今日は父の誕生日。大部分の人同様だと思うが、小生も父から大きな影響を受けていると思う。父は1905年(明治38年)生まれの長野県上田市内から少し外れた農家の5男坊、子供時代の記憶にある父は小学校に入学する直前に南方から引き上げて来て以来のこと。毎朝早朝に起床して冷水摩擦をしてから庭に出て太陽に向かって遥拝、ラジオ体操をしてから子供たちと分担して家の中と外回りを掃除。その後、全員で食事をする習わしだった。
その食事中色々な俚諺、ことわざを示して我々兄弟を教育してくれた。現在でも強く印象付けられているのが<健全な精神は健全な身体に宿る>と<学問に王道無し>と西郷隆盛は<児孫のために美田を買わず>と言ったが「私は毎日美田を残す努力をしている。」と言っていたことが印象深い。
92歳まで生きて天寿を全うしたと思うが、予ねて言っていた通り5人の子供にそれぞれ家を1件ずつ残した。兄弟4人が貰った家は長野市内で父の住まいの近くにあったが、小生だけは東京で家を貰ったことになる。父の誕生日の翌日は日本海大海戦の日で昔は海軍記念日だった。この日のことは司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」に詳しいから読んだ人も多いと思う。とは言うものの、大分昔になるが「東郷平八郎とか日本海大海戦、或いは本日天気晴朗なれど波高し、各員奮励努力せよ。」なんて知らない子供が多いようだと嘆いていた大人が居たが、最近はそんなこと話題にもならない。
話題はホルムズ海峡の波が高いことばかりだ。歴史は繰り返すと言われるが、近年の歴史は何時の歴史を繰り返しているのだろう?
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