2024年10月31日木曜日

マスコミの思い込み

 先日も少し書いたが、国内政治は混沌として来年いっぱいくらいは小生のような外野の素人には行く末の判断が難しすぎる。しかしテレビを観てるといわゆる評論家と言う人たちは選挙で勝利した野党立憲の議員たちに大きな不満があるようで、偉そうに文句をつけている。曰く「今頃になって特別国会の首班指名に協力をしてくださいなんて、共産党を含めた他党に依頼するなんて、しかも党首が直々に出向くなんて余りにご粗末。政権を取る気があるなら事前の準備が必要だろうに!」

この物言いをする中で筆頭格は中北浩璽氏なるどこかの大学教授。いろんな放送局に出演しているので業界では重宝されている政治学者のようだ。立憲にしてみればこの大勝利は確かに予想を超えていたかもしれぬ。今慌てて次なる戦略を走りながら考えている最中も、評論家諸氏の非難が的を外してる訳でもなさそうだ。もともとメディアは水に落ちた犬を叩くことを面白がる傾向が強い。その傾向をもってすれば、水に落ちているのは自公政権与党の筈だが、何故か勝った側の野党を叩くのが不思議に思える。

更にもう一点付け加えると、共産党を相当汚いばい菌扱いをするのも如何ものかだ。党員が減少傾向でやや落ち目の感は否めないようだが、機関紙「赤旗」の取材力は大手メディアを凌ぐ取材力を今回の選挙でも存分に発揮された。それが同業者として悔しいせいかどうか、坊主難けりゃ袈裟まで・・・・でもあるまいに、なんでそんな扱いになるのだろう?どこか変だと言うなら、公明だって維新だって小生からすれば相当に変な政党だ。

しかしメディアの扱いが大いに気になる。

2024年10月30日水曜日

問題は庶民の生活

 1年ぶりになると思うが、やっと信州安曇野産コシヒカリの新米5キロを購入。金3450円也。1年前までは2500円で買い続けていたものだ。1年間で3割以上の値上がりは消費者側として辛いものがあるが、問題は生産者の農家がどうなっているかだ。農家の暮らしも楽ではあるまい。デフレが30年続いたかどうか記憶がはっきりしないが、現在はインフレで生産者も消費者も音を上げているご時世だ。政治家は経済政策をいろいろ言うが、結局ここ数十年庶民に及ぼす経済政策は何一つまともに機能していなかったことになる。

このインフレに歯止めをかける方策があるのだろうか?原因がどこにあるのか分かっていれば対策も思いつきそうなものだが、察するところ政治家でも学者でも分かっている人は少ないようだ。今回の衆議院選挙でこの経済問題を大きく取り上げた国民民主党が議席を4倍と大躍進したが、昨夜のテレビ番組(BS・TBS「報道1930」)に出演していた榛葉賀津也幹事長の話を聞いて思った。インフレ対策はあるが、本当にそれでインフレが収まるのだろうか?インフレの原因がはっきりしないことには難しいだろう。

一説にはエネルギーと食料を輸入に頼っているので、このコスト高が原因と言う人もいる。その説を信じれば対策に手の打ちようが無くて当分インフレ状態は解消が期待薄と言うことになる。国全体を考えればデフレは悪だろうが、年金暮らしはインフレの方が怖い。しかも昨夜の国民民主党幹事長様は、今後はある程度余裕のある高齢者にも課税を考える必要があると、極めてまともなことを仰っていた。

確かにその通りで、同期の諸氏に思いを巡らせば皆裕福な余生を楽しんでいて先細りを心配する声はほとんど聞かない。小生ももちろんその一人で、年間240万円ほどの年金で食っていけないことは無いし、住んでいる陋屋も預貯金の取り崩しで何とかもっている。先が短いことを考えれば、生存中に処分を考える必要は無さそうだ。そんなことはどうでも良いが、昨夜テレビを観ていて感じたのは、出演していた自民、立憲、国民民主3人の国会議員の討論中、終始国民の生活問題で終始して安全保障関連が話題にもならなったことが良かった。今後この傾向が続けば良いのだ。

2024年10月29日火曜日

余計な手間

 日本は人口減少が大きな問題になっている。それに伴って空き家が増えていることも様々な問題を誘発しているようだ。関連して昨日妙な手紙が送られてきた。発信人は長野市役所財政部資産税課。小生は成人してから長野市内に住んだことが無いのに何故だろう?と開封するとも大分前に亡くなった長兄が住んでいた家の固定資産税。長兄の妻も次兄夫妻も既に他界しているので、法定相続人である三男の小生に対して請求するとの趣旨。長野市は県庁所在都市だから過疎地とは言えないが、財政は徐々に厳しくなってきてるのかもしれぬ。

それにしても、長兄が生存中から納税義務を怠っていたとはとても思えない。没後の相続手続きが市役所の中で不徹底で勘違いが生じて小生のところに突然請求書が送付されて来たとは思った。そのままにしておくわけにもいかないので、市役所の担当に電話をして「何かの間違いだろうから調べてくれ」と依頼。小1時間程で先ほどの電話応対をした担当の上司らしき人から電話があり、「こちらからから改めて返信用封筒をお送りしますので、現在届いている書類を返送して頂きたい。」とのこと。

個人的には一応決着したようだ。しかし考えてみると現在全国で空き家は900万戸以上あるらしい。空き家であっても固定資産税がきちんと納付されていれば役所の担当部署は問題無いが、長いこと納税もされずに請求先が不明になっているケースも増えているのだろう。少子化になると、生産性が全く無いこういった役所仕事も増えるのだろうなと思った次第。

2024年10月28日月曜日

選挙結果から

 昨夜は8時半頃就寝したが、12時頃目を覚まして水飲みに台所に行くとき一寸だけテレビのスイッチを入れてみた。思いのほか立民が善戦しているようなので安心してまたすぐ眠って今朝のこと。昨日投票した東京10区の立民候補者の名前が出てこず、代わりに自民候補者が当選したとの報道、これにはがっかりしてしまった。今朝パソコンで確認すると、本当に激戦で、自民の当選者もこちらが投票した立民候補者も共に9万票台で差は5百数十票。当確が遅れたのも無理はない。

もちろん比例復活はしているが負けは負け、立民は選挙区当選者が多くなっているので、党内の位置が低下するだろう。囲碁も同じだが勝ったと思った瞬間が一番危ない。勝って兜の緒を締めよとは実にうまいことを言ったものだ。それにしても、自民党はしぶといものだ。参議院から回った和歌山2区の世耕弘成氏なんて裏金の権化のような人物が当選してくるのだから嫌になっちゃう。東京24区の萩生田光一氏なんかも予想通りではあるが見事に当選した。今回の選挙は自民党内がA組とB組に分裂したと言われているが、彼はB組の筆頭格。奈良2区の高市早苗氏あたりと組んで大いに党内を引っかき回し、自民党滅亡を早めてもらいたい。

選挙結果で最も驚いたのが公明党、選挙に強いと言われていたのに代表に就任したばかりの石井啓一氏が落選してしまったこと。今日から公明党内は大変な騒ぎだろう。氏の選挙区は埼玉14区、比例区への重複立候補もしていなかったようだ。難しいことは分からないが、ポスターの刷り直し張替えだけでも相当な手間だろう。共産党も選挙期間中頑張っていた割には当選者を減らしている。代わりに国民民主党が漁夫の利を得る形になったようだ。

