普段から世の中の大きな流れにはできるだけついて行けるようにと思って、毎日テレビのニュースだけは几帳面に観続けている。その一環で、昨日は午後3時から行われた国会中継いわゆる党首討論を約1時間丸々観続けてしまった。質問に立ったのは野党の3党首、立憲の野田氏、維新の前原氏、国民の玉木氏の3人だけ。何故3人だけなのか?他党の党首が少し可哀そうにも思う。まだ陽も高いし時間をもっと取っても良かったのでは?その辺が国会の国会たる所以かもしれぬ。要するに庶民感覚とかけ離れている。
兎も角討論と言っても3人の質問者は時宜を得た質問をぶつけたのだろう、石破首相は防戦一方、言い訳に終始していたように思う。もっと問題は個人的なことで、問題点の殆どが極めて身近な問題であったにも関わらず、討論の意味を殆ど理解できなかったことだ。ついで書けば、夜になってとBSの番組が揃ってこの問題を取り上げたが、詳しい解説を聞けば聞くほど意味が分からなくなる。
野田氏が取り上げた年金と社会保障の問題は国民全体にとっても極めて重要な事らしいが、既に納付期間をとっくの昔に終わり安いとされる給金を頼りに生き続けている身だ。どうも今後はこれ以上に給付が悪くなりそうとのことらしいがもう知ったことではない。
前原氏の質問に関して印象に残っているのは「政府は取れるところから取る」との発言。社会保険料は何でも国会の審議無しでどんどん値上げが出来るらしい。維新が野党でありながら予算成立に賛成に回ったが、その時交わした政府との約束が何も守られていないと詰め寄っていたこと。小生に言わせれば「そんなこと決まっているじゃないか、政権側はその場を乗り切ればそれで十分、男と女じゃあるまいし、騙される方が馬鹿なだけ。」
玉木氏は今日更迭された農水大臣絡みで「米の値段をどうするつもり?」と訊いていた。これに対する返答が振るっている。何でも5キロ3千円台に戻らなければ責任を取るとの応え。出来もしない事に関して平気で見えを切る図太さ。これぞ政治家の真骨頂か。嗚呼
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