2026年5月6日水曜日

憧れの海外旅行

 今日で大型連休も終わり、明日から仕事だと多少うんざりしているお父さんやお母さんも居ることだろう。しかし仕事がある人は幸せだ。稼ぎが無いので他人の世話で生き永らえているのも少し辛いものがあるが、普通の人には分かってもらえない心境かもしれぬ。

小生も若い時分には長い休みを望み続けていただろうが今はすっかり忘れている。敢えて思い出すとやはり一番にくる希望は海外旅行だった。しかしまともに願いがかなったことは1度だけ。ボストンに甥っ子が留学していたので、彼を頼ってアメリカ東河岸に行ってみたことがある。

しかし今になって考えると、あまり褒められた旅行先だったとは言えない。長い休みと言っても精々10日前後、どうせ異文化を見るならもっと異なる場所に行くべきだった。その点で言うと、母は非常に偉かった。恐らく70歳過ぎるまで学生時代から仲が良かった東京在住の友人誘って、世界中を旅行しまくっていた。何度か羽田空港まで見送りや出迎えで行ったことがある。いつもまるで学生のようにリュックサックを背負い楽しそうだった。帰省して父に訊くと、父は少し小ばかにしていたが、母はソ連のエルミタージュ美術館や北欧フィヨルド、スイスアルプス等の素晴らしき景観を自慢気に話してくれたものだ。

現代では若いうちから異文化、文明に接することは比較的簡単にはなっていると思う。しかしできても個人的意思が働かなくては実現は不可能。年老いても意志さえあれば海外旅行は可能な筈。母から聞いた土地をの一部でも訪れたいが、もう期限切れになってしまった感が否めない昨今だ。

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