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暫し勝手します

未だ昼飯から帰宅したばかりだが今日は朝から何かと落ち着けない。午前中に出歩くことは少ないのだが、今日は朝から床屋に行ったり百円ショップで買い物したりいつも大分違う生活パターンである。このブログも大分中途半端な時刻に書いているのは訳がある。昨年末少し触れたと思うが、明日から待望のヒマラヤ山麓トレッキングに出発するからである。

勿論ネパールなんて国は初めてだし、海外旅行も何年振りか思い出せないくらいだ。旅券申請に赴いたら前のものは2007年3月7日で期限が切れていたから最低12年以上日本から出ていないことになる。妻は足が地に着かない乗り物には絶対乗らないと遂に生涯飛行機に乗らずあの世に行ってしまったが、小生も臆病で飛行機は出来れば乗りたくない。北の若旦那も同じかもしれぬ。

しかしその恐怖に、自分の目でヒマラヤの山脈を拝める魅力が勝ったと言うことだ。八ヶ岳の山麓に住む友人の娘さんがヒマラヤに行ってきて親父に言ったそうだ。「八ヶ岳てあの奥にもっと高いところが無いの?」3千メートル級の山脈とその倍以上の山脈ではそんなに迫力が違うものか、と些か疑ったりしているが、ま、百聞は一見に如かずとも言うから確かめてこようと思っている。

一行は地元のガイド兼通訳一人(グルカ族とのこと)を入れて15人、隊長は高校の同期生の元長野県山岳協会の会長、全員現住所は異なっても長野県人で救命医療専門のお医者さんが参加している。隊長と小生の78歳より1歳年上の方が1名、この方はヒマラヤトレッキングは何度も経験されたらしい。最年少は女性で未だ40代の料理研究家、長野のマスコミにはよく登場されているらしい。どんな景色や人との出会いになるか大いに楽しみにしている。

出発は明後日の朝6時半だが、明日の夕方成田空港のホテルで全員落ち合うことになっている。帰宅は来月10日の予定、しかしすぐ志賀高原にスキーに行く予定があり、明日から約2週間ブログを休みます。乞うご了承。

馬鹿を相手にするべからず

子供の頃から落ち着きが無いと言うか、何事にも集中できずにすぐ飽きが来る嫌な性格である。しかしこのブログは2009年4月から書いているので、よく続いたものだ。当時仕事で協力してもらっていたスタッフから「今流行っていますよ」と言われ「では俺もやってみるか」で始めたが、何を書いていいか分からない。そこでこれも思い付きでテーマを予め分類してみた。これが右側に表示されている。

その中で3番目に多いのがご覧の通り「政治関連」である。今月も既に2回書いているが、思ったより少ない感じがする。これまで合計547回書いているのだからもっと多くても不思議はない。妻の生存中は政治のことがよく話題になったので、ここからネタを貰って書くことが出来たが最近はこのネタ元が居なくなったこともある。現在は通常国会の山場、来年度予算案衆院通過直前だから一昨年までだったら茶飲み話も大いに盛り上がったかもしれぬ。

しかし最近は国会中継もあまり観ないので、これについては一言が見つからない。時たま見たりすることはあるし、夕方7時のニュースや何やらで大凡の流れは知っているが、勘違いの恐れを顧みず率直な感想は、とても真面な大人の討論ではないに尽きる。己の生活に直接関わることかもしれないが、他人事のようにしか思えないところもある。基本的には自民党公明党にあまり好きな議員がいないこともあり、どちらかと言えば野党を応援していたのだが、正直なところこれにも少し飽きがき始めている。

議員数をかさに着た政権のおごりは極まっているが、対する野党の戦い方ももう少し知恵の出しようは無いのだろうか?もう数週間前のことになるが、所属は忘れたが岡田克也議員が安倍総理の「民主党時代は悪夢」発言に対し「撤回しなさい」と激しく迫る場面を見た。総理の対応はお決まりのパターン。岡田さんも野党の重鎮の一人だ、ガキの口喧嘩をしてどうなるものでもあるまい。「馬鹿を相手にすると自分も馬鹿になるよ」はそれこそ子供の時分からよく聞いたことだ。

昨日行われた沖縄の県民投票、政府は「結果を真摯に受け止めるが辺野古移設の工事は止めない。」と意味不明な見解を示しているが、内心相当動揺しているのではないか。県知事の方も政府のたわごとなど聞こえない振りで作戦を練っていることだろう。これが馬鹿を相手にしない一つのやり方かもしれない。

ご在位30年記念式典

今日は今上陛下の送別式典の日、このことについて国民はどのくらい認識しているのだろう?確か在位20年の時は今の野党民主党政権下だったせいかどうか、様子が大分違う。当時の式典は今日と同じ国立劇場だったが、第2部とも言える商工会議所主催の「御即位二十年をお祝いする国民祭典」が夜になって皇居前広場で両陛下臨席のもと盛大に行われたが、今夜は何も無いようだ。

何れにしても政府主催の式典が何故今日になったのかも知らないし、今日式典があることを知らない人の方が多いのではないだろうか。本当は頭から観たかったのだが、昼飯の後で買い物があったりして寄り道したため、外国駐在員代表の挨拶からしか生で観ることが出来なかった。20年式典ではこの外国駐在代表祝辞なんぞは無い。その後に続いた国民を代表しての祝辞が、内堀福島県知事と川口賴子元外務相。福島県知事が高校の後輩だから言うのではないが、まあ良いとして、川口頼子が何故代表になるのか理解に苦しむ。司会者が陛下の海外訪問の際女性として初めて随行員に選ばれたことを強調していたが、だから何だと言いたい。

