立冬を過ぎても暖かい日が続くのは有難い。今週はアメリカの中間選挙報道でもちきりだが、日本の政治報道がかくも貧弱で良いのだろうか。と自分に問いかけてみるが、国内政治のご粗末さ、内容が無きに等しい薄っぺらさは自分自身にも責任があると思い至った。我が身だけの問題に非ずして国民の大半に共通するのではないかとも思う。その依って来るところは、今さら我一人が声を上げてもどうにもなるまい、との思いであろう。
今回のアメリカ中間選挙報道を見ていてつくづく感じたものだ。政治に関する意思表明の原点は選挙の投票行動にある。選挙の争点がトランプ大統領を是とするか非とするかに絞られていたせいもあるだろうが、与党共和党も野党民主党側も政策論争でなく、投票をしきりに呼びかけていた。分かり易いと言えばその通りである。投票結果は大方の予想通りだったようで、トランプ氏側の作戦成功、これで大統領2期目を狙える可能性が高くなったとする見方が内外メディの一致するところみたいだ。
それにしても思うのはアメリカ人の行動力と発信への意欲だ。昨日も書いたばかりだが日本人は横着でぐずで何を考えているかはっきり言わない人が多い。71歳のアメリカ大統領に比べ、10歳も若い安倍首相の存在感の薄さは偏に首相の行動力と発信力が余りにも貧弱なことにあるのではないか。今日は首相のことでなく、日米一般国民のその差をしみじみ思い知った。老いも若きも自らの意思を表明するにに何の衒いも感じられない。
選挙権の行使は暇だから行ってみるかではなくて、もっと積極的な行為であるべきだが、政治意識の薄い人にとっては前者であるのはやむを得ない。アメリカの場合は自己の意思を明らかにすると同時に、一人でも多くの同志を得ようと持てる力を発揮するのが自然のようだ。やがて一周忌を迎える家内も区会議員の一人の熱心な支援者だったが、所詮は日本人でその勧誘は極めて控えめだったに違いない。
国民一人一人のそういった積極的な行為が無ければ、世の中が変わるはずも無い。小生にとって出来ることはこのブログによる発信のみではあるが、これでも蟷螂之斧を振るっているつもりである。
2018年11月8日木曜日
2018年11月7日水曜日
「ずくなし」長野の方言
「ずくなし」は横着を決め込むことの意である。
昨日は久しぶりに横浜で昼酒を飲んでしまってブログを書く気をなくしてしまった。何もこのことだけではなく、最近はルーティン化している筈のことをやめてしまっても余り気にならなくなってきている。体力だけでなく気力も萎えはじめている証拠だろう。困ったものだ。体力ついでに言えば、先週来腰痛がひどい。昔、久し振りに実家に帰って玄関先で迎えてくれたオヤジを見た時、その腰の曲がり具合にびっくりしたことがあった。
果たしてあれはオヤジが何歳の時だったのだろう?きっと今の俺と同じくらいの年齢ではないかな。何れにしても椅子から立ち上ると暫くは腰が伸びないことだけは厳然たる事実だ。昨日もエレベータの中で、どこかのお母さんが先を急ぐ子供に対して諭していた。「お爺さんが先よ。」今さら<お兄さん>でもあるまいに、いつまでも年寄りになりたくない自分を我ながら笑いたくもあり、哀れでもある。
昨日書こうと思ってメモったことを古くならないうちに書いてしまう。「急いては事を仕損じる」の諺を信ずる向きが多いのが日本人の特徴かどうか知らぬが、少なくとも政府のすることを見ていると、なすべきことを見つける気が無いのかどうか。何事も現状の成り行きをずーっと見ていて、適当なところを見計らって法律で追認するのが一般的なようだ。政治家が鈍感なのか、官僚が面倒くさがりなのかは分からない。
確かにトランプ氏のように、思いついたことを次から次へと喋りまくり、挙句の果ては与えられている権力をフルに使って実行に移すのも如何かと思うが、我が国における外国人労働者対策のように、既成事実の後追いで法律の繕いに貴重な国会審議時間を費やすのもどうかと思う。関連して思ったのが、昨日のメモだ。全く耳慣れず意味も殆ど理解できないが東北北上の山地に<ILC>計画なるものがあるらしい。
