人は我がままで勝手だから、友人同士でも時に好きになったかと思えば急に喧嘩したりすることがある。友人はおろか家族でもそうだ。多くの人の前で共に白髪になるまでの長い愛を誓っても、夫婦喧嘩無しで一生過ごすことが出来る組み合わせは本当に珍しいだろう。今は先立たれてしまったので心配無いが、家内生存中には大喧嘩したことがあった。原因は勿論こちらにあっが、3ヵ月くらい口をきいてもらえず遂に爆発して思わず手を挙げそうになったことがある。
娘二人(多分二人とも中学生くらいだったかと思う)の目の前の出来事で、流石に直ぐ謝って許してもらった記憶がある。こちらは昔から気紛れな単細胞、家内は強情ではあったが、首尾一貫してることは徹底していた。こんなことを書くのは初めてかもしれぬが、最近思うのは首尾一貫性に欠ける人の多さだ。己のことを棚に上げて恐縮だが、アメリカのトランプ大統領を筆頭に、世界中の政治家で言動に首尾一貫性を貫いている人物が少なく感じる。特に日本について残念に思うのは先の大戦の敗戦以来一貫しているのは、アメリカのポチになり下がったことだけじゃないか。
天皇制に関しても長年下らぬ議論を延々と続けているが、男系男子が一貫性を欠いていることは歴史的にも明らか。大事なことに関して拘らないくせに妙なところで変な拘りを見せるのは笑止千万、止めた方が良い。
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