本する前に和紙をちりめん状態に圧縮することで絵に深みが生じている。この木版が最近発見されて、NHKとどこかの印刷会社が共同で復刻を果たしたドキュメンタリー。実に見応えがあったのでNHKに再放送の確認をしたが、今のところ予定はないとのこと。ちりめん本は1900年のパリ万博にも出品され海外でも大きな注目を浴びて、現在でも海外の図書館に保存されいるケースは多いとのこと。

現代は次から次へと新しい媒体が開発されるが、手にする或いは見る気にもならない。先人が残した貴重な文化(遺産)だけに知る人が少ないことを重ねて残念に思う。

2025年3月21日金曜日

マスコミの反応

 数日前の雪景色が嘘のような春らしい陽気がやってきた。

アメリカのNBCテレビ報道によると、トランプ政権は政府支出削減の当然として日米軍強化の停止を検討しているとのこと。これは元外務官僚の天木直人氏のメルマガ読んだ記事だが、新聞もテレビもこれを取り上げる様子が無い。天木氏も「このニュースは、平和な日本を望む日本国民や、在日米軍に悩まされている基地周辺の住民、とりわけ沖縄県民にとっては吉報のはずだ。」と書いている通りだと思う。丁度国会は参議院で2025年度予算審議の真っ最中、野党には早速取り上げて質問してほしいが、今のところその気配も無い。

NBCテレビと言えばメジャーな放送局。日本のマスコミは当然知ってだろうが不思議なくらい何も反応が無い。残念なことだ。日本はマスコミが発達してる割にはアクションが皆似ている。強いて言えば共産党機関紙の「赤旗」が一般マスコミと同列には論じられないかもしれぬが、時折大きな問題提起をしてくれる。この問題も調査してほしいが、根っこがアメリカなので難しいのかもしれない。

2025年3月15日土曜日

マスコミの注目点

 太り始めたことも気になるが、囲碁が上達しないことももっと気になるのだろう。昨日は昼食後2時前頃からネット碁で負け続けてブログを上げる4時をはるかに超える時刻までパソコンにしがみ付いて遂にサボってしまった。夕方の散歩も無し、1日の歩行数が5千歩を下回ってしまった。普通の日常から外れても気にならないのは認知症が進んだ証拠かもしれぬ。昨夜は早めに寝て今日改めて普通の日常を取り戻したいと思っている。

昨日書かずに済んだブログネタの一つは、石破首相の新人議員15人との食事会と事前に届けたとされるお土産代の商品券10万円の件。何でもポケットマネーからと報道されているが、石破氏は昔からケチで有名。旧派閥の仲間同士の食事でも割り勘を払おうとしない話が有名だった程の人だ。報道のどこかに嘘があると思うが、既に1日経つと本件は既に全国的トップニュース。今更ケチなブログで騒いでも仕方が無さそう。

もう一つは不思議に未だ騒ぎになっていない。同じく一昨日から昨日にかけてマスコミで小さく報道されがら騒ぎにならないのが不思議。なので、改めて書いておきたい。日本共産党の山添拓議員が、3月7日の参院予算委員会で、海上自衛隊が紛争当事国であるウクライナとの多国間軍事演習に参加していた事実を、防衛省が公表していなかった問題を取り上げ追及した件。小生にはこちらの方が重要に思えるが、マスコミは反応していないので、内容を少し紹介する。

米国とウクライナが共催する多国間演習で、昨年9月はウクライナ南部とクリミア半島に面し緊張が高まるブルガリア沖の黒海で実施。海上自衛隊は米軍、ウクライナ軍などと機雷の水中処分などの訓練を行ったとのこと。山添氏の質問に防衛相中谷元氏は「艦艇を派遣しなかったことや派遣が少人数にとどまった。」と釈明。戦争当事国近海の軍事演習に、国会の了承なしに日本の自衛隊員が参加する必要性は何だったのか?マスコミは避けているが、騒げば憲法違反でこちらの方が寧ろ内閣吹き飛びかねない問題のように思う。