嘗て小柴博士のノーベル受賞で有名になったカミオカンデの発展形と勝手に理解しているが、先月末の河北新報の記事のよると、地方自治体ベースでは「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致計画としてヨーロッパにも積極的に働きかけ、先月末、日本と欧州の調整役を担うドイツ連邦議会のステファン・カウフマン議員が30日、岩手県一関市の建設予定地を視察した。その後のカウフマン議員のコメントがキモである。
曰く「プロジェクトによって7年前の災害を克服でき、国際的に注目を浴びることになる。日本政府は、はっきり『やりたい』という意思を示してほしい」と要望したと書かれている。
昨日は久しぶりに横浜で昼酒を飲んでしまってブログを書く気をなくしてしまった。何もこのことだけではなく、最近はルーティン化している筈のことをやめてしまっても余り気にならなくなってきている。体力だけでなく気力も萎えはじめている証拠だろう。困ったものだ。体力ついでに言えば、先週来腰痛がひどい。昔、久し振りに実家に帰って玄関先で迎えてくれたオヤジを見た時、その腰の曲がり具合にびっくりしたことがあった。
果たしてあれはオヤジが何歳の時だったのだろう?きっと今の俺と同じくらいの年齢ではないかな。何れにしても椅子から立ち上ると暫くは腰が伸びないことだけは厳然たる事実だ。昨日もエレベータの中で、どこかのお母さんが先を急ぐ子供に対して諭していた。「お爺さんが先よ。」今さら<お兄さん>でもあるまいに、いつまでも年寄りになりたくない自分を我ながら笑いたくもあり、哀れでもある。
昨日書こうと思ってメモったことを古くならないうちに書いてしまう。「急いては事を仕損じる」の諺を信ずる向きが多いのが日本人の特徴かどうか知らぬが、少なくとも政府のすることを見ていると、なすべきことを見つける気が無いのかどうか。何事も現状の成り行きをずーっと見ていて、適当なところを見計らって法律で追認するのが一般的なようだ。政治家が鈍感なのか、官僚が面倒くさがりなのかは分からない。
確かにトランプ氏のように、思いついたことを次から次へと喋りまくり、挙句の果ては与えられている権力をフルに使って実行に移すのも如何かと思うが、我が国における外国人労働者対策のように、既成事実の後追いで法律の繕いに貴重な国会審議時間を費やすのもどうかと思う。関連して思ったのが、昨日のメモだ。全く耳慣れず意味も殆ど理解できないが東北北上の山地に<ILC>計画なるものがあるらしい。
嘗て小柴博士のノーベル受賞で有名になったカミオカンデの発展形と勝手に理解しているが、先月末の河北新報の記事のよると、地方自治体ベースでは「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致計画としてヨーロッパにも積極的に働きかけ、先月末、日本と欧州の調整役を担うドイツ連邦議会のステファン・カウフマン議員が30日、岩手県一関市の建設予定地を視察した。その後のカウフマン議員のコメントがキモである。
曰く「プロジェクトによって7年前の災害を克服でき、国際的に注目を浴びることになる。日本政府は、はっきり『やりたい』という意思を示してほしい」と要望したと書かれている。
2018年11月5日月曜日
無責任極まる
元日本企業の徴用工であった老人が日本の企業に慰謝料を払えと訴えを起こし、韓国の最高裁が尤もなことだと認めたので、日韓で大きな外交問題となって騒いでいる。日本は外交交渉で韓国側にお金を払ってとっくに解決している話だ。もしその老人にお金が渡っていなければ、それは韓国国内の問題だろう、そっちの政府の責任できちんと解決しろとの姿勢で強弁しているが、韓国裁判所の個人の慰謝料については未解決との判決に対して、大統領は今のところ何も言及していない。昔日本の言い分を了とした経緯があるので苦しいらしい。