今の政権は皇室を軽んじているから仕方ないが、兎に角全体的に変な白々しさが伝わってきたことは否定できない。中継を観始めた時は両陛下の顔つきが随分厳しく思えたが、国民代表の後に続いた波野久理子さんの御製と御歌の朗読、、続く沖縄出身の歌手三浦大知さんの琉歌の独唱になると別人のような優しいお顔になられたのでほっとした思いだ。ひな壇に居並んだ三権の長と官房長官には、この陛下の平和への思いと沖縄に対する思い入れはとても伝わらないとは思う。

しかし最後の陛下お言葉は重い。要約すれば「自分は戦争ない時代を過ごせたが、後を継ぐ者たちのことが心配だ。」畏れ多いが全く同感と言わざるを得ない。このお言葉の時陛下は少し頁を飛ばされたようで、皇后さまが脇からサポートされた。陛下を見送って思ったのは「随分とお歳を召されたことよ」だ。志賀高原でスキーに励んでいた若き皇太子殿下が懐かしい。

奥秩父ハイキング

昨日の江戸は終日暖かった筈だが、朝6時に家を出て秩父まで足を延ばし、帰宅したのが夜7時過ぎだったので、残念ながらその実感は無い。行ったのは西武線の飯能と秩父の中間点、正丸駅で下車して2駅飯能寄りの吾野駅までの山道14.5キロのハイキング。正丸駅に到着したのが8時半少し前頃、初めてのコースだったので、山道に掛かって最初に遭遇した地元のご老体(犬の散歩の帰り道)から篤とコースなどについて教えて頂くことが出来たのが有りがたかった。

この辺りで既に標高が300メートルもあるので梅も咲き始めの感じで立ち話をしていても肌寒さを感じるくらい。老人からも地図は持っているだろうと聞かれたが、実は今日は持参していない。スマホの訓練のつもりでもある。老人曰く「それは結構、俺も渓流釣りで道無き道に入るが一番当てにできる。」ところが猫に小判の譬え通りで結局スマホはカメラだけ使用、道案内の役には立たなかった。

標高は低いが秩父山奥の春はまだ遠い、北斜面には雪が残っているし、お昼近くになっても風が冷たく地面は固く凍り付いたままだった。正丸駅で降りたハイキング客らしき格好の人は3人ほどいたがトイレにでも行ったのだろう、前後に人影は見当たらない。寒いのでひたすら歩き続けること約3時間半。12時になったので持参のコンビニおにぎりを食って、さてデザートのオレンジをと思ったがナイフを忘れてきたことに気付いた。

仕方なく諦めて早々に歩きを再開。2時半には「子の権現」到着。幾つかの峰を縦走して来たがここが最後の峰らしい。しかもこの権現さんが足腰守護の神仏として信仰を集めていると知り、嬉しくなって500円も出してお守りまで買ってしまった。昔から専ら神と仏に頼る悪い癖は治らない。ここから吾野駅までの降りになるが、途中にある浅見茶屋がまた嬉しかった。うどんが名物らしいが3時を回っていたせいか既に売り切れ、天草きなこ黒みつアイス450円もまた格別な美味しさだったが、昼に食えなかったオレンジを8つ切りにしてくれたのでストーブを独り占めにして心からの安らぎを覚えたものだ。

ハイキングの詳細は下記をご覧願います。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1736110.html

晴れたり曇ったり

嬉しいことに昨夜の雨もあり、一気に春らしくなった。これから一直線にとはいかぬだろうが春への期待が膨らむ爽やかな朝となった。ところがギッチョン、歯医者の予約が極めて半端な12:40に入っていた。定刻に行くと「今日は型を取りますので又麻酔を掛けさせていただきます。」嫌とも言えず大人しく座っていたが、何と延々1時間10分に亘る大作業。その割には終了後の受付で「本日は料金を頂きません。次回ブリッジが完成してきますので先日お見積りした料金をご持参ねがいます。」

ブリッジは左上奥から5本分の歯である。見積もりの時「プラスチックであれば1万円ちょっとですが、瀬戸物で作ると約50万円、どうなさいますか?」と聞かれ、あと何日生きるか分からないので迷ったが、結局瀬戸物にしてしまった。自分の身体への投資でケチっても仕方あるまいが、保険と非保険の違いは大きいものだ。家内が生きていたらなんて言うだろうか?彼女は入れ歯を使っていたから「無駄遣いはおよしなさい。」と言ったかもしれぬが、それでもやはり瀬戸物を選んだだろう。

昔、歯医者は下駄屋と同じなんて悪口をよく聞いたり言ったりしたが、現代の歯科医、特に今世話になっている先生は高度な医療技術を有する大事なお人でもある。それよりも、食物の摂り入れ口の重要さを認識できなかった幼き日の自分が恨めしい。ところで非保険の歯科医療費は確定申告の際に医療費控除になるのだろうか?一昨日確定申告をしたばかりなので少し気になる。なるとすれば来年の確定申告に期待が持てる。医療費控除は4年前の前立腺がん治療の時10万円以上になった記憶があるが、ちょくちょく医者の世話になる割には年間10万円のハードルは高い。実は昨日もそのがん治療の経過観察で日大板橋病院放射線科に行ったばかり。