他にも今まで聞いたことが無かったような党とか、いろいろあって、来年の7月参議院選もあるのでこれから先1年くらいは政治は可なり揺れ動くと思う。それにしても、経団連会長戸倉雅和氏の談話が他人事みたいに発表されている。自民党政治のお陰で生き永らえてきた重厚長大の代表人物。当事者意識が全く無いのも当然かもしれぬが、困った者だ。

2024年10月27日日曜日

投票日

 今日は衆議院選挙の投票日。選挙戦は争点が自民党の金の問題だけのせいか、盛り上がりが低かったように思う。昨日の夕方、立憲の野田代表が池袋西口で最終版直前の演説があったが、聴衆と警官数を比較したくなるほどで、聴衆は多数とは言えなかったと思う。今夜判明する結果がどうなるかは未だ分からないが、投票所も午前中に行った限りでは、人が多かったとは言いにくい気がする。昔は早朝から出口調査の要員がウロウロしていたと記憶するが、一人も見当たらなかったのも不思議。世の中はこちらの思惑や記憶に従って動いている訳も無いので仕方ないが、様々な思いを持ちながら一応投票は済ませた。

投票の後、近くのスーパーで買い物をしてきたが、どこに行ってもお年寄りが多い。他人のことを言えた義理ではなく、自分もその一人であるのも間違いないが、近くの保育園から聞こえる声が段々小さくなっている感じがして、不安でもある。今から子育て政策が大々的に行われても効果が現れるのは最低でも20年は掛かるだろう。こちらはとっくに他界している筈なので関係ないと言ってしまっては実も蓋もない。もうそこそこの大人になっている孫が二人いるが、本人たちは兎も角、母親である我が娘が子供たちの結婚に消極的なのが少し気になっている。

老い先短い年寄りが余計な心配しても始まらぬが、人間は実によくできている面もある。最近感じるのは柔軟性と言うか多様性とでも言った方が良いか分からぬが、特に政治面では立候補者たちはそれぞれ個性的なこと言っているようにも思うが、一皮むけば離合集散自由自在。庶民の一人として言えば、政党やキャリアがどうであっても、どこで誰と引っ付くか分かったものじゃない。逆に言えば、昨日まで声を枯らして叫んでいた公約も当選すれば全部忘れるのだろう、と言っても過言ではあるまい。

要はそれぞれの育ちの問題、金に汚い人間の本質はそう簡単には治らないだろう。その見極めはそんなに難しい話ではないと思う。何れにしても今夜のお楽しみだ。

2024年10月26日土曜日

お馴染みテレビ

毎日朝昼夕とテレビをよく観ていて不思議に思うことがある。その筆頭がNHK、我が親族にも友人にもNHK社員が何人かいるが、同期で現役社員はいないし、報道関係の社員は一人も知らないのが少し残念。NHKは多数の社員を擁するはずが、何故か今はやりのAIが殊の外好きなようだ。AIなんて意味不明の言葉が朝夕の報道番組に「この外にはAIが選んだ情報を自動音声でお送りします。」が毎回画面いっぱいの文字がが流れることに違和感を感じている。

なんでAIなるものに報道すべき内容を選択させなきゃならんのだろう?千歩譲って任せて拾い上げたニュース項目があれば、そのためのアナウサーが読めばいいではないか。

民間放送局の番組で多用される言葉でいつも気になるのが、「読み解きます」主に社会情報系とされる報道ともニュース解説ともつかぬ中途半端な番組。と文句を言いつつ毎晩のように視聴するBS番組。こちらが現役を過ぎてから始まって、スポンサーがつかないのではと心配していたものだ。しかし最近はスポンサーがある程度ついてきているようだ。放送局側の制作体制がどうなっているか知る由も無いが、出演者は地デジとBS双方に出演してるケースも多いので、ゲストのギャラなんかは同じになっているのかもしれぬ。

読み解くのは兎に角民放が得意げに多用するが、NHKはさすがにこれに関しては慎重だ。当たり前のことで、東京に本社があってもローカル局の報道局員やアナウサーがそうやすやすと世界情勢が分かってたまるかだ。特にウクライナやパレスチナは戦争の話。自衛隊退職者や外務省退職者の小遣い稼ぎにはなっても、的を射た分析ができる筈もあるまい。ここ数日で言うと、ロシア中部タタルスタン共和国の中心都市カザンで開催されたブリクス首脳会議の関連報道。

この会議は新加盟した4ヶ国に加え36か国が参加し、このうち22か国は首脳級が出席したうえ、国連のグテーレス事務総長が出席しているので、非常に意味が大きいはず。民放各社は意味が解っていないのか、この意味をまともに解説した民放局が皆無であったことは嘆かわしい。 

2024年10月25日金曜日

驚きの2千万円

 以前から自民党は金持ちだなぁと思っていたが、今回共産党機関紙「赤旗」が暴露した自民党が非公認候補者に配ったとされる2千万円の政策活動費には流石にびっくり。石破総裁のお話では四半期ごとに全党員に配られているので選挙費用には当てられないとのこと。とは言っても政策活動費は使途公開の必要は無い。この計算によれば自民党員は全員年間1億2千万円が党から支給される計算になる。岸田政権時代にも二階幹事長が50億円の政策活動費を受領していたことが話題になったことがあった。であれば、平の議員が1億2千万円でも良いのかもしれぬ。

それにしても、400人近い自民党議員に毎年1億2千万円ずつ金を配る必要があれば、そりゃ幾らあっても足りず、どこからでも金を貰いまくる必要もあるだろう。僻み根性で言っているようで気が刺すが、日本の国会議員諸氏は国から支給されるお給金の他に様々な特権が付与されていることは多くに人の知るところだ。故に国会議員でみすぼらしい姿の人は見かけない。これはそんなに悪いことでは無かろうが、政策活動の本丸である国会は1年の半分も開催されないと思う。

平たく言えば1年の半分以上が国会議員になるための選挙運動をしている勘定だ。しかし国会議員全員が守銭奴で金持ちになるために議員になっている訳でないことは認めなければいけない。むしろそんなさもしい人物は少ないと思うが、今回の自民党非公認議員に配られた2千万円にはそんなケチをつけたくなった。明日1日で選挙戦は終わり、結果がどう出るか見ものだ。

政権が不安定化することは、庶民生活には当面あまり良い結果にならないらしい。とは言っても、自公政権の頼りなさにもいい加減うんざりした感じも否定できない。兎も角、明後日は天気が悪くても投票所に足を運び、前回と同じ野党候補に1票を投じてこよう。ひょっとすると自公過半数割れの噂通りかもしれぬし、期待外れもあるだろう。そしたらまた、来年7月の参議院選も控えている。

2024年10月24日木曜日

難解な国際情勢

 数日前には2日ほど少し朝寒い日があったが、今日は朝から半袖で過ごせるようだ。季節の変わり目なら仕方ないかもしれぬが、今は変わり目を過ぎてるように思うので不思議でならない。天然自然にもこんな解りにくい現象が現れるが、人間社会はもっと解りにくい。一昨日からかロシアの衛星国カザフスタンで行われているBRICS首脳会議、参加国や予備国を含め招かれた国々の首脳が大勢集まっているが、昨日はグテーレス国連事務総長が会議に参加すべくカザフスタンに姿を見せたらしい。

この会議を主催するのは紛れもないロシアのプーチン大統領、国際司法裁判所から戦争犯罪人として国際指名手配を受けている犯罪者だ。国際司法裁判所は国際連合と密接につながっているかと思ったが、どうもそうではないのか?国連組織を理解できていないので頭が混乱してくる。日本はBRICSと無関係のようで、むしろ敵対関係に近いG7グループの一員と言うことになっている。こちらは言うまでもなく西欧6ヶ国+αの中にアジアから唯一の参加国。双方ともに世界経済の仕組みを議論して平和共存することを主たる目的としているようだ。

