2023年9月30日土曜日

秋も盛りのはずが

 昨日、街ではすすきの穂束を買い込んだ人を見かけたが、昨夜は月見もせず寝てしまった。東京は昨日までで猛暑日が90日になったと言われ、夜になっても外に出る気にならないのだ。明日からは流石に涼しくなるらしいが、今日は未だ蒸し暑い。それにしても良く我慢したと自分でも驚いている。涼しくなったら、ハイキングをしたり、落ち着いて読書でもすれば良いが、未だ暑さの後遺症があったりすることや、歯の治療中などもあり、山に行く気も起きないし、読みたくなるような本も見つからない。精々たくさん昼寝でもしよう。

世界情勢も異常気象の影響は大きいが、米中二大国の国内がともに大変なようだ。アメリカはバイデン大統領が起訴されたり、新年度予算が議会で承認されないと一部政府機関が業務停止なんて言われてるし、中国も国防相と外務相の失脚がある上、不動産に端を発した国内経済が相当ガタが来ているらしい。習近平氏の表情からは伺えないが、相当難儀をしてるのだろう。欧州も来年はEU議会議員選挙の年らしい。アメリカにしてもEUもウクライナ支援一辺倒とはいかなくなる可能性もありそうだ。

日本だけがアメリカの意向を受けて支援に向け頑張っても、世界を俯瞰すれば支援疲れが相当溜まっているようにも思う。主役のウクライナもアメリカから汚職撲滅の要望書を突きつけられたりしている。国防大臣が汚職容疑で解任されているが、逮捕とか訴追の恐れはないのだろうか?他方ロシアも来年は大統領選挙の年、詳しい事情は知らぬが、プーチン氏の国内における情報統制を漏れ聞く限り、再選は間違い無さそうだし、ウクライナとの戦争で彼が「参りました」とは言いそうにない。

国連は機能不全で、プーチン氏の軍事作戦即ち戦争の出口が見えないのは些かがっかりだ。街行く人の服装は未だ夏支度。先が短いので、余り先のことは考えないようにしてるが、先行きに明るさが伺えないのは残念なことだ。

2023年9月29日金曜日

皇位継承問題

 令和元年だからもう5年前、即ち平成天皇の生前退位で新天皇が誕生した際、皇室典範に関する有識者会議が開催されて皇位継承者が1番秋篠宮、2番秋篠宮長男の悠仁親王、3番常陸宮と決まった。当時からかなりの違和感があったが決定事項だから仕方ない。新天皇には男子がないため、皇室典範に第1条に定められている「皇位は、皇統に属する男系の男子たる皇族が、これを継承する」によればそうならざるを得ないとのこと。

これって人権無視の最たるものだろう。毎週1回行っている高校同期生とのリモート懇談でもよく話題になるが、日本で男女平等などの人権問題が遅々として解決しない根本はここにあると思う。日本人の先祖は諸説あるだろうが、神話によれば天照大神。即ち女帝だ。しかし初代天皇は小生が誕生する2600年前に即位した男子の神武天皇と言うことになっていて、そこから数えて今上天皇は第126代目となっている。

現在でも皇室は天照大神を非常に大切にお祀りしているが、神武天皇に関してのお祀りは殆ど知らない。海外では2000年くらいの昔であれば、部族の首長クラスであればかなり歴史的考証が可能だが、残念ながら日本は縄文文化の遺跡と言っても精々人間集落の痕跡を数ヶ所確認できる程度で、文物が確認できるようになるのは西暦で500年前後だろう。日本は温帯に位置し、水や食物に恵まれた平和な未開の島だったのだろう。それがいつしか人口が増え、権力者が出現し、権力者間の闘争もあって世界標準の国家の様相が出現したのが6世紀頃。

としても、今上天皇は100代近いから世界的にも稀有な存在でもある。小生としても、天皇の存在は国家に大きな利益をもたらしていると思っている。5年前の有識者会議にしても最近の慶応の元塾長を代表にした有識者会議にしても、皇位継承問題を真剣に考えているとは言い難い。願わくは男系男子の見直しを真剣に考えて貰いたいものだ。秋篠宮家のお嬢さんが二人して他家に嫁ぐのはもう已むを得ないだろうが、愛子内親王臣籍降下だけは何としても避けるべきだ。愛子内親王陛下も既に21才、まごまごすると手遅れになりかねない。

何でも真似をしたがる日本人、せめてイギリスの王室でも見習ったらどうか。

2023年9月28日木曜日

食事のこと

 昨夜不思議な夢を見た。自分が新しい料理に挑戦しているのである。料理は<鯵の甘辛煮>食物がワンパターンになっていることに自分自身が反発しているのかもしれない。季節のサンマとか松茸なら分かるが、なんで多少季節外れの鯵なのかが不思議だ。確かに昔は週に一回は鯵の干物を食っていたようにも思う。最近は魚を食する機会がめっきり減って、動物性タンパクは専ら鶏卵と豚肉に頼っている。甘辛煮は時々外食で鱈の甘辛煮を食べるので、そこから連想したのだろう。

昔、家内が「一日に最低30種類の食材を摂取していれば、先ず栄養不足にはならない筈」と口にしていたので、特にカウントはしていないができるだけ近づける努力はしている。その点ご飯を中心にする和食は非常に便利だ。日本は野菜が豊富な国なので、野菜は基本的に生はトマト1個はまるかじりではないが、8等分してまるまる食ってしまう。細かに刻んだ長ネギ、生卵この2つは毎朝納豆に混ぜて釜揚げしらすと刻み海苔を加え温かい飯に乗せて食している。他にはじゃがいも、玉ねぎ、人参、ごぼうと豚の細切れを味噌汁状にして食している。朝はこの他に沖縄産米酢もずくも欠かさない。

何れにしても朝食だけは勝手な調理法でしっかり食って、後の2回は外食或いは買い食い。そのうちの1回は出来るだけごはん食に心がけている。ごはん食と言ってもおにぎりと味噌汁だけなんて日もあるし、毎週1回木曜日はホテルニューオータニが経営する紀尾井町のレストランまで行って食ったりする。パンや麺などの粉食も日に1回は食する機会が多いが、大抵は蕎麦が多い。パンもコンビニやスーパーでサンドイッチ何かを買い込んで食したりするが、その場合は必ず牛乳を200mlほど併せて飲むよう心がけている。

何れにせよ栄養補給は運動、睡眠と並んで健康の基礎。パターン化しているのは否めないが、毎朝の排便を観察しても一定の量と健康そうな黄土色で安心している。

2023年9月27日水曜日

竹馬の友

 昨夜寝入り端を不審電話で起こされてしまい、睡眠の質が悪いようで朝から眠い。ブログを上げたら一寝入りするとしたい。今日はこんな日にはうってつけの一日だった。幼馴染の友人が一橋の如水会館(大学の校友クラブ)で昼飯をご馳走してくれた。供された飯がホタテのピラフ、実に時宜を得ているが、そんな小難しい話は一切なし。専ら昔話や知っている友人の近況関係ばかり。お互いやり残したことは少ないとの結論に達する話が多かったように思う。それにしてもお互い口だけは達者なものだ。

