2025年10月31日金曜日

昼飯談義

 外国の通貨に比べて円の価値がどんどん下がっているので外国人にすれば大喜びの筈だが、街に出てみるとそうでもない。普段よくいく安い飯屋に居合わせる外国人が最近は目につく。今日昼めしを食った千川の松屋、小生と同様に安い牛丼を食っていた青年がいたし、先日は池袋の西口広場に面したこれまた安いラーメンが定番の日高屋で明らかに二人は旅行者一人が案内役らしき白人の3人連れ。皆カウンターに据え付けられている椅子が可哀そうに思える巨体の持ち主。

この店のタブレットは正面に据え付けになっていて外すことが出来ない。小生も気に入らぬが、やっとの思いで五目ラーメン+3個餃子の合計870円也を注文できた。小生の直前で並んでいた白人の3人には若い女性の店員が一人ずつ注文を聞いてタブレットを操作している。店員さんは名札までは見えなかったので日本人であるか外国人かは分からなかったが、数分で無事注文が出来たようだ。今日の松屋はセルフサービスが前提なので、旅行者にはチト無理だろうが、日高屋の方は店員の教育がしっかりしている。

日本語は覚束なくても構わない。サービス精神をきちんと教え込めば客は自ずと着いて来るのだろう。松屋は完全な食堂で真夏でもないと昼飯でビールを注文する客は殆ど見かけない。客の5割以上が仕事途中の職人であることが多い。日高屋は昼でもビールを飲む客を多く見受ける。そのせいで味は日高屋の方がやや濃いめだ。どちらの店ももうワンコインで飯を食うことは出来なくなっている。今日の昼飯は牛めし定食に半熟卵1個で670円だった。

2025年10月30日木曜日

サイバー攻撃

 都心に居れば熊の被害は忘れても良いが、大手企業が狙われているサイバー攻撃は個人だから忘れて良いわけではなさそうだ。パソコンには一応セキュリティソフト入れてあり、毎日のように攻撃を撃退したとの報告が入っている。攻撃側は特定の企業や個人ばかりを狙うわけでもなかろう。アサヒビールなどは特定だったかもしれぬが、アスクル等は特定でなかった可能性はどうだろう?どっちにしても専門知識が無いので何とも言えぬが、用心するに越すはない。サイバー攻撃は、一度にアタックする相手の数はコスト的にも手間としても同じだと思う。

東京に集中している官庁はどのような防衛策を講じているか知らぬが、警察関係省庁、防衛関係省庁等ではデータの持ち出しを含め厳密な警戒をしていると思うが、用心しすぎることはない。用心に用心を重ねてほしい。金融機関も同じこと、都市銀行合併時には様々な問題が発生したことが思い出されるが、最近は我が故郷の長野もそうだが、地方銀行の合併が進んでいる。システム屋さんは稼ぎ場で結構だろうが、個人情報漏洩だけは無いよう頑張ってもらいたい。

幸い日本は官庁の誕生はあっても閉鎖は少ない。アメリカのように数か月も担当者が居なくなってしまったり、役所が閉鎖されっぱなしなんて時はシステム管理がどうなっているのか?余計お世話だが少し気になった。

2025年10月29日水曜日

無知学

 これまで知らなかったことに「無知学」なるものがある。心理学の一種のようだが知って大いに感ずるところがある。曰く「自分の認知の癖を知ることが大事」認知バイアスとのことで、見たいものを見て信じたいものを信じてしまう。言われてみれば確かにそうだ。人は集団化するとそこに埋没して冷静な判断力が失われることになるらしい。ならば政治家などは皆冷静さを失ってるかもしれぬ。面白い学問があるものだ。

面白いので更に付け加える「研究によれば、社会的に優位な立場にある人は自分たちの特権性を十分認識できない構造がある。」以上今朝の朝日新聞に掲載された、科学史研究家鶴田想人氏へのインタビュー記事からの引用だから悪しからず。

この記事を読むまでも無く知らないことは山ほどあって、それを少しでも減らすことができれば嬉しいことだ。今朝は少し冷え込んだが初冬なれば仕方ない、ことくらいは分かる。しかし来る冬の気温や風雪のことについては別の専門家に聞かねばならない。無知とは少し違うが、昔はボケと言ったことを最近は認知と言い慣わす。この理屈が解りにくい。

首相が自身の所信を述べたまでは良いが、それに対する質問を受け付けずに国会をほったらかして外国に行ったり、国賓級の客人をオモテナシして、国会の外で自画自賛を含め、やたら形容詞の最上級を引用する発言を連発している。首相の発言を分かり易いと言う人もいるが、小生にはピンとこない発言が多い。こちらか発言者のどちらかが認知症かな。

2025年10月28日火曜日

これが日本では

家内が他界するまで株とは全く無縁だったが、家内が松竹と東武の株を持っていたことは知っていた。松竹の映画館の無料パスや東武百貨店で書籍を購入する時に割引券を持たせてもらったりしたからだ。その名残で現在でも僅かな投資信託は持っている。投資信託以外の株はいつの間にかゼロになっている。従って今の株高や金の価格高騰とは残念ながら無縁だ。

それにしても株高は日本だけでなく世界的傾向とのこと。どこの国の政府も日本のように国民に投資を呼び掛けているのかもしれぬ。だが小生の体内には旧信州松代藩の武士の血が八分の一程流れているので、銭金の損得勘定を嫌うところがあるようだ。銭金で身体が健康になるなら良いがそうはいかぬことは、健康オタクの小生でなくても分かるのではと思ったりするが、案外そうでもないかな。

俚諺に<山高ければ谷深し>譬えもあるし、株高は良しとしても円がこうまで安くなると食料以外にも海外依存度の高い日本では物価の高騰に拍車が掛かり、我が暮らしは益々じり貧の道を辿らざるを得まい。昨日から世界一のホラ吹き男アメリカ大統領閣下が訪日されている。本気かどうか知らぬが、報道によればお土産に金箔を張ったゴルフボールを用意したいなんてことが聞こえてきた。冗談にしても余りに下品で嫌気がさす。

