2018年7月3日火曜日

若い力

昨日は珍しく帰りが遅くなってしまった。妻が生前応援していた区会議員の後援会が大塚の駅前ホテルであって、妻に代わって出席してきたからである。現役時代に国会議員主催の○○会には何度も出席したことがあるが、これとは全く空気が異なるものだった。

国会議員の会の場合はそれが朝食会であろうと、昼夜の宴会形式であろうと、都心の大ホテに大勢の人間が集う。特に与党幹部クラスになると会費もそれなりに高くなり、集まる参加者もそれなりにの格好をした人間となる。しかし殆どの人間が何らかの義理で出席しているのが明々白々で、殆どが地方選出議員だから選挙の際に投票できない。かと言っても知人友人から頼まれれば、幾ばくかの資金には協力することになる。

主催する方もそこは十分心得ているので、弁士(講演者)にタレント性のある人物を呼んでごますり演説させ、参加者にはテレビで聞いたようなご高説直接お聴き願いご満足願うシステムが定着している。食い物も豪華絢爛に並んで見えるが、とても支払いに見合うものでないことは予めの了解事項となっている。

この区会議員のことは妻から何度も話を聞いていたので知っていたが、直接の面識は無かった。正月に入って死亡の知らせが届いのがいつか忘れたが、兎に角すぐに夫婦揃って弔問に二度も訪ねてくれ、「何でも役に立てることがあれば仰ってください。」とかなり丁寧な挨拶を頂いたものだ。そこで早速にリフォームの件でも相談に及んだところ、極めて丁寧な対応をして貰ったので、個人的にもぐっと親近感が芽生えたので、1か月半ほど前だったろうか案内を貰った際には義理感からでなく出席の返事をしたものである。

会は6:30から約2時間半近くだったが、国会議員の場合とと異なりちゃんとテーブルが用意されて、半数位は席指定までされた居たようだ。妻の友人が受付にいたので挨拶をすると、席のことを心配しだしたので、お構いなくと言って適当な席に着く。開宴間際だったが直ぐに両隣が埋まり、すかさず先方から議員との関係やら住まい住所の紹介があり、すごく家族的雰囲気がある。結局最後までいたが、料理は隣のご婦人が運んでくれるし、主催者の挨拶は簡潔で分かりやすく、応援演説も熱のこもったものであった。

難を言えば、主催者が明らかに後を襲うと分かっている豊島区長の演説が随分長く言い訳めいていたことぐらいか。アトラクションも全て地元の講演者の手作りだろうが、魅力的だったことも申し添えたい。来年もできれば近くのおばさん連中を誘いたいくらいだ。

この議員は小生同様の一匹狼だが、違うのは既に2回最高得票で当選を果たしていることである。氏名は古坊知生(ふるぼうともお)、詳しくは下記をご参照願いたい。
http://www.furubou.com/index.html

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