2024年1月28日日曜日

休養します

 接骨院に毎日通院することになりました。寒さも募り体調も優れません。暫く休養します。

2024年1月26日金曜日

普通の人

 昨日は中くらいについて書いたが、今日も同じようなことを考えている。毎日いろいろな報道は見たり聞いたりしているが、理解できること、理解できないこと半々くらいかもしれぬ。夜9時頃就寝すれば翌朝5時前には起床できるし、食欲も余り変わらない。これと言ってやりたいことは少なくなり、考えれば仙人のようだが、これがごく普通の年寄の有り様だろう。仙人だったらブログなんてこともやめたほうが良いかもしれぬが、ネットのヘボ碁とブログは未だやめられない。

最近は両方とも、当たり前そうなことを書くこと、碁であるならば普通の手を打つことを心がけているつもり。何をとっても特別の才能が有る訳は無いのだから仕方ない。昔は努力の真似ごとをした時代もあるが、どれも物にならなかった。今は何でも普通が一番だ。他人を見たりして劣等感に悩んではいけない。自分は自分、自分は普通と思うよう心がけている。

現実世界では夢見る頃を過ぎたことは実感してるが、不思議なことに実際に寝ながら見る夢は現役時代の自分が登場する。今朝見た夢も、働き盛りの自分が会社に一人居残り、なにか始めようとした時、突然現れた見知らぬ人物から警告文書を渡され大慌てしていた。そこに同僚が出張先から帰社、「そんなもの無視して良いんだよ。」と言ってくれた瞬間に゛目が覚めた。慌てて時計を確認すると、いつもの時刻より10分以上遅い。定時に寝て定時起きることを習慣化したいと思ってもなかなかうまくはいかない。普通の日常はやはり難しい。

しようもないことを書きながら思いついた。そもそも「中くらい」や「普通」なんて概念自体が非常に個性的なものに違いない。昔の通信簿の劣等感が未だ残っているようだ。

2024年1月25日木曜日

中位が最高

 今日は気象庁が強い警報を発していた割には、午後になるとそこそこの暖かさになってきた。後2週間もすれば寒明けだ。季節の移ろいは自然現象、沿って生きるしかない。社会問題も似たようなことで、あれこれ気を揉んでも仕方あるまい。なるようにしかならぬのだ。ただ外国からあれこれ指摘されて、日本で事件が起きるのはちょっとどうかとも思う。芸能関係のスキャンダルは日本で文春あたりが騒いでいるうちは大したことにならぬが、一度外国から逆に指摘されると不思議なことに大騒ぎになってしまう。

何も元ジャニーズ事務所や吉本興業だけの問題ではない。芸能界は世界中皆同じで、華やかな世界だから自ら入りたいと思う若者が多く、それにつけこむ芸能界の大物の振る舞いも万国共通だと思う。フランスなんか特にその傾向が強いと聞くが、日本のことをよく言うよだ。外国に学んでためになることも多かろうが、少し敬遠すべきこともあるだろう。だからみんなで目をつぶって見逃そうと言うのも変だし困った問題だ。

共通するのは社会的関係と個人的関係には微妙な矛盾があること。政治の世界も似たようなことが言えるかもしれぬが、新聞とテレビのマスコミが取り上げると与論に火がつく。愛の交換とお金のやり取り、ここにも大きな矛盾がありそうだし、世の中は矛盾だらけと言っても過言であるまい。幸か不幸か情熱も財産もおまけに知恵まで少ない独居老人。何をしても「中位が最高」の人生と考えることにしている。

2024年1月24日水曜日

風向き

 世の中には様々な不条理に思うことが存在する。それはあくまで個人的思いで、一定の人には当たり前なのかもしれぬ。従ってその不条理に抵抗する人もいるだろうが、最近はあまり気にしないようにしている。しかし抵抗する人の中にはこれまた様々な人が居て、これが興味深い。自民党政治家にとって派閥は昔から存在するものであり、その何れかに属することは自らの政治家人生にとって必要不可欠と考えている、或いは考えていた議員は多いのだろう。我が選挙区から選出されている議員もその一人らしい。

特に応援してきたつもりはないが、思いついたようにカラー印刷の宣伝ビラがポストに投げ込まれている。つい数日前には緊急的に制作されたらしい写真やイラストが何も無い白黒のビラが投げ込まれていた。今世間を騒がせている裏金疑惑の言い訳だったと思うが、殆ど読まずに捨ててしまった。ネットで確認しようと探すが、ネットは最近更新された雰囲気がない。元通産官僚とのことなので、案外安倍派所属だった可能性もありそうだ。どうでもいいことだが、最近の風潮では自民党の派閥は悪いもので、存在を無くしたほうが良いような方向になりつつある。

派閥所属議員には当に青天の霹靂、死活的に重要と考えていたサークルがなくなるなんて、日大アメフト部員が廃部を聞く思いと似てるに違いない。与論と言うものか世の風の吹き回しとは不思議なものだ。極端な言い方をすれば、パーティー券の裏金と言っても普通の市民には縁遠いから実態は分からない人の方が遥かに多い筈。当事者本人も裏金とされる数百万円、数千万円貰っていても、ある日突然犯罪行為だと決めつけられるとは夢にも思わなかっただろう。

政治家という職業は官僚以上に大変な仕事だと思う。一旦選挙で当選して国会議員になっても数年後にはまた選挙の洗礼が待っている。ある意味で気の休まる暇があるまい。常在戦場で、常に票数と資金手当を心配してるに違いない。余計なお世話になるが、自身の人生設計に於いて、リタイアの時期を真面目に考えることが難しいだろう。そこに人間として生きる上で、大きな不自然さが生ずるのではなかろうか?