その争いがどう決着するかは大して関心は無いが、戦争の傷跡に対する慰謝料問題はややこしい問題だと思う。戦争は国と国が軍隊を出して殺し合い、軍隊同士の勝負で政治の決着をつけることであるのは分かり切ったこと。負けた方の政府は、先の大戦以降敵国の司法によって裁かれ、極刑に処せられたりする。これも知っての通りだが、敗戦国の国民は特に罪を負っている訳ではあるまい。とどこかで読んだ記憶がある。
しかし米国と日本の関係を見ると、戦勝国のアメリカは戦後73年経った今でも敗戦国の日本の国民から莫大な金額を搾取し続けている。向こうからすれば先の大戦の慰謝料のつもりだろうから胸は痛まないのだろう。搾取は税金だけではなく、領土領空領海と言った国土の物理的支配も変わっていない。我が国の総理や外相流に言えば「如何なる国際法に基づくや?」であるが、日本は大人しくアメリカの言うがまま蹂躙に耐えている。
それを思うと100歳近い韓国の一老人が、日本の企業に1千万円の慰謝料を要求し続けたのも分かるような気がする。先日テレビを観ていたら、慰安婦問題で10億円の基金を作ることでの決着に尽力したとされる元外務官僚の岡本行男氏が、「慰安婦は強制的にさせらているのに対し、徴用工は自ら志願して職に就いていたのだから全く事情が異なる。」としたり顔で言っていたのを聞いて唖然とした。もっと言いたいがそのことは措くとして。
朝鮮を植民地として蹂躙した日本は他にも大きな傷跡を残している。テレビでも一部報道(ニュースにはなっていない)されているから知っている人もいるだろうが、BC級戦犯問題である。大戦中日本軍人軍属として戦勝国の裁判にかけられながら、死刑を免れ生き残った朝鮮出身者がまだ日本に生存している。これも韓国徴用工と同じく 五指に満たないようだ。この老人は終戦で日本人でなくなった(釈放当時は無国籍)との理由で軍人恩給の対象にすらなっていない。日本は植民地を全て日本人とする建前で支配したが、敗戦と同時にその責任を一切放棄してしまった。これを無責任と言わずして何と言うべきかである。
その争いがどう決着するかは大して関心は無いが、戦争の傷跡に対する慰謝料問題はややこしい問題だと思う。戦争は国と国が軍隊を出して殺し合い、軍隊同士の勝負で政治の決着をつけることであるのは分かり切ったこと。負けた方の政府は、先の大戦以降敵国の司法によって裁かれ、極刑に処せられたりする。これも知っての通りだが、敗戦国の国民は特に罪を負っている訳ではあるまい。とどこかで読んだ記憶がある。
しかし米国と日本の関係を見ると、戦勝国のアメリカは戦後73年経った今でも敗戦国の日本の国民から莫大な金額を搾取し続けている。向こうからすれば先の大戦の慰謝料のつもりだろうから胸は痛まないのだろう。搾取は税金だけではなく、領土領空領海と言った国土の物理的支配も変わっていない。我が国の総理や外相流に言えば「如何なる国際法に基づくや?」であるが、日本は大人しくアメリカの言うがまま蹂躙に耐えている。
それを思うと100歳近い韓国の一老人が、日本の企業に1千万円の慰謝料を要求し続けたのも分かるような気がする。先日テレビを観ていたら、慰安婦問題で10億円の基金を作ることでの決着に尽力したとされる元外務官僚の岡本行男氏が、「慰安婦は強制的にさせらているのに対し、徴用工は自ら志願して職に就いていたのだから全く事情が異なる。」としたり顔で言っていたのを聞いて唖然とした。もっと言いたいがそのことは措くとして。
朝鮮を植民地として蹂躙した日本は他にも大きな傷跡を残している。テレビでも一部報道(ニュースにはなっていない)されているから知っている人もいるだろうが、BC級戦犯問題である。大戦中日本軍人軍属として戦勝国の裁判にかけられながら、死刑を免れ生き残った朝鮮出身者がまだ日本に生存している。これも韓国徴用工と同じく 五指に満たないようだ。この老人は終戦で日本人でなくなった(釈放当時は無国籍)との理由で軍人恩給の対象にすらなっていない。日本は植民地を全て日本人とする建前で支配したが、敗戦と同時にその責任を一切放棄してしまった。これを無責任と言わずして何と言うべきかである。
2018年11月4日日曜日
冬の足音
