2025年2月28日金曜日

物流の今昔

 野菜が高値のニュースを聞いていると、今年の天候は野菜にとって不都合であったようだ。確かに雨が少なかったのは事実だと思う。キャベツ白菜などの葉物野菜は買うことが無いからいいようなもの、日常的に食しているトマト、ジャガイモ、ニンジン、ゴボウ、玉ネギ、長ネギなんかは埼玉、千葉、茨城のみならず北海道や熊本、長崎など結構遠くから運ばれてるものが多い。従って作柄に関係なく少しずつ値上がりはしている。葉物野菜の不作が報じられると同時に、すかさず輸入物が急増しているとのこと。

どこのどなたが差配するのか知らぬが、日本商社の機動力は大変なものと感心してしまう。野菜だけでなく魚や肉も輸入に依存する割合が高いと思う。海運とか中には航空便もあるかもしれぬ。物流業界に友人知人がいないので直接話を聞く機会が無いままだが、内外にまたがるこの世界の変遷も聞けばきっと面白い話があるに違いないだろう。

物流の発達で生活の便利さ享受できることは有り難いが、一方でパンデミックの脅威も拡大していることも忘れてはいけないだろう。

2025年2月27日木曜日

道徳に関すること

 英語文化圏では人気が無いようだが、日本で大人気のエマニュエル・トッド氏。日本人典型の軽薄爺の小生も彼が大好きで、身近に彼の論文が有れば読んで楽しんでいる。昨日も朝日新聞に小論文が掲載されていた。彼がフランス人でありながら<西洋の敗北>を唱える根拠は彼の専門である家族形態の変化にあるが、昨日の朝日新聞にあった小論文で、新たに米国を<「宗教ゼロ」に向かう退廃社会>としてトランプ大統領の関税などによる保護主義政策は成功しないだろうと断じている。

米国は株価も高く、国民は高収入で物も溢れ一見幸せそうに見えるが技術者や熟練した労働者が圧倒的に不足しているのだそうだ。対する日本だがトッド氏曰く「日本は、地政学的な対立に積極的に関わるのではなく、米国が衰退する世界のこれからを慎重に見守ることが大切です。奥ゆかしく、謙譲の精神にあふれたみなさんにとっては、難しいことではないと思います」と述べている。

日本人が奥ゆかしく、謙譲の精神に溢れているかどうか些か気になるが、積極的に関わるな、とのアドバイスは傾聴に値すると思う。残念ながら政府は反中国、反ロシア路線を強調しすぎることが少し気になってしまう。石破首相はキリスト教徒だからいけないと言うつもりはないし、難しいことは言わぬが、ごく当たり前の道徳観(例えば嘘をつかないとか)だけは国民の範となるよう見せてもらいたい。

2025年2月26日水曜日

分からぬことだらけ

寒明け10日の辛抱と思っていた極寒の寒さが15日以上続いたがやっと春の温もりが感じられる日が来たようだ。寒さの中でも紅白の梅は満開になっていたがゆっくり鑑賞する余裕も無かったもののこれから暫くは匂いを楽しむ余裕も出てきそうだ。開催中の国会では来年度予算案が衆議院を通過する目途がついたとのこと。高校授業料無償化とか何とか、どこかを修正したようなことが言われているが、基本的には無修正と同じだろう。

国会に議席を持っていない維新とやらの代表と自公の代表の3人が雁首並べて、これまたアメリカの真似かどうか知らぬが合意文書をカメラの前で開陳してのご機嫌振り。全く笑わせてくれるものだ。昔からの習慣で日本の庶民はお上が言うことに不思議なくらい素直。税金はお指図通りに支払い、お上のその使い道については反論した験しが無い。

2025年度予算は一般会計で総額115兆5415億円とのこと。うち税収は78兆3590億円、後が借金と言うことになる。(他に特別会計なる予算もあるが、これについてはここで紹介できるほどの知識が無いので割愛)うち防衛費が7兆7130億円。ドル換算をすれば500億ドルを超すことは間違いない。勿論アメリカがトップで800億ドル強、あちこちで戦争しているロシアでさえ700億ドル強で、日本は撃ったことのないミサイルを買ったり兎に角無駄使いの極みであることは間違いない。

何故そう言えるかだ。日本の防衛省は詳細を詳らかにしたがらないが、日本の実働隊員数は15万人を切っている筈だ。隊員一人当たり5百万円以上の予算をつぎ込むことなる。戦争手当も不要の隊員たちの月給が高いわけも無かろう。隊員募集も当局が思うようには進んでいないだろう。全ては推測で書いているのでこれ以上書くのはやめるが、庶民にしてみると政府がしていることは分からないことだらけ。

「民は之を由らしむべし。知らしむべからず」改めて考える必要がある。 

2025年2月25日火曜日

根本問題?

