2018年7月25日水曜日

夏の思い出

長野市は今日も35度だと言うので首都圏だけのかもしれぬが、昨夜雨が降って今日は比較的凌ぎやすかった。しかし連日の暑さにやられた身体の疲れは抜けきらない。今朝板橋区でランドセルを背負っている少年少女に遭遇したが、何らかの理由でまだ夏休みに入っていない小学校があるらしい。先ほどテレビを付けたら岐阜県多治見市、小学校のエアコン普及率は1%と聞いてびっくり仰天。多治見市はこのところ高温都市としてよく聞く地名だ。

夏休みは始まっているだろうし、秋が来るのも早い地方なのかもしれぬが、小中学校は市区町村立なのでエアコン設置に関してはかなり地域格差があるらしい。関西で見ると大阪京都は普及率80%前後だったが、何故か奈良県は30%以下だったような気がする。小学何年生だったか忘れたが、パンツ一つで学校に行き、先生から「家に帰って何か上に着て来い。」と怒られたことを思い出した。当時長野市内で1学期中に気温30度になるなんてことは先ずなかったと思う。

子供を甘やかすのは如何、との意見もあるだろうが先生だって大変だろう。義務教育の環境格差の是正はどうにかならぬものかと思ってしまう。コメンテーター(元経産官僚細川昌彦氏)は多治見市の全小学校にエアコンを設置する費用が何十億円で、参議院の定数増6人分と比較するとなんちゃらてな話をしていたが詳しくは聞いていない。地方を含む国家の予算はあるところにはあるが、何で回らないのかと思うことが沢山ありそうだ。

政府を動かしているのは官僚諸氏、それを指揮する政治家諸氏の目の付け所が、国民にとっては大きな問題であるのは間違いなさそうだ。その総指揮官が自民党総裁である訳だが、昨日の岸田氏立候補しない発言で安倍三選の可能性がますます高くなってきたようだ。喜ぶ人もいるだろうし、そうでない人がいても不思議はない。第一ご本人の健康は果たして後3年の激務に耐えうるのだろうか?多治見市の小学生ではないが自愛を祈るばかりだ。

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