2026年5月31日日曜日

メモリー

 英語でこじゃれたタイトルを書いたことには訳がある。昨夜恒例の高校同期生4人とのリモート懇談で、友人の一人がパソコンのメモリが壊れたかで修理に10万円以上の費用を費やさざるを得なかったったとのこと。昔のパソコンには記憶媒体用のドライバが着いていたが、少なくても小生が使用しているパソコンには何も無い。テレビの下にはDVD録画装置が置かれていて、昔は日曜日放送のNHK「テレビ囲碁トーナメント」を何週間分も溜めて思いついたら観ることもあった。

しかし現在は記憶や思い出は面倒くさくて観る気が起きない。今日現在今のことで精いっぱいで、明日になったら皆忘れてしまえばそれまでのこと。思い出して楽しんだり悔んだりしても仕方がないだろう。明日になれば又新しい楽しみがあるかもしれぬし、今日の失敗は忘れるのが一番と思い始めている。昔から<年寄りは昨日のことは忘れているのに、何年も前のことは覚えている>と言われるが正にその通り。

ゆっくり起きていつもと同じ朝飯を用意してこれまたゆっくり時間をかけて摂ったあと、いつも通りに後片付けをする。明日に備えて必要な買い物を記憶。単純な繰り返しだがそれが出来れば十分だ。複雑なことは考えず記憶も記録も必要無い。小難しいことは皆子供に任せ。今後は選挙にも行かずのんびり生きるつもり。何時かはあの世からお呼びが掛かるだろうが、言い残すことは特に無いから葬式は好きなようにしてくれ。ただ遺骨だけは家族全員が眠る長野の寺に運んでもらいたい。唯一の頼みだ。

2026年5月30日土曜日

楽しみ

 最近テレビをゆっくり観る機会が減っているし、メールもあまり詳しく読まなくなっている。代わりに睡眠だけはたっぷり取って、日中にできるだけ読書をしたり、NHKBSのプレミアムシネマを観たりしている。一昨日もカーク・ダグラスとアンソニー・クインが共演した「炎の画家ゴッホ」を観たが非常に面白かった。特に感心したのが兄弟愛、弟が画商として兄の才能を見抜き、生涯にわたり兄の経済を助け続けたことだ。

画家で天才と来れば長生きしてもおかしくないが、ゴッホは40歳にもならずに自殺していたとは知らなかった。我が故郷にも一種の天才的俳人の小林一茶が居る。幼くして父を亡くし、奉公に出された江戸で俳人として名を挙げて帰郷し、何度か結婚もして最終的には子供もできるが、生活は苦しく余りハッピーではなかったようだ。小学校から中学校にかけ何度も遠足で、一茶が住んでいたとされる土蔵を見学した。正直な感想を言えば「よくもまあ、こんなあばら家で生活できたものだ。」

ゴッホにしても一茶にしても、小生には全く解らないが、何かを見た時に心の中から自然に湧いて来るものがあったに違いない。要するに人にはそれぞれ異なる喜びと楽しみがあると言うことだろう。ところで今日は、気温は結構高いようだが湿度が低いので風が実に気持ち良い。特段の楽しみは少ない老後の人生だが、素晴らしい天気には自然に感謝の念が湧いて来る。

2026年5月29日金曜日

季節感

 未だ梅雨入り前なのに異常な暑さ、更には来週火曜か水曜には台風6号が日本に接近との情報が報じられている。テレビは盛んに「身体が慣れて居ませんから、注意しましょう。」なんて言うが、どのように注意したものやらだ。兎に角異常気象は世界的傾向、乾燥して干上がる土地や川があれば、豪雨で流される家もある。緯度的には北海道より北の欧州の国々でも異常な暑さでアルプスの雪渓はがどんどん小さくなっているようだ。何か知れぬが不気味な気持ちだ。どこに居ようと人間は自然現象には抵抗の術がない。明日は明日の風に吹かれるしかないのだ。

それでも日本は未だ被害が少ない方だろう。全国的に田植えのシーズンと思うが、田に水が張れないなんて報道は未だないだけ益しかもしれぬ。この秋の収穫が例年通りであることを祈らずにはいられない。 

話が変わるが、区から長寿検診の案内が届いた。受診期間は来年3月31日まで、先に書いたように区内に掛かりつけ医が無いが、近くのクリニックを探してそのうちに行ってみることにする。

2026年5月28日木曜日

新型軍国主義

 年寄り一人が心配してもどうにもならなうが、ネットで見つけた今日の日刊スポーツの記事。久しぶりに聞く名前の古舘伊知郎氏が実にうまいこと書いている。タイトルは「心を鬼にしても嫌いな中国と・・・・・」だ。(https://news.yahoo.co.jp/articles/c71e1b67f2060601962a989c514c5d41a7f82a1a)

先に引用符を書いたのでそこを参照してもらえばと思う。

小生は昨日だったか、テレビで観た元外務官僚の宮本雄二氏の発言を聞いて非常に心配していた。(テレビには東大の准教授をしている中国からの留学生も同時出演していた)二人が口を揃えて強調したのは、最近中国が警戒し始めている日本の新型軍国主義のこと。日本の高市政府はいつものように平然と「専守防衛、平和主義は変わらない」などと心にもない嘘を官房長官が平然と述べ、マスコミの大部分がまたこれを引用しているので国民の多くは少しは安心しているだろう。

しかし宮本氏ははっきり言っていた。「すぐにどうのこうのと言う事にはならぬだろうが、北京の日本大使館は現在全く機能していないようだ。中国政府と連絡すら取れない状況らしい。放っておくと本当の戦略的関係になりかねない。」戦略的関係とは敵国になると言う事らしい。日本の新聞でも新型軍国主義が取り上げられたことはあるが、まだ多くの一般人が心配するには至っていない。アメリカに逆らわずにいれば安心と思っている人が殆どだろう。

