2025年2月26日水曜日

分からぬことだらけ

寒明け10日の辛抱と思っていた極寒の寒さが15日以上続いたがやっと春の温もりが感じられる日が来たようだ。寒さの中でも紅白の梅は満開になっていたがゆっくり鑑賞する余裕も無かったもののこれから暫くは匂いを楽しむ余裕も出てきそうだ。開催中の国会では来年度予算案が衆議院を通過する目途がついたとのこと。高校授業料無償化とか何とか、どこかを修正したようなことが言われているが、基本的には無修正と同じだろう。

国会に議席を持っていない維新とやらの代表と自公の代表の3人が雁首並べて、これまたアメリカの真似かどうか知らぬが合意文書をカメラの前で開陳してのご機嫌振り。全く笑わせてくれるものだ。昔からの習慣で日本の庶民はお上が言うことに不思議なくらい素直。税金はお指図通りに支払い、お上のその使い道については反論した験しが無い。

2025年度予算は一般会計で総額115兆5415億円とのこと。うち税収は78兆3590億円、後が借金と言うことになる。(他に特別会計なる予算もあるが、これについてはここで紹介できるほどの知識が無いので割愛)うち防衛費が7兆7130億円。ドル換算をすれば500億ドルを超すことは間違いない。勿論アメリカがトップで800億ドル強、あちこちで戦争しているロシアでさえ700億ドル強で、日本は撃ったことのないミサイルを買ったり兎に角無駄使いの極みであることは間違いない。

何故そう言えるかだ。日本の防衛省は詳細を詳らかにしたがらないが、日本の実働隊員数は15万人を切っている筈だ。隊員一人当たり5百万円以上の予算をつぎ込むことなる。戦争手当も不要の隊員たちの月給が高いわけも無かろう。隊員募集も当局が思うようには進んでいないだろう。全ては推測で書いているのでこれ以上書くのはやめるが、庶民にしてみると政府がしていることは分からないことだらけ。

「民は之を由らしむべし。知らしむべからず」改めて考える必要がある。 

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