彼は老老介護はできないと割り切って、住居を二世代住宅に改築中。娘夫婦を住まわせて介護をさせるつもりのようだ。羨ましいとも思うが、小生の場合は介護すべき妻は既にいないし、問題は自分の介護を誰に任せるかだけ。結局はどこかの施設に入らざるを得ないだろう。折角爽やかな気分で帰宅したのだから、難しい問題は先送りするしかない。

2023年9月26日火曜日

ワクチン接種

 朝夕は大分涼しくなったので、涼しいうちにと思って先ず散髪に行ったら開店10分前。開店は10時からとのこと、10分待って10分で散髪を済ませ、序に1万歩歩いて最寄りのスーパーでいつもの食材3日分を購入して帰宅すると12時10分前。歩行しながら感じたのはここ数年で店仕舞した店が多いこと。美容院理髪店だけで歩いている途中だけで3軒ある。最近気がついたのは池袋駅構内に2箇所あったJR東のみどりの窓口が、1箇所閉鎖になったこと。それぞれ社員の給料が上がっていれば良いが、恐らくJR各社も経営状態がハッピーとは言えないだろう。

今日は書くことが何も無くて困ったが一つ思い出した。昨日は全く繋がらなかった掛かり付け医への電話が昼にやっと繋がった。コロナワクチン接種7回目の申し込みと言うと「ファイザー、モデルナどちらをご希望ですか?」「どっちでも良いです。」と応えたら「7日にモデルナがあります。」とのことなので申し込み、序に「インフルエンザワクチンはどうなっているのですか?」と聞くと「これから案内が行くと思います。」「いま申し込みできますか?」「18日で良ければファイザーですが同時接種可能です。」

このやり取りどこか変だと思うが、結局18日16時に左右両腕にコロナとインフルエンザワクチンを同時接種を申し込んだ。コロナは7回目の接種になるが、これも日本特有の過剰接種で無駄遣いとの説もある。何れにしてもコロナは今回までは無料とのこと。こちらには文句を言う気持ちは無い。

2023年9月25日月曜日

的外れかも

 貧乏が身にしみてしまったせいだろうが、政治家と言いうか政府の方針説明を聞いてどうしても違和感を感じてしまうことがある。少なくとも個人的なことを言えば、物価高騰に対する基本姿勢はなるべく買い物を減らしてお金を使わないことだ。しかし政府は物価高騰を抑えるために補正予算を編成してお金を使うことを画策している。国民からすれば有り難いと思うべきかもしれぬが、政府がお金を使うことは一方で国民の借金が増えることでもある。

日本は国民総生産の2.5倍以上に膨らんでしまったこの借金のために円の価値が暴落して外国からものを買うにも苦労するだけでない。ある意味で外国(だけではないかも)投資家の食い物にされ、ロシアではないが世界から経済制裁を受けてるようなものではないか。兎に角国の借金を減らすことに一意専心すべきだと思うが、大阪万博もそうだし、沖縄辺野古の埋め立て工事も同じ、武器の大量購入だってそうだろう、当初予算を大幅に上回ることについて平然としている。確かに燃料費だけなく水道料金に至るまで公共料金の値上げは我々庶民の生活を圧迫しつつあるのは事実だ。

しかしその対策としていつものパターンで、バラマキ予算の編成は結局はツケが庶民に回ってくることは明らか。少し芸が無さすぎはしないか。一介のボケ老人に経済政策が分かってたまるかとの反論が聞こえてくるような気がする。確かにその通り、経済のことなんか何も分かっていない。しかし昔父から教わった「1円を笑うものは1円に泣く」税金は国民から預かった大切なお金。理屈さえつければどんなに使っても良いものではあるまい。

個人的意見を言えば、安倍首相時代に打ち出された<アベノミクス>政策を根本から見直し、なにか抜本的対策を見出して欲しいものだ。政府にしても日銀にしても、打ち出す政策が全てその場凌ぎの弥縫策にしか思えない。的外れの意見と思いながらつい書いてしまった。

2023年9月24日日曜日

虚業こぼれ話

 秋分の日も過ぎたので急にと言う訳でもないだろうが、昨夜から大分涼しくなった。夜はタオルケットを毛布に変えたし、今朝は下着は夏のままだが、シャツを長袖に変えた。序に夏中1階に避暑させていたパソコンを2階に戻して、今日から昼間の仕事は温かい2階に移動することにした。明日以降暑さがぶり返すと暫く我慢することになるかもしれぬ。朝から何かとバタバタしたには訳がある。観たいと思っていたテレビ番組が無くて時間を持て余したのだ。

日曜は普段から早起きして、NHK総合のAM5:20から30分間「演芸図鑑」を観ることが楽しみだった。構成は週によって若干異なるが、落語は必ず一人入り、他には街の演芸場と同じで思わぬ芸人の芸を観たり、ベテラン落語家による芸能人やスポーツ選手或いは作家等との対談で構成されて非常に見応えのある番組だからだ。今朝も早起きして昨夜の洗濯の続きや食事の支度なども早めに終わってテレビをつけると日本戦でないラグビーの中継。なんだこりゃ、ひょっとすると10月からの新編成の前倒しかと訝ったりした。

9時過ぎにNHKに電話で問い合わせると、今日が特別で来週以降は演芸図鑑になっているとの返答でホッとした。

テレビ繋がりで書く。食事後に毎週頭の40分ほどは観ているTBSの「サンデーモーニング」番組が始まったのは未だ現役も現役、30歳代だから相当古い。しかも司会の関口宏氏も代わっていないのだから大したものと言うべきか、社会報道番組を確立した当時のTBS編成部員の力量を認めるべきか、はたまたジャニーズ事務所問題ではないが、テレビ業界における悪しき因習、<視聴率さえあれば長生きできる>の怖さかはなんとも断定しかねる。

司会は変わらぬし、関口氏が経営しているタレント事務所(現在は株式会社三桂とのこと)の支配も相変わらずのようだ。関口氏は俳優佐野周二氏の二世。俳優と言うより実業家としてすっかり父を抜いたことは間違いない。俳優の二世はたくさんいるが出藍の誉れを高めている最右翼でもあろう。世に職業は色々ある。堅気の世界もあれば、ヤクザな世界もある。堅気は言い方を変えれば開かれた世界、ヤクザは閉鎖的な世界。実業と虚業と言う言葉もあるが、前述と共通する所もあるように感じる。

2023年9月23日土曜日

成り行き次第

 ここ数日普段に比べて大分ペースダウンした生活をしながら思った。成り行きは仕方あるまいだ。昔から自然が好きで、夏休み冬休みには高原で過ごす生活を楽しんだものだ。しかしこれも成り行きで、大学では哲学科社会学を専攻して、広告業界に身を置くことになってしまった。退職後大分経ってからブログ書きなど始めてしまった。妻に先立たれ独り身になっていたこともあり、健康維持のため比較的規則正しい生活をしている。

それが自然と思っていたからでもある。しかし今年の夏は自然の方が大分異常を来している。気温が秋口になっても下がらず、乾燥が続いているらしい。先日米屋から聞いた話では、小生が購入している長野県安曇野の米はもうすぐ新米が届くとのこと。しかし米どころの新潟上越地方の米は昼夜の気温差が少なかったので大分実りがおかしくなってしまったとのこと。言われてみると確かにこの秋は台風が少なく、水不足になっている場所が多いようだ。長野と新潟の境に位置する野尻湖の水位も大分下がっているらしい。