昨夜はだいぶ寒くなりそうだったので夜具をすっかり冬支度に変えてた。ぬくぬくと気持ちはいいが、そのせいか今朝はすっかり寝坊をしてしまった。4時頃一回目が覚めたのだが、もう1時間寝るつもりが起きたら5:40になっていた。寝坊したからどうしたと言うことは無いのだが、山行きの時に同じことが起こると電車に乗れず、その日の予定を断念せざるを得なくなる。それが嫌なのだ。
季節はいつものように巡り冬が来たように感じるが、地球規模で見ると今年は暖冬になる可能性が高いそうだ。日本の冬に影響を与える北極からシベリア一帯を覆う寒気団の気温が今年は異常に高らしい。普通であれば既にー20度程度に下がる筈の地点で未だー10度に届かない地点があるようなことを数日前に聞いたばかりだ。昔は冬が寒いことを願ったものだが今や暖冬大歓迎だから身勝手なことだ。
身勝手とはスケールが大分異なるが、アメリカのトランプ大統領の手前勝手に世界中が振り回されている。つい2年前には泡沫候補扱いだった大統領閣下の真似をする指導者が増えていると言うのだから恐ろしいことだ。日本はトランプ閣下の言うがままだから関係ないが、世界には勇敢にも抵抗を示す国が多数ある。これらの国から始まり、基軸通貨からドルを外そうなんて動きが広がりアメリカの実力が試されたりするのを期して待ちたい。このように心情的には抵抗勢力を応援したりしているが、経済知識皆無の無責任爺である。
明日投票が行われるアメリカの中間選挙について、数日前のテレビで漫才師パックンことパトリック・ハーラン君が興味深いことを教えてくれた。即ち、かの地では選挙の戦い方が日本とまるきり異なり、与党共和党は有権者を出来るだけ投票させないような工作をし、野党民主党は出来るだけ投票率を高める努力をすのだそうだ。理由は若い人やマイノリティの有権者には民主党寄りの人が多いらしい(世論調査でも裏付けられているとのこと)。
昨日の報道でオバマ氏の演説を確認したら、成程しきりに投票しましょうと訴えていった。そして共和党の戦術だが、これがまた相当にえぐいのだ。一例を挙げると投票所を民主党支持者の居住地帯から遠くに設置するとか、ミドルネームを正確に書かないと無効扱いにするとか。日本では考えられないくらい酷いもののようである。民主党側も女性候補者を共和党の3倍近く立てたりして頑張っているようだが、ひょっとすると不利とされていた下院でも共和党が善戦するかもしれぬと、あまり嬉しくない報道が流れている。
マイケル・ムーア監督の「華氏911度」を観て帰宅したところだが、監督も高校生の勇気ある行動に感動したようだが、現実にはかなり悲観的のようだった。
季節はいつものように巡り冬が来たように感じるが、地球規模で見ると今年は暖冬になる可能性が高いそうだ。日本の冬に影響を与える北極からシベリア一帯を覆う寒気団の気温が今年は異常に高らしい。普通であれば既にー20度程度に下がる筈の地点で未だー10度に届かない地点があるようなことを数日前に聞いたばかりだ。昔は冬が寒いことを願ったものだが今や暖冬大歓迎だから身勝手なことだ。
身勝手とはスケールが大分異なるが、アメリカのトランプ大統領の手前勝手に世界中が振り回されている。つい2年前には泡沫候補扱いだった大統領閣下の真似をする指導者が増えていると言うのだから恐ろしいことだ。日本はトランプ閣下の言うがままだから関係ないが、世界には勇敢にも抵抗を示す国が多数ある。これらの国から始まり、基軸通貨からドルを外そうなんて動きが広がりアメリカの実力が試されたりするのを期して待ちたい。このように心情的には抵抗勢力を応援したりしているが、経済知識皆無の無責任爺である。
明日投票が行われるアメリカの中間選挙について、数日前のテレビで漫才師パックンことパトリック・ハーラン君が興味深いことを教えてくれた。即ち、かの地では選挙の戦い方が日本とまるきり異なり、与党共和党は有権者を出来るだけ投票させないような工作をし、野党民主党は出来るだけ投票率を高める努力をすのだそうだ。理由は若い人やマイノリティの有権者には民主党寄りの人が多いらしい(世論調査でも裏付けられているとのこと)。