2026年5月27日水曜日

最近の傾向

 夕食後の一家団欒の席で些細なことから姉妹が口論となって父が注意をする。どこの家庭で起きても不思議は無いありふれた光景だ。と思うが、最近のAIが発達した状況下ではとんでもない方向に発展してしまうことが起こりうる。姉か妹か分からぬが「どうしたら良いか?」とAIに質問したら「児童相談所に連絡しなさい。」と電話番号まで教えてくれたかもしれぬ。そこに電話をすると児童相談所は自動的に「家庭内で暴力事件発生」と110番通報してくれたらしい。

警察はすぐに出動して、酒を飲んで大声を上げていたかもしれぬ父を逮捕して最寄りの警察署に連行してしまった。小生の友人にも娘に110番通報されて逮捕されてしまった者が居る。彼も結局会社を辞める羽目になったので、昨日の元巨人軍監督阿部慎之助氏の場合によく似ている。小生も辞書を引くのが最近面倒なのでAIは時々使っている。しかし、医師に通っているのに医師の処方をAIで確認しようとは思わない。処方薬が効果無いと判断すれば服用を止めるまでのことだ。

ましてや、姉妹けんかの仲裁に入った父の行動をAIに質問する神経は理解できない。処方薬の効き目を尋ねるのと何か共通しているものがありそうだ。もっと大きな事件に関して弁護士や検察官が事件への対処事例をAIに質問して勉強するなら分かるが。社会経験の少ない若者が犯罪になりそうなことに手を染めようとして、AIに色々訊いてみるのも最近の傾向だろう。自転車や自動車も同じで使えば便利かもしれぬが、間違うと事故につながりかねない。事故になるとSNSとやらであっと言う間に騒ぐが拡がってしまう。便利一方てなものは少ない、これも最近の世の中だ。

2026年5月26日火曜日

雲の上にいる人

 今日は父の誕生日。大部分の人同様だと思うが、小生も父から大きな影響を受けていると思う。父は1905年(明治38年)生まれの長野県上田市内から少し外れた農家の5男坊、子供時代の記憶にある父は小学校に入学する直前に南方から引き上げて来て以来のこと。毎朝早朝に起床して冷水摩擦をしてから庭に出て太陽に向かって遥拝、ラジオ体操をしてから子供たちと分担して家の中と外回りを掃除。その後、全員で食事をする習わしだった。

その食事中色々な俚諺、ことわざを示して我々兄弟を教育してくれた。現在でも強く印象付けられているのが<健全な精神は健全な身体に宿る>と<学問に王道無し>と西郷隆盛は<児孫のために美田を買わず>と言ったが「私は毎日美田を残す努力をしている。」と言っていたことが印象深い。

92歳まで生きて天寿を全うしたと思うが、予ねて言っていた通り5人の子供にそれぞれ家を1件ずつ残した。兄弟4人が貰った家は長野市内で父の住まいの近くにあったが、小生だけは東京で家を貰ったことになる。父の誕生日の翌日は日本海大海戦の日で昔は海軍記念日だった。この日のことは司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」に詳しいから読んだ人も多いと思う。とは言うものの、大分昔になるが「東郷平八郎とか日本海大海戦、或いは本日天気晴朗なれど波高し、各員奮励努力せよ。」なんて知らない子供が多いようだと嘆いていた大人が居たが、最近はそんなこと話題にもならない。

話題はホルムズ海峡の波が高いことばかりだ。歴史は繰り返すと言われるが、近年の歴史は何時の歴史を繰り返しているのだろう?

2026年5月25日月曜日

頑張れ!

 大相撲5月場所が昨日終わった。優勝したのは若隆景、決して若いとは言えない31歳で福島県出身の力士。番付は東の小結だから上位には横綱、大関、関脇と居るので言い方を変えれば4番手の力士とも言える。ところが今場所は上位陣に休場が多く、大関霧島一人が頑張ってファンを引っ張っていた。霧島関もモンゴル出身で強かった。11日目の本割では優勝した若隆景を寄り切りで破っている。相撲通の友人に言わせると幕内力士の実力差は全員紙一重と言うことを昔から聞いていたが、全く同感だ。

兎に角、上位陣に休場力士が多かったにも拘らず国技館は連日満員御礼。小生も毎日夕方5時には帰宅してテレビ観戦を続けた。特に応援する力士はいなかったが、中盤戦迄の圧倒的に強かった大関霧島の優勝だろうと予想していた。ところが先週後半に入ると小結若隆景の強さが急に目立ち始めた。相撲の勝負はあっと言う間に決まることが少なくないが、若隆景の勝ち方が早くなってきた。もしや、と思ったが案の定取り組みが終わると二人の星は同数で優勝決定戦にもつれ込んでしまい1歳年上の若隆景の優勝となった。

両力士には似たような品格を感じているので共に拍手を送りたい。昨日初めて知ったが、優勝した若隆景は過去に一度優勝と大関経験もあり、更に幕下転落の経験迄あったとのこと。前回の優勝から今回の優勝までには26場所、4年と2か月の歳月があったとのこと。人間辛抱が大事だとも言われるが、転落した坂道を上り直すのは容易なことではない。彼がこれから先なにをめざすか知らないし、力士に怪我をしないようなんて言っても無意味だと思う。兎に角、頑張れ!だ。

2026年5月24日日曜日

読後感「人新生の黙示録」斉藤幸平著

 数日前に11月まで住んでいた豊島区の家の近くに用事があったついでに池袋の書店で購入してから約1週間かけてやっと読み終わった。著者は東大准教授の哲学博士、年齢が39歳だから未だお若いが既にドイツへの留学経験もあり相当優秀な方だろう。池袋の書店で在庫を尋ねた時、店員が黙示録と聞いただけですぐ持ってきたから、売れ行きも良いのだろうと推察する。以前から黙示録なる言葉に興味があった、ベトナム戦争を舞台にした映画<地獄の黙示録>を思い浮かべるからである。

<黙示録>は新約聖書で述べられたキリストの教えであることも初めて知った。小生はどちらかと言えば仏教徒、もどきかもしれぬ。仏教にも<今が世の末>との末法思想はあるが、キリスト教も似たようなものと言えるかもしれぬ。著者は温暖化が進み、今世紀末には産業革命時からの気温上昇が3℃を超えるので、地球に灼熱地獄がやってくる。子や孫たちがそこを生き抜いていくためには我々がもっと環境にやさしく慎ましい生活をすべきだと強調している。

