2024年11月23日土曜日

スマホと人類

 ここ何年かは忘れたが、携帯電話とパソコン機能が一体化したスマホなるものが登場して以来人間の思考と生活様式が著しく変化してるように思う。歩行しながら利用するのは細長い携帯電話時代かも知らぬが、電車の中でスマホに見入る人、指先で操作している人、鏡代わりに見ながら化粧直しをする人兎に角はやり始める前に他界した人たちがあの世から見てびっくり仰天しているに違いない。

そうは言っても行動は個人の自由、他人が文句言うべきではないだろう。ただ自分が不器用なため<ながらXXX>が出来ないだけのことかもしれぬ。しかし首相の石破氏までが首脳会議の席上でスマホに見入っていたとは驚いたのも事実。報道でも大分非難の声が大きい。ペルーやブラジルまで行ってスマホでどんな情報が確認できるか知らぬ。推測するに日本から電話代わりに重要な案件が多数直接届いていたとは思う。

しかし石破氏の席まで挨拶に立ち寄ってくれた外国の首脳に対し座ったままでの握手。いくら重要案件のやり取り途中であろうとあまりに非礼、いや無礼かもしれぬ。故に首相の外交成果はガタ落ち、今朝の報道(確かテレビ朝日グッドモーニングだったと思う)では30点くらいと酷評されていた。

首脳同士が直接対面できる折角の機会、昨日のブログで40歳当時の大相撲北の富士関との出会いを書いたが、長い人生の中で対面での出会いは、それがたとえ数分であっても互いに大きな印象を交換するものだ。そこが分からぬほどであれば酷評されるのはやむを得ないだろう。小生もテレビで観ながらそう思った。特に印象に残っているのはスマホの一件ではないが、中国習近平主席との初対面での握手。相手の目も見ず、何故か仏頂面。あれはどう見ても頂けない。大分反省を要しそうだ。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

毎日新聞から
https://mainichi.jp/articles/20241120/k00/00m/030/304000c
元駐米大使の杉山晋輔・早稲田大特命教授は取材に「石破首相はプロトコル(外交儀礼)から外れたことはやっていない。首脳が数十人集まる会議の前には、初めて会う首脳の席にあいさつが殺到するもので、座ったままあいさつしただけで相手国の心証が悪くなるとは考えられない」と述べ、石破氏を擁護した。

とのことです。
兵庫県知事選挙では、大手マスコミの記事を鵜呑みした人の判断に反した結果になりました。マスコミはSNSのせいにしていますが、真実は何でしょうか。
紙には裏と表があり、四角い豆腐も切様で丸くとも言います。

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
何時もコメントを有り難うございます。
ものごとにはつに裏と表があることを承知すべきとのご忠告、有難うございます。
更に歳のせいでもないでしょが、私の勘違いも多くなってきてるようです。