2018年7月16日月曜日

酷暑

昨日、長野の寺で弟の49日法要と納骨式があったので、一昨日の夕方から行ってきた。長野市と言うと軽井沢を通り過ぎていくので涼しげなイメージがあるが、昼間の暑さは東京と変わりがない。何故か、軽井沢の標高は約千メートルに対し、長野は標高300mくらいの盆地だからである。もちろん故郷だから昔から知ってはいるが、実際に真昼酷暑の中で無帽、黒服で墓前に佇むのは容易ではない。しかも墓は寺の本堂から数百メートル離れた山の中、墓までは一寸したハイキングでもある。

こちらは我慢するにしても、弟の奥さんをはじめとする女性陣には同情を禁じ得なかった。それでも長野市が陽が落ちると途端に涼しくなるのが江戸と異なり救いでもある。お斎も無事終わり、昨日の3時過ぎの列車で帰京、お土産が又結構な重量。最寄り駅から自宅までは歩数で千歩強だが、5時半ころ帰宅して相当バテた。豪雨被害地でボランティア活動をする人たちのテレビ報道を観るにつけ、我が身と比較して敬意を表したくなる。

昨夜は少しゆっくり寝た筈だが、それでも朝から眠い。余りの暑さに昼飯に外出する気にもならず、半分居眠りしながらこれを書いている。長野へ行く前には、今日は長野の山か、それが叶わなくても東京近郊の山にでも行こうと思っていたのだが、とんでもない思い違いで、家から出る気に全くならない。それこそ陽が落ちてから池袋までは歩いてこないと、2日間普段の半分も歩いていないので、運動不足になりそうな強迫観念に迫られている。身体機能の劣化と意識の格差だけは相当なものだ。

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