2024年10月28日月曜日

選挙結果から

 昨夜は8時半頃就寝したが、12時頃目を覚まして水飲みに台所に行くとき一寸だけテレビのスイッチを入れてみた。思いのほか立民が善戦しているようなので安心してまたすぐ眠って今朝のこと。昨日投票した東京10区の立民候補者の名前が出てこず、代わりに自民候補者が当選したとの報道、これにはがっかりしてしまった。今朝パソコンで確認すると、本当に激戦で、自民の当選者もこちらが投票した立民候補者も共に9万票台で差は5百数十票。当確が遅れたのも無理はない。

もちろん比例復活はしているが負けは負け、立民は選挙区当選者が多くなっているので、党内の位置が低下するだろう。囲碁も同じだが勝ったと思った瞬間が一番危ない。勝って兜の緒を締めよとは実にうまいことを言ったものだ。それにしても、自民党はしぶといものだ。参議院から回った和歌山2区の世耕弘成氏なんて裏金の権化のような人物が当選してくるのだから嫌になっちゃう。東京24区の萩生田光一氏なんかも予想通りではあるが見事に当選した。今回の選挙は自民党内がA組とB組に分裂したと言われているが、彼はB組の筆頭格。奈良2区の高市早苗氏あたりと組んで大いに党内を引っかき回し、自民党滅亡を早めてもらいたい。

選挙結果で最も驚いたのが公明党、選挙に強いと言われていたのに代表に就任したばかりの石井啓一氏が落選してしまったこと。今日から公明党内は大変な騒ぎだろう。氏の選挙区は埼玉14区、比例区への重複立候補もしていなかったようだ。難しいことは分からないが、ポスターの刷り直し張替えだけでも相当な手間だろう。共産党も選挙期間中頑張っていた割には当選者を減らしている。代わりに国民民主党が漁夫の利を得る形になったようだ。

他にも今まで聞いたことが無かったような党とか、いろいろあって、来年の7月参議院選もあるのでこれから先1年くらいは政治は可なり揺れ動くと思う。それにしても、経団連会長戸倉雅和氏の談話が他人事みたいに発表されている。自民党政治のお陰で生き永らえてきた重厚長大の代表人物。当事者意識が全く無いのも当然かもしれぬが、困った者だ。

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