2025年10月22日水曜日

我慢と辛抱

 新しい内閣の発足で、日本国民の大部分が<明るく豊かな国>への希望に満ちているとしたら結構なことだ。<>内は近くに貼ってある自民党衆議院議員先生のポスターから借用させてもらった。小生元来のへそ曲がりで、誰にとっても明るい未来なんか来たためしなんかある筈が無いだろうと思っている。しかし振り返れば、素晴らしい人生と思えるので不思議なものだ。

このところ国家感なる言葉がはやるが、人は残念ながら生まれてすぐ国家に隷属せざるを得ない運命を背負っている。国家は人を幸せにするようなことを言う人が多いが、本当だろうか?国家は国民から常に税金を召し上げ、その何分の一かの<おこぼれ>を国民のために費やすと言っている。小生はそのおこぼれ、年金をいち早く頂戴すべく、55歳の春からもう30年以上貰い続けている次第だ。長生きしたので、ひょっとすると納めた年貢より貰い分が多くなっている可能性もあろうが、頭の良い高級官僚計算内のことだから、そう簡単に収支は合わぬだろう。

従って、産まれた時から死ぬまで人生は我慢辛抱の連続で仕方あるまい。85歳も半分以上過ぎた現在だ、三途の川が目前だから我慢辛抱も後ほんのわずかのこと。昨日も少し触れたが政治家の言葉に迷わされず倹約に努めている。昨夜来の雨が終日続き、うすら寒い日になるだろうか、明日になれば再びお天気とのこと。人生山と川の連続で休息の日は無いと思った方が良さそうだ。

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