昨日の報道でオバマ氏の演説を確認したら、成程しきりに投票しましょうと訴えていった。そして共和党の戦術だが、これがまた相当にえぐいのだ。一例を挙げると投票所を民主党支持者の居住地帯から遠くに設置するとか、ミドルネームを正確に書かないと無効扱いにするとか。日本では考えられないくらい酷いもののようである。民主党側も女性候補者を共和党の3倍近く立てたりして頑張っているようだが、ひょっとすると不利とされていた下院でも共和党が善戦するかもしれぬと、あまり嬉しくない報道が流れている。
マイケル・ムーア監督の「華氏911度」を観て帰宅したところだが、監督も高校生の勇気ある行動に感動したようだが、現実にはかなり悲観的のようだった。
2018年11月3日土曜日
土曜朝5:30から
11月3日は昔から言われる「晴れ」の特異日、弟と孫二人の誕生日でもある。同じ特異日としては4月29日と10月10日もその筈だが、最近当てが外れることが屡々ある。皇族を蔑ろにしたり、オリンピックをけがしたりする輩が多いので、天が怒っているかもしれぬ。しかし今日は目出度いことに正にその通りの快晴となった。
今朝テレビTBS「上田晋也のサタデージャーナル」を観ていたら田原総一朗氏がゲスト出演をして、興味深い話を聞かせてもらった。彼ももう80歳を大分過ぎているようで入れ歯の具合でも悪いのか、口をしきりにもぐもぐさせているのは可哀そうではあるが。曰く「自民党代議士の多くは勿論だが、安倍首相も今国会で憲法改正が出来るとも思っていないし、しようなんて思っていない。口先で唱えているのは日本会議家系の支援者に対するジェスチュアに過ぎない。」
何となれば、一昨年でしたか集団的自衛権行使の憲法解釈を強引に変更して、自衛隊がアメリカ軍と一緒に戦えるように設えて以降、それまで改憲でやいのやいの騒いでいたアメリカがピタッと何も言わなくなったとのこと。彼は先月10日に官邸で安倍氏と直接話したとのこと。もちろん改憲もテーマになったと言った上での発言だから、満更嘘でもないかもしれぬ。では、安倍首相の本当にやりたいことはと聞かれ、次のように答えた。
官邸での会見で自分から提案したのは、北方領土問題の解決である。プーチン大統領は歯舞・色丹の2島は返還しても良いと考えている。だから安倍氏が本気で平和条約締結に取り組めば2島返還への道筋が付けられるのだ。と占い師の様な事を言って、首相も賛同していたと得意げに語った。テレビ出演する解説者は一般的にそうだが、無責任な発言が許容されていると思い込んでいる節がある。こちらもそのつもりで聞いてはいるが、ロシア大統領の腹中を見てきたような言い方は少し度が過ぎる。
しかし首相の改憲推進ジェスチュア論は、多くの人が唱えているので本当かもしれぬ。国民投票をすれば相当な費用が掛かるらしいが、一度やってみたらどうかな。
今朝テレビTBS「上田晋也のサタデージャーナル」を観ていたら田原総一朗氏がゲスト出演をして、興味深い話を聞かせてもらった。彼ももう80歳を大分過ぎているようで入れ歯の具合でも悪いのか、口をしきりにもぐもぐさせているのは可哀そうではあるが。曰く「自民党代議士の多くは勿論だが、安倍首相も今国会で憲法改正が出来るとも思っていないし、しようなんて思っていない。口先で唱えているのは日本会議家系の支援者に対するジェスチュアに過ぎない。」
何となれば、一昨年でしたか集団的自衛権行使の憲法解釈を強引に変更して、自衛隊がアメリカ軍と一緒に戦えるように設えて以降、それまで改憲でやいのやいの騒いでいたアメリカがピタッと何も言わなくなったとのこと。彼は先月10日に官邸で安倍氏と直接話したとのこと。もちろん改憲もテーマになったと言った上での発言だから、満更嘘でもないかもしれぬ。では、安倍首相の本当にやりたいことはと聞かれ、次のように答えた。