昔から伝わる太田道灌に因む伝説、雨宿りに来た彼に貧乏所帯の少女が「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」と山吹の一枝を差し出したことを思い出す。 

2025年10月27日月曜日

確信犯マスコミ

 インターネット上に多く見られる無責任な情報と異なり、新聞やテレビラジオなど放送のマスコミには市民に対して正確な報道と同時に、小生のように無知な市民を啓蒙啓発する責任もある筈だ。そこで問いたいのが先週から続いている高市首相のトップスピードと言われる外交姿勢。何故アセアンの参加国でもないのにマレーシアのクアランプール迄出向く必要があったのか?マレーシア政府から特別な招待があったとすればいつのことだろうか?マスコミはそう言ったことを発表する義務があると思う。付言するとアメリカも参加国ではないが、トランプ大統領はタイとカンボジャの国境紛争終結に関与している。

更にマスコミは「中国を念頭に・・・」なる枕詞を多用するが、これが本当に必要かどうか吟味したうえでの使用が必要だろう。数年前に他界されたようだが、一昔前に活躍されたジャーナリスト竹村健一氏が「日本の常識は世界の非常識」と名言を発表されている。必ずしもそうだとは言い切れないところもあるだろうが、現在のマスコミ中国嫌いは少し行き過ぎだ。中国が共産党の独裁国家であることには異論の余地が無い。

しかし民主主語を唱える国家だって似たような政治体制をとるのは当たり前の昨今。どちらも嘘つきの競争をしているような気がしてならぬ。アメリカの関税問題なんかを取り上げ始めれば切りが無いから今日は措く。中心話題に戻って最後に一言。日本では世界文明発祥の地をエジプトナイル川流域・メソポタミアチグリスユーフラティス川流域・インドインダス川流域・中国黄河流域の4か所と教えるが、トルコ周辺には2千年よりはるか前の5千年くらい前の古代文明の遺跡が多数あるとのこと。児童に4大文明論を全国的に教えているのは日本だけらしい。

2025年10月26日日曜日

テレビも良きもの

 昨夜はまた風呂場で大失敗、7:30から恒例高校同期生リモート懇談があるので、その前に食事を済まし、まだ1時間以上あると風呂に入ったのが間違いのもと。いい気持ちで浸っているうちに意識がどうにかしたのだろう、気がつくと半分溺れかけていた。慌てて飛び出したが、20分近い大遅刻。本当にご粗末な話だ。

世の中こちらの思うようには事が運ばないことが多い。でもそれはこちらの考えが間違っているからきっとそうなのだと思いなした。すると何となく合点がいった。つまらぬ時や悲しい時には、愉快なことを思い出すのも良いだろう。幸い自宅のテレビ、ここには昔であれば映画館とか演芸場に足を運ばねば味わえなかった多くの楽しみが詰まっている。日曜日の「演芸図鑑」もそうだ。放送時刻が5:20と少し早いが、朝飯の支度をしながらいつも楽しんでいる。

先週までは司会者が落語家の古手だったが、今朝から講談師の神田伯山氏、目下売り出しの若手とは言えないが、これまでの落語家に比べれば歯切れが良くて気持ちが良い。日曜日の朝はこの外に和歌や俳句の時間を観るのも楽しみの一つ。今朝俳句の時間に出演していたモーリー・ロバートソンさん、日本で活躍している米国籍のタレントとのことだが、なまじの日本人より日本人らしい。

今日天気が悪いので家に閉じこもって午前中はブログの下書き、午後はやはりNHK囲碁トーナメントを楽しみ、それから出掛けることにしたい。

2025年10月25日土曜日

望ましい日本

 強くて豊かな国家、或いは世界の真ん中で聳える国家なんて国家はまっぴらごめんだ。どうすればそんなアホな世界観になるのだろう?もともと日本は西洋から見たら東海に浮かぶ小さな島国。倭寇なんて呼ばれた無法者が居た時代もあったようだが、そんな時代に逆戻りしてもらっては困る。80年前に誕生した煙草「Peace」のような国家であってほしいものだ。

そもそも「安全保障環境」なんて言葉も戴けない。それが厳しいなら国民は防空壕をどこに求めたらよいか教えてよだ。

2025年10月24日金曜日

理解を超える

 今朝不思議な夢を見た。誰でも毎朝夢を見るのだろうか?googleのAI・Geminiに聞いてみたら「ご質問ありがとうございます。夢に関する興味深いテーマですね。結論から言うと、人は通常、毎晩夢を見ています。ただし、毎朝その夢を覚えているかどうかは別問題です。」小生はどちらかと言えば、起床してから暫く夢心地と言うか記憶していることが結構あるように思う。現実社会で夢が実現しないことが多いので神さまのご配慮かもしれぬ。

人間以外の動物はどうなっているのだろう?こればかりはどんな偉い先生でも解明できぬような気がする。ともあれ人間は面白い生き物であることだけは言える。脳の働きに関してもう一つ思うのは足の運動と脳の関係。ブログなんかも大体書き終わってひと歩きしてから読み直すと、おかしな表現、間違いなんかに気づくことが多い。これは足の運動との関係でなく、単に時間差の問題かもしれない。

時間は余命少ない小生には貴重な資源或いは財産でもある。有効に活用するにはどうすべきか、なんてことも考えるが自分では適切な回答を得ることが出来ない。最近思っているのは焦らない事、毎日思い付きで生きてるようなものだが、それはそれで仕方あるまい。もがき苦しんでも今更どうにもならない。今日は珍しく朝から好天、昨日は富士山頂に初冠雪で何でも平年に比べて3週間遅れとの報道。自然だって時にこんな現象が起きるのだから、人間社会に何が起きても不思議は無い。ローマ法王と敵対関係だったかどうかは兎も角、英国国教会のトップ英国チャールズ国王夫妻がバチカンのシステナ礼拝堂で共に祈ったそうだ。

これで世界が少し平和になれば結構だが、果たしてどうなるのだろう?

