何でこんなにゆっくりしてるか訳が分からぬが、やっと今日から国会が始まるとのこと。国民が政治のことなど忘れてくれるのを見計らっているとしか思えない。国民の暮らしはこの1年決して良くはなっていないだろう。先の選挙で落選した自民党議員はそれなりに居るが、自民党全体で見れば本気で反省しているとはとても思えない。この国会で企業献金禁止を決めれば少しは褒めてあげたいが、とてもそうはならないだろう。
政治家と言う職業はそれなりに結構な稼業なんだろう。少なくとも永田町の政治家たちが会合を開くのは何故かあの辺りにある高級ホテルと決まっている。部屋代やサービス料が幾らになるか知らぬが、何れにしても無駄遣いそのものに思えて仕方ない。国会に関する会議でしようと思えば、無料で使用できる部屋は掃いて捨てるほどある筈。なのに態々近くの高級ホテルに部屋を用意し、黒塗りの高級車を利用し、警護の警官まで引き連れて大名さながら、或いは吉原の花魁道中紛いのことをする神経が理解できない。
そろそろ本気で無駄遣いを排する決意があるなら、その辺から形を変えたらどうか。少なくとも最近の国会論議関係の報道は小生には単位金額大きすぎて理解不能だ。貧乏ゆえの邪推かもしれぬが、億円単位を超えて兆円の話が当たり前になってきている昨今、無駄遣いのスケールも相当大きくなってることだろう。昨日何かでチラリと読んで然もありなんと思ったのはアメリカの話。アメリカ議会で将来問題になりそうな話で、ウクライナへの軍事支援金の約半分は国内で誰かが横領してるとのこと。
勿論フェイク情報だろうが、武器支援だけで数兆円を使っているのだから、そんな話が出てくるのも仕方あるまい。武器の原価なんてものは検証のしようが無いだろう。日本が外国から買っている武器、ミサイルや航空機なんて奴も相当いい加減な積算で予算が組み立てられても誰も確認できぬだろう。政府は言うだろう「政府には財務省主計局があり、予算は相当厳しいチェックを受け、決算は国に会計検査院があってこれも厳しいチェックをしている。」
子供の頃から小遣いに関して相当厳しく育ってきたが、無駄遣いは今でも時々発生する。反省と同時に政治家に恨み節を言いたくなる。
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