官邸での会見で自分から提案したのは、北方領土問題の解決である。プーチン大統領は歯舞・色丹の2島は返還しても良いと考えている。だから安倍氏が本気で平和条約締結に取り組めば2島返還への道筋が付けられるのだ。と占い師の様な事を言って、首相も賛同していたと得意げに語った。テレビ出演する解説者は一般的にそうだが、無責任な発言が許容されていると思い込んでいる節がある。こちらもそのつもりで聞いてはいるが、ロシア大統領の腹中を見てきたような言い方は少し度が過ぎる。
しかし首相の改憲推進ジェスチュア論は、多くの人が唱えているので本当かもしれぬ。国民投票をすれば相当な費用が掛かるらしいが、一度やってみたらどうかな。
2018年11月2日金曜日
上から目線
どのような理由が考えられるか知らないが、日本人はアジア諸国の人々を心のどこかで見下しているように思えてならない。例えば中国との首脳会談で安倍首相が「競争から協調へ」を第一とする3原則を提案して同意を得たとか、正式な同意は無いとか議論になったりしている。議論はどうでもいいが、かけっこをしていると仮定して、後ろから追い越していった後輩を捕まえてそんな言い方は無いだろう。
最早倍以上のスピードで走っている追い越した側が、少し待ってやろかとかと言うなら分かる。何を勘違いして偉そうに言うのか、同意を求める方が無理だろう。韓国に対しては徴用工の韓国最高裁判決に関して、駐日大使を呼びつけて肩を怒らせて睨みつけるような形相で、お前のところの司法はなっていないから政府として何とかしろ!と要求をたたきつけている。外交問題として穏便な配慮を求めるなら口の利き方あるだろうに。ある自民問党国会議員が「国家の体をなしていない」と言ってのけたが、自国のこと言っているのではと耳を疑った。
「韓国が条約守らないと大騒ぎの日本国民は、今日本政府が沖縄に何をしているかを直視したらいい。法律に基づく埋め立て承認撤回処分の効力を、本来政府の行為から国民を救済する行政不服審査法を使ってその効力を剥奪する、限りなく恥ずかしい行為である。」孫崎享氏が言っているがその通りだと思う。そもそも迷惑掛けた側が謝罪に行く際、菓子折りを持っていくのか金銭を持参するかは別としてだ。発する台詞は「どうぞこれで勘弁してください。あとでまた何かありましたら何なりと仰ってください。」が普通の作法であろう。
それを何かと言えば舌を噛みそうな例の台詞「不可逆的に・・・・・」を鬼の首でも取ったかのように吹聴するのも如何ものかだ。本当にガキの頃から喧嘩もしなければ謝ったり謝られたり、仲直りの仕方も知らないお坊ちゃんばかりが集まっているのが高級官僚と政治家なんだろう。ただインドだけは経済発展の見込みが高いので妙にへいこらしている。本当に笑ってしまうくらい分かり易い政府の面々だ。
最早倍以上のスピードで走っている追い越した側が、少し待ってやろかとかと言うなら分かる。何を勘違いして偉そうに言うのか、同意を求める方が無理だろう。韓国に対しては徴用工の韓国最高裁判決に関して、駐日大使を呼びつけて肩を怒らせて睨みつけるような形相で、お前のところの司法はなっていないから政府として何とかしろ!と要求をたたきつけている。外交問題として穏便な配慮を求めるなら口の利き方あるだろうに。ある自民問党国会議員が「国家の体をなしていない」と言ってのけたが、自国のこと言っているのではと耳を疑った。
「韓国が条約守らないと大騒ぎの日本国民は、今日本政府が沖縄に何をしているかを直視したらいい。法律に基づく埋め立て承認撤回処分の効力を、本来政府の行為から国民を救済する行政不服審査法を使ってその効力を剥奪する、限りなく恥ずかしい行為である。」孫崎享氏が言っているがその通りだと思う。そもそも迷惑掛けた側が謝罪に行く際、菓子折りを持っていくのか金銭を持参するかは別としてだ。発する台詞は「どうぞこれで勘弁してください。あとでまた何かありましたら何なりと仰ってください。」が普通の作法であろう。
それを何かと言えば舌を噛みそうな例の台詞「不可逆的に・・・・・」を鬼の首でも取ったかのように吹聴するのも如何ものかだ。本当にガキの頃から喧嘩もしなければ謝ったり謝られたり、仲直りの仕方も知らないお坊ちゃんばかりが集まっているのが高級官僚と政治家なんだろう。ただインドだけは経済発展の見込みが高いので妙にへいこらしている。本当に笑ってしまうくらい分かり易い政府の面々だ。