いまのところ、副作用とかの問題も無いので次回は8月19日にでもしておきましょう。で料金が72円だった。朝あんなに爽やかだった天気も夕方4時ともなるとお日様はすっかり雲間の隠れている。天気も晴れたり曇ったり、人生も禍福糾える縄の譬え通りだ。

中国人のこと

他人も同じかどうかは分からないが、己を客観的に見ることの難しさ、とにかく自分のことは分かり難いものだ。自ら向上を目指す囲碁は、負けが込む一方だし、体力の劣化も儚い抵抗ばかりが続いている。いい加減にやめろと注意する女房が居なくなったので他人の悪口雑言を書き綴る毎日のマスターベーション。これに如何なる意味があるか、少し真面目に考えた方が好いかもしれぬ。三つ子の魂と言うことがあるが、他人への迷惑ばかり、精神年齢だけは幼児のままのようだ。

もう10日余り前のことになるが、NHK・BS1スペシャルで放送された「中国の改革開放を支えた日本人」を興味深く観た。この番組は1970年代半ばの土光経団連会長と稲山新日鉄会長にスポットを当てた番組である。明治生まれの財界人が居なくなった現在、彼等に敬意を表するに吝かではないが、最も興味を覚え、尚且つ冒頭に書いたように己を反省する気になったのは、支えられた中国側の人々である。

中で最も偉いと思ったのが最高指導者の鄧小平氏だ。彼が日本を初めて訪れた時のことは、既にテレビも新聞も発達していたのだから記憶に鮮明である筈だが、今回の放送で初めてか改めてか知らぬが気づいたことが多い。最も印象的なのが鄧小平氏の次の言葉「我が国は日本に比べ相当に遅れているから、真剣に学ばねばならない。」言い回しは違っているだろうが、彼は中国経済があらゆる面で日本に比べ相当劣っていることを率直に認め、戦後僅か20年で復興した日本から多くのことを学ぶべきと国民に呼びかけたのだ。

帰国後の全人代で例によって全国から指導者数千人を集めた演説で語った話が面白い。「ブスが化粧して美人に見せようとしても、ブスは決して美人になれない。」共産党による支配構造の中で頂点まで上り詰めながら、足元の現実をよく見たものだ。国家の何かを反省し、これを根本から変えたいとの思いが伝わってきた。おバカなくせに利口ぶり、お化粧ならぬ詭弁と虚偽で繕う努力を続けている隣国日本、嘗ての教師だった国家の現実を鄧小平氏が見ることが出来たら、どんなアドバイスをくれるだろうか。

マスコミの報道姿勢

現在は報道各社(所謂マスコミ)に毎日世界中からニュースが流れ込む時代であることは承知している。その中から何を選択して報道するかは各社の選択であり、そのどれを選んで読むなり視聴するかは一般受け手の問題となる。受け手の一人として言わせてもらえば、だから各社毎にもう少しバラエティーが欲しい。

世間には常識と言うものがあるので各社が似たような項目を選択するのが当たり前で、お前の様な非常識人相手の項目なんか選択する筈が無い。と言うことなんだろうか?では選択項目については一歩譲ることにしよう。その項目に対するスポットの当て方まで同じである筈は無いだろう。大分前に書いたことがあるが、日刊ゲンダイを日本のクオリティーペーパーと皮肉りたくなる原因はそこにある。

残念ながら独居老人になって既に1年有余、毎朝電車に乗る機会がなくなってしまったので駅に置かれた新聞スタンドで日刊ゲンダイの広告を見る楽しみが無くなってしまった。ニュースの基本はどうしても朝夕のテレビ報道となってしまう。この視聴は短時間で項目だけのチェックに過ぎないので、出来るだけ民放も観るよう努めているが、悔しいがどうしてもNHKが中心になってしまっている。

弁解めくが、項目を掴むにはNHKアナウサーの質が一番高く聞き取りやすいからである。余計なことを長々書いてしまった。言いたかったのはこの週末のイベントで世界中の耳目が集中したのが「ミュンヘン安全保障会議」。少なくとも今朝のNHK/BS「ワールドニュース」に依れば殆どの局が取り上げている。もちろん取り上げ方はその国によって大きな違いはある。アメリカに好意的な国、ECに共感する国、ロシアや中国寄りの国、それ等を視聴するだけでも興味を覚える。

大国間の対立が厳しくなっている世界情勢の中で、主要国の重鎮が自国の立場について主張を述べあっている。主要国の一員である筈の我が日本からは河野外相が参加しているとの報道はあったが、彼がこの場で如何なる主張をしたかについての報道が全くない。こう言うマスコミの共同歩調が気に入らない。

外務省のホームページには外相が「同会議において我が国の外交・安全保障政策について対外発信を行う予定です。」としか出ていない。明日にでも改めて検証したいが、どうせ蛇かミミズか判断しかねる話だったのだろう。まさかロシアのラブロフ外相との握手のためだけに、大騒ぎして出張…

通信環境

いつもパソコントラブルに悩んでいる個人の問題ではない。余り大騒ぎにはならなかったが、昨日JR東海の東海道新幹線の東京駅など複数の駅で、新幹線自動券売機の一部にシステムの不具合が生じ、切符が購入ができない状態になった。との報道があった。我が生活には無関係だから気にも留めなかったが、日経電子版に掲載された記事「日本の光通信速度、23位に転落 5Gの足かせに」を読んで考えさせられた。日本は狭い土地柄故通信網の整備が行き届き、広大なアメリカなんぞに比べると遥かに進んでいると聞かされ、結構なことだとやや安心していたものだ。