2025年10月23日木曜日

スマホ全盛期だ

 午後から少し暖かくなってはきたがやはり霜降、季節は巡って来る。スキー場のリフトに椅子の取り付けが始まるニュースを観て心が躍った時代は遥か昔のこと。冬来たりなば春遠からじに期待してしまう今日この頃。政府が一生懸命吹きまくっている物価高対策は本当に効果がいつ出てくるのだろう。株屋さんの情報は知らぬが、インフレを懸念する声が多いようだ。

買い物もごく基本的な食材が中心だし、ボロを着続けているので衣料品は殆ど買わない。外食は欠かせないが値上がりは意外なところに出てくる。もう大分前からになると思うが、買い物の度に取られる袋代。時には3円、5円とささやかな金額なので余り気にはならぬが、塵も積もれば山の譬えだ。ショッピングバッグを持ち歩くべきかもしれぬ。光熱費や水道料金などの公共料金もじわじわと上がっている。

あまり使わないが通信費のスマホ料金が機種を切り替えないと今月だったか来月からだったか覚えていないが、兎に角数千円上がると言われていたので、昨日auショップまで行って機種交換をした。でも、なんだかんだと言われて月額千円くらいは高くなりそうな気配。その上データ移行等々で大変時間をロス。夕食を外食して帰宅したら既に9時近く。煽りを受けて今朝は起床が通常より30分近く遅くなってしまった。

更に、先ほど気づいたのが歩数計アプリが動いていない事。auのスマホには歩数計機能が無いので、前の機種から無料アプリを使っている。昨日目の前で「このようにコピー移動しました。」と言われてつい信用してしまった。しかし先ほど自分でやってみると、新機種に機能は移動できているが、新たに一から設定し直さないと動かないらしい。店員さんにすれば当然だろうが自社製品でないからそこまで面倒は見切れないと言うことだと思う。

どうやら自宅で落ち着いて設定できたのでホッとしている。それにしても毎日地下鉄に乗って思うのは世の老若男女、何と多くの人がスマホに見入っていることかだ。確かにその気になれば情報は無限とも言えるほどあるだろうが、そんなに情報を入れたら頭が混乱するばかりではないかな?

2025年10月22日水曜日

我慢と辛抱

 新しい内閣の発足で、日本国民の大部分が<明るく豊かな国>への希望に満ちているとしたら結構なことだ。<>内は近くに貼ってある自民党衆議院議員先生のポスターから借用させてもらった。小生元来のへそ曲がりで、誰にとっても明るい未来なんか来たためしなんかある筈が無いだろうと思っている。しかし振り返れば、素晴らしい人生と思えるので不思議なものだ。

このところ国家感なる言葉がはやるが、人は残念ながら生まれてすぐ国家に隷属せざるを得ない運命を背負っている。国家は人を幸せにするようなことを言う人が多いが、本当だろうか?国家は国民から常に税金を召し上げ、その何分の一かの<おこぼれ>を国民のために費やすと言っている。小生はそのおこぼれ、年金をいち早く頂戴すべく、55歳の春からもう30年以上貰い続けている次第だ。長生きしたので、ひょっとすると納めた年貢より貰い分が多くなっている可能性もあろうが、頭の良い高級官僚計算内のことだから、そう簡単に収支は合わぬだろう。

従って、産まれた時から死ぬまで人生は我慢辛抱の連続で仕方あるまい。85歳も半分以上過ぎた現在だ、三途の川が目前だから我慢辛抱も後ほんのわずかのこと。昨日も少し触れたが政治家の言葉に迷わされず倹約に努めている。昨夜来の雨が終日続き、うすら寒い日になるだろうか、明日になれば再びお天気とのこと。人生山と川の連続で休息の日は無いと思った方が良さそうだ。

2025年10月21日火曜日

秋も終わりだ

 今日は日本初の女性首相内閣の発足が確実となった。先ずはお祝いを述べたい。初物は常に貴重な事物だ。待ち望んだ臨時国会の日程は21日に招集、12月17日までの58日間とのこと。ここからが問題で、自維連立でいろいろ約束されたことも多く、野党側からはそれ以上に緊急の要求が突き付けられている。更には目の前にはアメリカ・トランプ大統領の訪日も3日間と決まったようでもある。その中で今年度の補正予算を編成するのだから、霞が関官僚は来年度予算と補正予算案2件を同時に成立させねばならない。官僚と政治家の日程が窮屈であることは十分理解得きる。

書いてしまえば簡単そうに見えるが、実際は時間が幾らあっても足りない思いの官僚が多いだろう。維新側が一丁目一番地と言う衆議院議員50人削減なんて法律が本当に出来るのだろうか?比例区議員を減らすなんて言っているが、公明党や共産党のように比例区に大きく依存している党が「はい承知しました」なんて言う筈が無いことは誰でも知っている。高市総裁の指導力が党内でどの程度か分からないが、反対は野党からだけではあるまい。党内からさえ反対する人数が少なくないと報道は伝えている。

一方で年末を控える国民の多くは何を考えているのだろう?日程云々は無関係だろうが、まさか株価が上がって結構だとか、お節料理をどこから買おうとか優雅なことを考える人ばかりではあるまい。中には年末の賞与すら無い人も少なくない筈。小生はもう何時お招きが来ても仕方ないと思いつつ、身を慎み中国の人民ではないが贅沢をせず(国家主席が習近平氏が全国民に向け号令を発している)健康を維持する方策を模索する毎日だ。それにしても今日は北海道や東北の一部には雪が積もり、東京も大分冷え込んだ。つい先日までの暑さが嘘のようだ。

2025年10月20日月曜日

不安の感じ方

 自慢は出来ないが物覚えが悪くて多くのことを記憶できない。古い記憶は持っていて役に立つこともあろうが、本当に必要か否かの判断が難しい。図書なんかも同じかもしれぬ背表紙だけでは何の役にも立たぬだろう。第一最最近は言葉やモノ価値判断が激しいから、辞書辞典でさえどのくらい役に立つか分からない。いっそ分からないことはネットで検索して調べる方がずっと早いような気がする。