またところどころに現在の電子テック大手いわゆるGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)に取り込まれ連日古典的に言えば地代を召し上げられている現代人の生活にへの警鐘もある。小生も正にその一人だ。少し話が代わるが、昨夜毎週恒例の高校同期生とのリモート懇談での中心話題は自動車の話だった。GAFAMとは異なるが自動車メーカーもそれ匹敵するかもしれぬ。道路や上下水道がメンテが十分に行えない昨今の話題も出た。正直なところあまり真剣に受け止めたくないが、環境破壊のつけが迫って来る現実は否定し難いところもある。

2026年5月23日土曜日

都会の危険

 半年前まで住んでいた豊島区の家は木造の2階建てで隙間だらけ、夜中に泥棒に入られ、気づいて大声を上げた途端、寝て居た腹を踏みつけられた挙句、玄関から逃走されたこともあった。比べて現在のマンションは、玄関を突破するには住人が玄関の戸を開場する必要がある。であるのに今日の昼頃、チャイムにつられて見も知らぬ男に対して開錠してしまい、戸口まで来させてしまった。用件は住まいのアンケートだったが、どう考えてもまともでない。今更後悔しても始まらないが、もっと慎重であるべきだと改めて反省している。

2026年5月22日金曜日

二大国

 日本との関係は芳しくないが、最近中国が国際的注目国になっている。何故かは分からないが、先ずアメリカのトラン大統領が長期滞在をした。元々3月と予定されていたが、イランとの戦争で延期されたものだ。その戦争の方がつかぬままでの訪問となったが3泊4日の長期滞在。多数の経済人を同行したトランプ氏は大喜びだったが中国側は同行の経済人たちから何を得て、何を返したか小生にははっきり分からない。同行者の一人だったイーロン・マスクの思惑は何だったのだろう?

次に登場したのがロシアのプーチン大統領ご一行。こちらは比較的分かり易い互助関係。ロシアも10年を超すウクライナ戦争でお疲れの向きもあるだろう。そこにさらにイラン紛争が勃発して中国も頭を悩ませている筈。ロシアからは「少しはお役に立ちますよ。」と言ったかもしれぬ。兎に角中国は何ごとにおいてもあまりジタバタしない。台湾問題が重大だとは言うが、アメリカにやんわり忠告しただけなので、トランプ氏が深刻に受け止めた様子は確認できない。

トランプ氏の性格にも関係あると思うが、アメリカは自国の地政学的ポジションを見誤る可能性もあるかもしれぬ。アメリカはこれまで数多くの紛争を撒き散らしてきているが、小生が知る限り本当に上手く他国を敗戦に追い詰めることが出来たのは、第2次世界大戦で多くの国と連合しながら日本を追い込んだ時だけではないだろうか。その後の朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争はどう見ても勝利したとは言えない。パナマ戦争やベネズエラ戦争は片づけたとは言うが戦争に勝利したかどうかは分からない。

少なくともイランは1億人近い国民が居る大国。首脳陣が集まる会議場にミサイルを撃ち込み、一度に数十人の要人を殺害してその後始末をどうつけようと言うのだろう?

2026年5月21日木曜日

核心的問題は?

 特に書きたいことが見つからないなと思いつつ、いつもの紀尾井町のレストランで昼飯を食った。序にいつものように今日発売の週刊文春5月28日号を読みながら思った。相変わらずトップ記事は高市スキャンダル、要するに首相はいろんな方面で嘘をつきまくっているとのお話。非常に興味深いが、野党特に共産党の機関紙「赤旗」あたりが何故深追いしないのか不思議でならない。昨日の党首討論でも6頭もの野党党首が質問に立っているが、小生から見れば全員首相に弁チャラを言って持ち上げているに過ぎない。

政治家なる職業人は属する政党の違いがあっても所詮は同じ村社会の住人で互いに超えられない一線を守っているのだろうか?もしそんな馴れ合いが存在すれば普通の国民はたまったものではない。昨日の党首討論でも食料品の消費税問題は一歩も前進した感じを持つことが出来なかった。日本はこれまでアメリカの庇護があったお陰も大きいだろうが、曲りなりにも経済発展を遂げてきた。しかし世界的産業構造の大変化(AI出現のせいと言う人も多い)国内の人口減少や金利の上昇もあり、今後についてはそう楽観はできない。アメリカ頼り一本足政治がどこまで持つか再検討の時が迫っているとの見方もある。

曲がり角に立つ日本は難しい舵取りが必要の筈。戦争の準備も必要だろうが、北方防御を中心に置いていた自衛隊を南方に移動させたくらいで大丈夫か?台湾有事に備えアメリカ軍の先兵となるためだろう。政府筋はもし聞かれれば「ハイそうです」とは言わぬだろうが、自衛隊がアメリカ太平洋軍の傘下に組み込まれたことは事実。補正予算がどうのこうのなんて問題より大きな問題がありそうな気がする。

2026年5月20日水曜日

勉強嫌い

 世の中は思ったほど悪くはないが、良くもないが最近の思い。平均年齢を超えてそこそこ元気で居られるのだから満足すべきかもしれぬ。しかし家内が居て子供が二人同居していた時代を思えば、独居の現在はかなりの不自由だ。世界に紛争は絶えぬが、日本は紛争に巻き込まれずにいる。高市首相は台湾有事は存立危機事態なんてことを言ったりしたが、今はそんなことは忘れているようだ。昨日までは韓国訪問、今日は久しぶりの党首討論と八面六臂の大活躍。

人間はそんなに多くのことは出来ぬと思っているが、才能ある人はそれが可能みたいだ。兎に角、党首討論は面白かった。数多い政治課題への対処から始まって、個人的にはAIに対する理解まで応えねばならない。高市首相は勉強が好きみたいで睡眠時間を割いてでも勉強するらしい。今日は下手な映画を観るより党首討論で楽しんだ。

