2024年10月24日木曜日

難解な国際情勢

 数日前には2日ほど少し朝寒い日があったが、今日は朝から半袖で過ごせるようだ。季節の変わり目なら仕方ないかもしれぬが、今は変わり目を過ぎてるように思うので不思議でならない。天然自然にもこんな解りにくい現象が現れるが、人間社会はもっと解りにくい。一昨日からかロシアの衛星国カザフスタンで行われているBRICS首脳会議、参加国や予備国を含め招かれた国々の首脳が大勢集まっているが、昨日はグテーレス国連事務総長が会議に参加すべくカザフスタンに姿を見せたらしい。

この会議を主催するのは紛れもないロシアのプーチン大統領、国際司法裁判所から戦争犯罪人として国際指名手配を受けている犯罪者だ。国際司法裁判所は国際連合と密接につながっているかと思ったが、どうもそうではないのか?国連組織を理解できていないので頭が混乱してくる。日本はBRICSと無関係のようで、むしろ敵対関係に近いG7グループの一員と言うことになっている。こちらは言うまでもなく西欧6ヶ国+αの中にアジアから唯一の参加国。双方ともに世界経済の仕組みを議論して平和共存することを主たる目的としているようだ。

先に敵対関係と書いたが、この表現は正しくないかもしれぬ。別のグループではあっても喧嘩してる訳でもないだろう。たまたまリーダー格の米英と中露の関係が少しぎくしゃくしているだけのこと。互いの指導者次第でこの関係は変化することもありとしても差し支えあるまい。中露の指導者は暫く代わらないよう、強権でそれぞれが国内を固めているが、G7側は民主主義だから国内固めが不十分で甚だ心許ない。何れにせよ、お互い他人の頭の蠅に気を取られず、自分の頭の蠅を追うにしくはないかもしれぬ。

兎に角、傍観者の立場で言えば、どちらが善でどちらが悪とかの判断だけはつきかねる。

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