その点パソコンは大したものだ。どういったサイクルか知らぬが、突然プログラムを変更しますと言ってくる。当然開いているファイルを一旦保存してOKを出すと、全体が一旦初期化されてプログラムが更新され5分と経たずに再起動される。生身の人間はそうはいかない。どんなに医学が進歩しても、それまで学習してきた知見、経験はそのまま新プログラムで稼働させるなんて芸当は不可能。

あまり機械を信用せず利用範囲も狭いが、本気で取り込むことができたらもっと豊かな人生になっていたかもしれぬ。後悔先に立たずだ。日本企業の業績が上向いているのかもしれぬが、株価が上昇しているとのこと。素人の小生には理由がピンと来ない。寧ろ先行きに不安感を持つ経営者の方が普通かと思ってしまうが、これが機械を本当に信用している人の違いだろう。

現在15:30自民と維新の連立合意は午後6時以降になるらしい。

2025年10月19日日曜日

面倒でも

 毎日が愉快であればそれに越したことはないが、そう毎日とはなかなかうまくは行かないだろう。もちろん小生も同じこと、不都合であったことは出来るだけ忘れるように務めている。それにはやはり睡眠が大切だと思う。一晩で昨日までの不愉快なことはさっぱり忘れて、今日はしっかりやるべきこと思い出すようにしている。昨夜は友人とのリモート懇で「これから暫くは引っ越し準備で忙しくなるだろうから、必要と思われることをしっかり書き出すとよい。」とアドバイスをされた。

友人の言う通りだ。面倒くさくてもしなければならぬことがたくさん出てきた。足を運ばねばならぬところも大分ある。先ずは転出手続きの区役所、一人の友人が言うには「マイナンバーカードの手続きが終われば、手間が大分省略されるだろう。」別の友人は「そう簡単には行くまい。各自治体は独自のネットを形成しているので、豊島区と世田谷区のネットが相互に乗り入れているとは考えにくいよ。」小生にはもちろん想像もできない。先ずは転出届のため豊島区役所に行ってみるしかない。面倒でも自分のことだ。


2025年10月18日土曜日

先行きが少しずつ?

 昨日に続いて気持ち良い秋晴れ。特段の思いは何も無く、ただ只管歩くのみ、天気が良ければ出来るだけ歩く、一種の健康法だ。来週は臨時国会が召集されて高市内閣が出来るらしい。小泉進次郎氏が防衛相と取りざたされている。個人的には気に入らぬが、日本の防衛省なんてアメリカ戦争省のの丸抱え、換言すれば下請けのようなものだから仕方ないとしよう。

高市新執行部も行き掛り上、維新の会との間でいろいろな約束をさせられている。来る臨時国会かその次の通常国会か分からぬが、近い将来に又総選挙があるだろう。満を期してる人も戦々恐々の人も準備に余念は無いと思うが、何と言っても公明党が野党になっているので結果が見ものだ。

2025年10月17日金曜日

選択肢と意思決定

 久しぶりの秋晴れで気持ちが良い。最近の報道を観ているとAIと言う言葉が毎日のように出てくる。日本語に訳すと人工知能と言うことになるが、そんなにありがたいものかどうか大いに疑問を感じてしまう。何でもパソコンに譬えれば数千台を繋ぎ合わせて膨大な計算処理をさせて解を導き出す装置らしい。しかし人工知能と言ったところで拳大にも及ばない大きさらしい人間の脳の働きにはとても及ばないだろう。子供の頃小生も欲しいと思った百科事典なるものがあるが、あれに棒を振った程度の物としか思えない。

利用の仕方を知らず、利用したことが無いから悔し紛れに言ってるかも知らぬが、小生にとっては選択肢が多いことは余り有り難いと思わない。選択肢が少ない方が意思決定ががしやすいことは言うまでもないこと。朝起きてから夜寝るまで出来るだけ選択肢の少ない生活をおくりたいものだ。

閑話休題:大相撲が30何年かぶりでロンドンで5日間の興行を行っていて歓迎されてるようだ。何でもロイヤル・アルバート・ホールなる会場に特設の土俵が組まれ客席満杯の5千人が押し寄せているとのこと、嬉しいことだし、関係者も喜んでいるに違いない。それにしても地方巡業では地元の興行師が勧進元となって準備を整えるとしたものだろうが、外国の場合どういった組織がそれを引き受けるのだろう?まさかロンドンにもそんな親分らしき人物は居るとも思えないが、ひょっとすると居るのかもしれない。但し、イギリスにはアマチュア団体「ブリティッシュ相撲連盟」があって、40年の歴史があるそうだ。事務局長さんが言うには勝負が早いのが魅力らしい。確かにオリンピック種目になったボクシングとは大分違う。

2025年10月16日木曜日

テレビ番組の責任

季節の変わり目のせいかもしれぬが昨日は頭がまともに機能せず、ブログさえ書くことが出来なかった。今日も天気ははっきりしないが少し整理がつきそうだ。昨日真っ先に思ったのはテレビ報道のいい加減さを指摘したかった。だがどこから書き始めたものか知恵が回らなったとも言える。今年はノーベル賞受賞者が2人も発表されたのだから、日本人の資質と言うか巷間には優秀な人材がいて、そういった人たちはコツコツ研鑽を重ねている。しかしマスコミ特にテレビ業界は、数十年来己を省りみることなく堕落しているように思えてならない。

別に国民の蒙を啓けとまでは言わぬから娯楽提供は結構だ。しかし昔からある社会情報番組と報道番組に関してはもう少し日々の検証を厳しくしてほしいものだ。報道や論説委員の成れの果ての人物が番組の司会や解説に登場するのは仕方ないだろうが、彼らが毎日の変化にきちんと対応できているかどうか大いに疑問がある。日本政治は近年与党自民党の基盤が緩むと言いう大きな問題に直面している。その遠因はどこにあるのか、誰にも迂闊には答えが出せないだろう。

