世間知らずと言うべきか、現在の中東動静とアメリカの関わり方を見てつくづく自分の知識の乏しさを思い知った。イスラエルとアメリカは何となく仲が良さそうとは感じていたが、一応キリスト教国のアメリカとユダヤ教が中心のイスラエルがかくも密接な関係とはつゆ知らなかった。それにしても20世紀になって突如中東に現れたイスラエル。出生率は異常なくらい高いようだが、それでも人口は1千万人そこそこ。
そこが戦争を仕掛けたイラン、ペルシャの昔から由緒ある古い国家。日本とも関係が深く、共産革命で潰されたパーレビ王朝は日本の天皇家と並ぶ古い王朝だった。大昔何故こんな場所に文明が発達したか知らぬが、知る人は知っているのだろう。革命後は宗教指導者が国のトップに立ち、パレスチナなんかを応援してきたようである。
しかしいざ戦争となると、イランは圧倒的に不利。あっという間に軍の要人も殺害され、主な軍需施設も破壊されてしまった。その上アメリカがイスラエルを露骨に応援して、トランプ大統領がイランに対し無条件降伏を迫っている。素人目にも力の差は歴然なので、意外に早く問題は片付くかもしれぬ。ではそれで結構かと言えばそうではないかもしれぬが、兎に角遠い国の問題で、結果世界に何がもたらされるかは想像できない。兎に角あちこちで血腥い話が沢山発生する嫌な世の中になったものだ。
更に情けないのはこの異常な暑さ。人間だけでなく野菜の栽培にも大きな支障が出始めているようだ。野菜は備蓄されていないし、急に海外から調達も難しかろう。長ネギ、ジャガイモ、玉ネギ、ニンジン、ゴボウは毎朝の食事欠かせぬ野菜。多少の価格高騰は我慢するとしても、品切れだけは勘弁願いたい。
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