世間の風向きを心配する柄でもないのに余計なことを書いてしまった。そんなことより今日から明日にかけて本当の強い北風が吹くとのこと。不条理とは言えないので対策を十分する必要がある。

2024年1月23日火曜日

明るい未来

 午後の2時近くだったように思うが、長女から突然の電話。不吉な予感がして受話器を取ると、意外や意外、かねて気になっていた孫が第1志望の高校入学が決まったとの嬉しい知らせ。子供や孫の教育については一切口を出さないことにしているが、娘が第一志望校と言ってるから、本人も満足していると思う。大抵の人は子供の頃から電車ごっこなどして遊び、電車の運転士や車掌に憧れたものだ。孫も電車が大好き、中学生の今でも毎月購読している書物は鉄道の時刻表らしいから念がいってる。

一人で祝い酒を飲んで帰宅してから学校案内をネットで調べた。偏差値とやらはあまり高くないが、娘に言わせると超難関校のようだ。ただ先輩のコメントが面白い。ある先輩が「就職したいなら来て、大学行くなら来ないで」と書いている。面白そうな高校だ。校名は「昭和鉄道高等学校」。明日という字は明るい日。

2024年1月22日月曜日

初稽古

今朝は3月の陽気とのこと、気持ちのいい朝だ。ところで午後早くから今年の初稽古があるのでブログを昼前に書いている。稽古は囲碁、もう何年も前から中国出身のプロ棋士に月に1回稽古をつけてもらっている。別に市中の碁会所に行くこともないし競技会に出るわけでもないので、棋力が上がっているかどうかは判断しにくいが、自分では最近特に囲碁に対する考え方少し変わって来たことを感じている。もっとも変わったのが、勝ち負けに余り拘らなくなったこと、1日何局も打たなくなったことかもしれぬ。囲碁は実に深い哲学的ゲームでもある。己のざる碁を振り返る楽しみ出来るようになった。

高齢者の楽しみと言えば、カラオケを筆頭に音楽関係が大勢ではないかと思うが、こちらは音楽関係はもちろん芸能関係は全く不得手、絵画、書道も駄目。最近まで続けていた山歩きもそろそろ終わり。残されたのがこの囲碁だ。毎週NHK2チャネルで放送されている日曜囲碁対局も欠かさず観ている。プロ棋士となれば持てる知識・技術には大差が無い筈。その考えが全て理解できることは出来ないが、勝敗を決するのは知識以外の別のなにかだろう。そういったことも含め、老後の楽しみをより豊かにしてもらっているのは、偏にお稽古のおかげと指導の先生に感謝している。

この歳になれば普通の人は知力にしても体力にしても向上は難しいだろう。しかし囲碁の先生は言う。「囲碁は年齢関係無く向上が可能」だそうだから、柄にもなく真面目に受け止めてる次第。月に1回新宿の碁会所まで出かけて入場料1300円支払い、指導料は2500円。少し贅沢かもしれぬが考えようではボケ防止にもなるし、医者や介護士のお世話にならず済んでることを思って安いものと思うことにしている。

また新宿に行くと池袋とは違う昼飯にありつけるのも楽しみの一つ。大学入学してすぐに住んだのが新宿西口だったので、コロナ禍前までは懐かしい店も何軒か残っていたが、流石に殆ど姿を消した。最近の昼飯は西口にあるキリン・ビアホール。上京した当初は伊勢丹の並びにあったきりん・ビアホールで生卵入りカレーライスを食ったことを思い出しながら、最近は専ら羊の甘辛煮を食っている。 

2024年1月21日日曜日

お薦め番組

 最近つくづく思うことがある。天から授かったこの命、余命は知らぬが出来ることは少なくなった。昨夜も高校同期生との懇談で後何年が話題となって、一人の友人が「統計上では90歳までは生きる可能性が高い」と言っていた。同意を示した別の一人が「最近運転免許を更新したが後2回は更新したい」とのこと。80歳を3つも4つも越して尚の事だから偉いものだと感心するしか無い。もちろん小生も出来ることなら1日でも長く生きていたい。

この先長生きしても、そんなにびっくりするほど嬉しかったり面白いことは無いかもしれぬ。取り敢えず夢と希望は子や孫たちにお任せ、毎日を出るだけ楽しく健やかに暮せば良い。そうは行かない場合もあるだろうが、それは仕方あるまい。それが運命ならそうすべきだ。花札メーカーの任天堂ではないが、寿命とか運は天に任せてなるべく他人のお世話にならず1日を大事に生きたい。これこそ小生の切なる願い。

今日の明るい話題として今朝のNHK「演芸図鑑」をお薦めしよう。小生も早朝から観て気分が珍しく良い。早朝5:20からの放送なので観た人は少ないかもしれぬが、NHK+かでも観られたらきっと楽しくなると思う。このところ理由は分からぬが、この番組はずット去年の夏の再放送になっている。と言うことは半年近く前に1度必ず観てるわけだが、幸い忘れっぽい性格なので毎週新鮮な気持ちで観ることが出来てる。

今日の番組も先週と同じ桂文珍師匠の司会だったが、今日は単に司会だけでなくて、高座に上がっての落語もあった。彼の話術は本当に素晴らしい。この番組の司会は他に林家正蔵、立川志らく、など落語家が交代で司会を務めている。何れも単に笑いを届ける以上に朝から愉快な気持ちになれることは、今日のように天気が悪い日は特に有り難い。

2024年1月20日土曜日

金の亡者

 年が代わってもう20日も経ってしまった。普段は時(時刻と時間)を大切にしようと思っているはずなのに、昨日はスマホを持つのを忘れて外出してしまった。時刻は幸い方々に時計があるのでそんなに不便は感じずに済むが、歩数計のカウントが出来ないので少し困った。多分1日で1万2千歩は歩いたと思うが、午前中の3千8百歩で表示は止まっている。他人から見れば笑止の沙汰だろうが、最近時間の問題で困ったことが起きている。入浴時間がやたら長くなっているのだ。

夜NHKニュースが始まる7時には上がるつもりが、昨日も気がついたらニュースが終わりの7:20、入浴前に観ていた相撲だけを観る羽目に。風呂場で溺れ死ぬことだけは避けたいと思っているので、胸まで浸ることを習慣化しているつもりでいるが、それでもいつの間にか意識が飛ぶというか失っているのだろう。発汗量が只者でない。特に頭と顔は乾くのに30分は優に掛かる。

今のところ能登の地震関連と自民党の裏金問題の他、目新しいニュースは無いのでどうでもいいようなものだ。政治家の金銭感覚は面白い。言っちゃ悪いが、お金は労働の対価でなく人様のお恵みしか頼れないのだから乞食みたいものだ。そのお恵みに与るためこれまで徒党を組んでいた輩が急に徒党を組むこと止めるなんて言い出した。余程スネの傷が気になっているのだろう。それも面白いが、これに反発しているのが麻生太郎氏「我が派閥は解散しませんぜ。」と首相に直接言ったとのこと。