先に敵対関係と書いたが、この表現は正しくないかもしれぬ。別のグループではあっても喧嘩してる訳でもないだろう。たまたまリーダー格の米英と中露の関係が少しぎくしゃくしているだけのこと。互いの指導者次第でこの関係は変化することもありとしても差し支えあるまい。中露の指導者は暫く代わらないよう、強権でそれぞれが国内を固めているが、G7側は民主主義だから国内固めが不十分で甚だ心許ない。何れにせよ、お互い他人の頭の蠅に気を取られず、自分の頭の蠅を追うにしくはないかもしれぬ。

兎に角、傍観者の立場で言えば、どちらが善でどちらが悪とかの判断だけはつきかねる。

2024年10月23日水曜日

総選挙終盤

 日米ともに選挙戦が終盤に入ったようだ。日本は結果がどうなろうと自公政権体制は揺るがないだろうが、結果判明が少し遅れるアメリカはどのような結果になるか未だに不透明。それよりどちらが勝とうが社会が大きく動き、世界に与えるインパクトが大きいように思う。現在世界はまさに二分状態、西欧+日本陣営とBRICS諸国陣営との対立であることはご承知の通り。アジアで唯一G7の一員となっている我が日本、色分けされた世界地図をテレビで見るたびに不思議な気がしてならない。

もしトランプ政権誕生となれば、多くの評論家は言う。アメリカからの締め付けと押し付けは一層厳しく日本の立場は益々苦しくなるとのこと。日本の選挙で自民党は<日本創生>と神がかり的ながら意味不明なスローガンを連呼するが、国家の自立主権を強調出来ないのだから情けない。他国アメリカの選挙を野次馬気分で見ていて思うのは一種の面白さ。特にトランプ陣営を強力にサポートしている<イーロン・マスク>なる人物の行動。この人物、元は南アフリカの出身で54歳、嘘か真か知らぬが世界一とも言われる大富豪とのこと。

なんで当てたか理解できぬが兎に角いろいろな事業を展開、なかでも宇宙産業や通信事業ではアメリカ政府から莫大なお金を頂戴する、即ちアメリカ政府が大きく依存せざるを得ない立場にあるとされている。この彼が何でもトランプ陣営に毎月金額は忘れたが莫大な選挙資金を寄付したり、最近は有権者に毎月だったか毎日だったかこれも忘れたが、1億円の宝くじのような賞金を出して注目されている。

もちろんカマラ・ハリス陣営の民主党では現金による買収行為と指摘、ハリス氏が当選したら選挙違反で刑務所行かねばなんて期待もされているが、思うのは我々日本人だけで本人は一向に気にしてない様子らしい。いずれにせよ金持ちの道楽と思えばよいのだろうが、ここまで桁外れな道楽が選挙にどんな影響を与えるかがある種の見ものだ。比べると日本の総選挙の盛り上がりの低さがついつい気になる。

2024年10月22日火曜日

冬の気配

 東京は昨日朝の気温が11度台、今朝は少し上がったがそれでも15度台。日中は未だ暖かいが、それでも朝夕はめっきり冬らしくなってしまった。今年は国会図書館に行くことが殆ど無かったので、永田町の銀杏並木や皇居の紅葉も見ずに秋をやり過ごした可能性が高い。一昨日は神奈川県日吉の慶應義塾キャンパスにも行ったが、あそこも昔は銀杏並木があったような気がしたが、今回は見なかった。ひょっとしたら、記憶違いかななんて思ったりしている。

北海道や東北からは既に初雪初氷の便り、店頭にはクリスマスケーキやお節料理の予約受付の案内が大きく書かれてすっかり年末模様。もうだいぶ前から冬の支度をし始めているが、年末までにしなければならないことが未だ沢山ありそうだ。普通の社会人ならお歳暮や年賀状の準備などを考えるだろうが、こちらはそのような社会儀礼はとうの昔に欠礼することを決めている。世捨て人ならぬ世間からまともに扱って貰えぬ無宿者同然で困ったものだ。

しかしあと数日かどうか生き続ける意思があるので、簡略であっても冬の準備はしなければならない。先日雪かき用プラスティック製スコップのことを書いたが、昨日一策が浮かび植木屋さんに電話、来週にでも庭を少し奇麗にしたいので、来るときホームセンターに寄って購入してきてくれと依頼。「季節的にまだ少し早いので、今店頭にあるかどうかが分かりませんが、有れば持っていきます。」とのこと。彼は群馬の高崎から来るので、多分有ることを期待している。

数年前までは年末から正月の数日をホテル住まいをしてみたが、これもやめた。寒い我が家を暖房器具で温め、日常を続けるのが長生きの秘訣だろう。幸い東京には年中無休に近いスーパーがある。森進一の「襟裳岬」<北の街ではもう悲しみを暖炉で燃やし始めているらしい 理由のわからないことで悩んでいるうちに老いぼれてしまうから 黙りとおした歳月を拾い集めて暖めあおう 襟裳の春は何もない春です>。が心にしみる。作詞家の岡本おさみ氏は知らぬが、実にうまい詩だと思う。氏は年齢的にはこちらとほぼ同じ。1942年鳥取の出身73歳で亡くなったようだが、冥福を祈りたい。

2024年10月21日月曜日

懐かしの学園

 昨日は既に少しだけ書いたが、慶應義塾大学日吉キャンパスで同窓会の大規模イベント<連合三田会大会>があった。卒業以来日吉キャンパスは1度も訪問したことが無かったので、周辺を含めたキャンパス環境の変貌ぶりが凄まじく、懐かしい友人とは会えたものの少しも懐かしさは湧いてこなかった。友人と言っても三田会の幹事を務める熊谷から態々来た同級生と、クラスは異なるが野球部員だった土佐出身の友人。彼は嘗ては野球部員だから体力的に勝っていたと思うが、その後NHK勤務の後大病を患ったとのことで、娘さんが付き添いで同席。

親父も昔は大酒を飲んだようだが、娘さんは親父が保証する正真正銘の大酒のみ。流石高知県の人らしくて恰好良い飲みっぷり、真昼間から冷酒4合瓶を2本ぺろりと開けて誰も酔った顔をしていなかった。それは兎も角、兎に角校内だけでなく日吉の街全体が人混みで溢れていた。かなり広いキャンパスだと思うが、昔の名残はどこにも見当たらずきれいなビルが立ち並んでいて、キャンパス内の広い道には田舎のお祭りと同じで屋台の店(但しどの店も名の知れた有名店)が立ち並び、酒も肴も売っている。飲食用のテーブルも外に設けられてはいるが、我々は飲食が禁止されている教室内。

届け出は104回三田会事務室とでもしてあるのだろう。時々、駆り出されている担当の学生が「教室内の飲食は禁止になっていますので・・・」と注意に来るが、「後片付けは責任もって行うので・・・」と構わず酒盛り。悪い爺どもだ。ここを約1時間で切り上げ、日吉に住まいを構えて既に久しい最初の会社の同期で、同じ慶應(柔道部)の友人と喫茶店(彼はアスリートのせいでもあるまいが、酒は全くダメ)お茶を飲める店を探すが、どこも満員で、結局<Mrドーナツ>で長時間話し込んだ。