2026年5月19日火曜日

役立たず

 どうせと遠からず冥土に行くのだからと脳みそにに刺激を与えずにいるのは不健全、アメリカのトランプ大統領と日本の高市首相の共通点の一つになっている、話の語彙が少なくなってしまう。「メイク アメリカ グレート アゲイン」とか「強くて豊かな日本」なんて意味不明な文句か呪文か知らぬが撒き散らしたところで小学生の集団でもあるまいし、感心してくれる人は少ないだろう。今日も夏空で朝から陽射しが強い。暑さに慣れるためにも少し汗をかくくらいの運動が必要と言われている。

ならばと気負った訳でもないが午前中から永田町の国会図書館に行った。近く購入しようかと思っている斉藤幸平氏「人新生の黙示録」をちょっと読んでみようと思ったからだ。国会図書館は読みたい本を手にするには、館内のネットで申し込まねばならない。その間約20分ほど掛かる。その待ち時間はパソコンでデジタル書籍を読みながら待つのが定番。デジタル書籍は井伏鱒二氏の「花の街」を読みながら過ごした。第1章しか読めなかったがこれが結構面白い。

大東亜戦争(今では太平洋戦争)初期の昭和18年井伏氏が陸軍報道員として当時の昭南市(現在のシンガポール)に派遣された時の半分記録のような小説。当時日本陸軍は占領政策で日本語普及のため青少年教育に力を入れていた様子と、当時から国際都市でマレー人インドネシア人は言うに及ばす中国人、インド人からアラビア人迄多くの国の人が共存する国際都市だったことがよく分かる面白い話が満載の小説。どちらの小説も読んで何の役にも立たぬが、小生は面白く思うのだ。

更に大きなメリットは、駅の選び方にもよるが国会図書館を往復すると8千歩程歩数を稼げることがある。

2026年5月18日月曜日

夏の風景

 未だ5月なのに暑さが半端でない、先が思いやれる。街中でも短パン姿のおじさんを多く見かけるようになった。昔は家の中では短パンを愛用していた時代もあるが、引っ越しを境に短パンは全部処分してしまったようだ。仕方なく家ではステテコで過ごすことにした。四季があるのは日本の良さ、衣替えがあるのも当たり前。

夏に来れば色々な思い出が蘇るが、緑濃き山々は遥か昔。浅草三社さんのお祭りで昨日は最終日。記憶の深い場所から、神輿の宮入を見せるために家内を同伴したことが浮かび上がってきた。現実は祖師ヶ谷大蔵駅前広場のお祭り騒ぎ、警察や消防迄出動する騒ぎの中で若い奥さんがたちがフラダンスの大会。こちらは足袋でなくて本当の裸足。赤いドレスで舞台で腰を揺すっていた。

現代は浅草に行っても刺青の入ったお兄さんが担ぐ神輿は観られないだろう。むしろ祖師谷の駅前広場には肩の入れ墨を露わにしたお嬢さんが沢山居て面白く思った。

2026年5月17日日曜日

現在地「老後」

 思い出せない人の名前、スイッチの入れ忘れに消し忘れ、忘れ物等々認知症と言えるかどうか分からぬが日常生活で不都合が多くなってる気がする。歳を取れば誰にも起きる現象だと思うので半分諦めていいる。昨夜いつもの高校同期生5人のリモート懇談でもこのことが話題になった。小生としては一応毎日テレビニュースは観たりしているのでそれなりの社会情報は知っているが、それをことさら記憶しようとは思わない。ブログで書いたりすることもあるが、書いた後はむしろ余計な事として、忘れてしまいたい。

つまらぬ事件や米中問題とかイラン問題とか一見重大に思える事件も、我が生活に直接の関係が及んでいない限り忘れていた方が安眠に繋がると考えている。ところが友人の中にはそういった情報をいち早くキャッチすることを習慣化している人もいた。正に人さまざまだ。中には「人生一寸先は闇、今を大事生きなさい」との言葉をラテン語で教えてくれた友人もいたが、当然ながらそれは覚えていない。生活拠点を2カ所持つ友人は断捨離を諦めたいと話していたが、そりゃそうだろう。

家内亡きあと断捨離を繰り返してやっと得た身軽さだ。この歳になってから思い立ってもなかなか上手くいかないかもしれぬ。持ち物少なくなればなったでまた新しい不都合が生じるから、彼は今のままでいるのが最善の選択だろう。奥さんが怪我で動けなくなった友人は奥さんとの会話に苦労しているとのこと。でも奥さんが生きて日常そばにいてくれるだけで気持ちも落ち着くのだろう。女房が居ない立場からはそう言いたい。

生き方を変えるにはお互い少し歳をとり過ぎている。どうせ残された日時は僅かにすぎない。好きなように生きていこうではないか。

2026年5月16日土曜日

当てにならない市民

 人間はどういう訳か知らぬが個性があって、全く同じ考えを持つ者はいないだろう。自分のことを考えても、今日の自分が昨日と同じ考え方ができるかどうかは分からない。経験が上書きされて反省することもあるし、2度も3度も同じ失敗を繰り返すこともある。記憶の働きは不思議なものだ。皮膚感覚や大気の感じ方も日ごとに異なるだろう。晴天が綴ているので暑さにも徐々に慣れてきた。

慣れないのは物価の高騰、それで東京都は夏の水道料金を只にするとのこと。詳細は分からぬが有り難い話だ。飛躍するがアメリカのトランプ大統領、中国習近平国家主席から投げかけられた台湾に関する強い警告に反応せず沈黙を守っている。それは仕方あるまいが、その大統領に帰国途中の飛行機に電話をしたと自慢する日本の首相。「中身は話せないが、安心した。」とにこやかに語った。それを真に受けて報道しているテレビ各社。何が安心できるのだろう?

