2024年11月19日火曜日

冬の到来

 今朝は東京も10℃を下回り本格的な寒さとなった。昨日はブログを考える暇もないほどバタバタしてしまい、真にお恥ずかしい限り。今日書きたいテーマはメディア関係にするか世相とするか迷いながら書き始めている。日本だけのことか世界的傾向化はよく分からないが、アメリカの来年トランプ政権誕生にしても日本の兵庫県知事選挙で一旦世間の世論で追放されたかに見えた斎藤氏の再選でも、既存大手メディアの世論形成力が大きな変化を見せ始めてるような気がしてならぬ。

幸い小生は、事の善悪の判断に関しては余り新聞やテレビを信じないように努力しているので今回の成り行きをそんなに心配はしていない。斎藤氏がそうだとは言わないが、昔から世間で極悪人とされた人間が後の世に名誉を回復した例は枚挙にいとまがない。子供時代には「徳川家康なんて奴は・・・」なんて耳にタコができるほど聞いた記憶があるし、足利尊氏も悪人だったと言う説も昔からある。日本皇室のことを思えば南北朝時代のことになれば、豊臣と徳川以上に好き嫌いが分かれるのはしかたあるまい。幸い現代日本の場合、大手メディアの好き嫌い傾向はどこも似たようなものだ。

朝日・毎日・東京(中日)系統と産経、それに立ち位置が少し解りにくい読売。何れにしても社風又は立ち位置が微妙に異なっていることは昔も今も大差無さそうだ。今はむしろ新聞よりテレビ放送。残念ながらラジオを聞かないのでこれがよく分からないが、テレビ放送局も元を質せばラジオ局だから系統毎に特色はあるかもしれない。従ってそのことは措くとして、問題はNHK。この性格が少し解りにくい。政府からもお金が入っているので、政府に逆らえない事情は理解するにしても、公益性を思えば、もう少し調査報道があって然るべきだ。

閑話休題:本当はこちらの方が身につまされる話だ。日刊ゲンダイからタイトルを借りる。「怒濤の増税ラッシュ」国民民主党が火をつけた103万円の壁問題。税金の話は複雑で庶民には縁遠い話とされているが、政府や政党の<税制調査会>議論に火が付き、マスコミが取り上げ始めている。話が1年前に遡るが、アメリカ政府の命令で岸田政権は防衛予算の大幅増額に踏み切った。5年がかりとの仕掛けも解りにくいが、お金が天から降って来るはずは無い。いろいろな増税案が一旦口か出たが、野党・マスコミの反発もあり一旦は引っ込められている。しかし来年度からこれがものの見事に復活しそうとのこと。財布のひもを締めようにももう後が無い我が暮らし。同様の人も多い筈。

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