季節の変わり目のせいかもしれぬが昨日は頭がまともに機能せず、ブログさえ書くことが出来なかった。今日も天気ははっきりしないが少し整理がつきそうだ。昨日真っ先に思ったのはテレビ報道のいい加減さを指摘したかった。だがどこから書き始めたものか知恵が回らなったとも言える。今年はノーベル賞受賞者が2人も発表されたのだから、日本人の資質と言うか巷間には優秀な人材がいて、そういった人たちはコツコツ研鑽を重ねている。しかしマスコミ特にテレビ業界は、数十年来己を省りみることなく堕落しているように思えてならない。
別に国民の蒙を啓けとまでは言わぬから娯楽提供は結構だ。しかし昔からある社会情報番組と報道番組に関してはもう少し日々の検証を厳しくしてほしいものだ。報道や論説委員の成れの果ての人物が番組の司会や解説に登場するのは仕方ないだろうが、彼らが毎日の変化にきちんと対応できているかどうか大いに疑問がある。日本政治は近年与党自民党の基盤が緩むと言いう大きな問題に直面している。その遠因はどこにあるのか、誰にも迂闊には答えが出せないだろう。
とすれば、それを十分検証した結果が反映されないまま番組が作られると視聴者は混乱するばかりだ。何故こんなことを書くか、小生半分野次馬根性からではあるが、このブログでも度々政治問題を書いてきた。しかしど素人の悲しさで与党自民党の悪口は大分書いてきたが、連立していた公明党については知識が無いに等しい。知っているのは母体が創価学会であるので、共産党と同じくらい組織がしっかりしていることぐらいだ。
しかし昨年の衆院選で石井啓一代表が落選と言う大事件が起きた。これがそもそもの発端で組織の弱体化が内部で問題になったのだろう。マスコミは毎日取材しているのだから当然内部事情はよく知っている筈。今回自民党との連立を解消した斉藤鉄夫氏も経歴は石井氏とよく似ている。テレビは斉藤氏に関しては手切れの仕方は悪いようなことを言い散らして騒ぐが、目の付け所が常に自民党寄り、小生別に公明党員ではないし、ファンでもないが公明党の指導部はインテリ揃いであることは、認めざるを得ない。
大昔テレビ制作に少し関わった恥ずべき経験を持つ者として現代の関係者に警告したい。政治問題を娯楽番組と混同してはいけない。
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