2025年10月29日水曜日

無知学

 これまで知らなかったことに「無知学」なるものがある。心理学の一種のようだが知って大いに感ずるところがある。曰く「自分の認知の癖を知ることが大事」認知バイアスとのことで、見たいものを見て信じたいものを信じてしまう。言われてみれば確かにそうだ。人は集団化するとそこに埋没して冷静な判断力が失われることになるらしい。ならば政治家などは皆冷静さを失ってるかもしれぬ。面白い学問があるものだ。

面白いので更に付け加える「研究によれば、社会的に優位な立場にある人は自分たちの特権性を十分認識できない構造がある。」以上今朝の朝日新聞に掲載された、科学史研究家鶴田想人氏へのインタビュー記事からの引用だから悪しからず。

この記事を読むまでも無く知らないことは山ほどあって、それを少しでも減らすことができれば嬉しいことだ。今朝は少し冷え込んだが初冬なれば仕方ない、ことくらいは分かる。しかし来る冬の気温や風雪のことについては別の専門家に聞かねばならない。無知とは少し違うが、昔はボケと言ったことを最近は認知と言い慣わす。この理屈が解りにくい。

首相が自身の所信を述べたまでは良いが、それに対する質問を受け付けずに国会をほったらかして外国に行ったり、国賓級の客人をオモテナシして、国会の外で自画自賛を含め、やたら形容詞の最上級を引用する発言を連発している。首相の発言を分かり易いと言う人もいるが、小生にはピンとこない発言が多い。こちらか発言者のどちらかが認知症かな。

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