2024年10月31日木曜日

マスコミの思い込み

 先日も少し書いたが、国内政治は混沌として来年いっぱいくらいは小生のような外野の素人には行く末の判断が難しすぎる。しかしテレビを観てるといわゆる評論家と言う人たちは選挙で勝利した野党立憲の議員たちに大きな不満があるようで、偉そうに文句をつけている。曰く「今頃になって特別国会の首班指名に協力をしてくださいなんて、共産党を含めた他党に依頼するなんて、しかも党首が直々に出向くなんて余りにご粗末。政権を取る気があるなら事前の準備が必要だろうに!」

この物言いをする中で筆頭格は中北浩璽氏なるどこかの大学教授。いろんな放送局に出演しているので業界では重宝されている政治学者のようだ。立憲にしてみればこの大勝利は確かに予想を超えていたかもしれぬ。今慌てて次なる戦略を走りながら考えている最中も、評論家諸氏の非難が的を外してる訳でもなさそうだ。もともとメディアは水に落ちた犬を叩くことを面白がる傾向が強い。その傾向をもってすれば、水に落ちているのは自公政権与党の筈だが、何故か勝った側の野党を叩くのが不思議に思える。

更にもう一点付け加えると、共産党を相当汚いばい菌扱いをするのも如何ものかだ。党員が減少傾向でやや落ち目の感は否めないようだが、機関紙「赤旗」の取材力は大手メディアを凌ぐ取材力を今回の選挙でも存分に発揮された。それが同業者として悔しいせいかどうか、坊主難けりゃ袈裟まで・・・・でもあるまいに、なんでそんな扱いになるのだろう?どこか変だと言うなら、公明だって維新だって小生からすれば相当に変な政党だ。

しかしメディアの扱いが大いに気になる。

2024年10月30日水曜日

問題は庶民の生活

 1年ぶりになると思うが、やっと信州安曇野産コシヒカリの新米5キロを購入。金3450円也。1年前までは2500円で買い続けていたものだ。1年間で3割以上の値上がりは消費者側として辛いものがあるが、問題は生産者の農家がどうなっているかだ。農家の暮らしも楽ではあるまい。デフレが30年続いたかどうか記憶がはっきりしないが、現在はインフレで生産者も消費者も音を上げているご時世だ。政治家は経済政策をいろいろ言うが、結局ここ数十年庶民に及ぼす経済政策は何一つまともに機能していなかったことになる。

このインフレに歯止めをかける方策があるのだろうか?原因がどこにあるのか分かっていれば対策も思いつきそうなものだが、察するところ政治家でも学者でも分かっている人は少ないようだ。今回の衆議院選挙でこの経済問題を大きく取り上げた国民民主党が議席を4倍と大躍進したが、昨夜のテレビ番組(BS・TBS「報道1930」)に出演していた榛葉賀津也幹事長の話を聞いて思った。インフレ対策はあるが、本当にそれでインフレが収まるのだろうか?インフレの原因がはっきりしないことには難しいだろう。

一説にはエネルギーと食料を輸入に頼っているので、このコスト高が原因と言う人もいる。その説を信じれば対策に手の打ちようが無くて当分インフレ状態は解消が期待薄と言うことになる。国全体を考えればデフレは悪だろうが、年金暮らしはインフレの方が怖い。しかも昨夜の国民民主党幹事長様は、今後はある程度余裕のある高齢者にも課税を考える必要があると、極めてまともなことを仰っていた。

確かにその通りで、同期の諸氏に思いを巡らせば皆裕福な余生を楽しんでいて先細りを心配する声はほとんど聞かない。小生ももちろんその一人で、年間240万円ほどの年金で食っていけないことは無いし、住んでいる陋屋も預貯金の取り崩しで何とかもっている。先が短いことを考えれば、生存中に処分を考える必要は無さそうだ。そんなことはどうでも良いが、昨夜テレビを観ていて感じたのは、出演していた自民、立憲、国民民主3人の国会議員の討論中、終始国民の生活問題で終始して安全保障関連が話題にもならなったことが良かった。今後この傾向が続けば良いのだ。

2024年10月29日火曜日

余計な手間

 日本は人口減少が大きな問題になっている。それに伴って空き家が増えていることも様々な問題を誘発しているようだ。関連して昨日妙な手紙が送られてきた。発信人は長野市役所財政部資産税課。小生は成人してから長野市内に住んだことが無いのに何故だろう?と開封するとも大分前に亡くなった長兄が住んでいた家の固定資産税。長兄の妻も次兄夫妻も既に他界しているので、法定相続人である三男の小生に対して請求するとの趣旨。長野市は県庁所在都市だから過疎地とは言えないが、財政は徐々に厳しくなってきてるのかもしれぬ。