今日は大分涼しくなったが、思えば暑さが続く中を毎日無理して1万歩目標に歩き続けた。几帳面な性格も良いだろうが、天然自然の理に適っていたかどうか少し疑問もある。過去は悔やんでも仕方ない。問題は寒さに向かうこれからだ。昨夜は久しぶりにタオルケットで体を包んで寝た。昔は10月と聞けば衣替え、光熱費の値上がりも心配だが、冬物衣料の心配も必要だろう。歯の治療がいつ終わるかまだはっきり聞いていないし、コロナワクチンの申込みも受けつられていない。インフルエンザワクチンは未だ案内も無い。

成り行きで生きていくと言っても色々あるものだ。

2023年9月22日金曜日

取りとめなく

 時々やらかすのだが、読んだ本を改めて買ってしまうことがある。昨日がまさにそれで、ウクライナ関係の新書2冊購入したが、そのうちの1冊「ウクライナ戦争の嘘」を読み始めて相当経って寝る時刻になってから「ひょっとして以前読んだのではないか?」と思い始めた。今朝になって本棚を確認したが、それらしき本は見つからない。しかしブログで確認すると、6月15日付けで感想文が上がっていた。普通だったら読むのをやめるところだろうが、面白いので最後まで読んでしまった。

読後感には今年が世界大戦になるか、10年戦争になるかの分岐点かもと書いている。3ヶ月経っても何も変わっていないようにも思うが、世界情勢は大分変わったとも言える。何れにしても目が離せない問題だ。

今は国連総会の最中、岸田首相もニューヨーク入りして演説したりしているが、何時聞いても演説下手に変わりがない。恥ずかしくもなるが、日本語だから外国人には関係無いだろうか。日本の経済は一向にパットしないが、首相は目下有効な施策を検討を指示していると言うばかりで、具体的なことは何も言わない。日銀の政策委員会と言うニュースもあったが、これも何一つ代わり映えがしない。物価は17ヶ月上がりぱなしだそうだが、デフレは解消していないとのこと。

物価が上がり続け、税金も上がりそうな気配をはらんでいる。日本の将来に希望が見いだせるニュースが余りに少なすぎて困ったものだ。まだ歯医者で貰った抗生物質を飲み続けているせいで、頭が整理できず変な文章になってしまった。

2023年9月21日木曜日

自業自得

 俗に自業自得、因果応報と言われるが、今日はまさにその通りで最悪の状態でパソコンに向かっている。昼前から池袋の掛かり付け歯医者に行って左上の歯を1本抜いて、その歯に繋がっていた高級なブリッジ5本を外してしまった。このブリッジは普通の入れ歯と異なり、3本の自分の歯と入れ歯2本が一体となって接着剤で上顎に固定されていた。総工費50万円ほど払った記憶がある。この歯の下5本はインプラントだから極めて硬い。従ってここ数年は肉でも何でも硬いものが平気で食えた。


ところが頑丈すぎるのも考えもので、上のブリッジの5番目の歯の根っこが数ヶ月前に割れてしまったようだ。前回の定期検診の際応急の手当はしてもらったが、どうもしっくりこない。グラつきも大きくなってきたので意を決して4番目と5番目を切り離して入れ歯にする決心をしてのことだ。現在生きてる自前の歯の本数は知らぬが、数本しかないだろう。これは自業自得で、小生小学生時代から歯のことを余り心配してなかった。歯は大人になれば全部生え変わるものとして、歯が抜けそうになるとエイとばかりに抜いて屋根の上に放り上げたり、縁の下に捨てていた。

もちろん歯磨きなんてことを始めたのは大学生になって東京に来てからだと思う。当時流行っていたコルゲートの練り歯磨きが出てからだったと思う。しかし今にして思えば、歯は食事、食物の第一関門。ここが劣化してくれば、栄養の補給に差し障りが出るのは理の当然。極論すれば万病、寿命とも関係するだろう。やっと気づいたのがかなり高齢になってからだ。たまたまネットで見つけた東池袋の歯医者が気に入り、既に自己負担だけでも百万円を上回る診療費をお支払いしている。今日も保険で2千円支払ってきた。

まだ麻酔が切れていないのでバスに乗って帰宅。2時過ぎになったら薬局に行って薬を貰わねばならないし、来週月曜日までは歯抜け爺、マスクをして歩くしかない。しかも激しい運動もご法度、仕方ないから書店でウクライナ関係の新書を2冊買い込んできた。アメリカのバイデン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が国連総会や安保理事会で騒いでいるが、世界の反応は冷ややかなものだ。買った本の1冊は「終わらない戦争」小泉悠著。

バイデン、ゼレンスキー、プーチン3人の大統領でうち誰が一番生き延びるか分からぬが、因果応報は仏教の言葉らしい。

2023年9月20日水曜日

違和感

 区から今日開始ということで、コロナワクチン申込受付の案内が来たのでかかりつけ医に電話すると、「現在申し込みが満杯でお受けできません。来週改めて電話をください。」と違和感が残る応答。違和感をいちいち気にしても仕方ない。

こちらも違和感なので気にすべきではないかもだ。国連総会が始まった。ウクライナのゼレンスキー大統領同様、我が国の首相も張り切って乗り込んでいるが、フランスのマクロン大統領は欠席している。ロシアや中国の首脳の欠席は分かるような気がするが何故だろう?国連が取り組む問題は多いが、ウクライナ問題は最大級の一つの筈。その中で未だに敵国条項を外されていない日本の働きをアメリカあたりが期待するのは少し滑稽にも感じてしまう。

マスコミの報道がどうしても政府寄りになって偏向するのは仕方ないかもしれぬが、世界が激動しつつある中で余り政府寄りになるのも如何なものかだ。特に影響力の強いテレビ、NHKには反省を促したい。出演する大学教授ですら、ロシアを敵視する余り大統領を呼び捨てにして、プーチン政権の終わりが近いようなこと言っている。我が国が戦争当時国であれば許されるだろうが、当事国でないことははっきりしている。戦争が終わった後であれば嘗てのドイツの総統ヒトラーを呼び捨てているように呼び捨てもいいだろうが、現職の大統領だ。

昨日は「クローズアップ現代」でロシアの愛国教育をかなり熱心に取り上げていた。似たようなことは中国の人権問題絡みの報道でも時々行われているが、このような内政問題を日本の放送局が大々的に報道することについても如何なる意味をもって制作しているのかと、違和感を感じてしまう。今、悪の帝国とされている国々と永遠に国交を断つ気なら仕方ないだろうが、そんな事ができる筈がない。

2023年9月19日火曜日

敬老の日

 明日から彼岸というのに真夏の暑さが続いている。何が原因か知っても仕方ないが、兎に角人間の忍耐力を自然が試しているようなものだ。少なくとも小生はとっくに負けを認めて無駄な抵抗はしないようにしているつもりだ。ところで昨日は「敬老の日」親族の中では敬意を表される立場になりつつあるので、一昨日のうちにブログ書きお休みを予告させてもらった。夕方四時までにブログを書く暇はあるまいと判断できたからだ。今朝改めてこの判断が正解だったことを感じている。