サラリーンとしてこちらはずっと営業畑だったが、彼は総務や経理で最終的には総務担当役員まで勤め上げ、社長を支え続け、辞める際も大分惜しまれて、やっと辞めることが出来たらしい。こちらは現役時代からそっち方面は全く音痴で暢気な爺さんだったが、彼はこちらの倍以上社長を支え続けた。当然苦労もいろいろあったろうが、同じ会社の空気を吸いながらこちらの知らない事をいろいろ教えてくれた。当時の同僚についても、日吉に引っ込んでいる割には凄く沢山情報を持っていて、つい時の経つのを忘れて帰宅が遅くなってしまった。

2024年10月20日日曜日

今日はブログお休み

 現在もう5時過ぎ。まさか帰宅がこんなに遅くなるとは思っていなかった。

実は連合三田会と言う慶應卒業生のお祭りが神奈川県日吉キャンパスで行われ、午前から日吉に行き、104回卒業生としばし歓談、と言っても文学部卒は3人だけで、付き添いの娘さんが一人いて4人だけの酒盛り。終わって日吉在住の卒業以来25年勤務した会社の同僚と久しぶりの歓談が長引いてしまった。顛末は明日にでもゆっくり書きたい。

2024年10月19日土曜日

一般的危機感

 譬え選挙でなくても、日本のメディアか政治家か知れぬが<案全保障環境の厳しさ>を言うのが好きなようだ。一般人でこれを真に受ける人がいないことも明らかだと思う。むしろ自然災害に対する恐怖感を日頃から感じて、防災を心がける人は多いだろう。たとえ無駄になっても食料を備蓄したり、防災用品を購入する人は偉いと思う。小生も大雪に備えてプラスティックの雪かきを買おう買おうと思いながらつい買わず仕舞いになっている。この冬はどうも大雪が来そうなので買った方が良いかもしれぬ。しかしホームセンターの所在は知らぬし、知ったところで買いにいくための車も無い。

しかし戦争が起きた時避難するシェルターは豊島区でも明確な案内は無いし、一般人は左程心配していないようだが、小生も同じで正解だと思う。日本に対する武力攻撃は如何に発生するだろうか?たまに考えるが、どう考えても真っ先に狙われるのは米軍基地。沖縄の事情は知らないので書けないが、東京で近いのは横田にあるとされる空軍基地や横須賀の海軍基地かもしれぬ。我が家の近くに水道局の巨大タンクがあるが、ここが真っ先に狙われる可能性は少ないと高を括っている。

兎に角、一旦ことが起きると真っ先に来るのは爆弾、ミサイルの類。一般庶民の小生とすればどこかに避難しなければならぬが、徒歩で小1時間も掛かりそうな池袋まで行かねば地下には潜れない。要するに、マスコミがどんなに煽ろうと、こちらには安全保障上の危機感なんかゼロである。むしろ歩行者を無視して歩道を突っ走るウーバーの配達員の自転車の方が余ほど怖いし、耄碌してボケ始めていることの方がもっと心配だ。

不必要な危機感のため軍事費をいくら積み上げれば気が済むのか、英米から武器を購入するために幾ら使えば気が済むのか?れいわ新選組山本太郎氏を応援するつもりも無いが、兎に角、政府には無駄が多すぎる。

2024年10月18日金曜日

政治家と芸能人

 衆議院選挙が始まってもうだいぶ経っているが未だに投票用紙が届かない。豊島区役所に電話で問い合わせると「16日から順次発送していますのでもう暫くお待ちください。」とのこと。石破政権の今回の解散が如何に唐突であったかがよく分かる。ならば、忖度かどうか知らぬがNHKが一昨日から初めた「新宿区で始まった期日前投票」なんて報道はすべきでないし、選挙管理委員会を通じて放送中止を申し入れるべきだろう。小生は雑念を増やさないためにテレビを観る時間を極力抑えているが、それでもこの2日千葉県と茨城県の選挙公報放送観てしまった。

千葉県の放送では圧倒的に共産党の広報が、そして今日の茨城県ではれいわ新撰組の広報が出来が良いと思った次第。両者ともに分かり易く説得力ある構成になっている。自分の予定としては立憲の候補者に投票する予定でいるので、千葉県の立憲党首演説を期待したものの、何故か野田党首がどう見ても見すぼらしく迫力が無いことにがっかりしてしまった。この放送はNHK制作ではなくて、各政党が制作したものをそのまま放送している。立憲が発注している広告代理店か制作プロダクションか知らぬが猛省を促したい。

れいわ新撰組の出来が余りに良かったので、YouTubeで10日に行われた全国の立候補者を紹介する記者会見を半分くらい観てしまった。代表の山本太郎氏はよく行動もし、且つ勉強もしっかりしているようで、消費税撤廃論は俄に賛成しかねているが、説得力がある。もし対面で話し合いをすれば忽ち論破されてしまうだろう。自分の生涯を振り返ると不思議に思うが、消費税が導入される前後の頃、こちらは広告屋でありながらテレビ番組制作もする鵺(ぬえ)のような会社に勤務。当時の大蔵省に出入りして、消費税導入の広報に一役関わっていた。

山本太郎氏は今回の選挙で戦争に関しては専門家である伊勢崎賢治氏を担ぎ出したし、嘗ては小沢一郎氏とも組んだこともある。兎に角、人たらしとも言える特異なキャラの人とも言える。一種の芸能人肌とも言えるだろう。芸能人と言えば、<もしもピアノが弾けたなら>で一世を風靡した西田敏行氏が亡くなった。個人的には突然の訃報だったが、もう満身創痍だったとのこと。芸能人とはある意味大変な職業かもしれぬ。

2024年10月17日木曜日

秋無しの四季

 真夏のような暑さもこの週末で収まり、やっと秋ではなく冬が始まるようだ。長野出身の割には夏より寒さの方が苦手であることはこれまでも度々書いている。ところで新しい資本主義ならぬ    新しいライフスタイル、即ち1日2食8時間睡眠がやっと少しずつ馴染み始めた感じがあるのが喜ばしい。何よりも物価高騰の折から生活コストが低下し始めている感じがある。80歳を過ぎてやっと何かに気が付いた感じ。

朝食は朝7時前後、夕食は5時前後にするのが理想だと思うが、小生の場合昼食で馴染みの店があるので、早い場合は3時くらいに夕食なんてことがありうるが、今のところ身体はそれでも良いだろうとしてくれている。今選挙戦で各党が公約に掲げている経済政策の経済と言うことも理解できないでいるが、身体の細胞と補給している食物の関係はもっと理解できない。誰も似たようなことと思うが、食物は米や野菜、鶏卵や肉、魚類の組み合わせに海藻類を少しだ。

これらが一旦喉元を過ぎると、身体のあらゆる細胞に必要な栄養素を食ったものからひねり出して各部署に運ぶらしい。食ったものに意思は無いだろうからどうやって爪先から頭のてっぺんまで運ぶか不思議でならぬ。まさか消化器官の中に運び屋が居て、誰かが荷札を書くことを想像すれば漫画以外の何者でもない。眼球、骨、爪などは他の部位と見た目から明らかに違うし、硬さなんか決定的に異なる。電池を食っているわけではないのに、脳内神経はと言う奴は電気信号のやり取りまでするそうだ。

そんなことを考えると、選挙で各党が言い方が異なっても言わんとする物価高騰対策の減税措置。誰もはっきり言わないが、どうもここ数年まともな政策が思いつかぬまま税収が予定を超えて収入過多になってるようだ。栄養の摂り過ぎで贅肉たっぷりの人体と同じこと。そんな体になってしまってから薬を飲もうが少々運動しても身体が軽くなる筈はあるまい。他人のことを言えた義理も無く、自分自身のことだ。