台湾政府との距離感は現在のままで問題無いと言うことだろうか?別に台湾に限らないが、どこの国でも政権与党が未来永劫はあり得ない。野党とのパイプもそれなりに繋ぐに越したことは無い。台湾は未だ野党は国民党だけのようだが、視野を広げると世界各地で日本と同じように多党乱立が始まっているようだ。アメリカは未だ野党は民主党が強そうだが、イギリスは労働、保守の2大政党が崩れて新しくリフォームUKなんて政党が急成長してスターマー首相の座が危うくなりつつある。

どこの国も市民の心は不安定で移ろいやすい、政治家にとっては気苦労の多い世になりつつあるようだ。

2026年5月15日金曜日

貫禄負け

 俗に<貫禄負け>と言われることがある。何かの勝負に入る前に向かい合っただけで片方が負けてしまうことだ。あまり多くは無いが、今回の米中会談の報道を見ている限りアメリカの大統領が中国の習近平国家主席に圧倒されているのを見て思った。トランプ大統領は大勢の閣僚と財界人を引き連れて中国に長期滞在してはいるが、結果何を得たのだろうか?ボーイングの旅客機200機の売り込みに成功と報じられてはいるが、目的とする半導体関連鉱物資源の確保などについての報道は無い。

中国の国力はここ数年続く不動産不況であまりパッとしないようにも見えるが、2013年から始まっている国家戦略<一帯一路>は徐々に成果を挙げつつあるようにも見える。google AIによれば当初の提唱から4年後、「国家戦略への格上げ(2017年): 中国共産党の党憲(行動指針)に盛り込まれ、国家の最重要戦略となりました。この頃、参加国・地域は100を超え、巨額の資金が発展途上国の鉄道、港湾、発電所に投じられました。」とのこと。

途上国の<債務の罠>とか米国の裏庭とされる南米での米国との軋轢とかいろいろあるようだが、一昨年ペルーに設置されチャンカイ港に関する報道を昨日たまたまテレビで観て思った。ペルーの大学教授がこの事業の成功を絶賛しているのだ。アメリカ大統領の任期最大8年では任期20年を目指している共産党国家主席にはとても勝ち目がないだろう。大昔中国では唐とか明の時代に、日本はいわゆる朝貢外交を行っていた。貢物をするが、帰りに中国側は倍以上の価値がある土産物を呉れたとのこと。ひょっとするとボーイング100機なんてことも中国ではアメリカへの土産と思っているかもしれぬ。

一方で自律型AIの開発についても一日の長がありそうだ。

2026年5月14日木曜日

睡眠と食事

気持ちが良い夏空だ、昨夜の雷や俄雨もそれなりに夏の到来を知らせてくれた。今拡がる果てしない青空のように人は大きな夢を抱くことは素晴らしい。老いも若きも皆そうであってほしい。しかし残念かも知らぬが人間や社会には限度、限界があるのもまた事実。地球の果てまで歩き続ければ、いつかは元の位置に戻ってしまうことは誰でも知っている。そんな大げさに言わなくても寿命なんかも同じだろう。世に溢れる情報だけは今のところ無限に拡大し続けているが、己に必要な情報を見つけるなんてことは出来る筈が無い。

自分の現在地を理解できないのだ。寿命に限界があることを知るなら「もう十分」と考えるのも一案。情報は成長の要素だから、その瞬間まで貪欲に情報と向き合うのもまた一案。善悪は判断しかねるが、「もうお腹一杯」的な感じが濃くなってきた。昨夜遅くなってから今日の朝飯のための買い出しを忘れていたことに気がついた次第。現代は暗くなってもスーパーでもコンビニでも開いているから調達しようと思えば簡単に出来ることだ。これからもこの認知症的なことは度々起きることになるのだろうが、そこまで無理はしないことにした。

昔から手間を惜しまず動いてきたが、昨日は面倒くささが優先されてしまった。腹膨れるより睡眠の方が勝ってしまったことになる。 睡眠は死ねばたっぷり取れるからとの説もあるがどうしたものかな?笑

2026年5月13日水曜日

幸福とは

 今朝誰かのメルマガで読んでちょっと気になったのでネットで確認してみた。2026年の世界幸福度ランキングでは147か国中、日本は61位で、近年順位が下降傾向にあるとのこと。だからどうした?で誰も気にしないだろう。どこの誰の調査か分からないが、大手のマスコミが相手にしないのも理解できる。円安傾向にあるのに出稼ぎに来る外国人労働者は増える一方だし、この調査の上位にランクされているのがフィンランド、アイスランド、デンマーク、スウエーデン、ノルウエーと北海道以上に北の寒い国々。

昨日も昼間NHKのドキュメンタリーで「天空の放牧 ~秘境 カラコルム山脈~」を興味深く観てしまった。パミール高原標高3千メートルの村から羊とヤクの餌を求めて夏に4千メートル超える高地に危険な山道を家畜を引き連れて行き交う生活を送らざるを得ない村人の話だ。現代離れした話で、住民の思いを察すれば一日でも早くこの環境から抜け出したいだろうと思う。しかし現実は、家畜は神からの授かりもので、その保護は自分たちの勤めとばかりに嬉々として厳寒の地で生きる村人の物語。この地を含むパキスタンが幸福度何位か分からないが、環境に馴染めば人間は幸せだと思う。

一方日本人はどちらかと言うと他国の人に比べると心配症の人が多いようだ。結果何が起きるかと言えば、環境に順応するより環境を克服したり、環境を変えてでも生活の快適化を図る努力するのが当たり前と思う人が多い。小生は快適に過ごすためには自分が順応する努力が当然だと思っている。順応は平たく言えば従う事。大分飛躍するが、憲法を変えるなんてことも環境の克服に似ている。日本は温暖ではあるが、昔から地震災害は当たり前。何度もその被害を乗り越えてきた。政治家が議論し始めている<緊急事態>とは何をイメージしているのだろう?具体性の無い議論は無用のことだ。

2026年5月12日火曜日

同じ戦でも

 沖縄や南の島々はもう梅雨入りらしいが、こちら首都圏はもう暫く初夏の爽やかさが続くとのことで今日から昼の着衣を半袖にした。身体と同じように心も軽く明るくいきたいものだ。てなことで最近は世の中で起きてる様々な事件に関する報道を気にしないようにしている。若い人からすればあまり褒められた話ではないだろうが、所詮はたかが一人のボケ老人。一億人以上が暮らす日本の片隅で何を思ってもせんないことだ。そう言えば前回の総選挙もパスをした。引っ越したばかりだったこともある。次の選挙が区会議員選かどうか知らぬが、次もその次も行かぬつもりだ。

