2025年7月31日木曜日

1日休養後

 昨日は暑気あたりのような状態で、何もする気が起きず終日家でごろごろしてしまった。起床してから就寝するまでの日課を自ら課している小生としては極めて珍しい。これも歳のせいとでもするしかあるまい。今日も午前中は何もする気が起きなかったが、木曜昼飯の定番、紀尾井町のレストランまで行く気が起きて昼前後からやっと正気が戻った感じ。昨日から今日にかけて多少涼しさが感じられるようになったからかもしれぬ。

最近停滞している政治環境もあっって、テレビやネットを見てるだけでは面白くもないが、昼に週刊文春を読んで大分裏側と言うか、自民党内部の抗争の状況が少し解りかけてきた。興味深いのは麻生氏が高市早苗氏を担ぎ、首相には国民民主党の玉木氏を担ぎ上げようとしているとのこと。混乱の世の中だから何があっても驚いてはいけないらしい。参政党の裏事情も興味津々。思わぬ大金が転がり込んだみたいだが、根っこは一昔前世間を騒がせたアムウェイのねずみ講方式が採用されているとのこと。

大相撲絡みでは元貴乃花関が4敗を喫した大の里について述べている記事も興味深い。彼は大学まで出ているので出世が少し遅れたとはびっくり。しかし今後については心配無用で、精進して大横綱になると言っている。ウクライナ出身安青錦 の弱点はやはり足腰の高さ。気を付けないと怪我が心配らしい。石破首相の強情さに関するの記事もあったが、やはり派閥を持てなかった所以、全国を回って個人的人気だけで国トップになっても、どこか政治家としての自覚に欠けるものがあるようだ。

暑さの日中1万歩歩けて正気が戻りつつあるが、相変わらず電車の中は老いも若きも一様にスマホを見入っている光景、これから日本はどう変わっていくのだろう?

2025年7月29日火曜日

金満ボケ

 日本も政党が多様化して少々先が見えにくい世の中になってしまった。しかし有象無象のような政党の中で自民党だけは多少頭が抜きんでている感じだけは残っている。あの平河町に聳え立つ大ビルディングの自民党本部、小生が赤坂にあった小さな広告代理店に入社した昭和38年当時既にあったように記憶しているから相当なものだ。なんであんなに馬鹿でかい建物が必要なのか分からない。

昔聞いたような気がするが、党所属の職員が100人を少し超える位いるらしい。所属している議員数は一昔前であれば350人前後、現在は少し落ちているので300人前後だろう。人数は兎も角として凄いと思うのは金満の度合い。調べる気にもならないので当て推量で書くが、正規の政党助成金の他に財界からの寄付金とか莫大なお金が流れ込んでいるだろう。党の資金を預かっている金融機関がどこかは知らぬが、自民党は大きな取引先だと思う。

政府にも多額な資金が供給される仕組みがあり、この実態は全くのブラックボックス。なってみなければ分からないので、市井の庶民には永遠に無縁の筈。一説には毎日日銀から出来立ての新札が一定の金額運び込まれるなんて危うい噂まであるくらいだ。日銀券の印刷現場なんか一度見学したいものだが、現場がどこかさえ知る人は少ないだろう。

しかし選挙で選ばれた首相は自民党の総裁でもあるから、先に書いた全ての実態が分かっている筈。しかしその選挙で3回負け続けたので、党内で責任辞職すべきとの声が上がった。野党から上がるなら分かるが、身内が騒ぎだしている。しかし就任未だ1年にも満たない石破首相は意地でも辞めないつもりのようだ。流石に党の資金を管理する幹事長は昨日辞任を口にした。想像もできないような莫大な遺産を管理する責任の重さに耐えかねたのだろう。

しかし石破首相は「未だ選挙の総括が終わっていない」との屁理屈で座を離れようとしない。浅ましい金満ボケとしか見ようがない。

2025年7月28日月曜日

若手の活躍

 大相撲は若手の大活躍で楽しかった。勝負事のみならず若手が活躍する時期ではないか。年寄りは長生きしてればいいが、若手の台頭に妨げにならぬようしたいものだ。自分のことを考えれば、85年も生きてきて、その間に何かに10年以上集中して訓練したことは一つも無い。お相撲さんだけじゃない、何ごとによらず小さい子供時代から一筋に訓練して10年や20年で相撲で言えば幕内番付に名前が上がる人は少ない筈。努力は必ず報われると教わったが、そう単純でないのも事実だろう。

「それを言ったらおしまいよ!」の声が聞こえそうだ。やはり努力は報われるとしておこう。

2025年7月27日日曜日

暑さが続く

 歳が歳だから命の活力はとうに消え失せ、今日1日を如何に無事に過ごすかだけが自分への課題。何をするにも無理をせず只管安全性を重視する毎日だ。食べ過ぎず、飲み過ぎず、遊び過ぎずで、最近はイギリス医学会が推奨している1日1万歩は歩き過ぎを信じ。歩くことさえ控え気味にしているところだ。雑用もそれなりにあるが、これも一度にしないようにして少しずつ片づけていくつもり。

政治家ではないから国家国民について心配する必要もない。腰が少し重く感じられていたので接骨院に数日通ったところだいぶ楽になった。先に書いた通り歩行数をを少し減らせばそんなに悪化することは無いだろうと楽観している。今度の金曜日はもう8月、区から長寿検診の案内が来ているので、早いとこ金曜日に行くつもり。昨年までは前立腺がんの経過観察で日大病院でかなり綿密な診断を受けていたが、これも昨年卒業を宣言されてしまった。

これからは長寿検診だけが頼りの綱だ。1年に1回一通りの血液検査と尿検査を受けていればそう大きな問題は生じないだろう。授かった寿命があと何日かは分からぬが、天を恐れ、しかしクヨクヨせずに毎日を過ごすしかない。昨日は長野在住の従妹が送ってくれた長野中学(現在は長野高校)の先輩でもある栗林忠道中将の資料を読み、改めて氏の偉さに思いを致した。現在の政治家たちに中将の爪の垢でも飲ませたい気持ち。資料は兄の長男に明日転送の予定。

2025年7月26日土曜日

憧れの実力世界

 昼食後ブログを書き始めた途端に居眠りをしてしまった。持っていた扇子を落として目が覚めた。暑さで頭がおかしくなったかどうか、政治は空転しているが大相撲名古屋場所は終盤にきて番狂わせと言って良いかどうか分からぬが、上位陣が崩れて若手が活躍しているので面白い。中でも注目したいのは東前頭筆頭ウクライナ出身の安青錦(あおにしき) 11勝2敗と同じく東前頭15枚目琴勝峰(ことしょうほう) 11勝2敗。昨日3敗に後退してしまったが東前頭14枚目の草野なんて人は未だ髪の毛が短くて大銀杏が結えない程。

先場所で優勝した横綱大の里も若い。一人横綱で頑張ってはいるが、今場所は既に4敗を喫し、今場所は金星を大量に生産することになってしまった。今腰の塩梅を見てくれている接骨院の先生も石川県の出身。心配していると思いきや全然心配は無さそう。曰く「何と言っても大の里が所属している二所ノ関部屋は師匠が凄い。親方の第72代横綱稀勢の里は今でも稽古場で自ら褌を締めて弟子たちに稽古をつけている。」とのこと。

他には熱海富士も昨日大関琴桜を破って3敗を守っている。要するに相撲の場合、番付の差と実力の差は本当に紙一重。何が起きても不思議が無い実力伯仲の世界だ。舌先三寸で国民を惑わす政治家とは大違い。この暑さだし場所が名古屋と遠いので天覧試合は期待しないが、涼しくなって場所が東京に戻ったら天皇陛下も国技館にお運び願いたいものだ。

2025年7月25日金曜日

遊び心

 暑すぎて頭はうまく回転しないようだが、どうでもいいようなこと、即ち遊び心は大事にしたい。小生も遊び心で毎日のようにネットで囲碁を楽しんでいる。勿論負けることも多いがたまには勝つこともあり、これが精神衛生にとても有効だと思う。相撲なんかを観ていても同じだ。勝続けなんてあり得ない。今をときめく佐田の山でも大分下位の力士に土をつけられ悔しそうな表情をするときがあるじゃないか。

自転車や自動車のハンドル、船の舵取りでも兎に角遊び、緩みの無いガチガチでは話にならない。生真面目な人を馬鹿にするつもりは無いが、人生楽しく愉快に過ごしたいと願っている。

2025年7月24日木曜日

複雑怪奇

 今週は不思議なことが幾つか起きたような気がする。アメリカとの関税交渉が想定外に上手く運び、日本としては貿易での損害を最低限に留めることが出来たと喜んでいる。特に日曜日の参議院議員選挙で大敗を喫した筈の自民党は瀕死の状態からまるで息を取り戻したような燥ぎぶり。これが日本国民の幸福や産業にとって本当かどうかはもう暫く様子を見る必要があろう。

ディールを得意と自負してきたアメリカ・トランプ大統領が急に弱気になったのは何故か?以前から噂があった怪しげな文書(司法省のエブスタイン報告)に名前があったことくらいで怖気づくような人物ではないような気もするので、どうしても対日関税率引き下げの理由が分からない。巷間言われてきた通り、土壇場でチキンアウト(おじけづいて手を引いた)訳でもあるまいに。米中間にあって重要な日本だから日本に貸しを作るなんて上品さも無いだろうし。しかし日本と石破首相にとっては不幸中の幸いなら、それはそれで結構としなければならぬだろう。

国民民主の玉木代表を抱き込んで嘗ての村山内閣の再現をなんて話も乱れ飛んではいるが、物事は複雑に考えても仕方ない。なるようにしかならぬから難しいことは深く考えない方が良いとしよう。お願いしておきたいことは<誰の責任にせよ、巻き添えで貧乏籤引かぬこと>だ。

2025年7月23日水曜日

腰が重い

 昨日から考えていたことではあるが、今朝一番で馴染みの接骨院に行き腰を揉んでもらった。先生曰く「歩きすぎかもしれませんよ。平らな道路と言ってもこの暑さの中池袋往復は少し考え直した方が良いかも。」とのこと。確かに温暖な気候と酷暑では身体への影響が異なることは何となく理解できる。日傘を買うのも面倒なので夕方陽が落ちそうになる時刻を見計らって出発することにしてはいるが、もう少し何か考えたい。今日は午前中に歩行数が5千歩を超えている。

ところで今日はアメリカ・トランプ政権と縺れていた関税交渉が解決。しかもそれが期待以上の成果で、鉄鋼とアルミを除いて、自動車を含め15%とこれまでに妥結した相互関税では最低ライン。テレビの評論家が口を揃えて「想定外」と言っていたが、小生も同じ思いだ。もちろん代替条件はついている。日本はアメリカに日本円に換算すると80兆円の投資を行い、その収益の90%はアメリカ受け取る仕組みを作らねばならない。その一つにアラスカでのガス開発が唯一具体例として挙げられていたが、その他にどんなものがあるか不明の状態。

これが居直りを続けている石破政権に如何なる影響を及ぼすかが未だ不明。とは言っても、党内での反発も大きいから政権の寿命はそう長くないことだけは確かだろう。それにしても石破茂氏は不思議な御仁だ。未だに退陣について何も語っていない。果たして運が良いのか悪いのか?

2025年7月22日火曜日

危険な暑さ

 今日は大暑、暑さで頭が働かないのも無理はあるまい。気象予報士はしきりに<危険な暑さ>を協調しているし、その意味も分かる気がする。意味が分からないのは昨日の石破首相の続投宣言。何故か?<国政に停滞は許されない>なんて屁理屈を言っても通用しない。先の大戦末期のポツダム宣言受諾も同じで、往生際の悪さで失ったものは計り知れない。我が故郷長野市には往生寺なる寺があって付近の地名にもなっている。

誰しも十分年齢を重ねて大往生を遂げたいだろうが、何ごともそう上手い具合にはいかぬものだ。負け方にはいろいろあり、囲碁や将棋の勝負には<投了>と言って負けている方が回復不可能を認めて勝負から降りることが認められている。政治の世界はそう簡単に行かないのは何故か?一旦負けを認めると次の勝負に時間を要するのは理解できる。しかし往生際が悪いと、次の勝負はより時間が掛かるだろう。

今日は政治問題は扨措き、自分の問題を考えたい。見切りを最も考える必要があるのは、身体の健康問題だ。足腰をはじめあちこちが弱ってきているので、どの時点で医者に行って診断を受けるかだ。いろいろ考えはあるが、来月には後期高齢者の定期診断の通知が来るはず。例年であれば既に案内が来ていそうだが、今年は未だに届いていない。ひょっとすると選挙のせいかもしれぬ。給付金やら選挙の通知やら、区の職員さんも忙しかったのだろう。

兎に角、区の健康診断を受けてからのことにしたい。

2025年7月21日月曜日

参議院選感想

 昨日の選挙結果で自公過半数割れが確定した。しかし石破首相は首相辞任はせずに厳しいながら政権を維持するとのこと。誰しも長い人生には勝ち戦と負け戦はつきものだと思う。衆議院議員選と議会議員選に続いて3敗目となってもリーダーを続ける意欲を良しとするか否かは分からない。世論調査でもすれば恐らく一旦政権を降りて党内で良いから別人が立つべきだとする意見が多数を占めるだろう。

それにしても今回の選挙で躍進した参政党と国民民主党がまた分かりにくい。何でも若年無党派層の支持が大きかったとのことだ。一躍14人当選となった参政党が今後政治的にどんな活躍をするかじっくり観るしかあるまい。党首神谷宋幣氏の経歴は不思議だ。関大卒業後、自衛隊員の経験もあれば一時は自民党からの立候補もある。発言に右翼的過激な部分やスピリチュアルなところがあって非常に分かりにくいが、よく候補者を集めたものだ。

獲得議席17で、立憲の22に迫る勢いの国民民主党も不思議な存在、党首玉木雄一郎氏は女性スキャンダルがあったにも関わらず大躍進をしている。玉木氏は東大を出た元大蔵官僚だけに、倫理観で小生とはかけ離れたものがあることだけははっきりしている。身体の髄にしみ込んでいる特権意識が鼻についてどうしても好きになれない。

選挙期間中一番熱心に戸別訪問があったのは公明党、小生は選挙区、比例共に共産党候補者名で投票したが、公明も共産も存外な結果だった。自民党はこれからが大変だろう。何れ近い将来に代表戦と言うことになるだろが、後任に着く人も容易ではあるまい。

2025年7月20日日曜日

日本も国際化

 選挙の結果は未だ分からぬが、参政党の勝利があるとすれば世相を再認識しなければならない。小生には彼らが真面目に日本の政治を考えているようには思えないからだ。選挙に熱心な共産党や公明党については未だ少し理解できる。昨日の夕方強か飲み過ぎて千鳥足で銀座の大通りを歩いていたら、4丁目の晴海通りとの大きな交差点の新橋寄りに自民党の宣伝カーが止まり、車上から小泉進次郎氏が何か喚いていた。内容を聞き取れなかったが、「今が日本の正念場!」の決まり文句だったのだろう。

休日の銀座なんて炎天下を歩くのは殆どが外国人、日本人は小生のような暇人或いは余ほどのもの好きだけ。交通整理の警官の数と動員されている人数はいい勝負だったように思う。昨日の飲み会恒例の7丁目ライオンビアホール、6人の予定だったが、小生に次ぐ年配者が一人欠席して5人。小生以外は10歳以上歳が離れ、今年から後期高齢者が一人だけ。皆元気で、お代わりのスピードが早い。こちらもつられて珍しく飲み過ぎた。帰路は自分でも足元が覚束ないことがよく分かる。夏のこととて、真昼間から千鳥足は恥ずかしいが、帰宅してすぐシャワーで汗を流して一寝入りしてしまった。

夕方7時半からの高校同期生とのリモート懇談は欠席せずに参加できた。記憶に残っているのは参加者間での意見の相違。外国人に対して若干差別的見解を持つ友人もいるし、片や海外経験が長く、子供たちも国際結婚が多い友人はそれを非難していた。小生はアメリカ・トランプ大統領の不法移民対策がどこかで行き詰まるように感じているので、後者の意見に声援を送りながら参戦。今度の選挙で日本でも急に移民問題が出てきたがこれからどうなるのだろう?移民1世はまだ候補者が居ないかもしれぬが、お相撲さんの世界はもうだいぶ前から移民が大活躍している。日本人が一人横綱を務める今場所が寧ろ珍しい。

2025年7月19日土曜日

今日の予定

 今日は土用丑の日だからウナギでも食べたいものだ。亡き妻の実家が静岡県島田市在住が長かったので、毎年この日には白焼きの蒲焼がたっぷり届いていたのを懐かしく思い出す。今日は午後1時から銀座のビアホールで、社会に出て初めて勤務した会社の後輩が飲み会に招待してくれている。後輩と言っても全員リタイアメント、ここまで来ると先輩も後輩も無いのと同じ。先だった社員のことを肴に愉快にやるつもりだ。

普段は政治の話は出ないが、明日が投票日だけに今日は例年とは異なる話題が出る可能性もあるだろう。兎に角銀座と言う場所は外国人だらけ、大通りは歩行者天国で解放されている筈だが、外国人で溢れかえっていることだろう。個室みたいな小さな部屋で予約は2時間、大ジョッキ2杯+αかな。2次会は昨年行った新橋の居酒屋が居心地が良かった。今年もあそこを希望したい。3次会は遠慮して帰宅する予定だが、最近は疲れがすぐ出る。

高校同期生とのラインミーティングは失礼して早寝をする方が賢明かもしれぬ。

2025年7月18日金曜日

選挙後は?

 参議院議員選挙もいよいよ最終版、どの政党も候補者も今日は必至の追い込みで大変だろう。つくづく政治家なんかになるものじゃないと思う。明後日は投票しなければならぬので一応選挙公報を読み直してみた。どの政党も聞き飽きた言葉を羅列している。それぞれ依頼してる広告代理店は異なるだろうが、コピー(宣伝文句)に一番迫力が欠けているのが自民党。参考までにキャッチコピーは「日本を動かす 暮らしを豊かに」動かすなんて言ってもこれまで何もしてこなかったじゃないか。暮し向きは人によって異なるだろう、豊かさに欠けていることは今更認めて貰っても困るじゃないか。と混ぜっ返しが聞こえてくるようだ。

そのせいか、昨日遅く区から給付金2万円のお知らせが届いた。8月7日に振り込みますと宣言している。これもタイミングが合っていない。何でも少し早く手が回せなかったのだろう。親子4人暮らしで8万円はチョットしたボーナスだろうに。政権党自公の苦戦が報道されているが、予想通りに野党が勝っても、政局がどう動くか想像が出来ない。石破内閣は一応退陣を余儀なくされるだろうが、後継者の影が薄い。昨日も書いたが小泉進次郎氏の他は誰が手を挙げるのだろう?前回を思い起こせば奈良県の高市早苗氏、神奈川県の河野太郎氏、千葉県の小林鷹之氏辺りも名乗りを挙げるだろう。

誰を見ても余り新鮮さは感じられないが、石破氏よりは益しとするしかないかな。選挙結果がどうであれ、野党第1党になるとされる立憲の野田代表はもっと大変かもしれぬ。今後の国会運営で多数小政党のトップに立たねばならぬが、野党の数が多いうえ、それぞれの思いが余りに違い、且つ大きすぎる。政権党は少しでも勢力を拡大するため方法を顧みず、政策も無視して弱小野党を誘惑するだろう。誘惑に弱いのは誰しも同じ。野田代表はもう暫く党首に居られるだろうが、誰かに代わってほしいと思っても不思議は無い。

2025年7月17日木曜日

梅雨明け間近

 どうやら梅雨明けが迫ってきたらしい。結構なことではあるが、今年の暑さは異常なくらい暑くなりそうと言うので、少し心配でもある。対策はエアコンをケチらずに多用すること、栄養補給をしっかりすること。幸い暑さで食欲減退の経験は無いので大丈夫だろう。娑婆では参議院選挙が最終版。政党が増えてよく分からないが、自公政権が危ないとの声がよく聞かれるようになった。政権が代われば何か良いことがあれば結構だが、政権が代わったところで国民の多くがハッピーになるとは限らない。

自公政権の危機は痛くも痒くもないが、今回の選挙で参議院での過半数割れが起きると、自民党総裁候補に小泉進次郎氏が来るの報道がある。こっちの方がむしろ嫌な感じだ。

とか言ったところで、個人的には余り関心が無いのも事実。問題は若い現役時代の人たちがどう判断するかだ。物価高騰対策で打ち出された備蓄米放出作戦、マスコミを随分騒がせたから効果があればよいが、思いの外との指摘もある。国外ではアメリカ・トランプ大統領が日本にまで影響及ぼしているような気配もあるが、与野党ともにこれをどう考えているのだろう?報道を見てる限り、中国を敵視する日本のマスコミ、影響がどう出るか興味津々といったところだ。

2025年7月16日水曜日

モノづくり自慢

 22歳で会社に入って40歳で大阪に転勤となった。東京には東芝、日立、三菱、ソニーがあり、大阪にも松下、サンヨー、早川のシャープがあって日本中の家庭に電気製品を届けるためにどの会社も活気に溢れていたし、社会もそれなりに活気があったような気がする。所謂<モノづくり日本>最盛期の昔話だ。未だ自家用車を買うには早かったかもしれぬが、どこの家庭にも当たり前にテレビ・冷蔵庫・洗濯機は揃い、やれ電子レンジとか湯沸かし器或いはシステムキッチン等が普及し始めた時期だった。

それが今はと言えば、何れも見る影もなく衰え、消え。次に出現した自家用車ブームも終わりを迎えようとしている。日産のブルーバードとトヨタのコロナの戦いはとっくの昔に終わり、大型のアメ車、ベンツとBMWと北欧のボルボなんかがちょっと高級感があったりしたが、これら嘗ての高級車も今は姿を消し、むしろありふれた小型自家用車。電動自転車や電動キックボードの方が存在感があるのかもしれぬ。元来日本人は器用なんだろうし、小学生の頃から家庭科で工作を勉強している。大工道具も研ぎ方から学んで中学生になれば誰もが何とか使いこなせたし、男子も含め針仕事もひと通りは学んでいる。

この教育方針が今でも維持されているかどうか知らぬが、最近はモノづくりがかなり怪しくなってきている。半世紀以上も前と現在ではモノづくり自体基本から違ってきている可能性も大いにあるだろう。確かに半導体なる電子部品がモノの中心に置かれる時代だ。素材を切り、削り、こ組み合わせを考えるのとは訳が違くかもしれぬ。とは言っても、モノは手で生み出すもの、頭だけでは産まれない。幼い頃から手に覚えさせることも大切かもしれぬ。実は小生、大の不器用。それでも懲りずに朝飯だけは自分で米を炊いて準備することを習慣にしていることが自慢。

2025年7月14日月曜日

日曜日の大仕事

 梅雨が明けていないのに台風が接近している。何ともちぐはぐな最近の気候もそうだろうが、驚くには当たらない。地球が小さくなっている訳ではないが、洋の東西、社会風俗の新旧、全てが混然一体となって目前に広がる現在。現在行われている選挙も同じだが、何を選ぶかは個人が考えなくてはならぬ。都合が良いのか面倒くさいのか本当のところはわかり兼ねる。

何故田舎同様旧盆に合わせられないか理由が分からないが、東京は昨日から盆に入った。暑い中街を歩いていて2人の坊さんとすれ違った。西池袋は寺が多いから檀家回りをしているのだろう、ご苦労なことだ。花屋さんも描き入れで忙しそう。サンデー毎日の身なのでどうでもいいが、昨日は12時から池袋駅近くにある不動産屋で11月に移転を予定しているマンションの売主との契約手続き。

仲介者の丁寧な説明と実印の押印などで2時間半も掛かった。行きに大汗をかいていたのに、空調の利いた快適な契約室と冷えた麦茶ですっかり汗が引いた。帰りに渡された書類がまたまた格別の重さ、途中で昼夕兼用の食事をして帰宅するともう午後4時。現役時代は広告業界が長かったので広い世間を見てきたつもりだったが、不動産業界は知らずにいた。なので都会の地べたや空間がいかの多くの規制下にあることを改めて知って、驚いたり感心したりしたものだ。

仲介者も売主のやはり大手不動産会社の担当者もきっと20歳代だろう。両者とも実にはっきりと要点をこちらのボケ頭にしみ込ませてくれた。日曜日にも拘らずよく働くものだ。契約が無事成立したからには年内に天変地異が起こらないことを祈るしかない。

2025年7月13日日曜日

暑さに負けず

 どうも血の巡りが悪い体質のようで、頭はあまり良くない。それは自覚しているつもりだが、最近は暑さのせいか体調もあまりパッとしない。一昔前までは人並みにゴルフをしたりしたこともあるが、運動神経も良くないので長いことしても結局上達しなかった。スコアを競うスポーツは劣等感を増すばかりだからと、これもやめて結構時間が経っている。一人での山歩きなら健康には適しているが、歳を考えるともう止めた方が良かろうと思って止めてしまった。

しかし家に居てじっとしてばかりいては益々血の巡りが悪くなるので、ここ1、2年は専ら街歩き1日1万歩を目標に置いてはいる。しかし先月来の暑さで、これも危険を感じて控えめにしている昨今だ。なのに昨日はブログ迄休んでしまった。夜の恒例高校同期生4人とのライン懇談で「どこか調子が悪いのか?」と聞かれたくらい。悪くないと言えば嘘で何となく全身がかったるい。書くことが思い浮かばない、或いは考えるのも面倒なだけ。

今朝は高校同期会永久幹事の友人が同期生二人の訃報を送ってくれた。平均寿命が延びていると言っても精々80歳。そこははるかに超えているのだから死ぬ方が自然で、生き永らえている方が不自然だ。自分にいつ順番が来ても不思議は無い。最近の流行り言葉にある「終活」は意味が不明確で嫌いだが、身辺整理だけはボチボチしなければならない筈。てなことで、最近はなるべく新しい物を買い込んだりは勿論しないが、それより新しい情報になるべく耳を貸さないよう務めている。

総理大臣に誰がなろうと自分には関係無いこと。たまたま月刊文藝春秋8月号に田中真紀子さんが小泉純一郎氏を何故総理に持ち上げたかを書いている。真紀子さんは演説も上手いが、作文はもっと上手いかもしれぬ。今更真似は出来ぬが、才女だな~。

2025年7月11日金曜日

戻り梅雨

 昨日の日中は異常な暑さだったが、天気予報通り夕方から一変。雷を伴った土砂降りとなり久しぶりに気温も下がって夜もぐっすり寝ることが出来た。今日もエアコン不要の落ち着いた梅雨空、これが暫く続いてくれれば有り難いが果たしてどうなることやら。

ところで素人には全く理解できないアメリカの関税措置問題。大統領閣下の発案のようだが、要するに「輸入品はこれから高くなりますよ、だからできるだけ国産品を愛用してください。」てな政策を国民は喜ぶだろうか。素人考えだが、物価の高騰は誰しも歓迎するものではないだろう。日本の石破首相閣下や政府高官は「これまで何かとアメリカを頼ってきたからと言って、日本を舐めるなよ。」と怒りをかなり露骨な表現をしている。たかが輸出取引のことで、なぜそんなにカリカリするのか理解できない。高値で販売できなくなれば対米輸出はしなければいいだけのことではないか。

例えば和牛の輸出が難しくなるとかだが、対米輸出で業容を拡大してきた農家が果たして如何ほどかだ。和牛を好む国は世界には多数あるだろうに。兎に角大騒ぎする理屈が分からない。もう一つ分からないのが今回の参議院議員選挙で急に問題化している外国人問題。日本も外国人が増えてる事実は認めざるを得ない。それでも日本で働いている人は250万人を少し超す程度らしいから、未だ欧米に比べればそう多くは無い筈。何よりも増えてる理由が日本の労働者不足にあることを忘れてはいけない。

運転免許の資格検査を厳しくするのはそれなりに意味があるだろうが、何ごとも急に十把一絡げで議論することは問題が多い。急に「日本民族は・・・」なんて言っても、これまでさんざ頼りにしてきただろうに。

2025年7月10日木曜日

熱中症状態

 今日の蒸し暑さはまた格別だ。昼前に紀尾井町のレストランに行くため池袋まで歩いたものの、帰りは歩く元気が失せて、いつもなら麹町の新宿通り交差点から市ヶ谷に抜けて外堀通りの内側の土手上を飯田橋まで歩くのを常にしていたが、麹町から地下鉄に乗ってそのまま帰宅してしまった。歩行数はまだ8千歩ほどしかいっていないが、熱中症にならないうちにもう歩くのはやめる。

兎に角もう無理は禁物、昨日までできたことが今日できなくなっても不思議は無い。朝ブログに日頃の稽古とか訓練について書こうと思っていたが、稽古や訓練は自衛隊員や消防隊員に任せて、耄碌爺は頓死しないよう自宅で大人しくしているに限りそうだ。慌てて帰宅したので帰りしな月刊文藝春秋8月号の購入を忘れてしまった。積んである本も何冊かあるが、どれも読む気が起きない。

たまたま今朝郵便受けに投げ込まれていた東京都選挙管理委員会発行の<参議院(東京都選出)議員選挙選挙公報>を読んでみた。これが案に相違して結構面白い。小生これまでは共産党候補に投票してきたが、無所属山尾しおり氏の経歴は見事だし、政見も相当にまとも。詳細は記憶に無いが、国民民主党内で不倫騒動に見舞われて無所属に転じたように記憶するので応援しようかとおもったり。

もっと面白いのは核融合党の桑島康文氏。東京科学大学、初耳の大学卒業とのことだが、医師資格があるかははっきりしない。日本は水爆が簡単に作れると謳っている。水素爆発の威力は311の際東電事故で経験済みだ。更に水素は簡単に作れるから、理屈でそうなることは分かる。そのような人が300万円かの供託金を払って立候補している日本も奇妙な国だ。ともあれ一刻も早く雨が落ちてきてほしい。

2025年7月9日水曜日

民主々義

 参議院議員選挙が始まり、期日前投票のことが報道されるのを聞くたびに不思議な気がしていた投票用紙が今朝にやっと届いた。ポスター掲示板は都議選の時以来そのまま状態なので問題無いが、もう少し何とかならないものなのだろうか。選挙の度に思うのは、自民党のしぶとさ。政治と金についてマスコミでもあれほど迄に叩かれながら相も変わらず持ち堪えている。投票する度に、今度こそ何とかしたいと思うが、願いは全く受け入れられていない。

20日の投票日には投票するつもりはあるが、名前を書いた候補者が当選しても大勢に影響は無いだろう。虚しい思いはあるが投票せずにはいられない。これが日本民主々義国家の実態だ。

2025年7月8日火曜日

泥縄対策

 今朝は朝一番からアメリカのトランプ大統領が日本の首相宛に発した新しい関税措置に関する公文書の話題でマスコミは大騒ぎをしている。日本からの全ての輸入品に対して、8月1日から25%を課すとのこと。小生にすれば何も関係無いので「だからどうした?」と言いたいが、アメリカへの輸出でこれまで大儲けをしてきた起業家からすればとんでもないことなんだろう。対米輸出は日本経済にとって重要な柱の一つだろうから、経済的打撃が巡り巡って我が身に降りかかるかもしれぬが、それはその時の話。今ここで大騒ぎするほどのことではない。

相手主役は小生同様後期高齢者のボケ老人、周辺を固めるスタッフは知らぬが、報道によればイエスマンばかり。中で際立っていた若手のイーロン・マスク氏は何故か喧嘩別れしてしまった。兎に角、競争相手国に高い関税を課して販売を妨害しても自国の製造業が復活できるかどうかは相当怪しいだろう。ここ10年以上GMやフォードの車なんか見たことも無いが、今更彼らに安い小型車を作れと命じてもそう簡単にはいかぬだろう。どこの国でも一般国民は世相の波に洗われながら毎日を過ごすだけ。

そこで舵取りを担う日本政府に一言苦言を呈すると、「何ごとも泥縄ではうまくいかない。」用意周到であってほしいと思う。昨年経済再生担当相に就任された赤澤大臣の交渉力にケチをつけるようで申し訳ないが、氏は政治家2世としては小泉農水相なんかに比べればかなり優秀だと思いたいが、今度の対米交渉は何としても泥縄で、緊急対応の感が否めない。ここ1ヵ月ほどの間に7回も渡米した努力は買うが、結局何もできなかったに等しい。任命責任が重いと感じるのは小生だけだろうか?

2025年7月7日月曜日

小ジョッキ1杯

 今日は七夕。住所の地名は千川だが、近くに川が無いせいか子供がいないこともあるだろう、笹飾りを掲げている家は1軒も無い。向こう3軒両隣今更天に願いを捧げても手遅れの老人ばかりだ。住まいする環境に悪口を書いても仕方ない、良い点は近くに水道局の巨大タンクがあって、兎に角水が美味い。スーパーで見ていると水を大量に買い込む人を見かけるが小生自身飲み水を買ったことが無い。

毎日起き抜けと就寝前にコップ1杯の水道の水を飲むことを習慣にしているが、昨日は昼飯抜きで夕方早めに入った飯屋で生ビールを注文してしまった。普段一人酒は飲まない方針なのに昨日の暑さは異常だったに違いない。出てきたのは細身の持ち手のつかないジョッキ。鷲掴みに掴んで泡ごと2割ほど一気に飲んだビールの美味かったこと、のど越しの爽やかさと言うものだろう。ちょっと癖になりそうなので心配だ。