当に結構毛だらけ猫灰だらけではないか。麻生氏には幹事長の茂木氏も賛同してる様子。これで自民党が割れて別の政党ができれば良いと思うが、金の亡者ということでは同じ穴のムジナだからどうなることやらだ。麻生派と茂木派だけになれば、議員数は精々110人、平河町のバカでかいビルを使わせるのは勿体ない。元々国有地だったはずだから国に返却させるべきだ。嘗て社会党本部のあった三宅坂下は現在どうなっていたか?今度国会図書館に行った時に確かめたい。

金の亡者に税金を掛けすぎてる、即ち与えすぎてるのが間違いの元。これを政治家に考え直せと言っても無理だし、小生にもどうすべきかの知恵は無いのが正直なところだ。

2024年1月19日金曜日

党首交代

 明日が大寒だから寒さが最も厳しくて当然だが、何か妙に温かい。やはり地球は温暖化してるのだろうか。気温のことはさて措き1月から3月初旬かけては学生さんには辛い受験シーズン。我が孫にも一人高校受験生がいる。志望校や受験日など詳細は何も知らないが風邪など引かず頑張ってほしいと願っている。

昨日共産党の党大会が開かれ、志位委員長が辞任して新しい委員長に長野県小諸市出身の田村智子氏の就任が決まった。彼女は未だ59歳。前任の志位委員長に比べれば10歳若返ることになる。志位委員長のいかにも学者らしい語り口は好きだったが、23年の委員長在任期間中に党員数も最盛期1990年の50万人から27万人と半減しつつあるとのこと。新委員長の田村氏は現在参議院議員。党勢拡大は容易ではあるまい。また、党首であるからには衆議院への鞍替えも必要なようだ。

個人的には共産党を結構応援してるが、理由がよく分からないが、何故か応援者は少ない。兎も角、田村新委員長には頑張ってもらいたい。


2024年1月18日木曜日

違和感だけが

 辰年生まれだから4月になれば満84歳、既に夢や希望は持っても詮無きことだろう。しかしこのブログにその日思いついた所感のようなものを書き留めるのがいつの間にか日課になってしまった。読者は予想超える多数で今や約100人はいるだろう。一ボケ老人の思いつきを毎日読んで頂けることは名誉この上ない喜びで一種のエネルギー源とも言える。昨夜テレビの報道を見ていて感じたことを書いておきたい。

能登半島の地震で海底が大きくせり上がって、防波堤で囲まれた漁港の一部が陸地になってしまったそうだ。地震は本当に恐ろしく、また不思議でもある。地割れや液状化で沈む家もあれば、海面が無くなって船を出せなくなった漁師もいるとはだ。能登半島には複数の断層が以前から確認されてたようだが、今回の地震で全く動かなかった断層があるとのこと。素人はおろか専門家でも不思議らしい。

話が脱線したが、陸地に変わった元の船着き場を見ていた漁師さんの言葉に引っかかった「もう、俺の生きてるうちに復興は無理だろう。」港湾の整備事業はとてつもない費用や時間を要するものらしい。能登半島から遠く離れた沖縄本島の北部辺野古岬では数兆円以上と言われる資金と10年以上とされる歳月を掛けて、米軍の基地移転のために同じような海面の整備事業が地元自治体をすっ飛ばしてつい先日着工した。双方ともに岬の改良だ。日本国民にとってどっちが緊急的に必要で、どっちが不要不急かは言うまでもない。

この日本政府のアメリカに対する弱腰、確かに先の大戦で負けたのは事実だが、同じ敗戦国のドイツやイタリアなんかは、その弱みをこれほどまでに引きずっているようには見えない。やっぱり我々有権者の政治家選びがどこか間違っていると思わざるを得ない、ただ違和感だけが残るのみだ。

2024年1月17日水曜日

一転春の陽気

今日は阪神淡路大地震の日とはとても思えない陽気だ。29年前は次女と長野の飯縄スキー場に居たが。そのスキー場も今は無くなってしまった。小生も次女もスキーはやめて、互いに話すことも無い。東京はこの冬雪こそ殆ど降らないが、先週末から寒中らしい寒さが続いていた。ところが今日は北風が去って春のような暖かさ。スキーの思い出なんかも陽炎のようにぼんやり揺れている。

陽気に誘われて、昼前から気になっていた振込のため郵便局に行ったり、序に地下鉄で銀座まで行って昼食。帰りに春のような陽射しの中、皇居のお堀端を散歩したりして、早めに目標の1万歩を達成できた。

他に書くべきこともたいして無いが、日本の政治のご粗末さだけは頭から離れない。検察が安倍派幹部全員を不起訴とは、今までの騒ぎは一体何だったのかとの疑問がどうしても残ってしまう。岸田首相の定見の無さ、彼に政治改革なんか出来るはずがないことは万人の認めるところではないか。挙句の果ての報道は、麻生氏訪米の顛末。何でもトランプ陣営へのアプローチを模索して上手くいかなかったそうだが、当たり前だろう。

岸田氏は、これまでアメリカ即ちバイデン政府によって支えられているように思うが、日本政府得意の一種の背信行為。トランプ氏への擦り寄りがバイデン大統領の耳に入らずには済まないと思うが、バイデン大統領はどう出るだろう? 