2025年2月6日木曜日

ロシア関連報道

今週どこかで読後感を1本上げたいと思っているが、今日もそれより興味深いことを知ったので、そっちを優先する。多分知ってる方も多いと思うが昨夜NHK総合で放送された「クローズアップ現代」<制裁下のロシア “死の経済”の実態に迫る>。ロシアに関しては国連が議決したかどうかは知らないが、日本を含む多くの国が制裁をしている。故にマスコミ報道も専ら軍事作戦絡みの悪役側面が多く、軍事的にはそこそこ頑張っているものの、市民の暮らしは苦しくなり、国内外のプーチン批判は強くなる一方とばかり思っていた。

しかし昨夜のテレビによれば、政権がどんなマジックを使っているか分からぬが、ロシア国民の暮らしぶりはこの3年間で上昇、世論調査によるプーチン大統領の支持率は戦争開始既に丸3年近いのに87%と高位置にあるとのこと。高々30分番組が切り取った映像だから、どこまで実態に迫っているか分からないまでも、戦争で子供を失った母親が戦地への慰問品を送り続ける話にはこれまでの考えが、目から鱗の落ちる思いすらあった。ウクライナも同じだと思うが、戦争をする国は何と言っても兵隊の補充が大きな問題の筈。

特にロシアは兵員の損耗が激しい筈で、昨夜の番組では確かこれまでの死者数を6万人と言っていたような気がする。ロシア軍の兵員数は約200万人で、この3年間に2回合計33万人の増員令が発効されているようだから、素人考えで推測すれば動員数は約30万人前後、既に5%が戦死した勘定だ。これも素人の浅知恵だから的を外してるかもしれぬが、古来戦争は部隊から15%の死者が出たら戦闘不能と言われていた筈。先の大戦で日本軍は玉砕と言って全滅するまで闘い続けた部隊が幾つもあるので理解不能だ。話がずれてしまったが、ロシアは今のところこれ以上の補充は必要ないと言っているようだ。

何れにせよロシアは軍需景気に支えられ、国内経済は活発で雇用が増え、賃金も上がっているらしい。解説者の北海道大学の服部先生は「極端な人手不足と高インフレで、今年くらいには曲がり角に来る」と仰っていたが、これは予想の話だから当たるも外れるも八卦だ。新聞の調査報道なら真面目に取り扱う必要もあろうが、一億総白痴化のテレビの報道。でも民放が取り上げる戦争情報よりずっと見応えがあったような気がする。 

2024年12月25日水曜日

常識とは

 昨夕石破首相の臨時国会終了後の記者会見をチラリと見て思った。自公政権が少数与党に転落したので思いどうりには政策実現が出来なかったが、100%の実現は出来なくても一歩でも前進できたので良かった、との趣旨だったと思う。昔誰かが「世界の常識は日本の非常識」と言ったが、それを思い出した。アメリカやイギリスのように政治形態が二分されて拮抗状態にあるなら兎も角、日本は昔から二大政党時代と言われても必ず中間政党が存在する多数政党形態だ。

にも拘らず、一党独裁国家かのような勘違いをして勝手な振る舞いをしてきたここ十数年がおかしいので、ごく常識的な政治体制が出現しただけないか。むしろ政権を支えている官僚やマスコミも含め、今後このように多党化状態が長く続くことを前提にして、発表や報道があってほしいと願いたい。特にマスコミだ、押し活か何か意味不明だが、マスコミ報道がSNSで拡散された報道に負けてしまうなんて恥ずかしいだろう。先日亡くなった読売新聞の渡辺恒雄氏を賞賛するつもりは無いが、マスコミ関係者は読者を啓蒙する誇り矜持をもって報道にあたってほしい。

それにはスポーツも良いだろうが、時代を引っ張っている報道のデジタル化技術スタッフ拡充が必要だろう。嘗て日本の全国紙はテレビの世界に進出して紙媒体の補完を成し遂げた。これは米英など先進国には見られない現象だと思う。しかしテレビの世界では商業主義が前面に出過ぎて、品質面でどうしても半分国営放送のNHKにとても及ばない。現在はスマホが日本人の知的水準や健康面にも悪い影響を与えているように思うが、テレビ放送の悪い面を受け継いでいるように感じている。

インターネットの発達で、これからは匿名性の情報が益々巷にはびこることは避けられない。その情報空間で名門の看板を背負って発信し続ける従来からのマスコミの活躍を期待したい。

