先日も少し書いたが、国内政治は混沌として来年いっぱいくらいは小生のような外野の素人には行く末の判断が難しすぎる。しかしテレビを観てるといわゆる評論家と言う人たちは選挙で勝利した野党立憲の議員たちに大きな不満があるようで、偉そうに文句をつけている。曰く「今頃になって特別国会の首班指名に協力をしてくださいなんて、共産党を含めた他党に依頼するなんて、しかも党首が直々に出向くなんて余りにご粗末。政権を取る気があるなら事前の準備が必要だろうに!」
この物言いをする中で筆頭格は中北浩璽氏なるどこかの大学教授。いろんな放送局に出演しているので業界では重宝されている政治学者のようだ。立憲にしてみればこの大勝利は確かに予想を超えていたかもしれぬ。今慌てて次なる戦略を走りながら考えている最中も、評論家諸氏の非難が的を外してる訳でもなさそうだ。もともとメディアは水に落ちた犬を叩くことを面白がる傾向が強い。その傾向をもってすれば、水に落ちているのは自公政権与党の筈だが、何故か勝った側の野党を叩くのが不思議に思える。
更にもう一点付け加えると、共産党を相当汚いばい菌扱いをするのも如何ものかだ。党員が減少傾向でやや落ち目の感は否めないようだが、機関紙「赤旗」の取材力は大手メディアを凌ぐ取材力を今回の選挙でも存分に発揮された。それが同業者として悔しいせいかどうか、坊主難けりゃ袈裟まで・・・・でもあるまいに、なんでそんな扱いになるのだろう?どこか変だと言うなら、公明だって維新だって小生からすれば相当に変な政党だ。
しかしメディアの扱いが大いに気になる。