それにしても、長兄が生存中から納税義務を怠っていたとはとても思えない。没後の相続手続きが市役所の中で不徹底で勘違いが生じて小生のところに突然請求書が送付されて来たとは思った。そのままにしておくわけにもいかないので、市役所の担当に電話をして「何かの間違いだろうから調べてくれ」と依頼。小1時間程で先ほどの電話応対をした担当の上司らしき人から電話があり、「こちらからから改めて返信用封筒をお送りしますので、現在届いている書類を返送して頂きたい。」とのこと。

個人的には一応決着したようだ。しかし考えてみると現在全国で空き家は900万戸以上あるらしい。空き家であっても固定資産税がきちんと納付されていれば役所の担当部署は問題無いが、長いこと納税もされずに請求先が不明になっているケースも増えているのだろう。少子化になると、生産性が全く無いこういった役所仕事も増えるのだろうなと思った次第。

2024年10月28日月曜日

選挙結果から

 昨夜は8時半頃就寝したが、12時頃目を覚まして水飲みに台所に行くとき一寸だけテレビのスイッチを入れてみた。思いのほか立民が善戦しているようなので安心してまたすぐ眠って今朝のこと。昨日投票した東京10区の立民候補者の名前が出てこず、代わりに自民候補者が当選したとの報道、これにはがっかりしてしまった。今朝パソコンで確認すると、本当に激戦で、自民の当選者もこちらが投票した立民候補者も共に9万票台で差は5百数十票。当確が遅れたのも無理はない。

もちろん比例復活はしているが負けは負け、立民は選挙区当選者が多くなっているので、党内の位置が低下するだろう。囲碁も同じだが勝ったと思った瞬間が一番危ない。勝って兜の緒を締めよとは実にうまいことを言ったものだ。それにしても、自民党はしぶといものだ。参議院から回った和歌山2区の世耕弘成氏なんて裏金の権化のような人物が当選してくるのだから嫌になっちゃう。東京24区の萩生田光一氏なんかも予想通りではあるが見事に当選した。今回の選挙は自民党内がA組とB組に分裂したと言われているが、彼はB組の筆頭格。奈良2区の高市早苗氏あたりと組んで大いに党内を引っかき回し、自民党滅亡を早めてもらいたい。

選挙結果で最も驚いたのが公明党、選挙に強いと言われていたのに代表に就任したばかりの石井啓一氏が落選してしまったこと。今日から公明党内は大変な騒ぎだろう。氏の選挙区は埼玉14区、比例区への重複立候補もしていなかったようだ。難しいことは分からないが、ポスターの刷り直し張替えだけでも相当な手間だろう。共産党も選挙期間中頑張っていた割には当選者を減らしている。代わりに国民民主党が漁夫の利を得る形になったようだ。

他にも今まで聞いたことが無かったような党とか、いろいろあって、来年の7月参議院選もあるのでこれから先1年くらいは政治は可なり揺れ動くと思う。それにしても、経団連会長戸倉雅和氏の談話が他人事みたいに発表されている。自民党政治のお陰で生き永らえてきた重厚長大の代表人物。当事者意識が全く無いのも当然かもしれぬが、困った者だ。

2024年10月27日日曜日

投票日

 今日は衆議院選挙の投票日。選挙戦は争点が自民党の金の問題だけのせいか、盛り上がりが低かったように思う。昨日の夕方、立憲の野田代表が池袋西口で最終版直前の演説があったが、聴衆と警官数を比較したくなるほどで、聴衆は多数とは言えなかったと思う。今夜判明する結果がどうなるかは未だ分からないが、投票所も午前中に行った限りでは、人が多かったとは言いにくい気がする。昔は早朝から出口調査の要員がウロウロしていたと記憶するが、一人も見当たらなかったのも不思議。世の中はこちらの思惑や記憶に従って動いている訳も無いので仕方ないが、様々な思いを持ちながら一応投票は済ませた。