2024年10月31日木曜日

マスコミの思い込み

 先日も少し書いたが、国内政治は混沌として来年いっぱいくらいは小生のような外野の素人には行く末の判断が難しすぎる。しかしテレビを観てるといわゆる評論家と言う人たちは選挙で勝利した野党立憲の議員たちに大きな不満があるようで、偉そうに文句をつけている。曰く「今頃になって特別国会の首班指名に協力をしてくださいなんて、共産党を含めた他党に依頼するなんて、しかも党首が直々に出向くなんて余りにご粗末。政権を取る気があるなら事前の準備が必要だろうに!」

この物言いをする中で筆頭格は中北浩璽氏なるどこかの大学教授。いろんな放送局に出演しているので業界では重宝されている政治学者のようだ。立憲にしてみればこの大勝利は確かに予想を超えていたかもしれぬ。今慌てて次なる戦略を走りながら考えている最中も、評論家諸氏の非難が的を外してる訳でもなさそうだ。もともとメディアは水に落ちた犬を叩くことを面白がる傾向が強い。その傾向をもってすれば、水に落ちているのは自公政権与党の筈だが、何故か勝った側の野党を叩くのが不思議に思える。

更にもう一点付け加えると、共産党を相当汚いばい菌扱いをするのも如何ものかだ。党員が減少傾向でやや落ち目の感は否めないようだが、機関紙「赤旗」の取材力は大手メディアを凌ぐ取材力を今回の選挙でも存分に発揮された。それが同業者として悔しいせいかどうか、坊主難けりゃ袈裟まで・・・・でもあるまいに、なんでそんな扱いになるのだろう?どこか変だと言うなら、公明だって維新だって小生からすれば相当に変な政党だ。

しかしメディアの扱いが大いに気になる。

2024年9月25日水曜日

新聞の読み応え

 昨日は遅ればせ彼岸の墓参りで、長野市日帰り往復。小生全く自慢にならぬが、歯が悪く上に2か所も入れ歯をしている。外食するとすぐに歯を洗うことが出来ないので不便極まりない。従って、朝飯だけは自宅で食えば、極言すれば昼飯を抜いてもどうと言うことは無い。依って昨日は朝3時半起床、朝食の後片付けをしてから出発した。途中乗り継ぎの終点大宮で居眠りをして、危うく池袋方面に戻りそうになったがギリギリでセーフ。新幹線乗車時間が往復で2時間もあったので朝日新聞を購入、隅から隅まで読むことが出来た。

普段、毎日の情報をテレビのニュースとネットだけに頼っていると、ものの見方が偏る危険を感じた。新聞は膨大な人員を抱えてるだけあって紙面は新しく多彩な情報で溢れている。下手な小説なんかより遥かに読み応えがある。まずネットやテレビでは紹介されない記事の一つに投書欄がある。朝日の場合は社説と読者からの投書で第9面1ページを埋めている。このページが実に読み応えがあった。

冒頭で紹介されたのが青森県在住無職の女性「政治の貧困が地方の衰退を招く」とタイトルがあったが、これは新聞社がつけたのかもしれぬ。投稿者は「日本は貧乏になった。GDPなんか知らなくても日々肌で感じる。自民党総裁選の候補者には1ヵ月でいいから我が町に住んでもらいたい」と書き、締めくくりの一文が「生まれた時から貴族のような生活したり、これから貴族になろうと思っている議員には到底望めぬだろう。」と締め括られていた。

殆どやらせに近いテレビのインタビューと異なり、姿形は見えなくても意図するところはテレビ以上に伝わるような気がした。同じ投書欄に京都外国語大学留学生4人の投書があったがこれも興味深い。タイトルのみ紹介する。「イメージと違った高齢者の姿」「何時も化粧をしている理由は・・・」「バイトで知った挨拶の文化」「予約が必要 この規則はまだ慣れない」

半世紀近く昔になった現役時代に比べれば、広告収入が少ないので経営が苦しいことは十分理解できるが、それでも頑張っているなあとしみじみ思った。

2024年9月15日日曜日

テレビ番組さまざま

 最近困ることの一つに、今日すべきこと或いは今すべきことがすぐに見つからないことがある。本当はあそこをそうじしなければいけないとか、家のここを手入れする必要があるなんてことは結構あるのだが、天気が良すぎるとか暑すぎてなんて理屈で結局着手せずじまいだ。出来ない理由しない理由だけは事欠かないのも困ったこと。暇なら読書でもすればいいが、読書もそこそこ根気がいるので最近は面倒くさくて進まない。思い切って散歩に出るしかなく時間が少し早いのに昼飯に出かけた。