四季の変わり目が来たようだが、秋刀魚やスルメイカは不漁とのこと。これから年末にかけたは鮭のシーズンだが果たしてどうなることやら。最も普段日本人が口にしている鮭の殆どは北欧からの輸入品とのことだ。

2024年10月16日水曜日

多様性社会

肝心の投票用紙が未着だが衆議院議員の選挙が始まった。全国で立候補者が1300人を超えている。政党に所属しない候補者もいるが、主な政党は与党自民、公明。野党は昔と異なり大分多様化して立憲、日本維新、共産、国民民主、れいわ、社民、参政の7党。立候補にあたっては供託金が必要になる筈。確か一人300万円と聞いたから、これだけでも40億円近く。その上各候補者が15日間選挙事務所を構えて日夜選挙区内を駆け回るの訳だ。それを手伝うスタッフも手弁当とはいかず、法的に上限はあるだろうが費用は掛かる。この費用も馬鹿には出来ぬはず。兎も角日本最大の秋祭りとも言える。

各候補者、政党の公約なるものを詳しく知らぬが、言わんとするところは皆同じ。即ち「皆さんの暮らしをより豊かにすることをお約束します。」に尽きる。過去何度も似たような選挙が行われた気がするが、彼らが力説したほどこちらの生活が楽になった覚えが無い。当然今回も同じだろう。所詮政治家が言うことは殆ど嘘でしかない。昔は裁判の弁護人を三百代言と呼んで蔑んだと伝えられるが、現代は国会議員に献上したいと思っている。

立候補者は地域の人、少なくても20から40数万人を代表して、全員を幸福にすることをお約束するなんて言うが、出来る訳がない。国会は1億2千万人を超す国民全員が対象ではないか。まして今世紀末には人口が6千万人強とほぼ確定している。今世紀末までもう76年弱、そう遠くない将来のことだ。先ずこれを念頭に置いて考えてもらいたい。現在金持ちになっている人もいれば、そうでない人も多い。そしてその格差が拡がる傾向にあるのだから、現状をゼロとして富裕層は暫く辛抱してもらい、弱者をこれ以上悪くならないよう配慮する。

これが一昔前の政治理念の根底だったように思う。現在は政治の基本理念が吹っ飛び、味噌も糞もごっちゃの議論になっていることが問題だ。正直な気持ちの一部だが、小生は義務教育から上の教育無償化には賛成したくない。高校以上は選別の厳しい世界でも仕方ないではないか。歴史を繰り返すことは難しいだろうが、長野市には商業、工業、農業の専門高校があり、普通高校が男女1校ずつ2校だった。どこの都市でも似たようなものだろう。多様性を尊重すること、現状を否定しない政党があっても良いと思うが、誰もが似たようなことしか言わないこの頃だ。 

2024年10月15日火曜日

ライフスタイル変更

 最近身体の衰えがどうも気になる。足元が覚束ないし、物忘れが激しく、左目の視力がかなり衰えている。夜、自動車のヘッドライトが左右で見え方が違う。昔購入した43インチかのテレビでも登場人物の顔が判別しずらいし、小さな文字なは当然のことだ。歳だから、余り細かなことは気にしないようにしてるが、大事な問題を気づかずやり過ごす可能性も高い。

そこで昨日、少しライフスタイルを変えてみることにしたいと思って実行に移った。先ず、睡眠時間を1時間以上延ばして最低でも8時間寝ることにした。要するに、今まで9時には寝ることにしていたのを8時に繰り上げることに。8時に寝れば朝4時に起きても8時間睡眠になる。同時に食事の回数を3回から2回に引き下げる。これは経済的効果も期待できる。

これまでは朝食を朝7時前後に摂って、昼12時前後に昼食、最近の昼はハンバーガー1個と牛乳なんてのが多かった。そして夕方はもう1回米の飯か蕎麦だったら天ぷら蕎麦なんかを食っていた。これだけ食ううと舗装道路を2時間近く歩いてもバランスが取れず、結局食い過ぎのような気がしてきたのだ。従って、これからは朝食は今まで通りにして、昼飯の時間をすこしずらし、夕方早い時間に夕飯にして早く帰宅して早寝をするとしたい。

昨日の思いつきだから実行は今日からで、効果の程は分からないが、暫くやってみるのも良いだろう。学生時代は空きっ腹なんてことはあったが、年寄りは常時満腹感なんて必要はないし、多少腹はすき具合の方が調子が良いように思う。

関係あるのだろうが、先ほど積んであった新書版の本がだいぶ傾いてきたので2段に分けた。中ほどの本が上段に来たので何気に本をめくってみると、全然読んだ記憶が無い。タイトルは<思い出せない脳>パラパラと読んでも一向に思い出せない。暫くは本を買わずにこれでも読み直すことしたい。因みにブログの読後感を検索してみると昨年6月23日にちゃんとアップされていた。

2024年10月14日月曜日

無趣味な俺

 一昔前は体育の日だったような気もするが、そんなことはどうでも良い。兎に角お祭りシーズンには絶好の日より。池袋も昨日からよさこい祭りが催されていたので、昼前から見物に行った。まさに老いも若きも遠くは北海道から態々出掛けて来て踊りを披露してくれるチームさえあるから感激ものだ。若い人たちは平気だろうが、中に混ざるベテランの人々には本当に敬意を表したい。1時間半くらいたっぷり楽しませて貰った。

帰宅して日曜なのでNHKで囲碁トーナメントを観てもよかったが、前日も観ていたので日本オープンゴルフの決勝戦を少し観てしまった。優勝の行方より会場となっている東京ゴルフ?楽部が懐かしいのだ。昔クライアントの会長さんがメンバーであったこともあり、何度もお供したコースだから懐かしいのが理由。これも途中で打ち切り、14時からNHK2チャンネルで生放送だった小学生合唱コンクールを大分観てしまった。スポーツも大して出来なかったし、音楽はそれ以上にダメだったが、長じてこれも亡き家内の影響だろうが、聴くことだけは好きになった。今日は中学生の部を1時間ほど観たが、やはり小学生の部にはかなわないだろう。ひたむきさが違うように思えてならない。

兎に角、歌舞音曲を自ら嗜む趣味を持てる人は羨ましい。大阪でのサラリーマン時代だからもう40歳になっていたが、付き合いのある人に教わったことがある。その人はある媒体の広告担当だったが、「あのクライアントの専務は謡曲においては俺の弟子だぜ。」何とも羨ましく感じたものだ。丁度その頃、とあるクライアントの専務が「支社長さんよ、何か一つくらいまともな趣味を持たないとあきまへんぜ。」てなことで、関西棋院のある先生に月に一度一緒に囲碁を教わる機会を設けてくれた。この人は今でも恩人だと思っている。

2024年10月13日日曜日

寝ぼけながら

昨夜恒例の高校同期生リモート懇談が面白かった。参加者は4人だけだったが、被団協のノーベル賞受賞関連での議論で、メンバーの間で大分意見が分かれ、アメリカの属国状態に陥っている日本の現状を肯定する友人が一人いたため、積極的にもっと自主的になるべきとする小生ともう一人。残りの一人は沈黙していた。現状を肯定する友人は「ならば君は日本が武力侵略されたらどうするのか?」言うので「闘えばいいじゃないか。」「では原爆を落とされたらどうするのか?」と追及してくるので「その時は死ぬまでのことよ。」と応じた。

しかし考えてみると、この友人のようにアメリカに頼っていれば何とかなると考える日本人が多いのも事実だろう。それが自公政権を長持ちさせてきた所以かもしれぬ。この被団協ノーベル賞受賞によって、日本が自主独立国家であることに目覚めてくれることを切に願う。そうすれば石破首相が力説する核共有論なんか一瞬で破れてしまうだろう。そんな思いがあって被団協の受賞が総選挙に好ましい影響を与えてくれることを期待したい。

