日米ともに選挙戦が終盤に入ったようだ。日本は結果がどうなろうと自公政権体制は揺るがないだろうが、結果判明が少し遅れるアメリカはどのような結果になるか未だに不透明。それよりどちらが勝とうが社会が大きく動き、世界に与えるインパクトが大きいように思う。現在世界はまさに二分状態、西欧+日本陣営とBRICS諸国陣営との対立であることはご承知の通り。アジアで唯一G7の一員となっている我が日本、色分けされた世界地図をテレビで見るたびに不思議な気がしてならない。
もしトランプ政権誕生となれば、多くの評論家は言う。アメリカからの締め付けと押し付けは一層厳しく日本の立場は益々苦しくなるとのこと。日本の選挙で自民党は<日本創生>と神がかり的ながら意味不明なスローガンを連呼するが、国家の自立主権を強調出来ないのだから情けない。他国アメリカの選挙を野次馬気分で見ていて思うのは一種の面白さ。特にトランプ陣営を強力にサポートしている<イーロン・マスク>なる人物の行動。この人物、元は南アフリカの出身で54歳、嘘か真か知らぬが世界一とも言われる大富豪とのこと。
なんで当てたか理解できぬが兎に角いろいろな事業を展開、なかでも宇宙産業や通信事業ではアメリカ政府から莫大なお金を頂戴する、即ちアメリカ政府が大きく依存せざるを得ない立場にあるとされている。この彼が何でもトランプ陣営に毎月金額は忘れたが莫大な選挙資金を寄付したり、最近は有権者に毎月だったか毎日だったかこれも忘れたが、1億円の宝くじのような賞金を出して注目されている。
もちろんカマラ・ハリス陣営の民主党では現金による買収行為と指摘、ハリス氏が当選したら選挙違反で刑務所行かねばなんて期待もされているが、思うのは我々日本人だけで本人は一向に気にしてない様子らしい。いずれにせよ金持ちの道楽と思えばよいのだろうが、ここまで桁外れな道楽が選挙にどんな影響を与えるかがある種の見ものだ。比べると日本の総選挙の盛り上がりの低さがついつい気になる。
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