2018年11月1日木曜日
国語の大切さ
ついに11月になってしまった。歳をとると月日の進み具合が一層早まるとは聞いているが、そうかもしれない。でも気にしたところでどうしようもないだろう。今日は嬉しいことにまた友人からお誘いがあり、久しぶりに飲み会に出かけるので早めにアップする。つまらぬことしか思い浮かばないが、昨日か今朝のロシアのテレビでプーチン大統領の演説を聞くと善いことを言っていた。
ロシアを敵視する国について団結を呼びかけたものだったと思うが、彼曰く「敵国は様々な手段で我が国から何かを奪おうと画策している。」その具体例の一つに「ロシア語」を強調していたことが印象深い。国語が失われることは国が無くなることに等しいのだろう。世界のどこに住もうと同胞が団結していることの証として、ロシア人会議を招集しての演説だったかもしれない。
嘗て台湾人から似たような話を聞いた覚えもあるが、彼の先祖もかなり昔から様々な事情で移住を余儀なくした訳だ。故郷への思いは各人様々だろうが、ロシア語を忘れぬ限りはロシア人或いは中国人で同胞意識は非常に強い。台湾人や香港人であっても現代の中国と言うくくりの中で、欧米に対して強い民族意識を持っている場面に遭遇したこともあった。
そういったことと比較して思うのは我が日本、日本語を余りにぞんざいに扱い過ぎはしないか。正月よりクリスマスを祝い、ハロウィンとやらで若きもいい歳のおばさんまで燥ぐのは良いとしても、会社の公用語を英語にして、社員の英語力が上がったと喜ぶ経営者。社員の英語力向上は結構だが、その努力に費やされた時間だけ国語能力学習時間が少なくなっている筈。
政治家の中で言えば、河野太郎外務大臣が英語に関して一番の使い手とよく言われる。確かに彼の発音は聞き取りやすいが、用意した演説ではなく本当の外交々渉に臨むむときは、もちろん通訳を帯同して日本語でゆっくりやり取りしている筈だ。そんな場合、普段から言語能力を高めておかないと機に臨み変に応じた微妙なやり取りは出来ぬ筈。それにしても彼の人相を各国の外相と比較するに、険し過ぎると言うか悪すぎはしないか。英語で能力を使い果たした結果でなければいいが。
ロシアを敵視する国について団結を呼びかけたものだったと思うが、彼曰く「敵国は様々な手段で我が国から何かを奪おうと画策している。」その具体例の一つに「ロシア語」を強調していたことが印象深い。国語が失われることは国が無くなることに等しいのだろう。世界のどこに住もうと同胞が団結していることの証として、ロシア人会議を招集しての演説だったかもしれない。
嘗て台湾人から似たような話を聞いた覚えもあるが、彼の先祖もかなり昔から様々な事情で移住を余儀なくした訳だ。故郷への思いは各人様々だろうが、ロシア語を忘れぬ限りはロシア人或いは中国人で同胞意識は非常に強い。台湾人や香港人であっても現代の中国と言うくくりの中で、欧米に対して強い民族意識を持っている場面に遭遇したこともあった。
そういったことと比較して思うのは我が日本、日本語を余りにぞんざいに扱い過ぎはしないか。正月よりクリスマスを祝い、ハロウィンとやらで若きもいい歳のおばさんまで燥ぐのは良いとしても、会社の公用語を英語にして、社員の英語力が上がったと喜ぶ経営者。社員の英語力向上は結構だが、その努力に費やされた時間だけ国語能力学習時間が少なくなっている筈。
政治家の中で言えば、河野太郎外務大臣が英語に関して一番の使い手とよく言われる。確かに彼の発音は聞き取りやすいが、用意した演説ではなく本当の外交々渉に臨むむときは、もちろん通訳を帯同して日本語でゆっくりやり取りしている筈だ。そんな場合、普段から言語能力を高めておかないと機に臨み変に応じた微妙なやり取りは出来ぬ筈。それにしても彼の人相を各国の外相と比較するに、険し過ぎると言うか悪すぎはしないか。英語で能力を使い果たした結果でなければいいが。
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