朝テレビを観ていら「健康カプセル」なんてもっともらしい番組だった。中で日本人は糖質を取り過ぎるなんて言っていたが本当だろうか?嘗ては動物性脂肪や蛋白の方が危険だと聞いたような気がするが、どちらも当てにならないと言うことに違いない。あれがいけないこれがいけないなんて無責任なことを言ってはいけない。糖質だって蛋白だって脂肪だって皆同じエネルギー源。どれも適当に摂取することが大事で、ただ過ぎてはいけないと言うことはあるだろう。

テレビ「健康カプセル」の影響で、今日は米を避けて珍しく久しぶりにモスバーガーでハンバーグを食ってみた。ただドリンクのコーラだけは飲む気がしない。大差ないと思うがメロンソーダを注文。テレビの影響の強さに我ながら笑ってしまう。帰宅してからは12:30までNHK「素人のど自慢」父が大好きだった番組だ。その後で観た「NHK囲碁トーナメント」これが見応えがあった。

出場したのはこのトーナメントで何度も優勝経験のある大ベテラン張栩氏と僅か17歳かの新人関西棋院所属表優斗二段。最初はまさか新人が勝つなんて思わなかった。当たり前だろうが結果的には表二段の勝利。藤井壮太氏の活躍する将棋も同じだが、囲碁も数手先を読み勝ったほうが勝利するのが当然。年齢やキャリに大きな差があっても勝負は別。専門家の解説によれば、終盤でベテラン張栩氏にほんの僅かな読み違いがあったらしい。ど素人の小生には分からぬが、今日の解説者はAIの予想手順を全く無視していたことも気持ちよかった。解説を担当したのは関西棋院結城聡九段。全員がプロ棋士であることを見せてくれた。

2024年9月11日水曜日

マスコミと政治

 昨日は珍しくブログ書きをしないでしまった。一昨日新宿の碁会所で指導碁を受けた時の先生の厳しい指導が頭にこびりついて、それを払しょくするために徹夜でネット碁をしてしまったからだ。徹夜で囲碁をしても上達しませんと先生に言われているのに、逆らって10時間近く負け続け、やっぱり先生の言う通りと改めて感じた。本当は碁盤を買って、参考にすべき棋譜を一手々々並べて覚えなければいけないのだろう。分かっちゃいるがやめられないだ。笑

2階の椅子に座りぱなしで約10時間、流石に身体全体が硬直して階段を転げ落ちそうになったり、仏壇に線香を立てるのも容易でなかった。人間、頭の整理がつかないときは足元さえおぼつかない。気を付けないととんでもないが起きる可能性がある。今朝は顔も洗わず仏壇の世話だけして、トマト1個だけを食って8時から11時まで3時間ほど寝て朝飯を食った。普通の朝飯を2度に分けて食った勘定である。少し人心地がついたので、昼にアメリカ大統領選候補者のテレビ討論会に関するニュースを観た、

解説者によると、圧倒的にハリス氏が有利とのこと。引き続いてみた自民党代表選挙関係の報道では、小泉進次郎氏が圧倒的に強いらしい。小泉氏では出馬会見の時「経験が不足し過ぎて不安。」と質問をしたフリージャーナリストが居たようだが、今日の昼になると、もうそんな質問は不規則発言であったかのように、思い出されもせず解説者のほぼ全員が進次郎さんに是非総理になってもらいたい風情のご意見のオンパレード。明るく爽やかで意見の内容が分かり易い。何となくカマラ・ハリス氏も似てるような気がする。

昔日本ではアメリカと戦争をおっぱじめる直前、学者的雰囲気の近衛文麿氏にとって代った東条英機陸軍大将氏、彼も若くて分かり易いところがあって国民的人気が高かったと聞いている。これも結局はマスコミが作り上げたイメージあだろうが、敗戦が決まるとマスコミは手のひら返しで、戦争前に持ち上げたことなどおくびにも出さない。数年後には犯罪者になり、絞首刑で殺されてしまった本人は可哀そうすぎる。

