東京は久しぶりで春らしい穏やかな日となった。桜の開花宣言から約1週間、寒い日が続いたせいで花があまり散っていない。逆に程よく薄紅色に染まって今週末はお花見に絶好だろう。世間はアメリカのトランプ氏にかき回されて、世界的に景気後退が始まりそうだがボケ爺が心配しても始まらない。アメリカも景気後退の影響が顕著になって来れば、自然と収まるところに収まるのではなかろうか。偉大な国の金持ちが貧乏になれば大変だろうが、日本人の大半は80年前超貧乏からスタートしているのだから、先代先々代を思えば大したことではあるまい。
精々一時の花見を楽しんだほうが理に叶うとも言うべきだ。今のところ敵無しの感じがするトランプ氏だが、あまり時を経ずに高転びに転げそうな気がしてならぬ。昨夜友人が北浦和で小生のためにパーティーを設定してくれた。場所はこ洒落たレストランバー、料理も美味かったが、懐石で言えば向付、居酒屋では最初のおつまみ三種盛りの漆の器が良かった。蓋に金色に輝ていたのが明智光秀の桔梗紋。そこで思い出したのが織田信長。信長も頭もよかっただろうし、武運にも恵まれていた。だが若くして光秀に殺されてしまった。光秀も信長を殺して天下人を目指したが、三日天下と言われるくらいあっという間も無く農民の手で狩り出されて京都に運ばれて打ち首獄門。
今日は韓国のユン大統領が失職。ったく世の中は何が起きるか分かったものではない。誰のために作るつもりか知らぬが<偉大な国家>なんて野望で打ち出される数々の政策、これが本当にアメリカ人多数のためになるのだろうか?一定の期間を経ないと分からないが、少なくとも他国の人はアメリカとの付き合い方を見直し始めている。一寸先は兎も角、将来は不確実だから、この二、三日は花見でもするしかないだろう。