とすれば、それを十分検証した結果が反映されないまま番組が作られると視聴者は混乱するばかりだ。何故こんなことを書くか、小生半分野次馬根性からではあるが、このブログでも度々政治問題を書いてきた。しかしど素人の悲しさで与党自民党の悪口は大分書いてきたが、連立していた公明党については知識が無いに等しい。知っているのは母体が創価学会であるので、共産党と同じくらい組織がしっかりしていることぐらいだ。

しかし昨年の衆院選で石井啓一代表が落選と言う大事件が起きた。これがそもそもの発端で組織の弱体化が内部で問題になったのだろう。マスコミは毎日取材しているのだから当然内部事情はよく知っている筈。今回自民党との連立を解消した斉藤鉄夫氏も経歴は石井氏とよく似ている。テレビは斉藤氏に関しては手切れの仕方は悪いようなことを言い散らして騒ぐが、目の付け所が常に自民党寄り、小生別に公明党員ではないし、ファンでもないが公明党の指導部はインテリ揃いであることは、認めざるを得ない。

大昔テレビ制作に少し関わった恥ずべき経験を持つ者として現代の関係者に警告したい。政治問題を娯楽番組と混同してはいけない。

2025年10月15日水曜日

休みます

頭がボーとして考えが纏まらないので今日はブログ書きを休みにします。悪しからず。

2025年10月14日火曜日

秋風吹く日本

 ここ数日季節外れの台風が2回にわたって日本を直撃、大騒ぎになったが東京と言っても八丈島方面だけの被害で日本から離れてくれた。少なくとも東京では雨もほとんど降らず強風も吹かずに済んでいる。代わりに夜の冷えが秋の深まりを思わせる。国内では相変わらず自民党の混乱が収まらず、全員で「働いて、働いて、・・・」と張り切って呼びかけていた高市新総裁だが、自民党政治家諸氏も働くどころではなさそうだ。見えるのは総裁選挙をやり直すべきだとか、ピント外れの意見ばかり。政治に疎いボケ老人には理解し難いことだ。

一方の野党側も根性の定まらない御仁ばかりで、筆頭が元大蔵(財務)官僚の玉木雄一郎氏。元兄貴分に当たる立憲の野田代表から総理にしてやると言われ、喜べばいいものを基本理念の不一致とか何とかごねている。自惚れが過ぎてとても総理の器ではない。

一方世界は大きく動いている。昨日から今朝にかけて世界の耳目は中東イスラエルとパレスティナ問題に集中している。断っておくが、小生には2年前に発生した事件もその後のイスラエルによるガザの破壊も昨日の一件も意味が全く分からない。それは措くとして、昨夜エジプトで行われたガザ和平に関する首脳級会合にはアメリカのトランプ大統領はじめヨーロッパ中東やアジアからはインドネシアの代表も参加している。日本も招待されていたようで、背景に飾られた参加国の国旗には日の丸もあったとのこと。しかし日本からは首脳級が参加した形跡は無い。外務省も日本は誰が首脳か分からないから当然だろう。

俗にG7とかG20とか、GDP世界第3位と言われ、日本は世界の主要国かと思っていたが、多くの外国人から見ると案外にそうではないかもしれぬ。日本はもう東洋の小国、人口では韓国の倍以上、野球やサッカーでは世界で活躍しているし、今年はノーベル賞受賞科学者が二人も出た。しかし経済や世界政治の面ではさっぱりだ。

2025年10月13日月曜日

ケジメの無さ

 最近の政治混乱を見るにつけ思うのは、政治家の全てが国民全体を無視しすぎていること。多くの国民が荒海で漂流、或いは乗っている飛行機がダッチロールしているような不安感を持っても仕方ない。政治には大した関心が無くても物価の高騰、或いは株価の乱高下等々、自然災害の襲来を恐れるのと似た気分で居ることだろう。長らく政権を握ってきた自民党には麻生氏以外にも長老と呼ばれる政治家がいる。

主に首相経験者、福田康夫氏のように息子に代を譲って以降一切口を出さない人も中にはいるが、安倍氏以来首相に一度なりながら、未だに議席を有している政治家は菅義偉氏、岸田文雄氏、石破茂氏の三人、他に面白くないのが小泉純一郎氏もそうだ。出来悪の息子を操って何かとチョッカイを出している感じが濃厚。総理ではないが、山崎拓氏なんかも未だにテレビで能書きを垂れている。これらの人々は門前に竹矢来でも組んで蟄居謹慎し、政治向き記者のインタビュー断るべきだと思う。

自身の現役生活を顧みれば恥ずかしくて国民に顔向けできぬだろうに。現役も現役、息子みたい年頃の小泉進次郎なんて若者に党内混乱の責任なるものを問われて辞任に追い込まれた石破茂氏、国民は既に辞任表明の日付を記憶していないだろう。小生も思い出せなかったのでネットで確認、1ヵ月以上前の9月7日だった。その後党内意見を正確に測るためフルスペックと称する選挙まで行って、約1週間前に高市氏が後任に選ばれたわけだ。

しかし党内は一向に纏まらない。野党が喜んだと報じられているが、野党とてそう急に国民の支持が出てくるものでもない筈。兎に角中途半端が一番始末に悪い。今年度も既に半分を過ぎてしまった。来年度以降国家が曲がり角を曲がるならそれでも結構。早いとこ国会を召集してケジメをつけるべきだ。

2025年10月12日日曜日

当面やるべきこと

 昨日も少し書いたが、一昨日の公明党の自民党との連立解消は政治面だけでなく、我々庶民の生活にもこれから暫く様々な影響を齎すことになるだろう。政治家の皆さんは当面の対応をどうするかで忙しいことだと思う。首相の外交日程なんて皆すっぽかしても良いが、臨時国会を早く開いて首相だけは早く決めてもらいたいが、20日と言われている臨時国会召集も決まるのは連休明けの話だ。