日本もアメリカも次の指導者が決まるのは11月、本格的始動は来春だろうが、それぞれの国民の期待がいつ破られるか。マスコミも気楽なものだ。

2024年9月5日木曜日

新聞の意地

 テレビ報道は連日自民党総裁選関係報道を続けているが、昨日の朝日新聞Evening-Aに実に興味深い記事が掲載された。<朝日新聞社の「自民党派閥の裏金問題をめぐる一連のスクープと関連報道」が4日、今年度の新聞協会賞に決まった。>ことを受けての記事だけに非常に内容の濃いもの。そもそも朝日の裏金疑惑報道は昨年の12月1日「安倍派、裏金1億円超か パー券不記載、立件視野 ノルマ超分、議員に還流」から始まったようだ。8か月以上も経つので原点なんか忘れても当然。

朝日新聞側は『「故意犯だ」自民の裏金の闇、総力取材で明らかに 今後も迫り続ける』としているので、今後一層の活躍を期待したいものだ。現に昨日は、これまで裏金と無関係とされていた麻生派にもこの問題が飛び火、麻生氏自身の求心力が急速に傾き、政界引退まで囁かれる事態になっている。

これまでマスメディアについても随分悪口を書いてきたが、この記事を読んで大分考えが違ってきた。新聞社に限らないかもしれぬが、政治部記者は総じて若い。それでも彼らは一匹狼、秘書もいないし、補佐役もいない。政治家本人に質問しても、まともな返事は期待し難いだろう。昼間だめなら夜討ち朝駆け、周辺取材。神経を研ぎ澄まし思えば結構な労働量だ。やっとおの思いで書いた原稿もデスクには無視される。

しかしデスクはデスクで、その若者たちを叱咤激励しつう俯瞰的に見下ろしているのだろう。昨日のEvening-Aは言う。党の総裁なんか誰が就任しても同じ。組織の根幹が腐れているのだからまともな政党に戻れるはずも無かろう。一人岸田文雄氏に限らず主だった人間はすべて政界から立ち去るべきだ。

以下のURLで全文が読めれば良いが、駄目の可能性もあるので編集者伊藤大地氏のまえがきの一部を転載する。以下引用

「金融所得への課税強化が、自民党総裁選の争点に挙がっています。岸田政権下で「貯蓄から投資へ」というスローガンのもと、新NISA制度が始まったのが今年のこと。一時期、4万円を超えた日経平均は、8月5日、そして今日と急落し、マーケットは荒れ気味です。利上げなど金融政策も曲がり角を迎えるなか、新総裁候補はどのように考えているのでしょうか。 2本目には、自民党の裏金問題について、取材のプロセスをお伝えしています。この報道により、朝日新聞は今年度の新聞協会賞を受賞することとなりました。」

https://mail.google.com/mail/u/0/#inbox/FMfcgzQVzXVPQQkrWRHMglShBGMGpJvd

2024年8月15日木曜日

マスコミとジャーナリスト

 お盆も今日で終わり、我が家に帰ってこられた先人達も安んじて天国に戻られる。有名ではあっても詠み人知らずとされている俳句「8月は6日(むいか)9日(ここのか)と15日(じゅうごにち)」のことを初めて知った。本当に素晴らしい句だと思う。マスコミ特にテレビの司会者は小難しい話は遠ざけてこの3日に十分思いをして貰いたい。戦後生まれの若者がこの日を知らないのは考えれば当たり前。そのことを非難したりするのはやめて、自分が何をすべきか考えることの方が先だろう。

昨日BS/TBS「報道1930」を観てつくづく思った。ゲストコメンテーターは作家の保阪正康氏と毎日新聞社主筆の前田浩智氏。メインテーマが『昭和を総括しない日本 今は「新しい戦前」か?』何となく会話がかみ合わないのは司会の松原耕二氏と番組レギュラーの堤伸介氏(新潮社編集局で松本清張氏や国際関係をを担当したかなりのインテリ)だが戦争に関する知識はどうしてもゲストには及ばない。とは言っても堤氏は、父上が戦争でかなり苦労されて帰国し、経験を語っているので、小生より若いが、とても及ばない深い知識があって勉強されていると感心した。

戦前を知らない人間同士が<新しい戦前>なんて言っても、小生もそうだが戦前を知らないのだから話にならない。うまい具合に岸田首相の総裁選不出馬宣言があったので、この部分だけは噛み合っていたように思う。