昨日は次女から予め連絡があり、昼食を11時半から広尾のメキシコ料理店「LA JOLLA(ラ・ホイヤ)」で一緒したいとのこと。もう少し遅くできないかと聞いたが人気店だし、こちらは孫も含め朝飯だから付き合ってくれとのこと。食事を付き合ってもらえること自体が有り難いので、もちろん同意せざるを得ない。休日の午前11時半は多くの人には所謂ブランチの時間帯だろう。開店早々から大勢の外国人が押し寄せあっという間に満席になっていた。

食事は娘が注文したが野菜が中心で結構美味かった。飲み物は定番のマルガリータ、このグラスが特大で普通のカクテルグラスではない。娘はあっという間に最初の1杯を飲み干し、サラダにドレッシングを掛けて混ぜ合わせたリ、肉料理を切り分けたりしながら2杯目を注文。こっちは飲食専門ながらやっと1杯目を飲み終わる頃は3杯目を飲み始めていた。マルガリータはテキーラが主なので結構強いが、ライムやレモンで甘く作られているので飲みやすく、デイトの女性には魔の酒とされている。

小生も2杯目は流石に半分残したが、これも娘がきれいに飲み干してくれた。1時近くにお開きとして、孫は仕事があると、さっさと帰宅。娘がこちらを心配して日比谷まで送ってくれた。太陽が真上にある暑さの中だったが、少し歩行数が足りないと思い、日比谷から公園内を突っ切ってお堀端に出て桜田門の最先端までヨロヨロ歩いて有楽町線に乗車。気がついたら下車駅を2駅乗越ていた。慌てて引き返し、帰宅したのが2時半。そのまままた3時間の昼寝。

起きて娘に電話、土産の中で夕飯に最適な菓子を決めてから、着ていたパジャマを洗濯機に放り込んで水シャワーを浴びてさっぱりした。これだけ寝てしまったので夜寝付けるか心配したが、いつものように9時前には寝付いていた。流石今朝の起床は4時だったがスッキリしている。

2023年9月17日日曜日

元気が出ない

 昨夜も恒例のリモート懇談に参加してつくづく感じた。大分前から思っていたが「俺はもう相当遅れたな」だ。参加していたのはもちろん高校の同期生、彼らの元気さに参ったのだ。昨夜の参加者は四人だったが、始まって間もない時間帯で一人が英語の話を持ち出した。彼は大学教授までしているので知らない言葉は沽券に関わるとしたのだろう。辞書を引いて分からなかったので、例のAI、チャットGPTですぐ分かったそうだ。この話にもう一人が即座にその場で反応してチャットGPTを読みながら解説してくれた。黙って聞いてるより仕方ないが、小生には真似できぬ芸当だ。

事程左様に最近は同期生会話でも乗れない話、興味ある話がだんだん少なくなりつつある。自分で考えてもつまらぬ人間になってしまったものだ。しかしそれはそれで仕方なかろう。今日から明日まで生きる、その目的のために必要最小限のことだけをする。それが最近の自分の姿。もちろん昔はそうではなかった。知らぬことに関しては知る努力、知らないところに行ってみる努力もした。しかし最近は、知らないことや場所が多すぎることにやっと気がついたようで、無駄な抵抗をやめることにしている。

書店には五木寛之氏の「下山の思想」なんて本があり、読んでみようかなんて思ったこともあった。しかし今は下山どころではない、帰宅途中で電車の中の心境。何も考えずひたすら眠いだけだ。そのせいかもしれぬが、このところ、昼間というか夕方出かける前に布団に横になって結構昼寝をする。昼寝をすると夜寝付きが悪くなりやと心配したが、それは無用のようで、相変わらず九時になると眠くなる。同期生の元気に遅れ始めたということは、冥土に行く順番が近くなってるのかもしれぬがそれも仕方ないだろう。

暑さ疲れもあり、家庭の事情もあって明日のブログはサボります。悪しからず。

2023年9月16日土曜日

アメリカ一辺倒

 日本から見ただけのことかもしれぬが、アメリカによる世界支配が随分長く続いたが、良いか悪いかは別として、ここ数年でこれが急速に変化しだした。時期はいつからだったとは言えぬが、アフガニスタンからの米軍引き上げとロシアのウクライナへの進行阻止の失敗が決定的にも思える。そこに持ってきて、今度はグローバルサウス諸国の台頭が被さってきている。アメリカに対抗する中国にロシアはこれらの新興国を味方に引き入れ、アメリカが世界を経済的に支配するために利用してきた自国通貨ドルの存在すら脅かし始めてるらしい。

あまりに大きく難しい問題だから、ボケ老人としては、想像を逞しくするだけで的を射てるかどうか自信は無い。ただアメリカが誇る強大な軍事力が世界制覇を裏打ちしていることは確かだろう。しかし、その軍事力も現在はウクライナを支援するのが精一杯で、並行的に台湾で中国相手に戦争する余力は無さそうだ。所謂アメリカの戦線1.5維持は不可能という説だ。現在ウクライナ戦線はイギリスやEU諸国が応援してるとのことだが、これらの国は東洋の果までは目配りできぬらしい。ロシアも中国もその辺は心得ていて、アメリカ国内の動きを観察してる筈だ。

アメリカも自国が徐々に窮地に追い詰められつつあることは百も承知。何とか味方を増やすために先ず日本と韓国、次いでこれに台湾を何とか組み込めないかと様々な手を持ち出してくるに違いない。しかし台湾は中国の監視が厳しく、容易ではなかろう。韓国も野党が強くて政権に安定感が無い。日本はある意味優等生で、アメリカの要望を何でも受け入れている。

この対応は、個人的には好ましく思わないが、それならそれでアメリカに要求することは幾つかあって然るべきだ。基地負担を減らせとは言えないだろうが、沖縄や本州から北海道に米軍基地のいくつかを移転と持ち出したらどう反応してくるのだろう?

2023年9月15日金曜日

報道と外交

 連日世界中からいろいろなニュースが飛び込んでくる昨今。中には自然災害の悲惨なニュースもあるし、久しぶりに聞く国に関するニュースもある。今週不思議な感じがしたのがボリビア大統領の中国訪問。中国では大統領を歓迎して結構大きな報道になっている。中米の国かと勘違いしていたが南米のほぼ中央にあって面積的には日本の3倍以上、人口は1100万人とあるから結構大きな国だ。首都ラパスの標高は3600メートルなのでアンデス山脈の高所に首都が設置されているのだろう。

北朝鮮の話題も多かった。金正恩国家主席が大勢の部下を引き連れ、地続きとは言え隣国ロシアに3日も掛けて走り続け、プーチン大統領と4年振りに面会して大歓迎を受けている。北朝鮮も面積的には韓国より広いが、人口は2500万人と韓国の半分で、ある意味小国とも言える。ボリビアや北朝鮮のような小国が中国やロシアのような大国に歓迎されるのは何故か?改めて考えて見る必要があるかもしれぬ。

