今週は不思議なことが幾つか起きたような気がする。アメリカとの関税交渉が想定外に上手く運び、日本としては貿易での損害を最低限に留めることが出来たと喜んでいる。特に日曜日の参議院議員選挙で大敗を喫した筈の自民党は瀕死の状態からまるで息を取り戻したような燥ぎぶり。これが日本国民の幸福や産業にとって本当かどうかはもう暫く様子を見る必要があろう。
ディールを得意と自負してきたアメリカ・トランプ大統領が急に弱気になったのは何故か?以前から噂があった怪しげな文書(司法省のエブスタイン報告)に名前があったことくらいで怖気づくような人物ではないような気もするので、どうしても対日関税率引き下げの理由が分からない。巷間言われてきた通り、土壇場でチキンアウト(おじけづいて手を引いた)訳でもあるまいに。米中間にあって重要な日本だから日本に貸しを作るなんて上品さも無いだろうし。しかし日本と石破首相にとっては不幸中の幸いなら、それはそれで結構としなければならぬだろう。
国民民主の玉木代表を抱き込んで嘗ての村山内閣の再現をなんて話も乱れ飛んではいるが、物事は複雑に考えても仕方ない。なるようにしかならぬから難しいことは深く考えない方が良いとしよう。お願いしておきたいことは<誰の責任にせよ、巻き添えで貧乏籤引かぬこと>だ。
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