2024年1月16日火曜日

理解不能事項

 大勢の方が同じように考えていると思うが、人間は自らを万物の霊長と偉そうに言うが不思議な生き物だ。兎に角分からないことが多すぎる。確かに集団行動が少なくてコミュニケーションの取り方一つでも実に多様、他の動物と大きく異なる。他の動物に人類学者が居たならば種類を区分けするのが大変だろう。人類のどの種類をとっても脳が異常に発達してるらしい。この脳を研究して有名になった日本の学者に養老孟司先生がおられる。

先生の書かれた本は何冊か読ませて頂いたが、直接お話を聞いたことがないのがちょっと残念。先生も似たような年齢だし、こちらの余命を思えばこの世で直接話を聞くことは無理だろう。先生の説で昔から面白いと思っているのが「人間知恵が発達してもハエ一匹作ることが出来ない。即ち生命の複雑さはとても人知の及ぶものではない。」この他にもバカの壁など、人間の思い上がりに対する警告は拍手を送りたくなる。

そして最近は今流行りのAI(Artificial Intelligence=人工知能)に対しても、批判的なご意見を開陳されている。愉快なのはChatGPTに代表される生成AIに対する批判。「人間がオートバイと競争して何になるのだ。」仰る通りと拍手したくなるが、小生は少し違っている。当然先生は生成AIをお使いになった上で言っているようだが、小生は未だ使い方がよく分からないので、それを利用して便利に思えばそれはそれで結構じゃないかと思ったりしている。

そのことは措いても、人間のすること不思議で、まず自分のことさえ殆ど分からない。先日も少し書いたが、今月発売の月刊文藝春秋にあった「睡眠は最高のアンチエイジング」執筆は筑波大の先生だが読んでみた。こっちも養老先生に負けないくらいの偉い先生かもしれぬ。しかし結論的には睡眠の科学も緒についたばかりで、殆ど何も解明されていないらしい。平たく言えば、睡眠はある程度しっかり取ったほうが健康のためになるだろう、程度の話で、時によっては軽い睡眠薬のお世話になっても寝たほうが良いよとのこと。

脳の働きが感情をコントロールしたり、身体の細部に至る諸機関をコントロールしてることは何となく理解も可能だ。その諸機関を形成している細胞も実験室で作ることにも成功している。これで寿命が延びると喜ぶ人もいるだろうが、それでどうするの?と聞きたくもなる。分からぬことは相当あるが、それが当たり前と思うようになってきた。

2024年1月15日月曜日

慌て、焦るな

 今朝は少し暖かくなってホッとしたが、のんびり朝茶を飲んでいたとき湯呑をひっくり返してズボンからパンツまで履き替える始末に。しかしそろそろズボンを洗濯に出さなくてはと思っていたので丁度良かったのかも知れぬ。何事にも表もあれば裏もある、生きている以上、表裏のみならず上下左右油断は禁物だが、この世の多面性ということには十分意識したほうが良い、なんて思った今朝の出来事。

世界中で議論の的になってるとされる米中関係なんてものも、日本は少し単純化された面しか見てないような気がしないでもない。も少し落ち着いた行動がよろしいのではと思ったりする。台湾の総統選挙の結果が出るやいなや、日本は正式な外交関係がない国であるにも関わらず、いの一番でお祝いの言葉を贈り、特使まで派遣してる。一面から見ればご丁寧すぎるくらいだが、多面的に考えれば、少し丁寧過ぎはしないか。アメリカは同じく正式な外交関係が無いからだろう、選挙結果を受け、大統領は取材記者に対して「独立を支持しない」なんて心にもないことを平然と言っている。

米中関係は日本で騒がれるほど単純ではないようだ。軍同士の話し合いにしても、留学生の交換などについても益々緊密度が深まってるようだ。今年は日本で余り話題になっていないダボス会議、当然何人かは出席してるのだろうが、余りその話題を聞かない。今年の主要テーマが地域紛争らしいので日本人には不向きということなのだろうか?一時は竹中平蔵氏なんかがこの会議に参加しないようでは、世界の動きについていけない筈と言ってたような気もするが、世の中も変わったものだ。

大相撲の初場所が始まった。一応横綱も土俵に立ち、大関小結も含め全員白星発進は結構だが、どうも怪我を背負ってる力士が多いのが気になる。それと、昨年辺りから解説に北の富士さんが見えないのが寂しく気になっていた。ネットで見るとどうも我が家内と同じ動脈瘤が発見され昨年春場所からお休みしてるとのこと。現役で大阪に居た頃、コマーシャルに採用した横綱千代の富士の付き人時代にちょっと縁があったが、昨年倒れたのは知らずに居た。焦らずに元気になって復活してくることを祈りたい。

2024年1月14日日曜日

世相雑感

 昨日は東京にもやっと、言い方は適切でないかも知れぬが、初雪が舞って寒さが一層つのってきた。独居老人には辛い大寒が間近い。一昔前であれば、15日までは何となく正月だったが、昨今は何事も早めに手軽に済ます傾向のうえ、今年は元日からの大災害でその気分は余計薄れている。

昨夜の恒例高校同期生とのリモート懇談でも本来9時まではお付き合いすることになっているが、8時半でお先に失礼させてもらった。あまりに寒いので寝る前に風呂に入らずにはいかないと思ったからだ。普段であれば入浴してからの参加で済んでいたが、昨日は寒さがきついので湯冷めを警戒して寝る直前の入浴に変更したのだ。

年が代わると益々元気が出る人がいる一方で、小生の場合はよりしょぼくなる。酒は弱くなるし運動量は落ちる。昨夜も同じ年齢の割に元気印が集まっているので、正月早々に訃報を受け取った同期生の話題でも、小生は身につまされたが、自分も間近いと受け止めた人間は少なかったようだ。どうもこの仲間、世の普通のと少し違うのは奥さんより元気な旦那の多いこと。体調がすぐれない奥さんがいても、家事を引き受けてる友人が結構多い。小生家事は苦手だ。嫌々してるだけだが、話を聞く限り大分様子が異なる。

食事が話題になったが、外食に関しては東京住まいの小生が圧倒的に有利と言うか、話題は多くて当たり前。女房に先立たれたら老人ホームのお世話にならず、コンビニやスーパーの多い都市部で安アパートでいいから自炊も捨てたものじゃない。たまたま小生は一軒家で暮らしているが、地震が来たらひとたまりもない老朽住宅。こっちの命と競争している。

日本の政治は狂っていると思うが今日は措いておこう。昨夜台湾の総統選挙結果が出て、現在与党の民進党総統が3期連続当選となった。しかし議会議員は過半数維持ができず、総統選挙の得票率でも50%を下回っている。習近平中国が「台湾は我が国の1地方の問題」と偉そうに言うのも妙な説得力を持ちかねない。イスラエルもウクライナも含め、アメリカの世界戦略もそろそろ考える時期が来てるのかも知れぬ。

