数日前に11月まで住んでいた豊島区の家の近くに用事があったついでに池袋の書店で購入してから約1週間かけてやっと読み終わった。著者は東大准教授の哲学博士、年齢が39歳だから未だお若いが既にドイツへの留学経験もあり相当優秀な方だろう。池袋の書店で在庫を尋ねた時、店員が黙示録と聞いただけですぐ持ってきたから、売れ行きも良いのだろうと推察する。以前から黙示録なる言葉に興味があった、ベトナム戦争を舞台にした映画<地獄の黙示録>を思い浮かべるからである。
<黙示録>は新約聖書で述べられたキリストの教えであることも初めて知った。小生はどちらかと言えば仏教徒、もどきかもしれぬ。仏教にも<今が世の末>との末法思想はあるが、キリスト教も似たようなものと言えるかもしれぬ。著者は温暖化が進み、今世紀末には産業革命時からの気温上昇が3℃を超えるので、地球に灼熱地獄がやってくる。子や孫たちがそこを生き抜いていくためには我々がもっと環境にやさしく慎ましい生活をすべきだと強調している。
またところどころに現在の電子テック大手いわゆるGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)に取り込まれ連日古典的に言えば地代を召し上げられている現代人の生活にへの警鐘もある。小生も正にその一人だ。少し話が代わるが、昨夜毎週恒例の高校同期生とのリモート懇談での中心話題は自動車の話だった。GAFAMとは異なるが自動車メーカーもそれ匹敵するかもしれぬ。道路や上下水道がメンテが十分に行えない昨今の話題も出た。正直なところあまり真剣に受け止めたくないが、環境破壊のつけが迫って来る現実は否定し難いところもある。
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