2025年10月3日金曜日

ワクチン接種

 子供の頃から他人を説得するのが苦手で、故に喧嘩になったことが何度もある。今にして思うと他人にこちらの考えを理解してもらうには喧嘩をしても始まらない。あくまで言って聞かせることを心がけなくてはならない。今更遅い話だが、今日は珍しく掛かりつけ医の若い女医さんの先生に向かって、恐れながらもそれに似たことをしてしまった。先生の診断を受けるのは今日で確か2回目か3回目のこと。

先生のお母さんにもう長いこと世話になっていたが、今年の春からお母さんが自宅で孫の面倒を見ることにして、患者を娘さんが見る形になった訳だ。お母さん時代は通院は年に4回でが基本。その間に健康診断やワクチン接種などのイベントをどう組み込むかはこちらが判断していた。

今日はそのワクチン接種日。昨年同様に対新型コロナと対インフルエンザを左右の腕に同時に打ってもらった。この注射の前に医師の簡単な診断があるのは昨年同様、簡単に終わると思ったが世の中人が変われば様子も変わる。簡単には済まなかった。先生が「今日はワクチン接種といつものお薬ですね。」と言ったことに対し「薬はあだありますから結構です。」と応えたのが間違いの元だと思っているが。先生が8月にあった健康診断の結果を見直し始めた。お母さん先生から送付されてくると、クリニックからも同時に「説明するから来院してください。」との連絡が来て、面倒くさいが解説を聞きに態々行ったものだった。

今年はその連絡が無かったのでこれ幸いとほったらかしたのが祟り、あれこれ異常個所について言われてしまった。一つ一つ反論して古いデータを確認してもらいながらお医者さんを説得。先生からの質問もいろいろあって、最終的には次回来るときでいいからと、自宅で採尿して持参すること約束させられてしまった。専門家を相手にぼけ老人がした無駄な抵抗の結果だ。

0 件のコメント: