2024年10月26日土曜日

お馴染みテレビ

毎日朝昼夕とテレビをよく観ていて不思議に思うことがある。その筆頭がNHK、我が親族にも友人にもNHK社員が何人かいるが、同期で現役社員はいないし、報道関係の社員は一人も知らないのが少し残念。NHKは多数の社員を擁するはずが、何故か今はやりのAIが殊の外好きなようだ。AIなんて意味不明の言葉が朝夕の報道番組に「この外にはAIが選んだ情報を自動音声でお送りします。」が毎回画面いっぱいの文字がが流れることに違和感を感じている。

なんでAIなるものに報道すべき内容を選択させなきゃならんのだろう?千歩譲って任せて拾い上げたニュース項目があれば、そのためのアナウサーが読めばいいではないか。

民間放送局の番組で多用される言葉でいつも気になるのが、「読み解きます」主に社会情報系とされる報道ともニュース解説ともつかぬ中途半端な番組。と文句を言いつつ毎晩のように視聴するBS番組。こちらが現役を過ぎてから始まって、スポンサーがつかないのではと心配していたものだ。しかし最近はスポンサーがある程度ついてきているようだ。放送局側の制作体制がどうなっているか知る由も無いが、出演者は地デジとBS双方に出演してるケースも多いので、ゲストのギャラなんかは同じになっているのかもしれぬ。

読み解くのは兎に角民放が得意げに多用するが、NHKはさすがにこれに関しては慎重だ。当たり前のことで、東京に本社があってもローカル局の報道局員やアナウサーがそうやすやすと世界情勢が分かってたまるかだ。特にウクライナやパレスチナは戦争の話。自衛隊退職者や外務省退職者の小遣い稼ぎにはなっても、的を射た分析ができる筈もあるまい。ここ数日で言うと、ロシア中部タタルスタン共和国の中心都市カザンで開催されたブリクス首脳会議の関連報道。

この会議は新加盟した4ヶ国に加え36か国が参加し、このうち22か国は首脳級が出席したうえ、国連のグテーレス事務総長が出席しているので、非常に意味が大きいはず。民放各社は意味が解っていないのか、この意味をまともに解説した民放局が皆無であったことは嘆かわしい。 

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