今朝も起きると寝汗でパジャマが濡れていた。まだ夏は始まったばかりこの先が思いやられる。テレビはしきりに「冷房を適切に使って」と言うが、就寝中迄エアコンをつける気がしない。流石に子供時代のようにパンツ1枚と前掛け状の腹掛け一丁とはいかぬが、このところはずっと半袖半ズボンのパジャマだけ。上掛けは使っていない。就寝前30分くらいエアコンで少し部屋を冷やしておいて、エアコンを止めて気持ちよく睡眠に入り、3時間か4時間熟睡出来れば、寝汗をかこうと文句は言わない。

2025年7月6日日曜日

難しいが欲張らず

 それにしても暑い日が続いている。気象庁もいい加減に梅雨明け宣言をすればいいのにと思うが、何故か梅雨明けを出し渋っている。庭の雑草が日焼けをして茶色になってきているのが哀れだ。日曜日の昼間はいつもNHKの囲碁トーナメントを観戦するが、最近プロとアマの発想の違いが少しずつ分かってきたような気がする。分かってきたつもりは適当な言い方ではない。兎に角プロは小生のようなど素人とは全く異なる。プロの勝負で大勝なんて見たことが無い。今日の手合いは9段のベテランと4段の新人だった。前者が生きる手段がありそうな(解説のプロ棋士が言っているのだから間違いない)自分の石を平気で相手に与えてしまったことにびっくりした。しかし結局は前者の勝、それもほんの数目。囲碁も人生も兎に角最後の瞬間まで勝負は分からない。

翻って我が残された生命はそう長くは無い筈。これまで自分には適していると思っている幾つかの健康法がある。自慢めいて恥ずかしいが披露させて頂こう。第一は規則正しい日常、即ち早寝早起き。目覚まし時計は使わないので毎朝ぴたりとはいかないが、朝は4時から4時半くらいに起床。夜は早ければ8時、遅くも9時には就寝するようにしている。第2は朝食をしっかりとること。1合の飯を炊いて2日で半分ずつ。納豆は欠かさない。トマトを1個、ジャガイモ、玉ネギ、ニンジン、ゴボウに豚の細切れ入りトン汁。もずく酢と釜揚げも白魚も欠かさない。

日中少々暑くても、雨でも1万歩は歩きたい。それとちょっと変わっているが毎日ブログを書くこと。原稿用紙にすれば3枚か4枚止まり。健康法でよく言われる昼寝はしたことが無い。目が覚めてる時間が短いので勿体ないと思うのだ。囲碁にしても健康法にしても欲張るのが良くない事らしい。

2025年7月5日土曜日

夢物語

 鹿児島県の離島トカラ列島ではここ数日地震が続き住民が迷惑しているが、この地域は以前から海底火山活動が頻発している地域で、気象庁は大災害に繋がるものではないとしている。一方以前から時々話題になっていたマンガの世界での話。「私が見た未来 完全版」がある。たつき諒氏なる結構なお歳の女性漫画家が描いた作品の中で、明日7月5日に大津波で大災害が起きるとした騒ぎだ。日本は昔から地震多発国家であるのは事実。

たつき氏が1999年に出版した単行本「私が見た未来」で2011年3月の大災害のことが描かれており、これが「東日本大震災を的中させていた」と話題になったとのこと。もちろん気象庁は地震予知は不可能であり、変な情報に惑わされないよう警告はしているし、マスコミは殆どこの話題は取り上げていないと思う。しかし現代はネット情報時代なので、多くの人が情報を知っていると思う。たつき氏は毎晩の夢日記をつけているとのこと。夏目漱石も夢十夜で、個人的に見た夢物語を小説にしていた。

小生も毎晩のように夢を見て、楽しい夢や楽しくない夢いろいろあるが、朝目覚めて少し体操のようなことをしているうちに全部忘れてしまう。たつき氏の今回の夢物語はも明日になればはっきりすることだ。一度は思いがけず大仕事が出来て良かったが、2度も大仕事に繋がらないようになってほしいものだ。夢で一稼ぎできる人、夢は何の役にも立たない小生、まさに世は様々だ。

2025年7月4日金曜日

ちょっと心配

 参議院選挙が始まり関連報道が増えている。何となく聞こえてくるのはもう何度も耳にしたことばかり。それと今まで聞いたことも無い政党が増えていること。政権与党の自民党は恐らく小生が他界した後の2035年のことを何とGDP倍増の1000兆円だことの所得倍増だのと夢物語を声高に叫んでいるので白けるばかり。報道で他に気になるのは、ここ5年だったか国の税収が増え続けていること。主な税は所得税と消費税。国民は総体的に貧乏になりつつあると思うので、このギャップが何とも理解しにくい。アメリカのトランプ政権の看板政策は昨日だったか議会を通過した減税法案とのことだが、日本政府も少し見習ったらどうかと思ってしまう。

閑話休題:日本では先の大戦時に大激戦場となった沖縄地方だけでなく、本州にも未だに当時の不発弾が多数埋もれたままにあり、その処理に関するニュースが最近報道されていた。人的被害の報道は無いが、怖い話だ。爆弾は厄介な代物で、完全に処理されるまで気が抜けない。関連して思うのは原子爆弾の後始末。原爆保有国はGoogleのAIによると次の8ヶ国。ロシア: 約5,580発 アメリカ合衆国: 約5,044発 中国: 約500発 フランス: 約290発 イギリス: 約225発 パキスタン: 約170発 インド: 約172発 イスラエル: 約90発北朝鮮: 約50発とのこと。

しかしこれがどのように管理されているかは勿論不明。AIは2024年初頭時点のデータに基づきますとしているが、去年も似たような数字だったと思う。要するに当てにならないのだ。原爆だって人工的製造物、時に失敗作もあるだろうし、経年劣化もありうるだろう。全ての原子爆弾が、製造されたら直ちに発射装置に載せられ然るべき監視体制下に有れば兎も角だ。余り人目に触れずに放置されている物が無いかちょっと心配している。

2025年7月3日木曜日

強情者

 人は我がままで勝手だから、友人同士でも時に好きになったかと思えば急に喧嘩したりすることがある。友人はおろか家族でもそうだ。多くの人の前で共に白髪になるまでの長い愛を誓っても、夫婦喧嘩無しで一生過ごすことが出来る組み合わせは本当に珍しいだろう。今は先立たれてしまったので心配無いが、家内生存中には大喧嘩したことがあった。原因は勿論こちらにあっが、3ヵ月くらい口をきいてもらえず遂に爆発して思わず手を挙げそうになったことがある。

娘二人(多分二人とも中学生くらいだったかと思う)の目の前の出来事で、流石に直ぐ謝って許してもらった記憶がある。こちらは昔から気紛れな単細胞、家内は強情ではあったが、首尾一貫してることは徹底していた。こんなことを書くのは初めてかもしれぬが、最近思うのは首尾一貫性に欠ける人の多さだ。己のことを棚に上げて恐縮だが、アメリカのトランプ大統領を筆頭に、世界中の政治家で言動に首尾一貫性を貫いている人物が少なく感じる。特に日本について残念に思うのは先の大戦の敗戦以来一貫しているのは、アメリカのポチになり下がったことだけじゃないか。

天皇制に関しても長年下らぬ議論を延々と続けているが、男系男子が一貫性を欠いていることは歴史的にも明らか。大事なことに関して拘らないくせに妙なところで変な拘りを見せるのは笑止千万、止めた方が良い。

不要不急

 無職となって年金以外の収入が無くなれば誰しも同じと思うが、最近どうもケチになって、電気のスイッチをこまめに切ったり、買い物でもすこしでも安い物に拘るようになっている。小生の場合毎日の出銭で大きいのはやはり食費、3日に1回はスーパーで買い物。これは主に3日分の朝食用食材。但し米は別の米屋から購入していて、信州安曇野のコシヒカリを選んでいる。5キロ4250円と決して安くは無いが、主食だけに未だ農水大臣お薦めの備蓄米は食べたくない。

残る昼飯と夕飯が問題で、1週間に一度だけ木曜日に紀尾井町のレストランでデザートとコーヒー付き1800円の昼飯を食っているが、これは週刊文春最新号を食後50分ほど掛けてゆっくり読むので仕方なしとしている。他の日はデパ地下で特売品を漁り、上手くいけば500円以下で調達して喜んでいる。栄養摂取は健康維持の必須条件ではあるが、財布の自己防衛も大事なので、その折り合いが段々難しくなりつつあることも事実だ。

今日は参議院選挙の公示日、昨日から選挙関連報道が増えているが、どの政党が勝とうと我が暮らしが楽にはならぬだろう。自己防衛は即ち自己管理以外に道はあるまい。ケチが高じて見栄えが余り貧乏くさくなるのも嫌だし。食事が不味くなるのも嫌なことだ。これまでは不要不急なことを随分してきたが、これから徐々に減らすことが必要だろう。ブログの必要性なんか考えたことが無いが、何時かは検討の必要が生じる可能性もあるかもだ。

2025年7月2日水曜日

儚き友好

 昔から信じ難いものの一つに<同盟関係>があると思う。戦国時代に武田信玄の24武将に数えられた眞田正幸は、甲斐の武田家滅亡後は信州上田に拠点を置いて当時勢力を拡大しつつあった北の上杉、南の北条や徳川更に西には織田や豊臣など実に複雑な国内情勢の中で自国領民領土を守るために独特な外交を用いたことで有名だ。即ち、織田信長が本能寺で明智に撃たれて滅亡後に発生した天下分け目の大決戦、関ヶ原の戦いに際し長男信之を徳川方につけ、次男幸村を豊臣川に差し出したことは余りに有名。

即ち同盟なんてものの儚さを知り尽くしていたのだろう。明治維新後日本もいろいろな国と同盟関係を構築したが、長続きしたものは殆ど無い。日英同盟然り、日独伊3国同盟なんて糞の役にも立たなかった。現在は日米同盟締結70年以上になると思うが、この同盟の危うさは日本を戦争に巻き込むだけのこと。更にはクワッドとか言って随分遠くの国と同盟関係を結んで喜んでいる政治家も多いが、その儚さをどこまで理解できていることやらだ。

現在の同盟関係は明らかにアメリカに偏り過ぎている。せめて中国とも一定の同盟関係があればまだしも、アメリカがある日こけたらどうするつもりだろう?アメリカは原子爆弾を発明して、それをすぐに日本で2回使用している。今や原子爆弾の威力は多数の国の知るところとなって、多数国が保有している。ただ取り扱いが非常に厄介なようで、その管理状態は国によって様々、ある意味非常に危険な状態だ。一応IAEAなる監視機関が存在するが、果たしてどこまで見てるか、見えているかだ。

2025年7月1日火曜日

月替わり

また月が替わってしまった。6枚綴りの暦を破り新しい写真を見る。2か所に別々のものを掲げているが、どちらも夏山の姿。行ってみたくもあるがやはり無理だろう。でも、ケーブルを使って高尾山くらいは行けるのではなんて思ったりしてだ。昔は高尾山頂でよく幼稚園児の遠足に遭遇したことを思い出す。年老いれば幼児と同じ、悪くない考えだと思ったりしている。

今月の月名が文月であることを不思議に思ってAIに聞いてみた。諸説あったが「七夕に書物を干す習慣があったから」が一番しっくり来た。そろそろ古い雑誌などは処分しなければ、なんて思う暑いな陽射しの中だ。