どういった形で首相が決まるか未だに明確なことを言う評論家はいない。高市早苗氏が首相になれるかどうかでさえ未だふらついている。仮に高市氏以外がなっても極めて短期しか持たないのだから、全会一致で高市氏に一旦首相になってもらい、通常国会開催前に内閣不信任案を提出して早々に選挙をしたらどうか?来年度予算は当然暫定でいく。景気は落ち込むだろうが、日本を立て直すにはその方が早いのでhないだろうか。

朝晩のテレビが毎日天気予報ばかりでは面白くない。

2025年10月11日土曜日

意味不明な演説

 昨日は公明党が自民党との連立解消を発表して政治的には大きな騒動が起こった。これが日本の将来に如何なる影響を及ぼすのか、分かる人は少ないだろう。登り続けていた株価が急激に下がり始めたりしているが、序に物価も下がってくれれば年金暮らしの小生には有り難いが、どうなることやらだ。この問題は措くとして、この騒ぎの中不思議なことにNHKは4時以降になってもこの問題を取り上げることなく、平然とレギュラーの番組を流し続けていた。

5時過ぎにもういい加減しびれを切らして再度テレビをチェックすると、今度は石破茂氏が何かしゃべっている。何やら日本の近代史のような話をとくとくとしているので不思議な気持ちで何となく見てしまった。どうやら先の大戦がなぜ防げなかったかについて小中学生にでも教えるような言い方で話している。そう言えば朝のメールで元外務官僚の天木直人氏が書いていたのがこのことだと気がついた。

天木氏はメールのタイトルで「戦後80年見解を出すのに北岡伸一御用学者の了解を得ようとした石破首相のなさけなさ」と表現している。北岡伸一氏がどれ程情けない学者さんか、著書を一度も読んでいないので知らぬが、名前だけは聞いたことがあるように思う。それよりなにより、石破茂氏その人が年齢的には小生から見ればかなり年下の筈。先の大戦以前からの話を持ち出すには相当無理がありそうだ。

小生も偉そうなことは言えぬが、石破氏の指摘に「戦前は統帥権があって政治責任の所在が不明確だったが、現代は憲法下で文民統制が確立したので云々」との一説があって引っ掛かった。小生が思うに「待ってくれ、本当に現在文民統制が取られているかね?防衛相内で徐々に文民統制の形骸化を図り、最終的には憲法まで改正して自衛隊を軍隊にすべく、常に画策してきたのはあなたが自民党そのものだろう。」だ。

2025年10月10日金曜日

娯楽

 歳のせいだろうか、暑さが和らいだと言うより寒さを感じるような朝になった。気象予報が大騒ぎしていた台風22号は東京には影響ゼロでほっとしたが、23号が同じコースで接近してるとのこと。来週の木曜はまた心配しなくてはならぬかと少しがっかり。一昨日の午後久しぶりに日比谷の東京ビックサイトのIMAX上映館まで出向いて映画「ワンバトル・アフター・アナザー」を観た。

大迫力の映像と音量、ストーリーは荒唐無稽と言えなくも無いが、もともと映画は小説なんかと異なり、異次元の世界に入り込んで楽しむもの。100%楽しめた。小説繋がりでノーベル賞文学賞が決まったハンガリーの小説家は一時京都に在住経験がある人物らしい。

小説も嫌いではないが、ノーベル賞受賞と聞くと、どうも高尚過ぎて読まない方が無難に思ってしまう。今日は10日だから月刊文藝春秋発売日だ。週刊誌の方は8割がた読めるが、月刊となると購入しても5割も読めばお腹一杯。最近は1800円もするので買う時躊躇するがそれでも買ってしまうことが多い。

取り敢えず今日は天気も良さそうなので書店までは行ってみよう。

2025年10月9日木曜日

信念の欠如

 誰でも同じだと思うが、人は一晩眠れば考え方が変わることはよくあると思う。自民党総裁になった高市氏は余計そうだろう。タカ派と言われて上り詰めたものの、タカ派のままでは都合悪いことが沢山ある。自分自身を少しリベラル風に変えなきゃなんて思ってるに違いない。しかし高市氏の脳みそもノーベル賞受賞が決まった北川進氏が発見した金属有機構造体ではないので、そう簡単に自分の信念を極端に折り曲げることは難しいだろう。公明党とも会談を重ね、竹ひごをロウソクの火で炙りながら徐々に曲げるようにご自身の信念を曲げる努力をされているとは思うが、国会開催の目処がまだ立っていない。

首相の石破氏は長いこと首相の扱いを受けるので気分は悪くないだろうが、迷惑しているのは多くの国民。政治空白が収まらない。いつになったら公明党が自公連立を了承するのだろう?公明党も連立与党の一員であったお陰で党勢は兎も角、国土交通省を握っていたからだろうが、資産は相当増やしたに違いない。昔は信濃町一帯と言われていた創価学会・公明党地域はs数倍かもしれぬ、赤坂御用地から新宿通りの四谷3丁目まで拡大している。党内に「離脱なんて簡単に言うな」と強い反発が出るのもよく分かる。

この世に生を受けて80有余年、確たる信念を持たずに生きてきたので<信念>に関しては大きな疑問を持っている。高市氏にしても似たような者だろう。今は安倍晋三氏の秘蔵っ子、徹底した右派の政治家ともてはやされてはいるが、彼女の生き方を見れば相当な紆余曲折。気ままが甚だしい。今日発売の週刊文春(10/16号)に詳しく書かれている。頭も悪く無いし、度胸もあるが、如何せん親友と呼べる友人がいないかもしれない。最後に己の信念を書いておく、「他人、自分に対して嘘を極小化する」だ。

2025年10月8日水曜日

もう一つの安保問題

日本が戦争に巻き込まれないようにするためには、政治家の外国との対応が問題だ。その点アメリカ一辺倒の日本の政治家が頼りになるかどうか、少し心配はある。しかし直近80年間は何度か瀬戸際はありながら、何とか回避してきた。だから今後も安心するわけではないが、未来のことはもうあまり心配しても仕方がない。