イギリスでは地方選挙で長年続いた保守vs労働の2大政党制がが壊され第3勢力が躍進しているとのこと。日本はかなり前から保守と革新の2大政党体制は壊れて、いわゆる多党乱立の混乱状態にある。落ち着く先はまだ見えぬが、何れにしても小生ごときが出る幕ではないと勝手に決めている。世界的にもあちこちで武力紛争が多発して先の見通しが分かりにくい世の中。当分平和とは縁遠い時代が続きそう。日本史だけなら比較的近い過去に長く続いた時代が武士の時代の終焉があったりする。

世界史的に見て似たような時代は何時だったのだろう?深く考える必要もないが、きっと過去にも似たような時代があった筈だと思う。まさかキリスト教徒とイスラム教徒が長年闘った十字軍時代にまで遡るとも思えないが、あの時代は様々な伝説が生まれて一種のロマンがある。今は活躍すのが人でなくてドローンとミサイルでは少しも面白くない。

2026年5月11日月曜日

老化やむなし

 老化現象にはいろいろあると思うが、最近新たに感じ始めていることがある。時々手先が硬直化して突っ張ってしまうことが頻発している。筋肉の劣化か神経系統の問題かは分からないが、劣化現象であるのはまちがいない。日頃から少なくても4、5千歩を歩くことだけは何とか維持しようと頑張っているものの、足元が覚束なくて真っ直ぐにすたすたと歩けない。情けないがそれがこれまた年齢によるものであるのは医師の診断を待たなくても分かる気がする。

今朝も高校時代からの友人の一人が亡くなったとの知らせがあった。同世代の友人が一人また一人とこの世を去ってい行く。遠からず自分もまた同じ道を進むことになるのは必定。これまでに悔いはないが、更に1日でも好きなことをして過ごしたいものだ。

2026年5月10日日曜日

世話好き不在の現代

 現代社会は他人のことは出来るだけ気にせず、困ったことは警察や役所或いは学校とか○○法人に任せて生きようとする人が多いと思う。しかし我が親世代は全く違っていた。先ず子供の婚姻については親の薦めが普通で、5人兄弟中ただ一人小生は当時勤務していた会社の社長が薦めてくれた取引先の社長の娘さんを貰うつもりになって、多分電話か何かで長野の実家に連絡した。そうすると母が「一度帰宅してきちんと報告しなさい。」とのこと。帰宅すると父が「結婚は良いが、両親にも相談してくれ。」と言うことで、社長に返事を待ってもらった。

推薦されていたのが地元長野県の企業だったので、まさかこちらから断るとは思ってもいなかったが、父の調査で一旦断ることになった。社長からは「君のせいで得意先を1社失った。」と嫌味を言われたがそれはそうだと思う。結局はそれから他の兄弟と同じように何度か見合いを重ねて亡き妻との結婚に至った次第だ。今風に考えれば善悪の評価は色々あるだろう。今日母の日に言いたかったのは、我が家が特殊だったかどうか分からぬが、両親とも明治生まれだから仕方なかったのかもしれぬ。

兎に角、昔の人は他人の面倒見が良かった。両親は26組の結婚を仲介してその親分になったことに大いに満足していたと思う。1年に一度はその夫婦全員を招待して食事会を開き、子供の我々も参加していた。似たような行事は我が夫婦の仲人夫妻の家にもあり、ある企業の社長をしていた先方の長男から「我々も兄弟ですね。」と笑いながら言われた記憶がある。社会人になってから、両親の真似をしてせめて一組でも良いから仲人をしてみたかったが、実現しなかった。世の中変ったと言えばそれまでだ。

2026年5月9日土曜日

運動会の思い出

 今日も爽やかな五月晴れだ、小中学校や幼稚園などでは運動会のシーズン入りで先生たちは準備に大わらわかもしれぬ。子供の頃から足が遅かったのに何故か好きな行事だった。家内は運動会と遠足が嫌い。亭主の小生は音楽会と学芸会が嫌いだからおかしな夫婦だった。しかし孫が出来ると家内も弁当を作って一緒に豊島区から世田谷区まで運動会見物で何度も出掛けたことを思い出す。孫の一人は小学校のスーパースターでクラス対抗リレーのアンカーでいつも好成績を収めていた。

一時は生徒と応援に来た家族が一緒に食事できた時代もあったが今は、考えられないだろう。我々の時代は小学生時代から高校まで騎馬戦と棒倒しがある意味花で、男子は全員参加、友人が棒倒しで骨折したこともあった、強い子が二人、向かい合って胡坐をかき、棒の根元を支えているのだ。棒も結構太かったから腕が下敷きになれば当然起こりうる事故。棒の周りは幾重にも生徒が腕を組んで時を待ち構える。号砲一発、攻撃に回った半分の生徒が押し寄せる。

待ち構える生徒の腹や肩に足をかけて棒に跳びつくのが自慢、小中学時代は学年別だったかもしれぬが、高校時代には全員総出だった。小生はいつも守り、跳びこんできた1級上の乱暴者の顔を思い切り殴ったことを根に持たれて、競技終了後返しの一発を食らったのが懐かしい。くだらぬことを長々書いてしまった。時代が替わって今の運動会は様相が大分異なるだろうが、運動会は今でもあるだろう。

祭りのように華やかだった学校の運動会は、外国の学校にもあるだろうか?ひょっとすると無いかっも知れない、

2026年5月8日金曜日

報道の使命

 新聞はとっていないし、テレビはNHKばかり観ているので報道が実につまらない。NHKはいつも「皆様のNHK」と言うが皆様が政府と同意語で使っている。商業的コマーシャルを禁じられてはいるが、市民から受信料を取ることを許されているのだからかなり裕福であることは間違いない。恐らく世界中に支局や特派員を送ったりしてるのだろうが、海外からの報道は殆どが外国の通信社や放送局に頼っている。実に情けないものだ。

