2025年7月21日月曜日

参議院選感想

 昨日の選挙結果で自公過半数割れが確定した。しかし石破首相は首相辞任はせずに厳しいながら政権を維持するとのこと。誰しも長い人生には勝ち戦と負け戦はつきものだと思う。衆議院議員選と議会議員選に続いて3敗目となってもリーダーを続ける意欲を良しとするか否かは分からない。世論調査でもすれば恐らく一旦政権を降りて党内で良いから別人が立つべきだとする意見が多数を占めるだろう。

それにしても今回の選挙で躍進した参政党と国民民主党がまた分かりにくい。何でも若年無党派層の支持が大きかったとのことだ。一躍14人当選となった参政党が今後政治的にどんな活躍をするかじっくり観るしかあるまい。党首神谷宋幣氏の経歴は不思議だ。関大卒業後、自衛隊員の経験もあれば一時は自民党からの立候補もある。発言に右翼的過激な部分やスピリチュアルなところがあって非常に分かりにくいが、よく候補者を集めたものだ。

獲得議席17で、立憲の22に迫る勢いの国民民主党も不思議な存在、党首玉木雄一郎氏は女性スキャンダルがあったにも関わらず大躍進をしている。玉木氏は東大を出た元大蔵官僚だけに、倫理観で小生とはかけ離れたものがあることだけははっきりしている。身体の髄にしみ込んでいる特権意識が鼻についてどうしても好きになれない。

選挙期間中一番熱心に戸別訪問があったのは公明党、小生は選挙区、比例共に共産党候補者名で投票したが、公明も共産も存外な結果だった。自民党はこれからが大変だろう。何れ近い将来に代表戦と言うことになるだろが、後任に着く人も容易ではあるまい。

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