ここに掲げた双方の記事を読むと、日本の通信速度は2015年頃までは世界でもトップクラスだったらしいが、今や後進国アメリカにも追い越されて23位に転落とのことだ。JRの例を引くまでもなく動画の配信サービスは目白押しだし日本の通信需要は日毎に膨らむ一方の筈。通信環境の改善は一時の猶予もなく行われて然るべきでもある。中国ファーウェイ社の5G投資についてアメリカが焼餅を焼いているようにも見えるが、通信環境なるものが国家的インフラで、トップが神経をとがらしてもおかしくないと言うことだろう。

昨日のJR東海のトラブルは小さく書かれているが、JR東日本やJR西日本に影響が出ていたとのこと。尤もな話で通信環境整備は何も軍事機密だけに限ったことではなく、庶民のあらゆるライフラインに直結することであるのは明白なことだ。アメリカの国防予算に貢献するために敢えてアメリカ産武器の中古品購入に莫大な予算を計上する余裕があるなら、それを断ってもっと予算をこちらに回せと言いたくもなる。

些か旧聞に属するが先月16日の「日経ビジネス電子版」で安倍首相がインタビューに応え次のように大見得を切った記事を保存していた。

質問:「政府はあらゆる課題をデジタル化で解決する「ソサエティ5.0」の実現を掲げています。日本の競争力を再構築する狙いでしょうか。」
安倍総理大臣:「その通りです。世界は第4次産業革命の真っただ中にあります。AI(人工知能)、ビッグデータ、ロボットなどのイノベーション(技術革新)には少子高齢化など社会課題を解決する大きな可能性があります。ソサエティ5.0を世界に先駆けて実現することが我が国の未来を開く成長戦略です。経済界と力を合わせて取り組んでいきます。」

有言実行を願いたいも…

挑戦と反省

幾らシンプルライフが良いと言っても、来る日も来る日も<食っちゃ寝>ばかりではどうにもならない。昨夜やっと気づいたがどうも腹が出始めている。流石に夕食は少し控えめを心がげているつもりでも、朝と昼飯を腹一杯食ってるのだから、合計が1日1万歩程度の徘徊ではどう計算しても摂取過剰に違いない。出来るかどうか分からないが飯を1回抜くくらいがちょうど良いと思う。

今日から一日2食に挑戦と素人考えをしてみたが、女房が宿下がりの度に義母に自慢していたそうだ。「亭主の体型系が変わらないのは 私の管理が行き届いているからよ。」思い出せばこれは頷けるが、さて自分ではどうしていいか分からない。料理を少し覚えて食事のバリエーションが増えれば何とかなるかもしれぬが、今さらその気にはなれない。エネルギー消費面から運動量を上げるのが健康的で良いのは分かるが、こちらもとても無理な話。運動量を上げ過ぎれば池江璃花子選手の例だってあるしな、なんて都合よく考えている。兎に角やめると言うことは食事に限らず結構大変なはずだ。3日坊主で終わるかもしれぬがやってみるしかないだろう。

関連して思うのが昨日来ニュースになっている「フランス」エアバス、A380生産終了へ、である。確か1400機生産する予定を半数位で打ち切るらしい。もう30年も前の話になるが、フランスは超音速航空機「コンコルド」実用化を華々しく立ち上げ数年で撤退したこともある。こういった事業の撤退が経済的になんぼの損失となるか想像もできないが、半端なものでないことだけは確かだろう。しかし見切り千両の譬えあることだ。

ヨーロッパでは多くの失業者関連企業の閉鎖や倒産もあるかもしれぬ。しかし主体はフランスらしいが、欧州人種の挑戦意欲は評価すべきものがあると思う。
日立の会長が欧州の原発事業に挑戦して撤退を決めたのとは少し訳が違いそうだ。

同じに見えない風景

厳しいと言ったら長野友人たちには叱られるかもしれないが、寒が明けて10日経っても寒い日が続いている。予報では週明けまで似たようなことらしい。ま、朝の来ない夜は無いと期待するしかないだろう。昨年までネットでへぼ碁を打つのを楽しみとしていたが、ひょんなことから今年は既に2回プロ棋士に指導碁を打ってもらう機会が出来た。一時は随分指導碁も受け、参考書なども買い込んで勉強したこともあったが、参考書はすべて処分したし、指導碁の機会は途絶えて久しい。当然ながら棋力の低下はあっても向上は全く縁が無かった。

しかしこの2回の指導碁で改めて囲碁の面白さに目覚めた気もするので、今年は少し勉強をし直したい。囲碁について哲学的なことを云々できる力量や柄ではないが弁えずに言うんならば、強い人と弱い人では見ている風景が全く異なって見えているようだ。碁盤に引かれた縦横の罫線は勿論同じだし、置かれた石の景色も同じ筈だ。交互に石を置くのが唯一のルールで、自分に手番が回った時石を置く場所は全く自由である。同じ風景を見ているのだから石を置きたい場所はそんなに沢山は無い筈。

ところがえてして、弱い人は自分が都合良いと思うところに手が伸びる。これに対してプロ棋士ともなるとまるきり問題にしない。「どうぞ、どうぞ」てなものである。有態に言えば小生程度のヘボは5子局と言ってプロ棋士が手出ししない間に5手先着している。19×19即ち361か所しかない地面の1等地5か所に手付けを打っているのだから、地面の占有争いで負ける筈がないと思うが何故か最終的には負けている。