2024年1月13日土曜日

腹の立つこと

 亡き家内の口癖が「諦めが肝心」だった。、誰にも悔しい思いはあるだろうが、腹を立て得なことは何も無いと思うよう心がけている。世の中にはままならぬことは山ほどあるだろうが、腹を立てるということは複雑な精神作用があって健康面では自分を傷つけることが多いと思う。小生ごときボケ老人が同列で論じて申し訳ないが、田中角栄氏の晩年を思うと怒りが如何に身体に悪いかが分かる気がする。盟友であったアメリカに裏切られ、最も信頼していた子分衆にも裏切られて、怒りの余り脳梗塞に倒れてしまったではないか。

脳神経の働きについては専門家でないのでそれこそよく分からないが、怒りの余り体調を崩す人のことはよく聞くものだ。人間は感情の発達した動物だそうだが、小生もどちらかと言えば知恵より感情が先立つ口だ。子供の頃から燥ぐのが好きで、喧嘩もよくしたものだ。この歳になって性格を変えるのは難しいだろうが、最近は極力怒りを抑えるように努力はしてるつもりだ。昨日も地下鉄の中でふざけまわる中学生の一団を見て、昔だったらきっと何かしただろうと腹の中で思いながらじっと観るだけにした。彼らも段々気がついたのだろう、次第に騒ぎが収まっていった。

もちろん、腹が立つ対象の筆頭は己自身だから、自分に対しても寛容であることが最も大切なことだ。知恵が回らない、身体が動かないことにいちいち腹を立てていたら切りがない。てなことで自分にも寛容になりつつある。しかしバカにつける薬は開発可能かも知れぬが、立腹を抑える妙薬が無いのも事実で困ったことだ。今日一番腹が立つのは、二年越しであれほど大騒ぎをしてきた自民党の政治資金問題、検察が鼠を数匹お縄にした今の段階で幕引きを宣言したらしきこと。

アメリカも韓国や台湾の政情も不安定な折から、比較的落ち着いていた日本まで政治的混乱が続くのを見かねて、いい加減にしろとちょっかい出したかと勘ぐってしまった。日本の若者も見くびられたものだ。青年よ大志を抱けと激励したい。センター試験の日としては珍しく交通の困難が無さそうな一日。我が家にも高校受験を控えた孫がいる。センター試験は先の話、現段階での志望先など詳しい事情は聞いていないが、何にしても慌てる必要は無い。上田の田舎から東大に進んだ君の曽祖父は、中学受験に2回落第3年目にやっと上田中学に入学できたことを知ってほしい。

2024年1月12日金曜日

問題点不明の年明け

 バブル期以来の株高らしい。もちろん空前の利益を上げている企業も多かろう。それはそれで結構なことだ。しかし貧しい家庭が増えていることもあろう。その上、能登半島から新潟にかけては正月早々未曾有の大災害、今後の生活に不安を抱える人も少なくないだろう。長野県まで被害が及んでいるとのこと。政治家たちは日本の現況をどう見てるか知らぬが、比較的のんびりしてるようにも見える。政府の中心は首相にあるから主たる課題は首相が先頭に立つ必要もあるかも知れぬが、何でもかんでも首相自ら「私が先頭に・・・・」となると、この忙しい時代にそれで大丈夫かと疑いたくもなる。もっとも、安倍派と二階派の重鎮多数が身動き取れないので仕方ないのかも知れぬ。

政治はまさに大きなシステムを効率よく動かす仕組み。個人的なことだが昨日の午後2時頃、パソコンがフリーズしてしまった。大地震でもないのに不思議だ。思うに近くで多数動いている工事現場の一箇所が我が家の電源の一つを一時的にショートさせて、電源が喪失したのではと思ったり,当時遊んでいたネット囲碁で予想外の操作をしてしまったとかしているが、本当のところは分からない。パソコンも政府と同じように複数の神経系統が複雑に絡み合って動いているので、途方に暮れた。

幸い電話が活きていたので、普段から世話になっているエンジニアと連絡がつき、1時間半位で、セーフモードでの立ち上げに成功。何とか復旧できた。政府の場合は元日で諸般の機能が唯でも低下している時の大事故だから、復旧の立ち上がりが遅れたのは已むを得ない面もあろう。昔から焼け太りということがよく言われるが、この機に応じて首相派閥が膨張したり、教育や外交などの重要案件が好き放題にされてたまらない。ウクライナに対する多額の援助もその一つ、ロシアの動きも不気味。この正月の長い期間外務大臣は外遊しっぱなしになっている。確かに国内には外務大臣の出番は無いかも知れぬが、今年は世界的な選挙イヤー。若い人たちの受験問題も対処に遺漏無きよう頼みたい。

2024年1月11日木曜日

政治家と親分さん

 外国事情に疎いのでよく分からないいが、何れにしても首相なるポストを設けているフランス、当然ながら文明文化では相当の先進国だ。大統領制なので首相は議会で専任されるのではなくて、大統領の指名で決まるらしい。それにしても昨日発表された34歳の新首相、日本で言えば文科大臣だったようだが、他に重要な閣僚経験は無いとのこと。ただマクロン大統領の凄い思い入れがあったとのこと。いくら日本と制度が異なると言っても首相となれば相当な重責の筈、今後の活躍が見ものかも知れぬ。

所変われば品代わるとも言うが、似たような感想は昨年11月に決まった南米エクアドルの新大統領ダニエル・ロイ・ヒルクリスト・ノボア・アシン氏(36歳)についても言える。エクアドルという国は小国ながら隣に麻薬大国のコロンビアとペルーに挟まれ、麻薬の積み出し拠点化してる極めて危険な国柄、選挙中に大統領候補が犯罪組織によって暗殺されている。現大統領も組織の撲滅を宣言してるが、2大マフィアの親分2人が刑務所から脱走して対決が深まっているとのこと。正真正銘命懸けの政治をしなくてはならない。

日本でもたまたま昨年元首相が暗殺されたりしたが、これは個人犯罪だからそこし事情が違うだろうと思う。西欧先進国マフィア組織の力は侮れないらしいが、中国などでも国際的にネットワークを持つ犯罪組織のメンバー数は数十万人になるらしい。そんなことを思うと日本は平和かも知れぬと考えたくもなるが、日本の場合は所謂ヤクザの親分が古来(少なくても明治維新頃から)政治に深く浸透(持ちつ持たれつ)して、政府を支えている面も否定できない。