閑話休題:今朝は寝坊して起床が何時もより1時間以上遅くなった。気が付いたらもう5:15。夕べ友人との議論の後すぐ床に就いたが、昼間歩き過ぎてどこかに疲労が溜まっていたのだろう。起き方も風変わりで、右の脹脛で猛烈なこむら返りが発生、その痛さで目覚めた次第。反省すると、昨日は入浴を省略していた。兎に角1時間以上は寝坊しているので起床後の体操は殆ど省略、すぐに台所に行って山歩きの常備薬ツムラ順天堂の68番(芍薬甘草湯なる筋肉痛予防薬)を服用。脹脛の激痛も間もなく治まった。

朝食は何とかいつも通りこなしたが、両足に疲労感が残っている感じは否めない。朝食後メールをチェックする中で目に留まった朝日新聞の記事。「ヒトはなぜ眠るのか 高い知能と関係? 」OECDの調査によると「33カ国中、1日の睡眠時間の平均は全体で8時間28分だったが、日本は1時間以上短い7時間22分で最も少なかった。」また「大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手や将棋の藤井聡太名人が1日10時間眠ると語り、睡眠が改めて注目されている。」とも書かれている。学問的根拠は省略するが、考える必要がありそうだ。 

2024年10月12日土曜日

核戦争の恐怖

 昨日もノーベル賞について書いたが、今日も世の中ノーベル平和賞の話題で持ちきりだ。昨日少し夕方遅い時刻に帰宅して受賞が決まったことをテレビで知り小生もびっくりはした。それ以上に驚いたのは未だ海外に居た首相と政府関係者だろう。勿論外務省も含むが。何と言っても我が日本国は国連でとうの昔に成立して多くの国が批准している核兵器禁止条約に反対している国だ。従ってこの報道に対する石破首相や林官房長官の取材記者に対する応答は何ともおかしな感じを否めない。

幾ら受賞の祝いだから「おめでとう」では済まぬことはご自分でも分かってはいるだろうが、それ以外発する言葉を持ち合わせていないことが誰の目にも明らか。国営放送に譬えられるNHKでさえ、19時から30分丸々潰して関連報道をしたくらいだ。普段から平和独立を念仏のように唱えているのだから、もう少しましな言葉が無かったのだろうか?幾らアメリカに対する義理があっても、禁止条約オブザーバー参加くらいは許してもらえるかもしれぬよ。

個人的思いとしては、核戦争を煽っているロシアのプーチン大統領閣下さん、北朝鮮の金正恩総書記さん、お願いだから脅しは程ほどにしてくださいだ。

総選挙と言うお祭り騒ぎが全国的に始まるが、池袋も今日と明日は秋祭り、都会にしては祭りの好きな土地柄かもしれぬ。特に明日はよさこい踊りで終日賑わいそうだ。昼飯の店を探しながてら見物にでも出かけるとしよう。

2024年10月11日金曜日

秋晴れ

久しぶりで素晴らしく秋らしい天気になった。もう60年も前になる1964年10月10日のオリンピック開会式を思い出す。今日は快晴の下仕事がどんどん片付いて気持ちが良い。昨日までに予定していた仕事の殆どが午前中に片付いた感じだ。もう政治についてはあまり書きたくないが、余白だらけのブログもみっともないので石破首相について少し書いておく。昨日読んだ週刊文春によれば、首相には自衛官出身のスーパー秘書が居るので、外交も何とかなるだろうみたい記事が掲載されていたような気がする。

しかし今日昼までのニュース報道で観る限り、やはり外交は非常に不安。態々ラオスはビエンチャンまで行ったものの、アジアのどの国からも歓迎された雰囲気が伝わってこない。失礼、韓国を除いてと言うことにしよう。我が国の首相閣下が仰る<法の支配に基づく自由で開かれた大洋の維持が重要>は我々日本人には当然に聞こえても、中国に大きく依存するアセアン諸国にはピンとこないようだ。日本が応援に力を入れているフィリピンのマルコス大統領とさえ首脳者会談が実現していないのが不思議だ。外務省のどこかにミスリードがありはしないか?近隣のアセアン諸国でさえこんな状態なら、将来もっと遠方の国と向き合う時、ウクライナ支援だけを振りかざしていて大丈夫だろうか?

もう一つ話題を付け加えれば、やはりノーベル賞とAIの件。これも小生にはチンプンカンプンだが、日本の囲碁棋士、将棋棋士のほぼ全員がAIを利用している筈で、特に将棋の藤井壮太氏なんかは特別に頭が良いとのこと。勿論一般人にもAI研究者は多いことだろう。何れ日本人がアッと驚くような発明が出来れば嬉しい限りだ。 

2024年10月10日木曜日

認知症に抵抗

 昔から相当そそっかしい性格だったかもしれぬが、その上に認知症が被さってきてるようで昨日とんでもない事件を起こしてしまった。夕飯を食いに行った池袋のレストランでレジに勘定しに行って初めて財布を持っていないことに気がついた。対応していた女性に責任者を呼んでもらい改めて事情を説明。幸い携帯だけは持っていたので電話番号を確認してもらい「何とか明日の開店まで猶予願えないか?」頼むが、今日中に処理してくれとのこと。

更に交渉の結果「それでは明日の担当に引き継ぎます。」と妥協してくれた。礼を言って帰宅しようと思ったがもう歩く元気も残っていない。かと言っても電車やバスに乗るすべもない。結局タクシー乗り場に行ってタクシーを拾って考えた。「やはり今日中に終わらせるべきだ。」ドライバーに事情を説明、家の玄関前で暫く待ってもらうことに。老朽化激しい我が家は幸いなことに、鍵が無くても忍び込める場所がある。ドライバーが玄関に注目していることを前提として泥的よろしく家に侵入。目出度く財布と家のキーを手にして玄関から再びタクシーに。

店に戻って「先ほどはどうも済みませんでした。」で一応一件落着となった。認知症の現れと言ってしまえばその通りだろう。しかし一寸異なる考えを書いておきたい。先週くらいから考えの集中について考えている。冒頭書いたようにそそっかしさ、気が散っての散漫さが小生の欠点。これを治す方法として思いついたのが、出来るだけ頭の中を空にすること。絶えず何かを考えていたのでは何かに集中できないことが分かりかけている。

故に最近は、テレビやパソコンもなるべく観ないようにして余計な情報はインプットしないように心掛けている。出掛けるに際して着かえをしたりするが、昨日は大雨で寒かった。着るものもこの冬で初めての物も多かった。帽子や靴、傘の心配もある。急に記憶させるべき情報量が小生の脳裏のキャパを超えていたとしか思えない。以上我田引水の言い訳だ。

2024年10月9日水曜日

政治的発想

 先日自民公明両党は10月1日に第102代総理大臣石破茂氏をトップとして内閣を作った。そして今日、僅か8日間で衆議院を解散するそうだ。戦後数十日で内閣が終わってしまったのは石橋湛山氏の65日が最短だったが、石橋氏の場合は病気と言う避けられない事情があったことは周知のこと。今回はまったく事情が異なる自民党の党利党略であることも明々白々。総選挙は今月27日とのこと。石破氏は負けても第2次石破内閣は作れるだろうから、これで来年7月の参議院議員選挙までは生き延びるが、ここでも負けるとチト大変だろう。

選挙のことは取り敢えず措くことにしたい。今日書きたかったのは先日無罪判決を勝ち取った袴田巌さんのこと。果たして政治問題として括って良いかどうかも自信は無い。兎も角昨日検事総長自ら記者会見ではなかったようだが声明を発表した。検事総長なんて偉い人に関しては、普段関心を持っていないのでどんな人か知らなかった。報道を見ると何と女性だ。アメリカで大統領選に出ているカマラ・ハリス氏もカリフォルニアの検事総長出身とのことなので、日本も真似したのかな?