一方の大国アメリカは、大統領が大分よぼよぼしてるせいもあるが、どうもパットしない。大統領は来年再選を目指すつもりのようだが、昨日の報道では息子が、どこかの州で銃の違法所持で起訴されてしまった。更にこの息子氏ウクライナで相当稼いでいて、それに副大統領時代の現大統領が手を貸していたと、共和党が騒いでいることも民主党政権には相当な痛手だろう。こういった外国の一連の流れは一定の時間を置いてみないとなかなか理解ができない。

日本のテレビではロシアVSウクライナ戦争を面白がって連日取り上げる。ウクライナ側の反転攻勢について、ゲーム感覚の図を示しながら昨日の動きだと言いながら、うまい具合に適合しそうな映像を組み合わせて流すのが常套手段になっている。この芝居にうまく載せられてしまうのが小生のようなボケ老人だけならまだいい。国と国が掛け合う外交、それが発展してしまった軍事衝突即ち戦争、何れも日本が久しく経験していないことだ。しかし日本は、外交を大分手抜きしながら軍事衝突への備えに妙に力を入れている。これは普通に考えれば、手順が逆の可能性が高い。

テレビにはニュースの解説者としていろんな専門家なる人物が登場する。殆どが元何処かの報道関係者だ。今週発売の月刊文藝春秋10月号に元小泉首相の秘書飯島勲氏の北朝鮮首脳との会談メモが公開されている。2013年だから10年ほど前のことだ。当時飯島氏は内閣参与。彼に対する北朝鮮の対応がは非常に丁寧だ。しかし政府安倍首相と菅官房長官の反応は極めて冷淡。この記録が何故文春の記事になったかも不思議でならない。思うのは外交の厳しさ難しさを日本人は分かっっていないことだ。

2023年9月14日木曜日

手の施しよう無し

 昨日岸田首相が再び内閣改造を発表した。氏の首相就任は令和3年10月だから2年足らずの間に3度目の内閣となる。内閣が長続きしないのは仕事が思うように進まない証拠だろう。昨日も書いたが、ここ3ヶ月内閣支持率が上がっていることの方が不思議なくらい過去の政権運営は芳しくない。発足当初からケチを付けるのも如何と思うが、岸田氏に総理としての資質が欠けるのは明白だ。

昨夜も、普通であれば官房長官の仕事である閣僚の発表を、自ら買って出た形で長々と閣僚を個別に紹介していた。腹立たしいのはこれをNHKの19時のニュース時間を独占して行ったこと。NHKを国営放送と思えば仕方ないが、建前的に言えばNHKは行政機関ではない。政府にそんな横暴を許して良い訳がない。特に昨日は3日も前から楽しみにしていた北朝鮮金正恩国家主席とロシアプーチン大統領の4年ぶりの会談の日。それを遮って無意味な発表をする神経、或いはセンスの悪さは極まった感がある。

そもそも岸田氏の喋り方が気に入らぬ。あの辿々しい日本語を聞いて怪しく思わない人がいるだろうか?よほど頭が悪いのか、自分の話す内容に自信が無いのか知らぬがその両方だろう。文章を書くときの正しい句読点の振り方を知らぬので偉そうには言えないが、聞いてるだけでイライラしてくる。序でに書いておこう。和歌に枕詞があるが、岸田氏には変な枕詞がある。「法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋、これが最近は転じて世界秩序となった。

昔から違和感を持っているのだが、G7の会合だけで使用するなら未だ分かる。法とは何ぞ?使用してるご本人は何かの国際法を言ってるつもりだろうが、海洋にしろ国際秩序にしても法と自由で開かれることは相反する関係ではないか。昨夜会見後の記者からの質問で、外交関係閣僚の不連続について突っ込まれ、外交は首相が主体的に行ってるので心配無用とイケシャーシャーと答えていた。その大胆さは岸田氏の真骨頂で、政治家にとって口から吐き出す言葉の重要性が理解できていない証拠。

何れにせよ、そう長くは保たない内閣だろうからどうでも良い。それより自民党内に心ある政治家が居るならば、早く党を割る覚悟を決めてほしいものだ。

2023年9月13日水曜日

見守るのみ

 つい先日、林外相がウクライナの首都キーウを訪問してゼレンスキー大統領と2国間協定を締結したことを些か無責任ではと批判したばかりだ。案の定と言うべきかどうか、林氏は今日の内閣改造で外相から外されてしまった。日本は官僚がしっかりしているから政策の継続性は担保されていると思う人も多いだろうが、果たしてそうだろうか?昨夜テレビ(BSTBS報道特集)で、元首相の細川護熙氏と自民党総裁河野洋平氏が出演して小選挙区制誕生の経緯を聞いた。

当時政治改革を目指した小選挙区制導入を主張した細川氏に対して、自民党が壊れてしまうと強硬に反対した河野総裁。2回目の会談で細川氏は自民党案を丸呑みして実現に至ったらしい。細川氏はその後の動き、即ち現在自民党を長らく与党にしている事実を見て、それでもあの選挙制度改革は成功と語り、河野氏は失敗だったと語った。詳しくは書かぬが、細川氏は選挙制度の改革で一応政権交代の目処が立ったこと評価し、河野氏は与党執行部の力が大きくなりすぎて、広く国民の意志を汲み取る必要が無くなったこと。結果的に個々の政治家が多分に劣化してしまったことを指摘していた。

確かに現在の制度は自公与党に大いに優位に働いている。しかし「色は匂えど・・・話が世誰ぞ常ならん」だ。今回の内閣改造は大方の人がびっくりしてるだろうが、小生も当初意味が分からず少し驚いた。しかし昨夜のテレビによれば弱小派閥、仲間が少ない岸田首相にとってはそれなりに考えた内閣の延命策らしい。そのいじらしさには思わず笑えてしまうが、本人は必死かもしれぬ。不思議ではあるが、内閣支持率もここ3ヶ月は上昇中とのこと。

首相にとっては結構かもしれぬが、30才以下の若年層は支持が遠のいている。河野洋平氏は、予算編成の推移からこの国が潰れてしまうのでは?と心配を述べていたが、これもどうにかなるのだろう。何れにせよ孫たちの世代の出方を見守るしかない。

2023年9月12日火曜日

空気の怖さ

 今朝一番に気付いたが我が門前に鳩の死骸が落ちていた。誰かが投げ捨てていったなら仕方ないが、不吉な予感がして慌てて片付けた。明日燃えるゴミとして火葬に付すつもり。

昔作家の山本七平氏が「空気の研究」を発表して評判になったので読んだ記憶がある。発売は昭和52年だから45年以上も前のこと。記憶も定かではないが、戦前の日本が軍部に引きずられた原因は人物を特定することが難しく、国民全員が空気に支配されて、神国日本と鬼畜米英に陥ってしまったことを解説していたようにおぼろげに思っている。

山本氏は日本国民の特質みたいに書かれていたと思うが、冷静に考えれば集団行動を惹起する空気は万国共通で、これをうまく創造できればどこであれ、効果は絶大だろう。当時広告屋だった小生には考えさせられる1冊だったと思う。最近の芸能事務所を回る一連の騒動を見る限り、どうしてもこの空気の怖さが思い知らされる。イギリスの放送局BBCが火をつけた今回の騒動は、あげて現在の芸能プロダクションに向かっている。