一緒に行った友人がまるで魔法を見るようだと感想を述べていたが同感だ。昔から不思議でプロ棋士にいろんな質問をしたものだ。例えば「なんて先まで読むのですか?」これに対して先生曰く「プロ同士の対局では、様々な変化を相当先まで読まなければならない場合もある。しかし指導碁では、どうだろう3手ぐらいかな?」と軽くいなされてしまった。ただ1手進むたびに碁盤の風景が変わっていくのが見えるみたいだ。

相撲の世界で「横綱になると風景が変わる」と言われるらしいが、同じようなことかもしれぬ。

現実の話

毎度同じ番組の紹介で恐縮ながら昨日のBS/TBS「報道1930」からの話。タイトルは「「トランプ政権の元政策立案者が語る“トランプ”の針路」ゲストがアド・マチダ氏(元トランプ政権移行チーム責任者)と中林美恵子氏(早稲田大学教授)。台所の片づけや洗濯をしながらの視聴だったので内容を詳しくは説明できない。しかし認識を新たにしたこと2点を挙げておきたい。トランプ氏についてはテレビで訳知り顔の解説者がいろいろ言うが、結構的外れなことが多いことが分かった。

アド・マチダ氏はホワイトハウスで仕事せざるを得なかったので、両親ともに日本人でありながらアメリカと日本の大学を終了して現在はアメリカ国籍だけになったアメリカ人。「トランプ氏は2016年当時本人もまさか当選するとは思わなかったので政権移行準備が全く整っていなかった。」が日本の訳知り殆ど全員がテレビで公言していたことである。ところがアド・マチダ氏に曰く、当確1年以上前選挙キャンペーンが始まった時からその任に当たるよう指名されていたそうだ。

当初何人ぐらいのスタッフを抱えていたかははっきりしないが、16年11月の当選当時は、既にトランプ氏直轄のサポートスタッフは全体で約400人くらい、アド氏の政権移行チームがその半分の約200人のスタッフを擁していたとのこと。考えようでは就任までの2か月で準備を整える必要があるのだから、200人でも多いとは言えないのかもしれぬ。アド氏がホワイトハウスを去った日付もはっきりしないが、彼が準備した大統領令は100本とか200本と言っていた。

日本の役所や企業に於ける組織形態は明治時代に軍隊を作った時に欧州先進国に倣って導入したヒエラルキー型組織(鼠算式ピラミッド型組織)が多いが、現代の先進国では相当クラシックになっている筈。選挙キャンペーンなんてチームも想像しにくいだろうが、こんなクラシックなことではやっていられないのは確かの筈だ。アド氏の話を聞くと、これまでインプットされていたアメリカ政治の実態が相当にピントが外れていたことがよく分かる。

2点を挙げると言いながら話があちこちして一つしか触れていない。も一つを簡単に紹介する。トランプ氏の当選が確定してすぐ、安倍首相がお祝いのゴルフクラブを持ってニューヨークのトランプ氏私邸を訪問したことは記憶に新しい。オバマ氏も怒ったろうが、小生もなんて軽率なこと…

ロシアの電波事情

東京は土日月の3連休中毎日雪が降った。今日は午前中快晴となったが風も冷たいし、夕方にはまた空模様が怪しくなっている。まだ春の三寒四温も遠いようだ。10月だったかインフルエンザのワクチンは打ってもらったが風邪は別ものらしい。寒い長野育ちの癖に寒さに弱い、おまけに昨年家をリフォームした際やけに風通しの良いつくりにしてしまったので、暖かさの中で寛げる場所がない。暖を取るには風呂に入って素早く寝るしかない。

寝間のテレビも廃棄してしまったので、夜ゆっくりテレビを楽しむことが無くなってしまった。代わりに朝の6時からNHKBSプレミアムの「ワールドニュース」を観るのが習慣となった。今朝はロシアのテレビで放送された面白いニュースが流れていた。何でも昨日ロシアの七つの県(合計は聞き漏らしたが日本よりは多くても不思議はない)でテレビのデジタル放送が始まったと誇らしげなアナウンサー。これから随時全国に拡大するらしいが、宇宙でアメリカと闘っているくらいだから電波先進国と思っていたロシアで、民生用のデジタル電波を出す衛星が昨日初めて動き出すとは驚きでもある。

たしか日本ではアナログ放送は見たくても放送していない筈だ。逆に言えばアナログ放送の方が地上設備が厄介だと思う。昔、志賀高原で標高が一番高い横手山に無線中継所があり、テレビ電波の中継もしていると聞いたことがある。今は無くなってしまっているが、未だスキー客も余程のもの好きでなければ行かない時代である。電電公社(現在のNTT)職員が粗末な小屋で越冬しながらその中継基地をメンテナンスしていたのを覚えている。それこそ北方4島にアナログ電波を中継すのも似たようなことで大変だと思うが、果たしてロシアの島民はどんな暮らしをしているのだろうか?