兎に角日本は、昔から検事総長は政治任用だからどうも信用できないし、実際に胡散臭い人物が多いと思う。昨日記者発表した検事総長も例に漏れない。何も容姿のこと言ってるのではない。発言内容が酷すぎる。新聞発表をそのまま引用すると次の通り。

以下引用:最高検察庁の畝本直美検事総長は談話を発表し、静岡地裁の無罪判決について「判決は多くの問題を含む到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容と思われる」としました。その一方で「袴田さんが結果として相当な長期間にわたり、法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、熟慮を重ねた結果、検察が控訴するのは相当ではないとの判断に至った」としています。引用終わり。

何でもっと素直になれないのだろう?

一方、朝日新聞は次のように報道した。「当時の報道、おわびします ゼネラルエディター兼東京本社編集局長・春日芳晃;再審を経て、いったん死刑囚となった袴田巌さんの無罪が確定します。無実の人を死刑にしていたかもしれないことの重大性を改めて痛切に感じます。以下省略」

2024年10月8日火曜日

情報過多

 メディアの盛衰は様々だが、読売新聞のテレビコマーシャルではないが世の中に数知れない情報が溢れかえっている。老い先短い身が毎日新しい情報に接するのも如何と思い、出来るだけ接しないよう心掛けたいが、それでも独居の悲しさ。朝起きるとテレビをつけ、後ろ向きながらニュースなどを聴いたり、朝飯を食いながら観たりしている。朝は報道関係だから未だいいが、昼や夜になるとコマーシャルが入る番組を観たりすることになる。

中には特に休日の場合だが、番組自体がスポンサーがついていることも少なくない。これも昔からあったことで驚くには当たらないが、苦笑せざるを得ない。活字メディアも似たような傾向があり、小さい文字でPRと表示されていれば良いが数ページ亘るとつい勘違いしかねない。通信販売は今やアマゾンが市場を席巻してるかもしれぬが、我が家には旅行関係から始まり多種多様な案内が舞い込んでくる。どの業者も郵便代の高騰で頭を悩ませているだろう。

通販の第一目的は何と言っても消費者を不安にさせること。誰しも自分の身体や家計については多少の不安があって当たり前。そこをついて、1日でも長生きする方法、或いは家計を助ける方法を伝授するかの錯覚を与えなくてはならない。兎に角世の中にこの手の情報は溢れている。小生に最も関係あるのは<認知症予防><足腰などの関節痛予防>かな。雑誌などでもこれらにならないため、或いは症状緩和の食事や運動を含むライフスタイルの提案が目白押し。医師に診てもらうまでもなく毎日1錠や一瓶の薬を飲んで1日長生きできるならこんなうまい話は無い。書籍も多いが、今更読んでも手遅れと思い本も読まないことにしている。

金銭に関しては豊島区役所からかかってきた電話に引っ掛かって振り込め詐欺にあってしまった。情報が多いのは有り難いが、選別も難しいものだ。


2024年10月7日月曜日

長居は禁物

 書籍、新聞、雑誌等印刷物の発行部数は減り、廃刊となるものも多い。個人的に思う典型はあの分厚い電話帳。あれを印刷していた会社は今どうしているだろう?関連して思い出すのは他界した兄がのこと。兄が勤務した会社は兄嫁の実家の会社で、大蔵省印刷局が最大の顧客、お年玉付き年賀状の印刷を一手に引き受けていた筈だ。一時は景気が良かった時代もあったようだが、現在は結局無くなって仕舞ったと思う。時代の変化は恐ろしい、経営も変化に応じて変わるべきと簡単に言うが、そう簡単にはいかぬだろう。

半導体生産では一時世界第1位だった日本のこと、北海道の鰊屋敷ではないが半導体関連長者も沢山生まれたと思うが、その面影は今いずこだ。小生が大学を卒業して25年勤務した広告会社は、当時日本最大の発行部数を誇った雑誌「家の光」の関連会社。雑誌自体は残っているが往時の繁盛ぶりは影も無いだろう。替わりに放送メディアやインターネット等の新しい媒体が続々登場して情報には不自由しない世の中になった。この業界でご活躍の皆さんは結構なことだ。

当然広告の形も変わった。小生はその変わり目の直前で業界からとび出て、当時は早まったとも思ったりしたが、今にして思えばあの業界で偉くならずによかったと思い始めている。何でもそうだろうが、高給を食めばそこから離れる事が難しくなるのは当然のこと。そこそこのお長目であれば「もう要りません、ハイ、さようなら」は比較的簡単。最初は25年勤めたが、その後は8年、7年、5年だったと思う。その3回は何れも常務取締役と言う役職に辿り着いたので、辞める方法に少し苦労した記憶がある。

見切り千両、損切万両とはよく言ったものだ。

2024年10月6日日曜日

誰がための電子決済

 自分でも笑ってしまいたいほどの事を披露したい。日本年金機構から分厚い郵便が届いた。年金は生存するための唯一の拠り所であるのは勿論のこと。封書の表には「年金受給額に関する影響のある書類です。必ずご覧ください。」特筆大書されている。開封して分厚い書類の最初は「大切なお知らせ」で「扶養親族等申告書の提出をお願いします」と書いてある。以下A4のページに換算すると14頁の書類があり、そのうちの1枚に氏名と電話番号を記入して同封の封書に切手を貼って返送しなくてはいけない。

切手を貼ることが重要で昔書類が返送されてきたことがあり、女房に怒られた記憶がある。今月から郵便代が値上げになっているので、週が明けてから郵便局に行かねばならないがそれでも大した手間ではない。不要な書類に何となく目をやると電子申請も可能みたいことが書かれている。しかしマイナーポータル物を作る必要がありそうだ。暇なのでやってみようかと思ってやることにした。しかしこれが想像以上に大仕事。

昔、何かの必要で購入した個人カード対応のカードリーダーを引っ張り出して、カードを読み取らせるのも一苦労。マイナポータルはやっとのことで作ることが出来たが、これがまた膨大なサイト。中に年金機構の頁があり、届け出の頁もあることは分かるが、そこから先が思うように進めない。結末がご粗末で情けないが、今更デジタル庁を恨んでも仕方ないだろう。結局マイナンバーカードは財布のポケットの逆戻り、年金機構には切手を貼って郵便で返事をする事に決めた。

2024年10月5日土曜日

明日の天気

最近感心するのは天気予報がよく当たること。気象庁にすれば今頃年寄りに褒められるまでも無く当たり前だと思っているに違いない。高校生時代だからもう子供とは言えない時代、テレビが出現する前は、気象庁は主な地方の測候所のデータ(気圧、風向き、風速なんかだっと思う)をラジオで発表していた。山岳班に所属する友人はそれを聞き取って用意した白地図に記入、自分なりの天気図を書いて明日の天気を予想していたように思う。彼は国体にまで出場して優秀な成績を収めた筈だ。