詳しくは知らぬが、何でも故人となっている先代経営者がちょっと変わった性的指向の持ち主で、事務所に所属していたタレントに相当悪さをしたようだ。マスコミが特定している裁判所に直接訴えたり警察に被害届を出した人数は未だ10人程度らしいが、その何倍もの被害者がいることは容易に想像できる。故人が亡くなった時期を知らぬが、どっちにしても被害届の対象を現在の芸能事務所にする知恵を誰が思いついたか知らぬが、大したものだ。

BBCに言いたい。「日本のマスコミが問題に鈍感であるのは事実だ。どうせだったら日本政治の金権体質を暴く方策でも見つけて見つけてくれよ。」芸能界に性的マイノリティーが多いのはイギリスでも同じだろう。時折海外でもプロヂューサーのセクハラが問題視されることもあるが、日本でこんな騒ぎを起こしてどうしようと言うのだろう?矢面に立たされた当事者には、親か伯父か知らぬが、何の因果と言えばいいのだろう。先日辞任した経営者、新たにその後を継いだ経営者も大変だ。空気に煽られて燃え盛った火は留まる処を知らぬ。

この事務所に所属する現タレントに何の罪があるのか?スポンサー企業も含め冷静さを取り戻して欲しいものだ。

2023年9月11日月曜日

昨今の世相

 友人が夏風邪を引いたと聞いていたが、こちらも今朝は朝から鼻水が止まらない。昨夜余り暑いので仕舞ったばかりの薄手の半袖半ズボンパジャマ1枚で寝たせいだろう。我が家の風邪対策は昔から「改元」に決まっている。今日薬箱を見たらもう2包しか無かった。冬は度々お世話になるので今のうちに一箱買い込むことにした。

世の中で騒ぎになっていることも色々あるが、久しぶりに目出度いことはJAXAが月探検衛星を搭載した宇宙ロケットの発射に成功したこと。うまく探査機を月面に降ろすことを祈りたい。ラグビー・ワールドカップの初戦で白星発進ができたのも結構なことだ。昨日一昨日と2日間秋祭りが盛大に行われたのも町内の老若男女みな嬉しかったに違いあるまい。インド・ニューデリーでのG20開催、日本のマスコミは揃って共同宣言発出は難しかろうと言っていた。ところが主催者のモディ首相、開催初日にウクライナ戦争に一切触れない宣言を発表したしまった。

ウクライナとアメリカは面白くないだろうが、野次馬根性が抜けない年寄りには面白かった。インドの国名がバーラトに変わるそうだが、その理由がモディ首相の選挙対策とのこと、これは理解しかねる。ある意味では目出度いのかもしれぬが、芸能プロダクションのジャニーズ事務所が先代経営者の悪行が暴露されて、被害者に謝罪する一方、先代の姪に当たる現在の経営者が辞任するとのこと。先に経営者が引責辞任したビッグモーターなんかもそうだが、経営者が株式の大部分を持っている以上、社長の辞任なって痛くも痒くもないのではなんて思ったりもする。

現役時代広告屋に居たので芸能プロダクションとは何かと付き合いがあった。今までブログで取り上げてこなかったのは、なまじ少し知っていたので芸能界の難しさが分かるような気がするからだ。昔で言えばナベプロにしろ、石原プロにしろ小生の理解ではとても及ばない複雑怪奇な特殊な世界だ。人入れ稼業と言う意味では古来ヤクザのお仕事。恐らく現代でもそれは変わっていないだろう。トップに座る人がたまたまおかしな性指向があることが有名でも、その事務所の力が芸能界で有力であれば、承知でアプローチする若者は多い筈。

被害者を貶めるのは気がひけるのでこれ以上は書きたくない。

2023年9月10日日曜日

無責任では?

 昨日と今日は町内の氏神様の秋祭り。例年はもっと涼しかった筈だがまるで真夏のお祭り。大人も子供も汗びっしょりになって神輿の後を歩いている。それでも懐かしいような気がする。恐らく3年か4年ぶりなんだろう。

インドのG20会議、共同宣言発出が無理だろうと言われていたが、モディ首相が頑張って共同宣言採択ができた。中国とロシアは首脳こそ欠席してるが、それぞれ原則を大切にしてアメリカ大統領を向こうに回しても1歩も引かない首相と外相が出席している。大したものだ。故に共同宣言にはウクライナは猛反発している。それを宥めるかのようにアメリカから言われたのだろう、日本の林外相がウクライナの首都キーウを訪問して大変なリップサービス。なんでも「二国間文書」迄交換してとんでもない約束をしている。

ズバリ、日本とウクライナの安保条約のことだ。さすがに安保条約だからすぐに合意は出来ない。国会の承認も必要だろう。だから両国間で外務防衛の2+2協議をしようとのことらしい。彼の国は汚職天国でレズニコフ国防相が更迭されたばかりだ。日本だって来週には内閣改造ではないか。また、来年初めに日本でウクライナ経済復興会議を開くことを約束したこと。国際的な約束はその場しのぎでしたでは済まされない。ウクライナのの戦争がいつ終わるか見えないし、首相はインドのG20会議で福一処理水の海洋放出で弁解を重ねている。日本の首相も外相も些か無責任に見えるが、本人は気にしてないようだ。

2023年9月9日土曜日

存在感の薄さ

 このブログ連日書き続けているが、目的は自分の記憶メモと毎日読んでく頂く読者に対する生存証明のつもり。読者の大半は知人が多いと思うが、1日の読者数は大凡100人くらい。知人は全ての人がこちらが独居老人であることご存知の筈。心配もしてもらっていると思うので、途切れると余計な心配をお掛けしてしまうとの思いだ。

余計なことを書いたが、今日書きたいと思ったことは「存在感の薄さ」日本の岸田首相のことだ。今日は未だ外遊中でインド・ニューデリーのG20に出席している筈。その前は確かインドネシアのジャカルタでアセアン会議に出席していた。外遊先から報道を通じて知らされたことは、ジャカルタで中国李強首相と立ち話をした以外は全て来週の内閣改造問題ばかりで、何のために外国を歴訪しているかさっぱり分からない。立ち話については既に数日前に書いたので繰り返したくないが、外務省が「なんとか応じてくれ」と再三申し入れたが、中国の首相からほとんどその存在を認められていないようだ。

岸田首相が日本という国をどう認識してるか知らぬが、改めて考えてみた。国力を表す経済指標の一つに国内総生産(gross domestic product、略称:GDP)がある。この指数によれば日本はアメリカ、中国に次ぐ世界第3位と堂々たるものだ。経済の知識が無いので、これが何を意味するか分からないが、どうもボケ老人が考えるお金持ち国家とは意味が異なるらしい。国が金持ちでなくても国民が豊かであれば問題なしとしたいが、それもそうではないらしい。

手短に言ってしまえば国内総生産は伸び悩んでいるし、国民一人当たりの国内総生産は既に世界の30何位、最近まで下に居た韓国に抜かれたとの話もある。国内総生産もドイツやインドにも抜かれるだろうとも聞いた。要するに首相自身は自信過剰で、内心列国に比べ遜色無しと思っているのだろうが、かつて経済成長で世界に存在感を示した日本の面影はすっかり影を失っていることに気付くべきだ。