NHKニュースの朝一番は大概地震情報から始まる。どこそこで震度2でも3でも実に丁寧に震源地やその深さまで報道があり、津波の心配あはありませんと保証してくれるし、少し強い地震であれば「海に近づかないでください。」と警告を発する。何でも馬鹿丁寧さが良いとは言えない、地元の漁師からすれば馬鹿にするなと怒りたくなって当たり前だ。続いて今朝入っているニュースとなるが、その殆どがニューでなく旧いものの蒸し返し。酷い場合は犯人が逮捕されている事件でも、「警察の取材で分かりました」なんて但し書き付きで何日も繰り返される。

放送の使命はそんなものではなかろう。確かに早いに越したことは無い。ハンタウイルスのように進行中事件や未解決事件の調査報道なら分かるが、警察は容疑者を逮捕するまでが基本のお仕事。その裏付け捜査を我々が知っても何の意味もない。岩手県の山林火災が、1週間以上かかってようやく鎮火、と思ったらその3日後かにまた火の手が上がった。小生は消防署員に放火魔がいるのではと邪推したが、どうもそうではなかったようだ。ただNHKの報道でその原因は明らかにされてはいない。

ドラマの宣伝もやや過剰に過ぎはしないか?

2026年5月7日木曜日

男女関係

 本を読み終わった後にはこのブログで読後感を書き残すことを習慣にしてきたが、今回読み終わった本だけは読後感を書かずにしまうことにしたい。一応書名だけと著者名は書いておく。「一寸先は闇」五木寛之・佐藤優 共著 別にけなすつもりはないが、小生には少し難し過ぎた感じだ。両氏とも現代の日本を代表する知識人だと思うし、書かれている内容も充実しているかもしれぬ。署名の副題に<「分からない」と言う覚悟>と書かれているから読後感を書けなくても当然なのかもしれぬ。

物心ついて以来約80年、世の中は大きく変わった。大勢の人が行きかう街中で思うことは、存在証明のあり様が一番だと思う。子供から18歳まで故郷長野市で過ごす時間が長かったが、常に迷子札ではないが、男子は皆校章のついた学生帽子を被り女子は学校が決めた制服を着用していたので、どこの生徒か万人に分かる仕掛けになっていた。個人的に差はあったと思うが、小生は休日に私服で外出する時でも学生帽だけは被っていたと思う。

高校くらいになると彼女が居た生徒も多かったが、彼女とこれ見よがしに手を繋いで歩く姿は見られなかったと思う。現代のように中高生高校生くらいから好きなもの同士が手つないで歩くのは自然なのかもしれぬ。最近は夫婦らしき二人が手を繋いでいるのもよく見かけるし、男性の方が子供を背負ったりベビーカーを押している方が普通のようにも見える。片手は同行者と手を繋ぎ、もう片方の手はスマホを握りしめ、現代人の手は忙しいことだ。

2026年5月6日水曜日

憧れの海外旅行

 今日で大型連休も終わり、明日から仕事だと多少うんざりしているお父さんやお母さんも居ることだろう。しかし仕事がある人は幸せだ。稼ぎが無いので他人の世話で生き永らえているのも少し辛いものがあるが、普通の人には分かってもらえない心境かもしれぬ。

小生も若い時分には長い休みを望み続けていただろうが今はすっかり忘れている。敢えて思い出すとやはり一番にくる希望は海外旅行だった。しかしまともに願いがかなったことは1度だけ。ボストンに甥っ子が留学していたので、彼を頼ってアメリカ東河岸に行ってみたことがある。

しかし今になって考えると、あまり褒められた旅行先だったとは言えない。長い休みと言っても精々10日前後、どうせ異文化を見るならもっと異なる場所に行くべきだった。その点で言うと、母は非常に偉かった。恐らく70歳過ぎるまで学生時代から仲が良かった東京在住の友人誘って、世界中を旅行しまくっていた。何度か羽田空港まで見送りや出迎えで行ったことがある。いつもまるで学生のようにリュックサックを背負い楽しそうだった。帰省して父に訊くと、父は少し小ばかにしていたが、母はソ連のエルミタージュ美術館や北欧フィヨルド、スイスアルプス等の素晴らしき景観を自慢気に話してくれたものだ。

現代では若いうちから異文化、文明に接することは比較的簡単にはなっていると思う。しかしできても個人的意思が働かなくては実現は不可能。年老いても意志さえあれば海外旅行は可能な筈。母から聞いた土地をの一部でも訪れたいが、もう期限切れになってしまった感が否めない昨今だ。

2026年5月5日火曜日

読後感「棺桶まで歩こう」萬田緑平著

 表紙の帯に東畑開人氏と言う方が書いている。『タイトルにひかれて読み、かつライトなエッセイ文体だが、きわめて哲学的な本だった。「歩けなくなるまで死なない」といテーマは冗談のようでいて最上級に困難な問題を実務的に問うていた。』著者は群馬大学医学部の整形外科出身の若手(1964年生まれ)医師。冒頭で自分自身は80歳過ぎまで生きたくないとも書いている。何故なら老化は避けられず、認知症になってまで生きていたくないようだ。

大学病院時代は外科に勤務して手術、抗がん剤治療など行う中で医療の在り方に疑問を持つ。2008年から9年間緩和ケア診療所に勤務して2000人以上の看取りに関わる。そして結局自ら「緩和ケア萬田診療所」の開設に至った人物。小生書店に並ぶ健康法や長寿するためになる本を読むことは無いが、著者の命に対する考え方には共感することが大きかった。生きたい思いは個人的なこと、たまたま昨年暮れ近く豊島区から世田谷区に引っ越し、掛かりつけ医発見がうまくいかず、医師や薬と縁が切れているタイミングだ。

