2025年10月14日火曜日

秋風吹く日本

 ここ数日季節外れの台風が2回にわたって日本を直撃、大騒ぎになったが東京と言っても八丈島方面だけの被害で日本から離れてくれた。少なくとも東京では雨もほとんど降らず強風も吹かずに済んでいる。代わりに夜の冷えが秋の深まりを思わせる。国内では相変わらず自民党の混乱が収まらず、全員で「働いて、働いて、・・・」と張り切って呼びかけていた高市新総裁だが、自民党政治家諸氏も働くどころではなさそうだ。見えるのは総裁選挙をやり直すべきだとか、ピント外れの意見ばかり。政治に疎いボケ老人には理解し難いことだ。

一方の野党側も根性の定まらない御仁ばかりで、筆頭が元大蔵(財務)官僚の玉木雄一郎氏。元兄貴分に当たる立憲の野田代表から総理にしてやると言われ、喜べばいいものを基本理念の不一致とか何とかごねている。自惚れが過ぎてとても総理の器ではない。

一方世界は大きく動いている。昨日から今朝にかけて世界の耳目は中東イスラエルとパレスティナ問題に集中している。断っておくが、小生には2年前に発生した事件もその後のイスラエルによるガザの破壊も昨日の一件も意味が全く分からない。それは措くとして、昨夜エジプトで行われたガザ和平に関する首脳級会合にはアメリカのトランプ大統領はじめヨーロッパ中東やアジアからはインドネシアの代表も参加している。日本も招待されていたようで、背景に飾られた参加国の国旗には日の丸もあったとのこと。しかし日本からは首脳級が参加した形跡は無い。外務省も日本は誰が首脳か分からないから当然だろう。

俗にG7とかG20とか、GDP世界第3位と言われ、日本は世界の主要国かと思っていたが、多くの外国人から見ると案外にそうではないかもしれぬ。日本はもう東洋の小国、人口では韓国の倍以上、野球やサッカーでは世界で活躍しているし、今年はノーベル賞受賞科学者が二人も出た。しかし経済や世界政治の面ではさっぱりだ。

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