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一山越え

今日は亡き妻の満72歳の誕生日、そして浄土に旅立ってから49日目の法要を行った。今は目出度くあらゆる苦悩煩悩から解き放たれ、お釈迦様と同じ仏の位について永遠の穏やかさの中で微笑んでいることだろう。なんでも浄土には、娑婆では何人も避けられない別離の苦しみさえ無いそうだ。

妻の俗名は「美智子」畏れ多いが皇后陛下と同じ、戒名は「喜室智満信女」。法事の後のお斎の席で、妻の従妹の一人が「本当に素晴らしい戒名ですね。」と言ってくれた。この言葉が今日一番嬉しかった。参列者が近親のみの16人と少なかったのだから、お斎の席で、今日が故人の誕生日であることや戒名について坊さんから教えられたことを一席ぶとうかとも思ったが辞めてよかった。

感じてくれる人は感じてくれるものだ。彼女が中学校の先生だったことは知っていたが、国語の先生ではなかったような気がする。

アルプスの縦走みたいだが個人的には葬送の儀式はまだまだ続く。次は4月7日故郷の墓に納骨しなくてはならない。今日は1日目の山小屋にやっと辿り着いたような感じだ。

最近の報道から

少し前まで自民党内ではぐれ者扱いをされていた河野太郎と言う人物について、面白い奴だと思っていた時代もあった。しかしどこでどうしたのか知らぬが、安倍総理に大臣に取り立てられると、人が変わったのか地金が出たのか別人のように感じてしまう。特に今回のトランプ大統領の核兵器開発見直し発言に関し彼がすかさず発表した次の発言「「わが国を含む同盟国に対する拡大抑止へのコミットメントを明確にした。このような方針を示した今回の核態勢見直し(NPR)を高く評価する。」

私は勿論とんでもない発言だと思うが、国民の多くはどのように受け止めるのだろうか?我が国が戦後長い間守ってきた平和外交路線を、戦後生まれの若い青年がいとも簡単にかなぐり捨て戦争に突き進んでいるようだ。個人的にはこの世に未練を感じなくなっているのでどうでもいいが、この世をもっと楽しみたいと思っている方々には現在日本のありようは少しおかしく映っていることだろう。