凡人故<他人の悪口蜜の味>とばかり、連日ひと様の悪口を書いているのは悪い趣味だと思い始めた。たまには勲章を上げる訳でもないのだから、たとえ政治家でも褒めてみてはどうかと思うのだが、叙勲の発表を見ていると大島理森、菅直人、甘利明なんて面々が筆頭に書かれている。どうのように褒めて良いか分からないのが辛いところだ。特に菅氏は確か女性活動家の市川房枝氏の秘書から政治家になった人だが、師匠の市川氏は勲章なんか貰っただろうかと疑問を感じている。甘利明氏に至っての疑問はもっと大きい。要するに勲章は議員生活が長ければ貰えるわけで、その人物の国家国民への貢献とは無関係と言いうことと理解せねばならぬだろう。
他人のことは措くとして、自分の欠点を修正することに注力したい。これまでの長い人生で犯してきた悪事の数々は今更悔いても始まらぬ。頭が少し弱く、物覚えが悪いうえ記憶力も衰えがは激しい。高校時代は身体頑健なれど成績振るわず何て言い草が流行っていたが、スポーツや音楽は音痴なうえこのところは夏風邪に悩まされている。医者に行っても治らないので今のところ我慢しているが、鼻水を垂らしているのはまるきり悪がきを絵にかいたようだ。
閑話休題:NHKが昨日非常に興味深いNHK特集を再放送か再々放送か知らぬが放映したので思わず見入ってしまった。タイトルは「NHK特集「私は日本のスパイだった?秘密諜報員ベラスコ?」1982年11月13日初回放送だから40年以上前の作品だが見応えは十分。現在でも戦争に関する情報は巷に溢れるが信ずるに足るものは少なそうだ。しかし先の大戦の最中、このスペイン人元闘牛士が全世界にスパイ網を張り巡らせていたことは以前から友人から聞いていた。
スパイ・ベラスコをリクルートした人物は元スペイン大使の須磨弥吉朗氏と秘書で通訳を務めた三浦文雄氏。番組で三浦氏は紹介されたが、須磨氏は既に亡くなっていた。アマゾンに「須磨弥吉朗外交秘録」なる本があったので衝動的に注文してしまった。
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