 一昨年の暮れに森永卓郎氏のベストセラー「ザイム真理教」を読んだ記憶がある。面白かったのだろう。但しブログで再確認すると「正直なところ経済音痴の小生には難しく、1度通読しただけでは理解するのが難しい。」と書いている。今でも経済音痴は治っていないので、経済財政税金については解らないことだらけだ。昨日読んだメルマガに「財務省廃止論」を唱えるデモが行われたとあったのでこの本のことを思い出した。

デモを主催した人物の本名は明かされていないようだが、元大蔵省か財務省に在籍して、その後一時民主党議員の経験もある「まつもと」と名乗っているらしい。一方で月刊文藝春秋には元財務省財務官(高級官僚)神田真人氏なる人が3ヵ月連続で「ミスター円、世界を駆ける」なる一文を寄せている。これも無理して読んだが、氏の言わんとするところは役目として「世界中の財務金融担当者と連携を取りながら、国家の財産を守るために努力をしてきた」と言いたい気持ちがあるようだ。しかし気持ちが分かっても、言わんとするところはチンプンカンプンだ。

どこかのテレビ局が森永氏や今回デモを呼び掛けたまつもと氏を呼んでテレビ討論でもして貰えていたらよかったように思う。森永氏は残念ながら先月他界されてしまった。息子さんも同じく経済評論家のようだから同じ見解かもしれぬ。何れにせよこの問題は放送局の担当者でもどちらが正論か判断は難しいだろうに。素人が論評できる問題ではないだろうが、国会の議論も素人臭い。政治家も根本問題を取り違えていそうに思う。

2025年2月24日月曜日

魔法の世界

 本当に凄い世の中になったものだと思う。今日思い切って新しいメルマガを購入することにした。「The New York Times」である。AIと言うものが理解できず、意識のどこかで少し馬鹿にしていたが、アメリカのクオリティーペーパーを毎日読めるとなれば、半分認知症爺の頭脳活性化に役立つことだろう。数週間前に幼い頃からの友人が同紙のURLをメールしてくれたことがきっかけになっている。昨年購入したパソコンの新機能か通常使っているGoogleのブラウザのせいか知らないが、瞬時翻訳してくれた。

日本の全国紙のネット購読料は決して安くない。只でさえ読者が減っているさなか、販売店の経営を脅かす危険を冒して、これ以上紙の読者を減らすわけにいかぬ事情があるのだろう。NYT電子版は週間2ドル、月間10ドル弱だからそう高くはないとも言える。何より日本マスコミが作り出しているおかしな空気に汚染されていない記事を読む新鮮さは少なくとも数か月は読む価値がありそうだ。

若い時からの勉強嫌いで、当然留学とか海外旅行も出来なかった悪ガキが、何十年と若い時から研鑽を積み、長じて海外を股にかけて歩き、世界を舞台に闘ってきた企業戦士の友人たちと同じ情報を毎日読むことが出来ると思うと、勉強の神様天神様には少し申し訳ないかもしれぬ。またテレビで偉そうな解説をする専門家の皆さんの仰ることを鵜のみにしないようになるかもしれない。

2025年2月23日日曜日

心配の種

 今日もケーブルテレビのセールスマンにインターホンで呼び出され長い時間つき合わされた。向かいの奥さんが気を使って飛び出してきて割り込んでくれたのでやっと切り上げることが出来たものだ。ミャンマーに拠点を置く大規模な国際的詐欺集団があるらしいが、足で稼ぐ古典的セールスマンも健在で厄介なことである。

向かいの奥さん曰く「お宅のどこかにセールスに狙われやすいマークがついているのでは?」と心配して郵便受けやら表札を触って確認してくれた。数年前区役所からの電話を装った詐欺に引っかかったことがある。更に歳を重ねボケ具合は一層進んでいる可能性が高いので心配だ。昨夜の高校同期生とのリモート懇談では何十年後かに隕石が地球に衝突することを心配した友人もいる。

世に心配の種は尽きぬものだ。

2025年2月22日土曜日

戦争と戒厳令

 経験が無いこと、実態がよく分からないことについては漠たる不安が常にある。日本では小生が誕生する4年前の昭和11年(1936年)2月のこと。陸軍一部将校が政府要人を殺したりして反乱を起こした。世に言う二・二六事件。この時政府は東京市に限って戒厳令を発布した。父は当時警視庁の巡査で長兄が誕生したばかり。非常呼集が掛かって数日警視庁に泊まり込んだと後に聞いた。

知っているのは精々その程度で、今回韓国の大統領が発布して数時間後に取り消された戒厳令の意味するところ、或いはウクライナが恐らく全国的且つ3年間と言いう長期間に亘り敷いてるだろう戒厳令下の市民生活ついてイメージが湧いてこない。戒厳令は軍事作戦の一種のようにも思うが、ウクライナの都市部まで戒厳令下にあるのだろうか?あるとすれば要所要所に兵員が置かれなくてはいけないと思うが、そんな映像は見たことが無い。ウクライナは既に全ての空港が機能不全となって、国外に脱出するには列車に頼ざるを得ない筈。

それでも国外に脱出した国民が1千万人近いと言うのも理解不能だ。日本にも千人を超す難民が居て、政府はこの人たち一旦受け入れてはいるが、期限が3年とのこと。できるだけ早く戦争が終わり、こういった人たちの去就の目処が早からんことを祈りたい。兎に角戦争が無かった80年なので、小生は勿論だが、政治家や軍人さんたちも戦争の実態は理解できなくても当たり前のことだ。