2018年7月12日木曜日

身体も財布もどこまで持つかだ

少し前に書いたと思うが最近右肩が不自由になったので、先ず整形外科を受診した。慶應ご出身の先生で丁寧な診察の後「根本的な治療法はありません。」とのことで1週間分の痛み止め等を処方して頂いた。この先生未だ50歳に届くかどうかだが、繁盛ぶりが凄い。半分以上のスペースがリハビリ専用スペースで老人が押すな押すなである。先生も「マッサージを受ければ大分楽になります。」とお薦め頂いたが、それは今まで週に1日通っていた整骨院に通った方がベターと考え、丁重にお断りした。

その整骨院で聞いた話では「この辺(板橋区大谷口)の人は、最近景気が良いと喜んでいるようですよ。株で儲けている人もいるかもしれませんが、普通のご商売やサラリーマンでもそうみたいですよ。」いつも勤労者の実質賃金は下がるばかりと思っていたので、そんなことあり得るのかと半信半疑だったが、今朝の日経に『夏のボーナス調査(6月29日、最終集計)によると、全産業の1人当たりの税込み支給額(加重平均)は6年連続で増え、前年比4.2%増の83万755円だった。』とあり、新聞の見出しによると「夏ボーナス、半導体関連2社が260万円超え」だそうだ。

平均で250万円を超えると一時期の証券会社並みで、入社早々の女性でも100万近く、そこそこの管理職になると袋が縦における状態になるらしい。長女の亭主がその半導体関連で、元はNECの関連会社だったが、日本の半導体関連は全国的にどこも青息吐息で倒産の危機に直面。結局国の指導で統廃合が行われ、その整理の結果、婿殿の会社は名前が変わって生き延びてはいるが、それでも延命叶わなかった会社もある筈。その業界がボーナス調査のトップに挙げられるとは驚きモモノキだ。

今朝、我が家には介護保険料の決定通知が来て忌々しいが、いつも他人の不幸を蜜の味として喜んでいるが、たまには他人の幸福を祝福しよう。それにしても経済の話は難しい。特に仕事を離れているので、実世界の動向は皆目分からないし、マクロの話になると1兆2兆の話だから、話されている日本語の意味すら掴み兼ねるのが正直なところだ。どちらにせよ、こちらは先に述べたように、年間200万円強の年金財源から国への支払いやライフラインを維持する費用が幾ら掛かるかに、悩んでも仕方ないのに悩む毎日である。

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