2023年9月9日土曜日

存在感の薄さ

 このブログ連日書き続けているが、目的は自分の記憶メモと毎日読んでく頂く読者に対する生存証明のつもり。読者の大半は知人が多いと思うが、1日の読者数は大凡100人くらい。知人は全ての人がこちらが独居老人であることご存知の筈。心配もしてもらっていると思うので、途切れると余計な心配をお掛けしてしまうとの思いだ。

余計なことを書いたが、今日書きたいと思ったことは「存在感の薄さ」日本の岸田首相のことだ。今日は未だ外遊中でインド・ニューデリーのG20に出席している筈。その前は確かインドネシアのジャカルタでアセアン会議に出席していた。外遊先から報道を通じて知らされたことは、ジャカルタで中国李強首相と立ち話をした以外は全て来週の内閣改造問題ばかりで、何のために外国を歴訪しているかさっぱり分からない。立ち話については既に数日前に書いたので繰り返したくないが、外務省が「なんとか応じてくれ」と再三申し入れたが、中国の首相からほとんどその存在を認められていないようだ。

岸田首相が日本という国をどう認識してるか知らぬが、改めて考えてみた。国力を表す経済指標の一つに国内総生産(gross domestic product、略称:GDP)がある。この指数によれば日本はアメリカ、中国に次ぐ世界第3位と堂々たるものだ。経済の知識が無いので、これが何を意味するか分からないが、どうもボケ老人が考えるお金持ち国家とは意味が異なるらしい。国が金持ちでなくても国民が豊かであれば問題なしとしたいが、それもそうではないらしい。

手短に言ってしまえば国内総生産は伸び悩んでいるし、国民一人当たりの国内総生産は既に世界の30何位、最近まで下に居た韓国に抜かれたとの話もある。国内総生産もドイツやインドにも抜かれるだろうとも聞いた。要するに首相自身は自信過剰で、内心列国に比べ遜色無しと思っているのだろうが、かつて経済成長で世界に存在感を示した日本の面影はすっかり影を失っていることに気付くべきだ。

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