2023年9月8日金曜日

どっちもどっち

 昨夜から雨が降り続き、朝は涼しくてよかったが10時ころから風が吹き始めた。台風だから当たり前で、この台風の後、明日から涼しくなってくれれば有り難いが、今年はそう上手くはいかず明日からまた酷暑が戻るとのこと。一体いつまで続くのだろう?涼しいので読書でもしたいと思い、読みかけの本を開いたが、小説でなかったので面白みが無くて結局集中できなかった。面白みと言えば昨日NHKBSPで観た映画「十戒」チャールトン・ヘストン主演で何回も観たように思っていたが、放送時間が3時間45分。ここまで長いとさすが飽きてくる。何事にも程度問題がある。

権力の乱用もその一つ、岸田首相が外遊先で来週の内閣改造を鮮明にした。大臣病を病んでる政治家には朗報かもしれぬが、一般人には全く無関係で無意味なことだ。なかなか収束しない夏の暑さ同様、なんとなく続く岸田政権も早いとこ終わりにしてほしいが、総選挙がいつになるかは、早ければ年内説を含め諸説入り混じりはっきりしない。議院内閣制だから仕方ないが、かと言って韓国のようにな大統領制にも問題はあるのだろう。

大統領制で思い出すのは来年のアメリカ大統領選挙、他国のことでよくは分からないが、野党共和党の筆頭候補がトランプ氏ではねぇと言う感じもあるが、バイデン氏の再選も如何なものかだ。年齢もさることながら、息子ハンター氏のウクライナ関連スキャンダルも大分マスコミが取り上げている。どっちもどっちだ。個人的には民主党ロバート・ケネディjrが面白いなんて思ったりしたが、彼も相当な変人でケネディ一家から非難されているらしい。

洋の東西を問わず、政治なんかに関わる人間にまともな人間が居ないと言うことかな?

2023年9月7日木曜日

秋の気配が

 やっと秋が近づいてきた感じがある。ここ二晩ほど観るべきテレビも無いし、さればとて読書する気にもならず8時半から早寝をした。流石に4時には目覚めてしまうが、熟睡感だけはある。何れにしても今年の夏の暑さは異常だった。昔は真夏でも就寝時にはタオルケットを1枚身体に巻き付けていたように記憶するが、今年は1回も用意しなかった。シャワーも同じで、今年は1度も温水シャワーを使わなかった。夕方帰宅すると着ていたものを全部洗濯機に放り込み、頭から水シャワーが今年の定番。ガス代の節約になったことだけは確かだろう。

未だ日中の暑さは続いているが、これもまもなく終わるだろう。昨日は区役所からコロナワクチン7回目の接種案内が届いた。感染症指定が変わったので有料だったら無視するつもりで居たが、なんと無料とのこと。申し込み開始が9月20日となっている。10月になればインフルエンザワクチンだろうから、何だか1年中ワクチンを打ちまくることになりかねない。兎も角、後期高齢者医療保険料年間148000円と、介護保険料年間89000円の社会保険料負担を高いと感じたものか、安いものとするかは分からぬが、安いと思い、国に感謝しておいたほうが無難だろう。

とは言っても国は我々市民の税金と社会保険料で賄われている。官僚や政治家諸氏にはその辺をよく弁えて無駄遣いを謹んで欲しいものだ。軍事費とは言わず防衛予算と言うが、これが世界で10番目に位置する軍事大国。小生から見ると些か無駄にも見えるが、お上のお歴々には必須の予算らしい。こちらは使い道には口出しできない下々の果て。嘆いてもどうにもならぬ。せめて、外国に行って要人と話をする際、必要ならちゃんと対面して話をしてほしい。歩きながら一言二言口を交わしたらマスコミが、これを取り上げて立ち話をしたとのこと。

岸田首相閣下は外務大臣経験者、勿論外務省から派遣されたお付きも側にいる。外交プロトコル(手順)を知らぬはずがない。ご近所の奥方との立ち話ではあるまいに。無責任な日本のマスコミ、詳細を何語で何分何を話したかくらいはきちんと報道してほしい。笑

2023年9月6日水曜日

ご近所と一体

 昨日は時代遅れを嘆いたが、くよくよしても始まらない。余命がどのくらあるか分からないが、できるだけ長く子どもたちに迷惑をかけずに過ごすためには、AIだけでなく意識の外にすべきことはどんどん切り捨てて、健康維持に集中したいものだ。日本で暮らしている以上、腹立たしくても消費税は確実に取られてしまう。しかしインボイス制度なんてものは年金生活者には無関係なのでマスコミがどんなに騒ごうが意識する必要は無い。

問題は来月から始まる資源ごみの分別収集。これまで食品のパッケージは全部燃える物として水曜と土曜日に我が家の前にあるごみ集積所に出していたが、来月からは資源として別にに出さねばならない。生活をできるだけ簡素化したい年寄にとってはまた一つ余計な手間が増える。昨日送られてきた36ページもある「おしらせ」を読み進めるとこれまで水曜日と土曜日、(燃えるゴミ)木曜日(瓶・缶・ペットボトル)金曜日(段ボール類などの資源)と単純に理解していた要領が根底から変わるようだ。

ご近所のことを思えば、これは無視するわけにはいかない。送付されてきた資料を月内にもう一度丁寧に読み直したい。それにしてもこの資料、良くできていると感心した。国の政府高官はおしなべて演説は下手で説得力に欠けるが、自治体となると毎日生活者と密着してるので手を尽くして政策を徹底することが分かっているのだろう。原発のゴミもアメリカ軍の飛行場もゴミと似たような問題だ。自治体と国は同格とされるようだが、司法は明らかに国を応援する。アメリカだったら内戦になっても不思議は無い。一方で、元最高裁判事が芸能界の性被害者の應援に回っている。様々な矛盾が尽きない。

2023年9月5日火曜日

時代遅れ

 立秋からもうすぐ1ヶ月にもなるのに一向に涼しさを感じられない今年の酷暑にはうんざりする。更に世界的政治の不安定さと、中途半端な日本政府の対応、何をとっても爽やかさを感じられない。更に追い打ちをかけるのが生成AI絡みの議論、現世界で最も活発な議論を呼んでいる問題で、賛否両論あることは承知している。しかしこの議論のどちらにも参加できない身の置所の無さ。

嘗てワープロ時代に乗り遅れ、悪戦苦闘の40の手習いでやっとパソコンをなんとか使えるようになった。しかしこれからはAIが一般生活にも深く浸透してくる気配を感じるが、これから理解をするのは無理だろう。年寄りが時代遅れになるのは自然かもしれぬが、なんとも寂しい限りだ。

2023年9月4日月曜日

偉業達成

 本当に久しぶりで涼しい朝、日中も30度前後で推移するとのこと。とてもホッとしたついでに朝一番から難事業に取り組んだ。この夏ずっと履き続けていた半ズボンのボタンが昨日取れてしまった。これはもう大分前登山用具店で購入したかなりしっかりした誂え品。その一番上のボタンが緩み始めていたのが気にはなっていたが、ついにアウトになってしまった。家内が逝ってもう6年目だと思うが、修理を頼む人が居ないので、家内の遺品の裁縫箱を持ち出して挑戦した。