昨年のお盆8月13日は「信濃毎日新聞」の記者桐生悠々(本名 政次)氏と早稲田大学を出てジャーナリストとして活躍、戦後首相にまでなりながら病を得て亡くなってしまった石橋湛山氏について書いている。保坂氏も石橋氏については語っていたが、昔も今も本物のジャーナリストはそう簡単には生まれてこない。

2024年6月22日土曜日

国会関連放送

昨日の土砂降りでやっと梅雨入りした東京、しかし今日は早くも梅雨の晴れ間。昨日濡れたものを乾かすには都合よいが、何となく変な感じだ。昨日はよせばいいのに飽きもせず岸田首相の記者会見なるテレビ番組を飽きもせず観てしまった。今日はメディアの問題としてこれについて書いておく。あの下らない番組を45分も流し続けたのは勿論NHKだけだろう。うち前半25分は首相の独演場、たどたどしい言葉で語られる今国会の成果とされる自慢の数々。何一つ記憶に残るものは無い。続く記者からの質問も殆ど事前に調整済みだろうから面白味は殆ど無かったが、一人だけ夫婦別姓問題に関して「総理自身のお考えをお聞かせください。」と質問した女性記者が居た。

首相の答えは「賛否両論の間をとることは難しい問題だから、今しばらく成り行きを見守るしかない。」とでも言いたかったのだろう。自分に考えが無いことがばれるのが嫌なのか、少なくともこの10倍以上の言辞を費やしたことだけは間違いない。首相の発言はいつもそうだが、あ~とかえ~とか無意味な発言が多くて時間ばかり食っている。大平元首相のそれも有名だったが、大平元首相は考えながらのことで、岸田首相は既に回答文章が目の前にありながらのことだから意味がだいぶ異なる。

放送局に一言いいたいのは、国会終了記者会見をなら首相の独演はやめて、記者の質問だけにすべきだ。まずかった政治判断、積み残した問題について追及させてそれにどう応えるかを国民に知らせるべきだろう。

この記者会見放送は45分で打ち切られたので、その後でどこかの記者が質問したかもしれぬが、確認できなかったことがある。それは国会終盤の維新代表とのいざこざ。維新側が自民党総裁と維新代表がサインした文書まで交わした公党間の約束が破られたことに反発、終盤国会で衆院で賛成した政治資金法改正案を参議院で反対に回った一件。これは約束を破られた維新側が反発したからだ。このことに関し、その夜の番組に出演したご存じ田崎史郎氏はこう言い放った。「普通人は約束に違反した人を悪いとするが、政治の世界では騙された人の方が悪いのです。」

番組名は覚えていないが、少なくても公の電波でのこと。益々日本の政治に愛想が尽きる。

2024年6月5日水曜日

テレビと雑誌から

 最近思うのが、なんとなくお詫び発言・会見が多いこと。自民党国会議員のお詫びは毎日聞いているので少し飽きてきていたが、トヨタ自動車の会長さんが頭を下げているのをテレビで見て強く感じた。近隣から始まる世間様に顔向けできないことをする人間は昔から結構いたと思うが、財界のトップ企業までが世間にお詫びしなければならぬとはどういう事なのだろう。まさか「ごめんで済めば・・・」と言うわけにもいかない。厳しく罰すれば、トヨタの下請け企業が困ってしまう。

ところで、ここ2週間近く、雑誌「オール読物」1988年12月臨時増刊号で<昭和の時代小説50篇:岡本綺堂から藤沢周平まで>を読み耽っている。総ページが781頁でやっと作家数で40人分まで読み終えた。娯楽短編ばかりで色物から会戦物までいろいろあったが、総じて感じたのは主人公たちの責任の取り方。時代小説だから殆どは命を差し出したり、取ったりで締め括られる。単純ではあるが、昔は実際にそうだったかもしれぬが、実態は分からない。

人の命は簡単に弄んではいけない。これまた話題が替わるが、昨日テレビでロシア政府が「ウクライナへの特別軍事作戦において、この5月だけで週に1200人以上の死傷者が出ている。」とのこと。これまでにロシアが公式に死傷者数を発表したことはないと思う。テレビに出演していた解説者は誰もその不思議、即ち今まで無かった発表が急にあった事に関して言及した人はいなかった。彼らは専らNATO諸国がウクライナ支援強化を強めて、新たな兵器の使用を可能にしつつあることを強調していた。

