誰でも同じだと思うが、人は一晩眠れば考え方が変わることはよくあると思う。自民党総裁になった高市氏は余計そうだろう。タカ派と言われて上り詰めたものの、タカ派のままでは都合悪いことが沢山ある。自分自身を少しリベラル風に変えなきゃなんて思ってるに違いない。しかし高市氏の脳みそもノーベル賞受賞が決まった北川進氏が発見した金属有機構造体ではないので、そう簡単に自分の信念を極端に折り曲げることは難しいだろう。公明党とも会談を重ね、竹ひごをロウソクの火で炙りながら徐々に曲げるようにご自身の信念を曲げる努力をされているとは思うが、国会開催の目処がまだ立っていない。
首相の石破氏は長いこと首相の扱いを受けるので気分は悪くないだろうが、迷惑しているのは多くの国民。政治空白が収まらない。いつになったら公明党が自公連立を了承するのだろう?公明党も連立与党の一員であったお陰で党勢は兎も角、国土交通省を握っていたからだろうが、資産は相当増やしたに違いない。昔は信濃町一帯と言われていた創価学会・公明党地域はs数倍かもしれぬ、赤坂御用地から新宿通りの四谷3丁目まで拡大している。党内に「離脱なんて簡単に言うな」と強い反発が出るのもよく分かる。
この世に生を受けて80有余年、確たる信念を持たずに生きてきたので<信念>に関しては大きな疑問を持っている。高市氏にしても似たような者だろう。今は安倍晋三氏の秘蔵っ子、徹底した右派の政治家ともてはやされてはいるが、彼女の生き方を見れば相当な紆余曲折。気ままが甚だしい。今日発売の週刊文春(10/16号)に詳しく書かれている。頭も悪く無いし、度胸もあるが、如何せん親友と呼べる友人がいないかもしれない。最後に己の信念を書いておく、「他人、自分に対して嘘を極小化する」だ。
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