春は名のみ

寒明け10日間は寒さの底と言われるが、今日はその通りになった。昨夜は現役時代の後輩と珍しく遅くまで付き合い、最近の広告業界の話やメディア事情など色々聞かせてもらった。当然ながら昔の常識が全く通用しない世の中になっていることを改めて痛感させられるばかり。世の流れに乗って行くにはスマホがやはり必携の道具であることも指摘されたが、こればかりは手遅れのようだ。

ホッとしたのは彼の見た世相「バスの老人パスを貰いこれでどこまでも気楽に行けるようになると、老人の足腰は急速に退化するようだ。」たしかに家内も歩くのが嫌いで大分前から老人パスを貰って喜んでいたのを思い出した。引き換えこちらはバスを利用する機会が少ないので未だにパスを持っていない。代わりに毎日地下鉄2駅分はシコシコ歩いている。店を出て彼が気遣って有楽町線の駅まで見送ってくれたが、歩き方を誉めてくれたのが嬉しかった。

盛り場の夜も山歩きと同じで危険がいっぱいかもしれぬ。若い時は何をするにも粋がっていたものだが、齢には逆らえない。年寄りには思われたくないが後輩に大事に扱われるのは悪くない気分である。

昨日は亡き母の誕生日、明治45年2月8日の生まれである。亡くなって10年以上になるが、父が明治38年の生まれだったので明治生まれに拘っていた気がする。僅か半年足らずでも亭主と同じく明治・大正・昭和の3代を生き抜いたと言いたかったのかもしれぬ。昼間はそんな両親の晩年のこと思いながら結局ブログは休んでしまった。今年は元号が変わるので両親にあやかり、3代の元号を生きたと自慢させてもらいたいものだ。

知る権利

日本国民は政権によって多くの知る権利を封殺されていると感じる昨今である。誰が言ったか忘れたが昔から「知らしむべからず依らしむべし」と言われる通り、昔から権力者側は民に物事を知らしめてもロクなことがないと考えていた。だから現代に於いてもそれで良いとする訳にはいかぬだろう。そのために明治維新以降瓦版に代わって新聞が出現し、150年の歳月を経てマスコミ全盛に見える世の中になった。

とは言うものの冒頭に書いたような未だに不満を感じる人が多い筈だ。ここにマスコミの機能不全がある。国会或いは政治家同士のせめぎ合いで、嘗ての消えた年金問題のように政府の不祥事が暴かれることも無しとはしないが、非常に稀であろう。あとはマスコミの調査報道に期待するのみだが、日本の場合これがまた実に頼りない。マスメディアの報道記者が内部で政権担当と野党担当に分かれ、それぞれが担当セクションの応援団になってしまっているから読者・視聴者に独自視点の中立的報道がなされるはずも無い。

アメリカのことはあまり褒めたくないが、昨日の大統領予算教書演説の中継中にCNNだったかニューヨークタイムズ電子版だったか忘れたが兎も角大手メディアが、大統領がほらを吹くたびにその場で「今の発言は事実と違う、事実は・・・・」テロップを流していたそうだ。アメリカでジャーナリストを目指す人間はそう簡単に政権からの供応を受けるなんてことは想像もできないとされている。

ところが日本の政府は各省庁の中に記者クラブなる部屋を用意し、それをマスコミが喜んで利用し、政府関係者と毎日仲良く酒を飲んだりしている訳だ。これで厚労省担当記者に厚労省に厳しい記事を書けと言う方が無理だろう。東京新聞の首相官邸担当記者望月衣塑子氏は政治部には珍しい(元は経済部だった筈)存在で、官房長官から嫌われているのは知っているが、菅官房長官が遂に堪忍袋の緒を切らし、彼女を外せと記者クラブに圧力をかけたとされている。

きっかけは昨年12月26日の定例会見らしい。ここで望月記者は、辺野古新基地建設工事で投入されている土砂に、環境に多大な悪影響を与える赤土が混ざっているのではないかと指摘されている問題を取り上げた。この会見は見ていないが彼女のしつこさは知る人ぞ知るだ。いずれにせよ、官邸記者クラブは官房長官に抗議はしなかったらしい。トランプ大統領に食い下がり、ホワイトハウス出入り…

トランプ大統領

完全には読了しなかったので厳密には読後感とは言えないが、昨日と今日国会図書館に行き、朝日新聞記者でニューヨーク駐在だった金成隆一氏著の「記者、ラストベルトに住む 」(副題:トランプ王国、冷めぬ熱狂 )を読んできた。2年前に選挙結果を予測できなかった反省を踏まえて、当選半年後からオハイオ州トランブル郡ウォーレンなるかつては製鉄業で栄え、現在は廃れた地(ラストベルト)に安アパートを借りて住み込み、住民の率直な気持ちを取材している。読み応えのある書物だった。

アメリカ人と一口に言ってもいろんな人がいることでは日本と同じだろう。この一帯は貧困率35パーセント、薬物依存で犠牲者が相次ぎ、高校卒業後たしか15年目程度で同窓生の15%以上が薬物依存等で物故していると言うのだから凄まじい。この本が発売されたのが昨年の10月、取材時期は更に1年昔になる。既にトランプ氏周辺には様々なスキャンダルが噴出して支持率も40%を割る気配も見えていたのではと思うが、副題にあるようにトランプ氏への支持を明言する人も少なくない。

今日はトランプ氏が一般教書演説ををしたので、トランプ氏の今後について日本のマスコミでも今夜以降いろいろな論評が躍ることだろう。そのことは別として本書を読んで思ったのは、アメリカ庶民の選挙への向き合い方である。日本の有権者が不真面目と決めつける訳にはいかぬが、彼の地の庶民はかなり真面目に向き合っているように思う(嘗ては民主党の地盤で今回の選挙で転向した人が多い)。本書の中でも触れているが、アメリカと言う国は日本に比較すると選挙が非常に多いらしい。

検事の選挙は知識として知っていたが、判事まで選挙があるらしい。日本の最高裁判事の選挙なんて、あれで選挙と思っている有権者は何人いるかだ。当選後のトランプ氏に期待を裏切られたとする住民もいることはいたらしいが、多くの住民はトランプ氏が公約したことに関して真剣に取り組む姿に好感を覚えていることも確からしい。簡単に言うとエリート層から忘れられたと感じる庶民にとって味方と感じるらしい。