いま世界で最大の問題は、ウクライナの戦争とイスラエルの戦争の2件。前者はロシアが主役だけに、罷り間違えると長期化→世界大戦に繋がりかねない。誰にも簡単にわかりそうなことだが、これを何とか止めようとする国家に日本は属していない。しかし、個人的には政府方針には沿わぬが努力している人もいる。例えば政治学者の羽場久美子氏。こういう人をテレビ局は何故解説者に引っぱり出せないのか?不思議でならない。

2024年5月23日木曜日

締めくくり

 少し俗な話題かもしれぬが、昨日報道があった俳優中野彰氏の訃報。俳優としてよりテレビの芸人として長年親しんできたような気がする。いつ見ても明るく朗らかな存在で、夫人の池波志乃さんと仲の良いことも有名だった。あまり気の利いた事を言ったりもせず、いわば人畜無害の存在。改めて思えば羨ましい存在かもしれぬ。16日に亡くなったそうだが、昨日発表された。志乃夫人によれば、葬儀は親族のみだろうが既に終了、特に流行りのお別れの会は行わない方針とのこと。仲間も少なくないと思うが、これもさっぱりしていいことかもしれぬ。

人生の終わりとは少し異なるが、今朝の報道で知ったイギリス首相の下院総選挙宣言。イギリス議会に貴族院はあるが、民意の反映の議会は1院と思った方が良いだろう。首相は自分の命運を国民に託す覚悟を固めた上でのこと。首相記者会見は常に官邸前の路上で行われるが、昨日は土砂降りの雨。何時ものことかどうか知らぬが、兎に角傘もささずに頭からずぶぬれ。自分の政策が全て正しかったかどうかは分からぬ、と前置きしたうえで国民に判断を仰いだ。詳しくは知らぬが、どうも一般的には与党不利との評判らしい。

比較して日本の衆議院解散に見られる無意味な万歳と拍手を思うと、恐ろしいほどの違いと覚悟が感じられる。テレビのお陰で<おしどり夫婦>と言った小さなことから、日本の政治と先進国との違いなど様々ことが学べる時代になった。

2024年5月14日火曜日

現場主義

 昨日夕方NHK・BSで「アナザーストーリー<小さな巨人>」を観た。導入部をが少し見逃したので今日になってNHK+とやらで探したが見つからなかった。しかしその番組の意図したところは汲み取れている筈なので紹介したい。

主人公は緒方貞子さん。国連難民高等弁務官で活躍されていたことはぼんやり記憶にあったが、犬養毅氏のひ孫さんであることも知らなかったし、詳しい経歴や活動の具体的なことは殆ど知らなかったも同然だった。少し敷衍すると昭和2年(1927年)のお生まれだから同年配とは言えない。父上が外交官だったとのことで、戦前は外国各地で過ごされ、戦後は聖心女子大を卒業してからアメリカの大学(ジョージタウン大学とカリフォルニア大学バークレー校)に留学して政治学を学ばれ、卒業後は国際キリスト教大学などで教壇に立たれた謂わば生粋の学者だ。

しかしこれだけのキャリアなので、50歳目前で国連日本政府代表公使になっている、大平内閣か福田内閣当時だろう。第8代国連難民高等弁務官に就任した時は既に65歳くらいのようだ。この役職を約10年務めて退任されたが、その後もずっと紛争地の難民に深く関わってこられている。難民は紛争の結果から生じるので、凄惨な殺戮現場と隣り合わせ。国連の活動も国連旗を掲げていれば安全というわけではない中で、緒方さんは常に現場で実情を直接見ること大事にされたことを後輩たちが認めている。

それを取材して纏めたストーリーで非常に見ごたえがあった。同時に思ったことが、現在も世界各地で発生している紛争との関わりの持ち方。国家と国連と同一に論じることは無理かもしれぬが、一人の個人としてもなかなか真似ができない事だと思う。政治家が現場視察をよくするが、彼らは騒動が一旦収まってから現地を訪ねるのが常。緒方さんは難民の実情を把握するために、防弾チョッキを着用してまで現地入りをしている。現地の関係者や部下たちがびっくりしたことだろう。

またそれが<小さな巨人>とまで言われた緒方さんへの尊敬に繋がっていったことは間違いなさそうだ。今の若い政治家、評論家諸氏に観させたい番組だった。