アメリカあたりも公営ギャンブルからはマフィアは追放してると言うが、果たして本当かどうか?かなり疑問も湧いてくる。

2024年1月10日水曜日

遅い初夢

 明け方にとても不思議な夢を見た。普段うつ伏せで寝ることはないので、今朝も当然横になっていたはずだが、誰かがうつ伏せ状態の小生の背中を擦っていて凄く気持ちが良い。背中に居るのは家内かも知れぬが、別の女性の可能性もある。そして彼女が言う「どう、気持ちがいいでしょう?さあもう起きなさい。」と言ってポンと肩を打った。その拍子で目が覚めたが、丁度4;15起床の時刻だった。

今日買ってきた月刊文藝春秋2月号の特集は「睡眠は最高のアンチエイジング」となっている。読んではいないが、どうせ偉い先生がなにか書いているのだろう。アンチエイジになるかどうかは分からないが、睡眠が最大の楽しみの一つであるのは間違いない。ただ残念なことに、前立腺がん以来、およそ3時間に1度は用たしに起きなければいけない。最近は9時前に寝ることが多いので0時前に一度起きることが多いし、そうると3時ころもう1回起きるはめになって、今朝もそうだった。

友人の中には夜寝ずに明け方まで起きている人もいるし、無理して12時すぎまで起きているという人もいる。寝付きの問題らしいが、寝付きが悪ければ昼間運動が一番効くのではなかろうか。運動には色々あるだろうが、小生の場合はただ街なかを普通の速度で歩くだけ。歩行も毎日してると少しずつスピードが上がるようだ。歩幅が若干広くなってる可能性もある。現役時代に世話になった元通産省の高級官僚氏、年賀状に毎月200キロメートルを走って、英会話も習っていると書いてあった。

彼は未だ60歳、それも結構なことだ。英会話を錆びさせずに居る努力も素晴らしい。出来ることは何でもやることが身体にも良いだろう。英語はとても無理だし、出来ることだけをするしか無い。今朝背中から声をかけてくれた女性もそんな意味のこと言っていたような気がする。

2024年1月9日火曜日

危機感の欠如

 雪こそ降らないが朝の寒さが本格的冬を思わせる今朝だ。昨日2度もブログをアップすることになってしまった。酷いボケだと書いたが、改めて認知症の意味が少し理解できた。ボケとは単に記憶が簡単に喪失するだけでなくて、認知する力が弱まって来ることを指していると再認識した。一昨日ブログを書いて当日の午後4時に公開するよう設定したつもりが、翌日9時になって確認したら未公開。書いたブログがそのまま予定になっている。設定をよく見ると公開日が2024年1月20日16時、これでは1月7日に公開される訳がない。

閑話休題:昨日また一人自民党議員が逮捕された。それも先に逮捕された柿沢議員と同じく岸田内閣で副大臣まで努めている。任命した岸田首相は即座に自民党除名と言う非常に重い処分を発表した。そして記者団に対して「大変遺憾なことで重く受け止めている。党として強い危機感を持って政治の信頼回復に努めなければならない。」と述べたと報道されている。これを聞いて普通の人はどう思うだろう?少なくとも小生は強い違和感を禁じえない。

先ず「遺憾」だが、残念という意味だろう。逮捕はされないと思っていたのに、逮捕なんかして残念ということかね?これまでの報道とは違う検察の対応にびっくりしたなら「驚いた」とでも言うべきだ。副大臣にまで引き上げた見込み違いをどう受け止めるかが問題で、除名して済む問題ではなかろう。危機感という言い方もおかしい。検察にこれ以上追求されるのが心配なら、これまでの資金の集め方を反省すべきだろう。どのように聞いても信頼感には程遠い所見だ。

2024年1月8日月曜日

酷いボケ老人

 現在16時少し前、本当は今日のブログを書かなければいけませんが、今日は休みにします。実は昨日のブログが16時に公開されず、今朝9時過ぎに公開されました。1日に駄文2回はやはり感心できません。

無成功体験

 オリジナルはフランク・シナトラ、日本では布施明が歌って大ヒットした流行歌にマイ・ウエイがある。オリジナルの歌詞は別として、日本語の歌詞「今船出が近づくこの時に、ふと佇み私は振り返る~」は、中年の男性がこれからも自ら信ずる道をひたすら歩むよ、と高らかに歌い上げるので人気があるのだろう。小生も好きな一曲であるのは間違いない。しかし、人生七回目の七草の朝を迎え考えてしまった。昔は一月七日朝は七草粥と決まっていたが、今朝もいつも変わらぬ納豆と豚汁、風情もヘチマもあったものじゃない。

そしてパソコンに向かってブログに何を書いたら良いか考えてみた。今年も昨年もその前の年も更にもっと前から世の中は激しく動いている。人生を顧みれば激流に流されている小舟乗り合わせたようなもので、為すすべもなく船べりにしがみついているに過ぎない。そして今後どのくらいの期間になるか知らぬが、余生の社会が平穏になることは期待し難いだろう。昨日は先のことは予想しないと書いたばかり。昔から「ケ・セラ・セラ」の歌詞が好きなのだ。

だからと言って、自らの信念は無いので自らの何を頼って生きたものが問題だ。過去を振り返れば失敗は山のようにあるが、うまくいったことは小学校から大学まで落第せずに卒業できたことぐらい。社会に出てからの成功体験は皆無に等しい。サラリーマンでどこでも出世できぬまま四つの会社を渡り歩き、更に自分で起業もしたが、10年ほどで潰してしまった。とてもじゃないが子や孫たちには見倣ってほしくない体験でもある。昨夜も恒例の高校同期生とのリモート懇談があって、いつものことだが、小生以外の4人の参加者は、それぞれ海外での体験を含め、成功体験をされてきた事がよく分かる。 

小生には残念ながらそれが無い。そのうちに一人の友人が「今、日本の一人あたりGDPはG7で最下位、嘗て日本が世界第2位に居たことを思うと隔世の感だが、労働者人口一人あたりに置き換えると、今でもトップクラス。」とのこと。要するに高齢者の社会貢献が悪すぎるとのこと。するともう一人がすかさず言った「だったら年金をもっと値上げしてみろ!」これも尤もかもしれぬが、実現は期待し難いだろう。そこで小生は少しでも社会に貢献すべく、国民・厚生年金を含む全年金1年で約233万円は1年で使い切るようにしている。1日で使える金額は約6千円。これを幸せと感じつつだ。