最初から予想はしていたが、針に糸を通せるか否かが最大の難関。家内だって亡くなる直前は老眼鏡を使用していたのだから、こちらもハズキルーペか何か使えばなんとかなるだろうと思ったが、眼鏡の使用では木綿糸を通すことは不可能。世の中のご老人はどうしてるかと不思議に思いなが10分以上悪戦苦闘。も一度冷静になって裁縫箱をひっくり返しているうちに、糸切りバサミの近くに何やら不思議な道具を発見。ニクロム線くらいの細い針金に平べったいタグが付いていて、書かれているのはイラストに英語の説明。どうやら針の糸通しの道具らしい。

英語は苦手なので、イラストだけを頼りに糸通しに成功。思わず「ヤッタ!」と声を上げてしまった。後は小学生時代の家庭科授業で習った針仕事。直径1.5センチで4つ穴の大型ボタン。ベルトの下になるが厚地でもあり、適当な緩みをもたせる必要もあるので、ワイシャツのボタンのようにあまりきつく止める訳にはいかない。夏だけであるが、今年の夏は長い。多分百日は超えただろう。購入してから一度も付け替えはしていないので、着脱回数は千回を超えるかもしれぬ。昨日の経年劣化ではないが、脱落も已むを得まい。針箱を取り出してから仕舞う迄たっぷり45分間は掛かったと思う。

もとから手先は余り器用ではなかったが、この歳になってからだがら偉業と言える。今の小学校で家庭科の授業がどうなってるか知らぬが、裁縫の基礎ぐらいは男女共にしっかり教えたほうが良いと思うが、現実は分からない。

2023年9月3日日曜日

経年劣化

 昨夜のリモート懇談会で、同期生のS氏から福一処理水についてかなり丁寧な説明を受けた。小生はこれまで農水相と同様、汚染水と書き続けてきた。理由は簡単で、アルプスによる処理で果たしてどれ程の効果があるかが理解できなかったからだ。S氏いわく「詳しくは東電のホームページに記載されているから参照するのが適切。」とのこと。もちろんそこまで丁寧に自分を納得させるつもりは無い。S氏の説明でわかったことは、放射線能力を表すベクレルなる単位の意味を知らなかったこちらに非があることにやっと気づいた。改めてS氏に感謝とお詫びを申し上げる。

同じく昨日、日常最も頻繁に使っているクレジットカード会社と電話でやり取りした。カードのチップの不具合で読み取りエラーが頻発してるので交換を求めたものだ。先方の反応は極めて簡単明瞭、こちらの本人確認が済んだ後は、1週間か10日以内に郵便で新しいカードが届くらしい。夜就寝前に考えた。放射能の劣化速度とチップの劣化速度に大きな違いはあるだろうが、パワーが落ちるということで似てるところもありそうだ。人間も歳月で大分劣化が進む。これも人によって異なるだろうが、小生の場合記憶力とか理解力と言った脳神経系統の劣化が心配だ。

それでも多少の慰めは毎日炎天下を最低でも6キロ以上歩き続けている脚力、もう一つが飽きもせず毎日続けているネット碁の世界。会員になったのが2000年7月だから既に23年は経過した。昨日までに対局数が1万6千回を超えている。勝率も未だ49%を未だ維持している。両方ともいつまで続けられるかわからないが、楽しみながら行ける所まで行くしかない。

2023年9月2日土曜日

もう9月だ

 今月の月名を長月と言うらしい。一体何が長いのだろう?先日のスーパーブルームーンではないがお月見と関係あるのかもしれぬ。一方、台風シーズンであると暦にある通り、台風が続け様に発達している。中には被害を齎すものもあるが、今のところ東京はさしたる影響は受けていないが、日曜日から天気が変わるとのことだから注意する必要があるかもしれぬ。

政府も一応気を使ってくれているようだが、先月末に届いた電気・ガスの8月分請求を見て先が不安になった。光熱費やガソリン、灯油代金くらいで済めばよいが、中国あたりの雲行きを見ていると、世界規模での不況が迫ってるような気がしないでもない。前世紀1920年代の大不況は生まれていないので実感は無いが、歴史は繰り返すと言うから今世紀に世界規模の恐慌が出現しないとは言い切れないのではなかろうか?知恵のある人に教え貰いたいが、今夜は1週間ぶりのリモート懇談の日だから期待しよう。

金が異常な値上がりをしてるそうだが、我が家に金貨は1枚も無い。あるのは少しばかりの貯金と棲家だけ。最近は物価の高騰が激しく、年金だけでは生活が困難、故に貯金は少しずつ減っていく。極めて心細い限りだ。マイナス思考は精神衛生に良くないので、なにか前向きなことをと考えた。今月は敬老の日と言うのがある。小生も立派な老人、他人から祝ってもらうことはないが、自分で年齢を思い、今後の事でも少し考えよう。

2023年9月1日金曜日

汚染水

 昨日農水相が首相官邸からの出しなに、記者から「首相との会談内容をおしえてください。」と聞かれ「汚染水問題での情報交換だよ。」と気軽に答えた。最近この汚染水と言う言葉を聞かなかったので、久しぶりに本音が聞けた思いでほっとした。のもつかの間のことで数時間後には首相が記者会見をして、「農水相に対し言い間違いを撤回して謝罪することを厳命した。」もちろん程なく農水相が記者会見「アルプスの処理水であることを十分承知しながら、自分でも信じられない間違いであった。」と平身低頭で一定の理解に至ったのだろう。

小生はご承知の通り処理水なる言葉は使用したことがない。福一の事故は2011年3月の東北大震災で発生し、数日後には4機ある原発のうち3機が水素爆発まで起こして放射性物質を撒き散らし、一時はアメリカ軍が首都圏までやばいと騒ぎたりしたものだ。最近はもう誰も騒がないが、当時は随分長期間に亘りアトラスなるもので作成された放射性セシウム土壌の汚染マップが連日報道されていたことを記憶している。原子燃料のウランに含まれる放射性物質の種類は最もやばいとされたストロンチウムから始まり、何でも60種類以上に及ぶらしい。

当時福一にあった燃料は800トンを超える量だったようだが、放射線量が強くて誰も近づけずあっという間に溶けて鋼鉄製の格納容器を突き破って地上に溶け落ちたらしい。地上にどんどん落ちてくれれば問題無かろうとと思いたいが、それは素人の浅はかさ。格納容器は底が抜けていても兎に角冷やし続けなければならぬらしい。通常は海水で冷やすらしいが、山の方からも自然に水が流れ込んでくることもあったようだ。原子燃料は通常スチール管で覆われているので、冷却水が直接燃料に触れる心配は少ない。

ところが事故の結果、燃料が丸裸で直接水に触れる。だから冷却水はそのまま海に放出できない。仕方ないから当分汚染水として自社敷地内にタンクを作って留めおくことにした。これが溜まりに溜まって既に千トン入りタンクが千本以上敷地を埋め尽くしてしまった。もちろん2013年からはこのタンクに注入する水もアルプスなる装置で放射性物質を取り除くとされている。しかし取り除いた放射性物質の量や処分方法は不明。兎も角、農水相が言った<汚染水>は正しい言い方で、訂正を求めた首相の認識の方が間違っている。