2024年1月2日火曜日

常と変わって

 今日は早朝から長女一家が、温かい雑煮とお屠蘇と黒豆などのおつまみやお菓子まで持って年賀に来てくれた。互いに新年を祝って「おめでとう」と挨拶を交わしたものの、つけっぱなしのテレビで流れている映像を観ると少しおかしな気持ちになるのは仕方ない。何と言っても昨夕からの能登半島沖で発生した地震と津波の被害は影響が広すぎ且つ強大にすぎる。東北大震災との比較では小さく見られても仕方ないが、正月元日は日が悪すぎる。日本の守り神はどこにおわすか知らぬが、日本に相当な警告をしてるように思えてならぬ。

2千年以上前の中国では天変地異が起きると、皇帝自身が天に代わることを命じられたと自覚したものらしい。現代社会に於いても見倣う必要を感じてならない。日本では皇帝ではないが、昨夜11時すぎと今朝10時からの首相会見を観る限り、自身の為政に対する反省は何一つ感じることが出来ない。いつも変わらぬ原稿の棒読み、関係官庁との連携で全力を上げるとの決まり文句。機に臨み辺に応じて適切な言葉が出てこない悲しさ。NHKのアナウサーが発した緊急時の避難勧告の方がよほど真に迫っている。

話が変わるが、今年の正月は自宅に居るせいで例年と随分変わった正月になってしまった。娘一家が来てくれた時も能登半島地震のテレビをつけていたので、チャンネルを変えるのを忘れて結局箱根駅伝初日をすっかり見逃してしまった。気がついたのが2時すぎ、既に青山学院大学往路優勝で勝負が決まってしまっていた。昔は慶応も走った時があったようにも思うが、最近は影が見えないのが少し残念。早稲田の陸上も定評があるが、今日は5着、もう少し頑張ってほしいが4着までは何れ劣らぬ強豪だから明日順位を上げるのは容易でないだろう。

3日には大手町までゴールを見に行ったり、はたまたゴルフに行ったりしたこともあるが、今ではその元気が湧いてこない。歳を思えば当然だろう。雨が降ったり止んだりして、能登の地震被害も大分はっきりしてきた。政府の対応の悪さ遅さもより明確になってきている。4日の伊勢神宮への初詣は延期と決まったが、上川外相は4日から15日間もアメリカチーム諸国を巡る外遊との情報、一体何を考えているのやら。早く総辞職してもらいたい。

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