2024年1月6日土曜日

明日の予定

 今年を含め毎年のように新年の抱負は書いたが、予想は書いたことが無い。ところが有り難いことに世の中には大勢の知恵者が居て今年の予想を発表してくれる。いちいち細かくは記憶にないが、何れにしても株屋さんに多く見られる楽観的予測が一方にあるが、逆に戦争評論などで身を立てておられる方は悲観的予測。政治関係は世界中で選挙イヤーが近いこともあり、予想立候補者に関して様々予測があり、とても覚えきれない。

神社仏閣の予想は余り差し障りの多いことは言ったりしないが、それでも日本は元日から差し障りどころの話ではない。むしろ復旧がどの程度年内に進み今年の暮をどのように迎えられるかなんて誰にも分からないだろう。ましてや商売をしている人、会社の勤め人さんにしても、今年の物価と売上や給料がどの程度になるかは誰にも分からない。要するに人によって未来の予測と心配の程度は違って来ると思う。

小生も時折抱負とともに予測を立てたくなるが、健康で後何日持つかなんてことは全く分からない。せめて明日までは健康でいたいと、昨夜も早寝したが、今朝起きると何故か風邪気味、喉がいたんで痛い。慌てて食後に愛用の改元を一服服用に及んだが、今後のことは本当に分からない。昔は明日の天気さえ分からない事が多く、「あした天気になあれ」と願いつつ床についた夜がとても多かった。最近派の気象状況はさすが気象庁、明日の予想を滅多に外さない。実に有り難ことだ。

従って、小生が明日予想できることはNHKで正午から囲碁の番組が放映されること。生で観るにせよ録画にせよ、何れかで明日中には観ることになるだろう。

2024年1月5日金曜日

同じ穴の狢

 昨日のタイトルに「御用始め」と書いて常連の読者から「これは戦前の天皇制時代名残の言い回しで、現代は仕事始めと書くべきと教えて頂いた。」この歳になると正しい日本語が使えず困ったことだ。似たようなこと書くようだが、昨夜たまたまテレビ(BSフジ「プライムニュース」で岸田首相と山口公明党代表がそれぞれ出演してフジの記者との会見するのを観た。岸田首相が能地方の地震の寄る大災害で救援が遅々して進まない中、呑気にテレビなんぞに出演するのもどうかと思うが、首相の言葉遣いの怪しさが気になってならぬ。

即ち、政府としてはお金は十分手当ができた故、何とかなるだろう。みたいな口ぶり、これが救援活動の陣頭指揮を取るべき台詞かと唖然とするばかりだ。被災者や救援活動に当たっている人々は寒さや飢えに震えていてテレビなんか見てる余裕がないから良いかも知れぬが、首相の台詞を知ったらなんと思うだろう。小生もそうかも知れぬが、具体的状況は何も知らぬくせに良くも知ったようなことを言うものだと思う。またそれに相槌を打つ共演者たち。一人はテレビ局の反町理氏、もう一人がご存知自民党広報担当のような政治ジャーナリストの田崎史郎氏。

前者はやや後ろめたさを感じてるのだろう、言葉遣いが妙に力んで、現在の被災地支援対策の遅れや、自民党の政治資金問題を追求するかのように振る舞うが、どうして言い訳を引き出してしまい、結局そうですかと納得してしまう素人芸の浅さばかりが目についてしまう。要するに余りに現実離れした内閣の広報番組だ。更にその後にでてきたのが公明党の山口代表。氏が数日前「自民党と同じ穴の狢(ムジナ)に思われたくない。」と名台詞を吐いた。反町氏も早速「だったら、連立解消されたらどうですか?」と質問をぶつけたまでは上等だが、こっちも公明党の連立を解消できぬ言い訳をたっぷり聞かされるはめに。

当然ではあろう。公明党には派閥は無いし、資金集めパーティーも行わない。しかし公明党の母体である創価学会の寄り合いや資金集めは一般庶民の想像を遥かに超えてる筈。とてもじゃないが、統一教会の悪口なぞ言えたものじゃないだろう。その上、宗教団体には無税の特権があり、詳しくは知らぬが、都内の四谷三丁目から信濃町にかけて、まるで城郭の如く多くのビルをおっ建ててしまった。公明党が国交大臣を手放さない理由が分かる気がする。

番組を丸々は観てないが、昨夜の出演者は狢のオンパレードだった。

2024年1月4日木曜日

御用始め

 今日は御用始めの日なのでブログを早めに上げる。

先ず正月三日間、能登半島を中心とする日本海側の皆さんには思いもかけぬ大きな災難、未だ収まっていないが心からお見舞いを申し上げたい。

影響は新潟県を超えて長野県一部にまで及んでいるようだ。北信濃の小足地方には今はもう親戚や知人もいなくなってしまった。しかし、若いと言っても60歳過ぎてあちらの山にも何回か足を運んでいるので、当時世話になった人たちのことも心配だ。ひょっとすると富山湾を見下ろせる山々には被害が発生していても不思議は無い。

科学的なことは分からぬが、報道で知る限り地震計やGPSでの解析結果から能登半島突端では地盤が西に1.5メートル~1メートルズレているとのこと。石川県の人口は約114万人、市の人口は輪島市が約2.8万人珠洲市が約1.5人だから正月休みの真っ最中、役所の手も少なくて当然。首長さんが救援を切望する気持は良く分かる。

引き換え政府の対応の遅さは酷い。鉄道の運休や陸路の寸断があり、関係部署から首相官邸への連絡網が人手不足が重なって悪いことは容易に想像できる。このような緊急事態に自衛隊をどのように活用しているのだろう?日本の離島に、ある日何処かの国が攻撃してきた訳では無い。市町村は何れも本州内ではないか。有線無線の通信手段のうち生きているところはどこと何処か?