何と都合の良い本のことよだ。一人住まいで勝手なことして往生できるなら結構じゃないかと薦めてくれている。

2026年5月4日月曜日

憲法と軍隊

 物事には原則がある。国の原則は憲法かもしれぬ。小生昔から法律を重視しない性質なので真剣に学んだことは無いが、法科系の諸氏は学生時代から十分学んで来た筈だ。聞くところでは、憲法は権力を縛るものであるそうだから小生のような世間のゴミみたい存在は知らなくても好かろうと勝手に思い込んでいる次第。昨日の憲法記念日に改憲派と護憲派の人々がそれぞれに集会を開いたりして気勢を挙げている。

折角の記念日だ、お互い冷静にもう一度読み直すくらいの度量を見せてはどうか。その上で日本国の実態が憲法精神と如何にかけ離れているかを分かり易く数値化でもして示してほしい。個人的見解で言えば、防衛省が設置されている我が日本は、憲法の前文と第9条に書かれたことに99.9%違反しているように思える。ならば憲法を早速に書き換えるべきだろうとの意見も理解できない訳ではない。

防衛省が抱える約20万人を超える職員は誰が見ても立派な軍人と軍隊。国民、小生のように無職の老人から赤ん坊迄一人当たり毎月1万円近い税金が注ぎ込まれていることも改めて認識すべきだ。昔の軍隊との違いは、陸海空の3大臣が存在せずに一人の大臣が3軍(最近はもっと増えている現実もあるが措くとして)を束ねている格好になっていることだ。昔は東京大学より難しいと言われた軍隊内の士官教育を受けた秀才がそれぞれの軍を率いていたが、現在は國學院大學(馬鹿にしている訳ではありません)とアメリカの何とか大学出の秀才が全軍を指揮している。

隊内の指揮部門(昔の参謀部は現在幕僚監部と言うらしい)の上に統合幕僚監部が置かれて、その上にいきなり大臣閣下が座る形になっているようだ。これではいざ鎌倉の時に現在のナフサ供給と同じ目詰まりが起きはせぬかと心配になって来る。

2026年5月3日日曜日

新鮮な毎日

 最近まともな読書をした記憶が無い。大した教養も無いが、生きている以上は少しずつでも脳味噌の栄養或いは活性化のためにも読書は必要だと考えるが、最近図書館にも行ってないし、書店を覗くことも無くなっている。あまり褒められた傾向ではない。脳に栄養が回らないと健康上悪影響が出るかどうか知らぬが、兎に角ここ数日のうちには書店か図書館に行ってみたいと思う。365日が余暇の筈なのにどういうことかだ。

ただ現在は大型連休中だから、オッチョコチョイが慌てて行っても図書館は閉館中なんてこともありそうなので要注意だ。閑話休題:昨夜の恒例リモート懇談も面白かった。参加者は5人だが、何れも健康上の心配は特に無さそう。興味深かったのはこれから先のこと。互いに長生きしたい気持ちは分かるが、今後の生存時間がどれ程あるかは誰も分からないが想像は勝手だ。一人の友人曰く「百歳まで生きるとすれば未だ15年もある。何か仕事を考えて一旗揚げるもありかも。」

過去の職歴を考えれば全員転職経験があるので、そういった考えもありかもしれぬ。小生も4回転職して最後には個人的に一旗揚げて一人社長の一人社員+アルバイト1名なる小規模企業を10年ほどやってみた。結果的には資本金として用意した300万円をほぼ使いいつくして仕事はやめ。最後に友人から依頼されてその会社をそっくり友人に提供した。彼は当時儲かっていたので節税のため赤字企業が欲しかったようだ。言いたいことは「もう仕事はしたくない、しかしただ漫然と生きるのもつまらない。せめてボケないためにも、毎日平凡でも良いから、今日の課題を見つけて新鮮な気持ちで居る何らかの努力が必要だ。」

2026年5月2日土曜日

温故知新

 ここ都会でもあちらこちらに鯉のぼりが棚引く気持ちが良い五月晴れになった。下界の住人としても、せめて気分だけは上々で居たいものだ。特に何も考えずただ歩くだけで今日の命を有り難く思う。昨夜もメールに高校同期生の訃報があったが、年齢を考えればいつ自分のことになっても不思議は無い。最近の夢はいつも故人との会話が多い。まだ生きてる友人も多いが、故人からの招きが増えるのもやむを得まい。この世に借金や不義理が多くあるとは思わないが、何となく未練があるのは不思議なことだ。

アメリカ大統領のトランプ氏は「アメリカを再び偉大な国家に」と言い続けているが、過去の栄光なんて本当にあるだろうか?昨日引退をは発表したテニスの錦織圭選手なら分かるが。アメリカは現在でも世界最大最強の国ではないか。俗に<死に欲>なる言葉あるが、それを欲しても碌なことにならない。間違うと地獄に落ちかねないと教わったものだ。誰か大統領に教えてほしい。なんて他人のこと言っても、1日でも長く生き延びたいなんてことも死に欲かもしれぬ。

兎に角、目は前にしか向いていない。誰かを真似る心算も無いが、今日もまた<温故知新>旧きを尋ねて新しきを知る努力にしくはあるまい。

2026年5月1日金曜日

雨降りの日常

 大型連休で移動中の人も多いと思うが、生憎の冷たい雨。小生も買い物予定日なので午前中に意を決して冬物のジャンパーを羽織って千メートルほど離れたスーパーまで出掛けた。帰りは買い物袋に雨傘に両手をふさがれ転ばぬよう気をつけ乍らの道中、大した距離ではないが気疲れがした。人生たまにはこういう日もあるだろう、今朝山登りの夢を見たので昔のことでも書こうかとも思ったが、年寄りの繰り言なんか書いても仕方ないことに気がついた。

かと言っても中東情勢も変らぬし、米英の話も面白くない。国内政治は国民置き去りのお休み状態。ただ一人、ロシアのプーチン大統領の動向が気になるが、何が起きるか今日昼までには何も分かっていない。丁度昼、クリーニング屋から「洗濯物を早く取りに来てください」とメールが来たが、今日は雨が激しいので取りには行けない。

と書いてすることも無いので、1時からクリントイーストウッド製作・監督・主演の西部劇「ペイルライダー」を観て過ごしたら、午後3時何と外に陽が射していた。結構な終末でなくて週末じゃないか。