この街の住人は外交問題なんか無関心だし、女性蔑視発言なんかも笑い飛ばす女性が多く、支持者たちは未だに大統領の振る舞いを観ていると元気が湧いてくるとのこと。この一言は羨ましく思った。

米朝首脳会談

今朝珍しくテレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」の一コーナーをじっくり観てしまった。出演者は青木理(韓国問題、警察問題に詳しいジャーナリスト)菅野朋子(弁護士)玉川徹(社内記者)中林恵美子(早稲田大学教授の政治学者だがアメリカ連邦議会で日本人として初めて正式に公務員と採用とされた女性)45分近いコーナーであったが見応えがあった。テーマは今日正式発表がされ、月末に行われるであろう「米朝首脳会談」についてであった。

コーナー冒頭に「北朝鮮の非核化見返りに日本の巨額資金も」うたわれていたのでそれに引きずられたとも言える。コーナーを最後まで観て納得がいった。昨日も書いたばかりだが国会は予算委員会開催中で、論議の中身は多くの方がご承知の通り厚労省が発表している統計の嘘についての押し問答が延々と続いている。成程国内問題としては大きいだろうが、冷めた目で外国から見ている人が居るとすれば、駅伝競技で脱落した集団がコースの外で互いを非難し合っている醜い姿にしか見えぬだろう。

外国の首脳とて国内に苦労の種を抱えていることでは日本とそんなに違いはあるまい。当然ながらそれへの対処はそれぞれの担当に適切に指示を出す一方、国外への目配りも同様に神経を使っていることがよく分かる。要するに今の世の中、国内外の問題は互いに密接に関連し合っているから政府首脳が何日も一か所に集い、関係が無いのに同種の問題に全閣僚が耳目を奪われるなんてことは無いのではないか。

どの国にも日本の閣議に対応する全閣僚出席の会議はあるだろう。しかしその会議が果たしてトップが持つ時間の何パーセントを占めるかだ。全閣僚会議が不要と言うのではない。いっそ中国の全人代のように年に1回か数年に1回ぐらい政治指導者を一堂に集合させ数日に亘る会議があっても良いだろう。しかし今週行われている日本の予算委員会は3月の飾り雛でもあるまいに、日本の指導者全員が顔を揃えて蛇かミミズか分からない変な論議を聴いている。

冒頭にあげたテレビ番組の話に戻す。トランプ氏も金正恩氏も国内的にかなり苦しい立場だ、しかしここを乗り越えるために予想外の妥協を図る可能性がある。そこで問題になるのが非核化に絶対必要となる膨大な金額、負担する国の筆頭が日本にならざるを得ない。これが必然だそうだが、親分に言われて出すのと自らそれを見込んで米朝首脳会談に最初からコミットするのでは…

ぬるま湯の中で

アメリカにトランプ大統領が出現したことで、日本の安全保障問題最大の課題であった北朝鮮に対するアメリカの武力行使の可能性が大幅に低下したことは大いに喜ばしいことだ。しかし一方ではトランプ大統領の奇妙な論理のせいで別の国に新たな戦争の脅威が高まっている。これらの問題は紛争当事国だけの問題ではなく、地球規模の新たな冷戦、即ちアメリカ対ロシア、中国の対立激化と言う新しい問題を提起し始めている。

日本はアメリカの子分だからこの冷戦から無縁ではいられるはずはない。マスコミは殆ど取り上げていないがロシア政府の高官が「ロシアにとって今最大の脅威は日本である」と言ったらしい。国防能力に大いに疑問を感じていたので少しくすぐったい感じもするが、真面目に受け止めるべきかもしれぬ。対ロ問題でマスコミが関心を示すのは北方領土返還交渉問題だけだが、この発言は北方領土問題にも大きく関わってくる筈だ。

米朝首脳会談にしても同様、日本ではもう熱が冷めたのか、日韓関係悪化の影響かあまり大きな扱いは受けていない。拉致被害者のことなんて皆忘れたかのようだ。米中経済協議も殆ど他人事で、日米経済協議への影響だけが心配そうな気配だが、米中の経済摩擦による世界経済の失速が日本に与える影響の深刻さについての心配の声はこれまた余り聞こえてこない。

今年に入って世界情勢は何となくきな臭い動きが沢山あるが、極楽日本ではやっと国会が始まり世界観とは全く無縁の井の中の蛙かコップの中の嵐か、国会議員どもは昨年来聞き飽きたようなうんざりする言い合いを続けている。粉飾や嘘をつく人間は、一種の病気でもある。まして権力者が嘘を言い始めたら、幾ら露見しようと非権力者に詰め寄られようとそれを認めるはずも無い。有権者は病人を代表に選ぶべきではない。

権力者寄りのマスコミは相変わらず明るい日本をアッピールすべく、訪日観光客が増えているとか10連休の海外旅行者が過去最高と言って囃したて、何とか来年のオリンピック開催まで好景気を演出するに躍起である。へそ曲がりのせいか、国の根幹が粉飾されているとすればそんな陽気でいられない気分である。小耳にはさむ実感として日本の経済や産業状態は危機的だ。しかし、我が世の春を謳歌する人もいるのが世の中と言うものだろう。