先ずその辺の基本を抑えてから、官房長官なり首相が記者と向き合うべきと思うが、何も分からないまま記者会見なんかをしたがるから、トンチンカンばかりで被災者はもちろん、ただテレビ報道だけを観ているボケ老人でさえ不安は高まる一方。せめて今日以降は、大臣同士の申し合わせなんか関係ないから、末端情報を汲み取ったも少しまともな対応をしてもらいたい。

2024年1月3日水曜日

今年の抱負

 長野の田舎町松代や長野市で過ごした子供時代を思い出すと、正月は1月15日のどんど焼きまで続き、毎日餅を食って居たような気がする。しかし社会全体が忙しくなっている現代では、正月は暮から数えて4日、精々5日もあれば十分ということなのだろう。暮から別荘に行っていたお隣さんも午後1時頃には車が帰ってきた。兎に角時の経つのは早い、正月三日もすぐに終わる。今年の正月は元日早々から地震に見舞われたため、日本社会はぱっとしないが、個人的には他家に嫁いでいる娘二人のお陰で、無事旧年を送り、新年を迎えることが出来た。

誠に有り難いことではあるが、昔の人はうまいことを言う。「正月は冥土の旅の一里塚、目出度くもあり、目出度くもなし」今年の4月に満84歳を迎える身としては真に迫る言葉だ。振り返って総括せにゃいかんだろうが、総括できることが何も無い。自分でも珍しい爺だと思う。ここまで無色透明、平々凡々であれば、長い生涯貫き通せば一つの自慢になるかも知れないなんて思っている。夢と希望は代わり映えがないが、今年も毎日美味しい白米食を食って、適度な運動をして健康第一、最大の楽しみは睡眠としよう。

2024年1月2日火曜日

常と変わって

 今日は早朝から長女一家が、温かい雑煮とお屠蘇と黒豆などのおつまみやお菓子まで持って年賀に来てくれた。互いに新年を祝って「おめでとう」と挨拶を交わしたものの、つけっぱなしのテレビで流れている映像を観ると少しおかしな気持ちになるのは仕方ない。何と言っても昨夕からの能登半島沖で発生した地震と津波の被害は影響が広すぎ且つ強大にすぎる。東北大震災との比較では小さく見られても仕方ないが、正月元日は日が悪すぎる。日本の守り神はどこにおわすか知らぬが、日本に相当な警告をしてるように思えてならぬ。

2千年以上前の中国では天変地異が起きると、皇帝自身が天に代わることを命じられたと自覚したものらしい。現代社会に於いても見倣う必要を感じてならない。日本では皇帝ではないが、昨夜11時すぎと今朝10時からの首相会見を観る限り、自身の為政に対する反省は何一つ感じることが出来ない。いつも変わらぬ原稿の棒読み、関係官庁との連携で全力を上げるとの決まり文句。機に臨み辺に応じて適切な言葉が出てこない悲しさ。NHKのアナウサーが発した緊急時の避難勧告の方がよほど真に迫っている。

話が変わるが、今年の正月は自宅に居るせいで例年と随分変わった正月になってしまった。娘一家が来てくれた時も能登半島地震のテレビをつけていたので、チャンネルを変えるのを忘れて結局箱根駅伝初日をすっかり見逃してしまった。気がついたのが2時すぎ、既に青山学院大学往路優勝で勝負が決まってしまっていた。昔は慶応も走った時があったようにも思うが、最近は影が見えないのが少し残念。早稲田の陸上も定評があるが、今日は5着、もう少し頑張ってほしいが4着までは何れ劣らぬ強豪だから明日順位を上げるのは容易でないだろう。

3日には大手町までゴールを見に行ったり、はたまたゴルフに行ったりしたこともあるが、今ではその元気が湧いてこない。歳を思えば当然だろう。雨が降ったり止んだりして、能登の地震被害も大分はっきりしてきた。政府の対応の悪さ遅さもより明確になってきている。4日の伊勢神宮への初詣は延期と決まったが、上川外相は4日から15日間もアメリカチーム諸国を巡る外遊との情報、一体何を考えているのやら。早く総辞職してもらいたい。

2024年1月1日月曜日

東京の初春

 少し風が強くて冬の肌寒さは感じるが、東京は快晴で輝かしい元日になった。昨日の昼間は次女宅で大分飲んできたので、夜はNHK紅白歌合戦開始時刻に風呂に入り、のぼせて溺死しないよう早めに出て、次女から土産にもらった夕食の五目飯とおでんを温め直して夕飯として食し、早めに就寝した。それでも今朝の起床は5時を大分回っていた。もともと今日は米も炊かず、手料理を作る予定が無いことを腹時計が計算したに違いない。暮にスーパー等で買い求めた出来合いの黒豆やら田作り、昆布巻きなどを並べ、レトルト米飯での新年祝い膳だ。酒は日本酒にしようかと思ったが、小瓶であっても1本開けると飲みきれない可能性もあるので、夏に飲み残した缶ビールで我慢。ささやかな祝い膳。それでも初春の気分は出る。更に暮に比べると日も少し長くなったように感じる。

s昼は先週うまい和食が食えた東京メトロポリタン・ホテル池袋へ。先週は3700円だったが流石に今日は4500円のなっていた。ステーキと焼き魚があったが、もちろん焼き魚。メインの魚は鯛にカマスにサーモンの3種類それぞれ焼き方から突き合わせまで別で皆絶品。よほど発泡酒を注文しようかなんて思ったが、我慢して良かった。酒を飲んだら旨さも変わるだろうし食いきれなかったかも知れぬ。

メニューで一番安いコースだが、前菜やデザートは皆同じ。特にデザートが凄い。和洋10種以上取り放題の他、特別のホットケーキを焼いておりますので、ビュッフェを召し上がりながら縛らくお待ち下さいと来た。ビュッフェで3種類も選んだのでお茶のお代わりをしてレジに進もうとすると、ケーキが殆どできていますのでもう少しコーヒーでも如何でしょうかと押し留められて、結局アイスクリーム付きホットケーキまで食ってしまった。甘党の意地汚さだから仕方ない。

去年は正月このホテルに2泊もした。去年もそこそこ混んでいたような気がするが、今年は外国人が凄い。コロナもどこ吹く風で世界中の人が旅行を楽しんでいるのだろう。それも結構ではないか。今年は流石に頂いた年賀状も15枚と少ないが、こちらは1通も出さずに食い意地の張った馬鹿話を書いている。

のんびりしていたら、ついさっき能登半島付近で強い地震と津波発生とのこと。一寸先が分からない年明けになった。