2018年7月4日水曜日

朝、爽やかなうちに

季節外れのうだるような日が続いていたが、今朝ゴミ出しで表に出ると曇っていて雨がポツリと落ちていた。予報によると東京だけが大した雨は期待できそうにないが、それでも少しホッとした気持ちになる。ブログの原稿は出来るだけ朝のうちに下書きして、夕方読み直して少し修正のうえ6時前後にアップするのが理想だが、このところ朝方でも頭の回らない状態が続いていた。今日はお陰でスムースに書き下せそうだ。

おかしい天気は全国に及んでいるようで、梅雨が無い筈の北海道がまるで梅雨のような雨に悩まされていることも驚きだ。天然自然は文句を付けようにも相手が悪い。必然FIFAワールドカップの報道で多くの人が憂さを晴らしていることだろう。ルールもよく知らず、日本にプロサッカーチームが幾つあるやら、戦っている選手が本来何処に所属しているかも知らぬ身ではある。テレビ報道もリアルタイムでは観てないが、3戦とも大凡の筋書きは理解している。

最も印象的なことは下種な話で恐縮ではある。確か3戦目の対象チーム、ベルギー選手全員の合計年収が900億円余で、日本選手のそれが約1割の100億円弱と聞いたことだ。国力とは関係ないことではあろうが、選手は全員当事国の国籍を持つ必要があると思うが(監督は明らかに外国人が多いから、思い違いかもしれぬ)、ベルギーの人口は日本の約1割以下、約1千万人だそうだ。何かが違うと感じざるを得ない。

それにして体力の差が歴然たる日本チームもよく頑張った。監督に対する批判も大分あるようだが、素人なので賛否はとても言えない。言えるのは、監督選手を含め戦後のコメントが非常に解り易くて、清々しく感ずることのみである。チームメンバーの総数も知らぬが、このメンバーになること自体が日本におけるプロサッカー選手として超一流に違いあるまい。何をしても一流とは程遠い人生だったので、彼らのコメントは身に沁みるものがある。

中にはこれを機に全日本チームからの引退表明をしている選手もいる。彼らが今後どんな人生を送ろうとしているのか分からないが、取り敢えず大きな拍手を送りたい。一旦総理を辞めて尚、代議士の座にいる議員に爪の垢でも送ってほしいものだ。

序にも一つ明るい報道を上げておきたい。タイの洞窟で遭難して安否が気遣われていた少年たちが9日ぶりかで発見され全員無事とのこと。救出までにはまだ相当な難関があるようだが、成功を祈りたい。このところ出来るだけ食事を減らす努力をしていが、彼らの腹の減りようも思えば1日2食でも十分過ぎるではないか。

0 件のコメント: