2025年6月20日金曜日

100mの登り降り

 今朝の朝日新聞で知ったが東京では屈指の観光登山の高尾山、ここの事故が近年相当増えているとのこと。

小生も好きな山で、標高が600mそこそこにも拘らず植生が実に多様で里山にありがちな戦後の植林を思わせる杉林は見当たらない。天気に恵まれれば富士山も望める眺望の素晴らしさ。しかもこの山には山頂近く薬王院なる古いお寺が祀られ、この寺の守護神が故郷長野の飯縄山の天狗様なのですっかり気に入ってしまったのだ。人気の山だけに整備された登山道が何本もあり、山頂から標高で100mほど手前まではケーブルカーもあるので幼稚園の遠足などにも使われる都内屈指の観光スポットとなっている。

しかし山は低山であっても侮ってはいけない。ケーブルを利用しても薬王院迄標高差100mは普段歩きなれない人には相当な肉体労働。高齢者は観光旅行が好きな人多く、しかも都心から僅か1時間ほどでケーブルの駅に到着と聞けば行きたくなるのは当然。たかが100mされど100mだ。小生も昔は気軽に出かけたが、ここ数年はもう無理と思って出掛けるのは控えている。

2025年6月19日木曜日

普通の暮らし

 人口が減っていると言っても日本には1億人以上が暮らしている。未だ幼児で意思表現ができない子供や、ボケ老人を引いても1億人近い人口になるだろう。利口な人、あまり利口とは言えぬ人が半数とすれば残りの半数が普通の人と言えるかもしれぬ。小生はもう世のため人になるようなことは何もできないが、なるべくなら他人様のお手を煩わすことを少なくして日々を送りたいものだ。

梅雨明け宣言は出ないが、うだるような真夏の暑さが続いている。行き倒れにならぬよう注意したい。

2025年6月18日水曜日

困ったことだ

 世間知らずと言うべきか、現在の中東動静とアメリカの関わり方を見てつくづく自分の知識の乏しさを思い知った。イスラエルとアメリカは何となく仲が良さそうとは感じていたが、一応キリスト教国のアメリカとユダヤ教が中心のイスラエルがかくも密接な関係とはつゆ知らなかった。それにしても20世紀になって突如中東に現れたイスラエル。出生率は異常なくらい高いようだが、それでも人口は1千万人そこそこ。

そこが戦争を仕掛けたイラン、ペルシャの昔から由緒ある古い国家。日本とも関係が深く、共産革命で潰されたパーレビ王朝は日本の天皇家と並ぶ古い王朝だった。大昔何故こんな場所に文明が発達したか知らぬが、知る人は知っているのだろう。革命後は宗教指導者が国のトップに立ち、パレスチナなんかを応援してきたようである。

しかしいざ戦争となると、イランは圧倒的に不利。あっという間に軍の要人も殺害され、主な軍需施設も破壊されてしまった。その上アメリカがイスラエルを露骨に応援して、トランプ大統領がイランに対し無条件降伏を迫っている。素人目にも力の差は歴然なので、意外に早く問題は片付くかもしれぬ。ではそれで結構かと言えばそうではないかもしれぬが、兎に角遠い国の問題で、結果世界に何がもたらされるかは想像できない。兎に角あちこちで血腥い話が沢山発生する嫌な世の中になったものだ。

更に情けないのはこの異常な暑さ。人間だけでなく野菜の栽培にも大きな支障が出始めているようだ。野菜は備蓄されていないし、急に海外から調達も難しかろう。長ネギ、ジャガイモ、玉ネギ、ニンジン、ゴボウは毎朝の食事欠かせぬ野菜。多少の価格高騰は我慢するとしても、品切れだけは勘弁願いたい。

2025年6月17日火曜日

アナログ人生

 長い人生だから楽しいことも悲しいことも沢山あった。でも結果的に考えれば、楽しい人生だったと思う。日本に生まれ育ったのは大東亜戦争終戦直後、俗に言われる民主主義国家、新憲法下のこと。直前の軍国主義国家時代だったら、とっくに寿命は尽きていただろう。社会の大きなうねりはちっぽけな個人の人生にも大きな影響を及ぼしていることは否定できない。10数年に及ぶ、基礎教育に関する小中高大学校が中心だろうが、教育を受けたり、自分の見分を基にいろいろ考えながら現在に至るも、思想の確立といったものは未だ見つからない。恐らく残された短い残日で発見できるとも思えない。

これからも日々迷いながら生きていくしかあるまい。ところで最近の世の中デジタル化時代とのことで単純思考の人が増えてるようだ。ものを考える時、細部のことにも拘りながら深く追求するためにはデジタル化は有効かもしれぬ。小泉新農相が言うように、米の作柄を判定するのに、従来の人手と手間をかけたサンプリング的判定法は実情とマッチしないから、全ての田んぼを宇宙から観て判定する方法に変更したいとのこと。どんな衛星を利用すれば可能になるか知らぬが、やればできるのだろう。

太陽光線であれ、空気の流れ、水の流れだってデジタル化も可能かもしれぬ。しかし時間の経過とともに刻々と変化する自然現象を、そこまで厳密に把握できたとしてどんな意味があるのだろう。今から先のことは何が起きるか分からないのが自然なこと。最近は地球を取り巻く空気の流れなんかがそれこそデジタル科学なんだろうが正確に分かるようになって、天気予報精度は格段に進歩した。それは多とするが物価対策にまで応用が利くかどうかは甚だ疑問。

未来のことは分からない方が夢があって良いのではなかろうか。最近は暇になったせいか、歴史がますます好きになり始めている。過去は分からないことも多いが全て事実の世界。それを指し示す文化遺産の数々。数日前NHK・BS2時間の大型番組「2時間で回る東大寺」を観た。もう一度観たいと思って今日問い合わせると、これは基からBS4K作品なので総合での放送予定は無いらしい。関東にも鎌倉に大仏はあるが、天平時代に作られた奈良の大仏とは大分趣が異なる。聖武天皇に思いを馳せる小生は、やはりアナログが趣味に合っている。

2025年6月16日月曜日

採算性

 理由はよく分からないが、世の中こちらの思い通りには進まないことが多い。先週の11日に、アマゾンで1冊の新書を注文したが未だに届かない。確か14日か15日には届くはずだった。今日注文履歴を再確認すると<18日までに届かなければ代金をお返しします。>とのこと。ま、明後日まで待つことにするが、初めてのことなので気持ち悪い。それにしても、現役時代に長いこと広告の世界にいたが、現代のインターネットの活躍は想像が出来なかったし、その働きは驚異的だ。

郵便事業で配達に係る人々の苦労は分かるが、利用者が配達状況を確認する術は無い。最近ユーパックを利用したことは無いが、何でも配達員の朝の点呼が適切でなかったとして、配達用車両の使用が禁じられたとのこと。このことがどうも引っかかる。筋が違っているのではなかろうか。郵便事業は郵政民営化以来不採算部門として評判が悪い。しかし先に書いたアマゾンのような民間事業と比較するのは少し無理がありそう。昔の国鉄も同じだが、何でもかんでも民営化して採算性を追及すればよいと言うものでもないような気がしてならぬ。

2025年6月14日土曜日

信がおけない

 日本の政治家が頻繁に口にする「信無くば立たず」がある。どこからの引用か知らぬが、よくもぬけぬけと言えたものだ。特に政府関係者に言いたい。嘘虚言を弄するのもいい加減にしてくれ。息をするように嘘を言ってるではないか。先日の党首討論も一応は聴くことは聴いたが、党首がバラマキはしないと言っているより早く巷のマスコミは参議院選挙に備えて現金給付が確定したと報じていた。

その場凌ぎで党首が虚言を弄するような政党が政治家の多数を占める我が国だから、このままでは国家の将来が思いやられる。政治と金の問題も政治と宗教の問題も全てその場凌ぎ。農業を含む産業政策なんて無いも同然、たまたま中東で戦争が始まり、食料やエネルギー供給の不安がまたしても浮上してきた。この2件の供給が極めて脆弱なことは子供でも知っているだろう。海運不安が半年も続けば日本はどうなるうのか?それぞれ備蓄が3か月分くらいあるから安心と言えるのか。

米が無くてもパンや麺類の粉食は大丈夫か?大丈夫の訳が無い。製粉所に原料が供給されない、電気が来なくて工場が動かない、家畜の餌が作れないことの方が米不足より心配すべきだ。非常事態でもないのにそれを口にする愚かさ。治に居て乱を忘れないことが為政者の務め。今の為政者はすっかり平和ボケをしている。長年永田町界隈に住んだのでいつの間にか壮麗になり近寄りがたくなった国会議事堂や不必要に馬鹿でかい自民党本部を見るたびに思わざるを得ない。

学問や教育に関しても何を考えているのかさっぱり理解出ない。馬鹿な政治家が学者或いは教育者を管理しようとした結果何が起きたか?そう昔ではない過去のことをよく勉強してみろだ。

2025年6月13日金曜日

転ばぬ先の杖

イスラエルがイランを攻撃し始めたようだ、無ければよいが悪くすると第3次世界大戦がはじまるのかもしれぬ。肝心のアメリカはイスラエルのネタニアフ首相と同じように戦争が好きな国民性。トランプ大統領も口では平和愛好者のようなことは言ってもやることは大分荒っぽく杜撰なところがある。問題は日本の政治家諸氏だ。決断力に欠けるうえに、終始言い訳ばかり。一方の中国は大きく構えるが、いざとなれば行動も早い。

幸いなことに、台湾は現在の親米政権に対する野党勢力も親中で馬鹿に出来ないので、中国本土に爆弾でも飛んでこない限り簡単に兵は動かさないだろうが、中東のどこかで原爆でも使用されたら世界情勢は一気に変わることは必定。小泉新農林水産相じゃないが本当に非常事態だ。多くの国は常に有事に対する備えを想定して一定の準備はしているだろう。しかし日本では政治家もマスコミも、世界大戦と言った有事は誰も口にしない。

国連が存在している現在だから世界大戦のような有事は発生しない。仮に起きたとしてもアメリカとの連携があるからそれに従っていれば大したことはあるまい。と妙な楽観をしている節がある。しかし他国は日本を独立主権国家と見ていることは間違いない。韓国、北朝鮮、国とは言わぬが台湾にしても同じこと。それぞれに政府が日本政府の動きを目を凝らしてみていることだろう。

今年に入って備蓄米騒動が起こったお陰と言うのも変だが、食料や石油の備蓄も一定量確保されていることは理解できた。しかし国内に実際にミサイルが飛来しても庶民は何もできない。海運がストップしたら何が起きるかも分からない。漠たる不安は歳のせいかもしれぬ。