報道の使命

マスコミ報道、所謂ニュースの在り方についていつも不思議に思っていることがある。マスコミは如何なる基準でニュースを取り上げるのか?新聞にしろ電波にしろよくも似たようなことを似たような順番で取り上げるものだ。しかし中で特異な存在がNHK朝夕7時のニュース、我こそ独自路線を守っているとの自負があるのかどうか。最近あまり観なくなっているが、週末になるとBSのチャンネルも面白いものが無くなるのでつい観てしまう。

全国版は僅か10分程度しか無いのに、天気予報をトップに持ってきたり、もう大分前の話なっているどこかのバカ親父が小学生の娘をいびり殺したことを延々と繰り返している。我が家では子殺し、親殺しは家庭内の問題につき社会性は皆無、依って無視するしかないとしてきた。確かに児童相談所職員の関与が適切だったかどうかの問題はあろうが、お役所仕事が杜撰であることは今に始まったことでもないし、謝罪会見なんか見せられても何の足しにもなるまい。

報道に関しては序にもう一言、国会論争や大きな社会問題に関して解説者と言う人物が登場するが、この意図もはっきりしない。甲の立場は云々で乙の立場は然々と尤もらしく宣われても、聴いている方からすれば「だからどうした?」である。どちらの言い分が是であり否であるかを独自の調査などによって明らかにしなれば道を報せるとはとても言えまい。

アップが遅くなった理由

今日はブログ書きをやめようかと思ったが、余りにも面白い経験をしたので6時を過ぎた今から書くことにする。別に面白い映画を観た訳でもなければ面白い本を読みふけった訳でもない。昨年まで曲りなりにも小さな会社の代表であったが、家内を亡くしたのをきっかけに身辺を片付けたいとの思いから会社の代表も友人に代わってもらった。

従って完全無職の素浪人になったので、昨年まで世話になっていた会計事務所との縁も切れてしまった。年金だけの収入で、還付を期待できるほど医療費は使っていなくても確定申告はした方が好いのかな、なんて思って季節になると国が盛んに宣伝するe-Taxとやらをしてみようと思い立った。これが昨日か一昨日のこと、昔税理士を志した娘にその話をしたら「お父さん、偉い!」との煽てでその気になった。

娘に話した日に国税庁のホームページをちょっと覗くと、少なくともマイナンバーカードを読み取る装置が必要で、これはプリンターで簡単にスキャンするわけにはいかないことだけ分かっていたので、昼飯の後池袋の家電量販店で大枚2千数百円を叩いてICリーダーライターなる装置を買ってきたものだ。もうこの辺からして、税金代わりにIT産業に貢献する仕掛けが胡散臭いが、話のタネと思って我慢した。

問題はそれを抱えて帰宅してからである。国税庁の宣伝では余りお利口さんでもなさそうなタレントが「こんなに簡単!」なんて言っているがトンデモハップンだ。2時間近くかかったその工程を一々論うことはしないが、少なくともパソコンは日ごろ接しているし、昔は少し情報処理に関して勉強したこともあるので2時間で準備が整ったとも言える。厚労省の統計がコボロ言語で処理されていたなんてことがニュースになっているが、国税のシステムだって似たようなものだろう。

少なくとも、利用者の便宜なんかまったく考慮されていないと思う。これでは情報先進国とはとても言えないことだけは確かだ。

政治家の考え方

嘗て民主党で幹部も大が付くほどだった細野豪志氏が自民党入りをすると噂されている。詳しくは知らぬが噂ではなくて本人は本気のようだ。少し冷静に考えれば、政治の世界はかなり特殊なようで素人の老人には窺い知れぬところが多すぎる。これまで考えたことも無かったが政治家になる人の動機は何だろう?と考えてみたい。これも千差万別だろうが「他人のために役立ちたい」との思いがどこかにあることだけは確かだろう。

その思いを叶える為に恥ずかしげもなく顔を世間に曝すのだから大したものだ、と予てから夫婦で笑いながら話し合っていたことを思い出す。とてもじゃないが我が係累にはそんな立派な根性の持ち主は見当たらない。これは表現が悪いので訂正しよう。「社会の問題点を修正することを目指す高邁な思想の持ち主」である。

但し、民主主義国家に於ける政治活動は一人では何もできない仕掛けになっているから、同じ志の人間が一定の塊にならないと何も始まらないの自明のこと。所謂同志と言っても人間の集まりだから考えていること、問題意識は違いがあるのも当然。逆に言えばその塊の考え、即ち最大公約数は文章にすると大きな違いがあるように言われるが、実態的には大した差が無いのかもしれぬ。

だから、細野氏のように今日は野党に所属していても明日から与党に鞍替えします、なんてことが起きるのはさほど不思議ではないかもしれぬ。個人では珍しいかもしれぬが、塊(政党)ぐるみの離合集散はこれまで何度も見てきた。これに成功したのは今のところ自由党と民主党が合体した自由民主党だけかもしれぬ。その自由民主党もそろそろ人材が払底しつつあるようだ。

多くの政治評論家は与党の体たらくを嘆くが、それ以上に野党の力量不足を指摘する。この指摘は全く同感ではあるが、ここまで国家を弱体化させてしまった与党の責任は余りに大きい。昨夜もBS/TBS「報道1930」に与野党の3年生議員が出演しているのを観て思ったのはその考え方の幼さだ。いつの世でも老人が若い人を幼く思うのは当たり前かもしれぬが、それにしてもの感が拭いきれない。

アメリカのトランプ大統領は政治経験が皆無であったことが国民に受けて大統領になってしまった。残念ながら我が日本では制度上そんなハプニングは期待できない。