寧ろ事実関係に照らして今後が気になるのは、見えない敵によるサイバー攻撃。アサヒビールを攻撃した相手は警視庁の発表では<キリン>なるサイバー集団で、キリンビールとは無関係だろう。3年ほど前から世界各地で同様の犯罪が繰り返されているとのこと。では正体を教えてほしいが、見破っているのかどうかだ。個人的には国籍等は解っていない可能性もある。昔は北朝鮮だとか中国だとか必ず国名が発表されていた気がするが、最近の犯罪集団は必ずしも国家の関与無しに発生する可能性も大いにありそうだ。

似たような社会現象ではオンライン賭博に関与する犯罪がある。具体的にはどんなことか理解できていないが、若い世代の犯罪で、聞くところでは中学生ぐらいの若者が関与してるケースもあるらしい。流石にこちらは大分検挙が進んでるようだ。だが、アサヒビールを襲った<キリン>は冗談のように聞こえるが実際は Qilinと自称してるので日本人ではないだろう。インターネットは企業活動にも大いに貢献するが、まかり間違えるとえらいことにもなるものだ。政府が安全保障問題として真剣に取り組んでくれるかどうかだが、現在のところは警察任せに思える。 

2025年10月7日火曜日

嬉しいニュース

 昨日のブログでもノーベル賞について触れたが、夕方久しぶりの明るいニュースが報じられた。言うまでも無いが坂口志文氏がノーベル生理学・医学賞の受賞決定のこと。氏は国際的賞を幾つも受賞されているし、国内でも既に文化勲章も受賞されているとのこと。知る人ぞ知る著名人なんだろう。滋賀県の出で京大医学部の出身、現在すでに74歳。学生時代から今回の受賞対象となった制御性T細胞の研究にずっと携わって来られたとのこと。飽きっぽくて学術研究には程遠い存在の小生だが心からの祝意を表したい。

氏は昨夜以来様々なインタビューを受けて応えられているが、小生にとって一番印象的だったことは、氏は常に感謝の念を真っ先に若い学生諸氏に向けられること。長い学究生活であれば当たり前と思う人も多いだろうが、普通の人には少し難しいのではなかろうか。不特定の多くの若者が奮起することを願って已まない。首なることが決まっている石破首相がわざとらしい電話をするなんて余計なことだ。それだったら高市新総裁の方がまだましだろう。

自分が爺のくせに年寄り嫌いの小生、テレビに元衆院議長の伊吹文明氏とか大島理森氏なんて人物が登場してくると気持ちが悪くなってチャンネルを切り替えてしまう癖がある、困ったものだ。

2025年10月6日月曜日

働き者

 もう何日待ったか知れぬが、未だに次期首相が決まらない。なのに、アメリのトランプ大統領訪日は益々現実味を帯びてきた。ボケ老人が心配することではないのだろう。

閑話休題:

自分でも働き者だと思っている。しかしよくしたもので、朝に相当しっかり食事をしても昼になれば腹はすくし、夕方になったらまた少し何か食いたくなる。食いだめが出来ないので少し不便でもあるし、不思議でもある。特に午前中は殆ど家に居て身体を動かしていないのに何故だろう?なんて考えていたら、ヒントを貰った。ヒントをくれたのは机の上にあった1冊の本、「思い出せない脳」だ。(参照:ブログ2023.6.24)

手っ取り早く言うと、能は体内機能の中で随一かどうかは分からないが物凄い働き者らしい。この本の中であったかどうかも記憶に無いが、吸収されるエネルギーの20%は脳内で消費されるとも言われている。大人しく机に向かって座っていてもネット碁なんかしてると腹がすくのも不思議は無いらしい。先月丸1日ネット碁に嵌って身体を崩したのも理由が分かる。この学説が正しいかどうか分からないが、何であれ過ぎるのは悪いに決まっている。

今週はノーベル賞が発表される週とのこと。昨年は平和賞だけで自然科学分野での受賞が無くちょっと寂しい気もある。日本の学術論文数が落ちているようだが、学者の皆さんには頑張ってほしい。他人のことで気安く言って申し訳ない。それにしてもノーベル委員会の先生方は1年間に幾つの論文を読むのだろうか?言語は全て英語で統一されているにしても凄い読書量だろう。改めて敬意を表したい。

2025年10月5日日曜日

次の総理

 古来日本のトップ天照大神は女性だったとの説が有力だから、現代社会で女性トップが出現しても不思議ではないかもだ。しかし昨日からのテレビで大騒ぎを観ながら政治家も楽ではなさそうだと思った。総裁選で敗れた他の4人は何れも男性、待てば伝統ある自民党のことだ、次の機会もあるだろう。高市新総裁のあいさつで聞いたことのない言葉<ワークライフバランス>が出てきたので調べると<仕事と生活の調和>で、これが現代社会では大事らしい。

小生現代人としてはちょっと無理がある古い人間なので、現役時代は<滅私奉公>が当たり前だった。だから高市氏のあいさつを聞いても別に感激は無い。心配なのは大勢の人に働いてもらうのは良いにしても、最初から大勢の人に約束するのはあまり賛成できない。大勢が働いても大勢が救われるとは限らないから、最初は余り大層なことを約束しない方が良いだろう。総裁、或いは総理になるだろうけれど人間一人でできることは案外少ない。

兎に角信頼できる人間を5人、手許に持つことが大事らしい。信頼するかしないかは別として、行き掛り上から麻生太郎氏を無視できないことは理解できる。しかし幹事長を麻生氏にとられてしまった以上、自分の裁量で内閣を動かすために官房長官に誰を持ってくるかが見どころになりそうだ。この人物は公明党との関係が相当深くないといけない。素人がいろいろ考えても仕方ないが、せめて1年以上内閣を維持するよう頑張ってもらいたい。