ぼんくらの小生は天気を予想するなんて大それた気持ちは無かったが、夕方には片方の下駄を蹴りだして「あーした天気にしておくれ」なんて言っていたかもしれぬ。そして翌日突然の雨に会えば不運と諦めていたと思う。農業や漁業に従事する人たちも長年の感を養って自分なりの天気予報をしていた筈だ。現代、台風などは発生当初から進路や大きさまで丁寧に追跡発表されている。これでどれ程の人が助かっているか。報道は被害状況を事細かに発表するので、我々は予報のありがたみを忘れがちになる。

たまたま今日は昨日からテレビで言っていたように朝から雨で終日降り続くらしい。大勢の人がこれを知り、小生もそうだが予定を立てることになる筈。天気が生業に関わる人たちは金を支払っても天気の先行きを手に入れて当然。気象庁があるのに気象データを売る会社まで出来ている現代は面白いと言ったら怒られるかな。

2024年10月4日金曜日

初物の思い出

 夜明け前には雨も上がり、9時過ぎには陽射しさえ出てきた。しかし湿度は100%、いつ降り出しても不思議は無い。朝から何とも不快な天気だ。10月初旬は運動会の季節で、楽しみにしている家庭も多いだろう。しかし今度の週末は余り爽やかにはなりそうにない。今年は昔の東京オリンピックから60年と言うことで紹介されている。秋晴れの日は今年もいつか来るだろうが、60年も前のことを何となく懐かしく感じてしまう。

新幹線が走り出したこと、高速道路が出来てそこを中古のプリンスで走ったこと、テレビ放送が始まり我が家もテレビを購入したこと、但しこれは小生が東京に来てからなので、小生が馴染んだのはもう少し後になる。今では情けないことであるが、大宅壮一氏が1億総白痴と指摘した通り、小生もまるで中毒患者、テレビを観ない日は無いだろう。同じ年かどうかは定かでないが、この頃の思い出としてはジェット機で羽田から長崎まで出張させてもらったことがある。それまで飛行機に乗ったことは無かったが、離陸してブランコが空高く舞い上がるような上昇感には感激した。

何と言ってもジェット機を初めて見たのは10年以上前、まだ小学生時代。ある冬の日、近くの山の中で轟音を聞いて一瞬山が崩れるかと恐怖感に襲われ、空を見上げて初めて見た。まるで巨大なカラスが空を横切って行ったような印象がいまだに残っている。何事も初物の印象は強烈だ。

話が変わるが、朝刊(朝日)にざっと目を通すと「裏金議員を原則公認へ 首相、比例重複も容認 衆院選」との見出しが跳び込んできた。元より石破新首相に共感も納得もしていないからどうでもいいが。これほど強烈に政治不信を感じたのも初めてかもしれぬ。

2024年10月3日木曜日

女房

 火曜日に注射したコロナワクチン、最近多くの会社が開発してるようだ。自分の場合は8回目になるが今回はファイザー社製で4回目になる。当日は何となくだるかったが筋肉の違和感は無くなったようだ。効き目はいつから発揮されるか知らぬが、普段マスクをしない主義なので早いとこ効果を発揮してほしい。何れにせよ昨年10月以降、新型コロナ感染症は5類への移行と言うことで、病床の確保形態、医療費の個人負担割合等が大きく変わっている。しかし細菌が特に弱くなったりしたことは無いだろう。過去1年以内に高校同期生3人が感染したが、効き目が良い治療薬が出てるようで大事には至らなかったとのこと。しかし用心するに越すことはあるまい。

話が跳ぶが今年は確かに異常に暑い。昨夜は衣替えでもないが、既に仕舞ってあった半袖のパジャマにタオルケットを持ち出してしまった。今日は朝から少し雨模様もあってそう暑くは無いが、明日も又暑くなるとのこと。体調管理も大変だ。最近の人権重視論者からすれば女房と呼ぶのは褒められないようだが、私生活に於いて伴侶即ちパートナーが居ると居ないでは大きな違いがあると思う。小生も家内が他界して既に丸7年を経過、自分でも感心するくらいここまで無事過ごしてきたものだ。

自慢は出来ぬが、家内生存中は衣替えなんて意識もしなかったし、下着や靴下なんか買ったことは無かった。自分で買うのは眼鏡と靴ぐらい。結構すぎる生活だったので未だに彼女への未練が残っている。

詰まらぬ個人的なことばかり書いてしまった。反省の意味で少しだけ注目したニュースについて書いておく。一つは大学問題、日本の有名大学に中国人留学生が増加してるとのこと。学者の中には警戒論者もいるようだが、世界的ランクを下げつつある日本の大学の存在を中国の若者が認めてくれるなら結構だと思う。

もう一つは渋谷区の一部で路上飲酒禁止区域が設けられるとの話。全国に拡大して罰則を設けてはどうだろうか。

2024年10月2日水曜日

様子見

 昨日は夕方にワクチンを両腕に打った上に、6時から8時の間に再配達を依頼していた郵便も8時には届いたので、早々に就寝してしまった。従って石破新首相の記者会見も観ていない。石破氏の予定では夕方6時には会見を開きたかったようだが、流石に無理だったみたいだ。見逃したからと言っても観る方法はいくらもあるが観ても始まらない。何れにしても今月27日の総選挙の結果が楽しみだ。

自民党も旧阿部派の裏金議員を全員助けようとは思わないだろうし、自公で過半数が揃えば何も文句は無いだろう。小勢力が多数化している野党に自公過半数割れは不可能に近いだろう。自民党は石破派と反石破に分断されているように言われるが、どちらも甘い汁を吸っている意味で同類だから、党が割れる心配をする者は居ないらしい。本当に詰まらぬ世の中になってしまった。

ワクチンの効き目が出るのは1ヵ月くらい掛かるとのこと。特にコロナのワクチンは筋肉注射なので腕に違和感が残っている。焦らずに暫くは大人しくしていることにしよう。

2024年10月1日火曜日

月初雑感

 昨夜普段よりはだいぶ遅く、21時近くになっていたが帰宅した。毎晩パソコンをシャットダウンするのが習慣なのでパソコンを開くとインターネットに繋がらない。機械音痴なので、どうもこういう事態が苦手だ。パソコンに表示されているメッセージによれば、モデムかルーターの不具合のようだ。家内が他界した時、家の中を整理するため一時内装をいじった時以来だからルーターを触ることなんてなかった。多少アルコールも入っていたが、明日以降のためには今夜中に解決しておく必要があると自らに言い聞かせて、ルーターと端末を再起動、どうやら復旧できたが、就寝時間がいつもより1時間ほど遅い10時になっていた。

人間だけでなく機械にも経年劣化は有るし、政党にもあるかもしれぬ。年寄りが若い者より賢いとは限らぬだろうし、むしろ長老なんて存在はいつの時代も不要かもしれぬ。当然ながら逆に新しいことがいつも良いとは限らない。悪いところが出てくれば再起動で修正が出来ればよし、出来なければ新しいものに交換する必要もあろう。その判断はボケてしまっては出来ない。ボケを防いで自然体を保ちたいが、これはいつまで可能か分からない。精々毎日規則正しい生活を心がけるしかないだろう。

今日は普段と少し違い月初め。月名は神無月と出雲地方以外は寂しい月の筈だ。しかし当地池袋は10月12,13日と「踊の祭典第25回東京よさこい 」とのこと。参加チームは100以上、遠くは北海道から参加するチームまである。神輿祭りは先週終わっているので特定の神様は不要かもしれぬ。何れにしても文句をつける理由もない。午後3時からワクチン接種に行かねばならない。予約は入れてあるが午後2時には再度確認の電話をするよう指示されている。体温を確認にされるのかもしれぬし、予診票記入を確認されるのだろう。何れにしても忙しい月初めだ。