2025年10月4日土曜日

自民党新総裁

 今15:40、実は14時まで池袋のメトロポリタンホテルのレストランで、小生にとってはサラリーマン最後の会社で1年かそこら一緒に勤務し、それから後も何となく付き合いが続いている後輩と昼食。帰宅してから約二時間はテレビで自民党総裁選挙を観ていた。結果はご案内の通り初の女性総裁の誕生だ。彼女については何も知らないに等しく、新総裁の演説を聞いても何をしたいかよく分からない。総裁選を闘った相手候補もへらへらしているだけで意味ある発言は無い。

何となく安倍晋三氏に先祖返りの感じはあるが、周りを固めるスタッフも見えてこないので何も言いようが無い。月曜日にはすこし霧が晴れて何かが見えるかもしれないが、兎に角今日はこれ以上は書くことが出来ない。一つだけ言えるのは公明党が自公連立をどう裁くか、問題かもしれぬ。

2025年10月3日金曜日

ワクチン接種

 子供の頃から他人を説得するのが苦手で、故に喧嘩になったことが何度もある。今にして思うと他人にこちらの考えを理解してもらうには喧嘩をしても始まらない。あくまで言って聞かせることを心がけなくてはならない。今更遅い話だが、今日は珍しく掛かりつけ医の若い女医さんの先生に向かって、恐れながらもそれに似たことをしてしまった。先生の診断を受けるのは今日で確か2回目か3回目のこと。

先生のお母さんにもう長いこと世話になっていたが、今年の春からお母さんが自宅で孫の面倒を見ることにして、患者を娘さんが見る形になった訳だ。お母さん時代は通院は年に4回でが基本。その間に健康診断やワクチン接種などのイベントをどう組み込むかはこちらが判断していた。

今日はそのワクチン接種日。昨年同様に対新型コロナと対インフルエンザを左右の腕に同時に打ってもらった。この注射の前に医師の簡単な診断があるのは昨年同様、簡単に終わると思ったが世の中人が変われば様子も変わる。簡単には済まなかった。先生が「今日はワクチン接種といつものお薬ですね。」と言ったことに対し「薬はあだありますから結構です。」と応えたのが間違いの元だと思っているが。先生が8月にあった健康診断の結果を見直し始めた。お母さん先生から送付されてくると、クリニックからも同時に「説明するから来院してください。」との連絡が来て、面倒くさいが解説を聞きに態々行ったものだった。

今年はその連絡が無かったのでこれ幸いとほったらかしたのが祟り、あれこれ異常個所について言われてしまった。一つ一つ反論して古いデータを確認してもらいながらお医者さんを説得。先生からの質問もいろいろあって、最終的には次回来るときでいいからと、自宅で採尿して持参すること約束させられてしまった。専門家を相手にぼけ老人がした無駄な抵抗の結果だ。

2025年10月2日木曜日

追憶

大分秋らしくなってきた、そろそろ紅葉の季節だ。少し前であれば運動の季節とばかりに、里山ハイキングにでも行こうかと言うところだろうが、もうその気にはならない。やはり歳には逆らえない。秋晴れで少し暑いくらいの空を見上げて61年前の1964年10月10日を思い出している。当日開会式の入場券を父が折角送ってくれたのに、これをまだ得意先にもなっていなかった先の担当者に差し出し、自分は長野市に帰って冬場スキー場の小屋で兄貴分として慕っていた友人と一緒にパチンコ屋の店内にいた。

何故かモノクロテレビで、自衛隊機が5輪の輪を描いたのを漫然と見たような記憶がある。要するにその時はこの一大イベントにそんなに関心を持たなかったのだろう、昔から天邪鬼な子だ。しかし今日改めて当時の写真を観ていると、如何に凄いイベントであり、国内外に与えたインパクトがよく理解できる。GoogleのGeminiに聞くと、開催が決定したのは「1959年5月26日です」とのこと。

費用算段は措くとして僅か5年そこそこでよくもこのイベントを実行し、全世界から絶賛を浴びたことは容易に想像できる。代々木のスタジオこそ新建築だが、国立競技場は新築ではなく、改修で間に合わせている。競技の内容はよく記憶していないが、日本選手の活躍がどうであれ、海外から日本を初めて訪れた関係者は日本国の凄さ、町の美しさ、市民の礼儀正しさ、使用されている機材等が殆どメイド・イン・ジャパンであったことにはさぞ驚いたことだろう。

事実、このイベントのためには自民党をはじめとして政争を一時棚上げして一致協力したと歴史は伝えている。最近も同じ東京オリンピックが開催されたが、パンデミックの最中とは言え比べるまでも無い惨めさだ。平和イベントでもやれば出来るのに何故か何もできない現在の日本、この原因の根本を知りたい。 

2025年10月1日水曜日

どうでもいいや

 買ってまで読んでは見なかったが、一昨年電車の中で見かけた人が読んでいた本のタイトル「世の中の8割はどうでもいい」をまた最近思い起こした。(2023年5月31日ブログ参照)朝夕マスコミに接し過剰な情報を吸収せざるを得ないが、本当に必要なことは今日と明日の天気予報ぐらいかもしれぬ。自民党総裁が誰になろうと自分にとって何が変わるのだろう?変わることは多々あってもそれはそれで仕方があるまい。前橋市の市長さんが部下の男性と不倫をしようがしまいがどうでもいいじゃないか。

実際に考えなくてはならぬことを言えば、スーパーに買い物に行き、トマトを手にする時に産地を見て北海道産と千葉県産があれば普通は千葉県産を買ってしまう。でも茨城県や産埼玉県産もあればどのように考えるか分からない。ジャガイモなんかは時々長崎県産と北海道産なんかがあるのが面白い。どちらを選ぶかは玉の大きさに依るだろう。要するに生活に密着したことは考えなくてはならぬが、遠く離れた問題は見聞きするだけでどうしようもないじゃないか。

たかの知れた財布の中身に関することなら真剣にも考えようが、ボケ老人が国家財政のこととか、無関係な人の恋愛問題、はたまた学歴詐称とかの嘘言問題なんかどうでもいいのだ。何でもないことについて平然と嘘をつく人もいるし、公人でありながら嘘を恥じない人間は残念ながら多くいる。それが世の中と言うものだろう。