投票の後、近くのスーパーで買い物をしてきたが、どこに行ってもお年寄りが多い。他人のことを言えた義理ではなく、自分もその一人であるのも間違いないが、近くの保育園から聞こえる声が段々小さくなっている感じがして、不安でもある。今から子育て政策が大々的に行われても効果が現れるのは最低でも20年は掛かるだろう。こちらはとっくに他界している筈なので関係ないと言ってしまっては実も蓋もない。もうそこそこの大人になっている孫が二人いるが、本人たちは兎も角、母親である我が娘が子供たちの結婚に消極的なのが少し気になっている。

老い先短い年寄りが余計な心配しても始まらぬが、人間は実によくできている面もある。最近感じるのは柔軟性と言うか多様性とでも言った方が良いか分からぬが、特に政治面では立候補者たちはそれぞれ個性的なこと言っているようにも思うが、一皮むけば離合集散自由自在。庶民の一人として言えば、政党やキャリアがどうであっても、どこで誰と引っ付くか分かったものじゃない。逆に言えば、昨日まで声を枯らして叫んでいた公約も当選すれば全部忘れるのだろう、と言っても過言ではあるまい。

要はそれぞれの育ちの問題、金に汚い人間の本質はそう簡単には治らないだろう。その見極めはそんなに難しい話ではないと思う。何れにしても今夜のお楽しみだ。

2024年10月26日土曜日

お馴染みテレビ

毎日朝昼夕とテレビをよく観ていて不思議に思うことがある。その筆頭がNHK、我が親族にも友人にもNHK社員が何人かいるが、同期で現役社員はいないし、報道関係の社員は一人も知らないのが少し残念。NHKは多数の社員を擁するはずが、何故か今はやりのAIが殊の外好きなようだ。AIなんて意味不明の言葉が朝夕の報道番組に「この外にはAIが選んだ情報を自動音声でお送りします。」が毎回画面いっぱいの文字がが流れることに違和感を感じている。

なんでAIなるものに報道すべき内容を選択させなきゃならんのだろう?千歩譲って任せて拾い上げたニュース項目があれば、そのためのアナウサーが読めばいいではないか。

民間放送局の番組で多用される言葉でいつも気になるのが、「読み解きます」主に社会情報系とされる報道ともニュース解説ともつかぬ中途半端な番組。と文句を言いつつ毎晩のように視聴するBS番組。こちらが現役を過ぎてから始まって、スポンサーがつかないのではと心配していたものだ。しかし最近はスポンサーがある程度ついてきているようだ。放送局側の制作体制がどうなっているか知る由も無いが、出演者は地デジとBS双方に出演してるケースも多いので、ゲストのギャラなんかは同じになっているのかもしれぬ。

読み解くのは兎に角民放が得意げに多用するが、NHKはさすがにこれに関しては慎重だ。当たり前のことで、東京に本社があってもローカル局の報道局員やアナウサーがそうやすやすと世界情勢が分かってたまるかだ。特にウクライナやパレスチナは戦争の話。自衛隊退職者や外務省退職者の小遣い稼ぎにはなっても、的を射た分析ができる筈もあるまい。ここ数日で言うと、ロシア中部タタルスタン共和国の中心都市カザンで開催されたブリクス首脳会議の関連報道。

この会議は新加盟した4ヶ国に加え36か国が参加し、このうち22か国は首脳級が出席したうえ、国連のグテーレス事務総長が出席しているので、非常に意味が大きいはず。民放各社は意味が解っていないのか、この意味をまともに解説した民放局が皆無であったことは嘆かわしい。 

2024年10月25日金曜日

驚きの2千万円

 以前から自民党は金持ちだなぁと思っていたが、今回共産党機関紙「赤旗」が暴露した自民党が非公認候補者に配ったとされる2千万円の政策活動費には流石にびっくり。石破総裁のお話では四半期ごとに全党員に配られているので選挙費用には当てられないとのこと。とは言っても政策活動費は使途公開の必要は無い。この計算によれば自民党員は全員年間1億2千万円が党から支給される計算になる。岸田政権時代にも二階幹事長が50億円の政策活動費を受領していたことが話題になったことがあった。であれば、平の議員が1億2千万円でも良いのかもしれぬ。

それにしても、400人近い自民党議員に毎年1億2千万円ずつ金を配る必要があれば、そりゃ幾らあっても足りず、どこからでも金を貰いまくる必要もあるだろう。僻み根性で言っているようで気が刺すが、日本の国会議員諸氏は国から支給されるお給金の他に様々な特権が付与されていることは多くに人の知るところだ。故に国会議員でみすぼらしい姿の人は見かけない。これはそんなに悪いことでは無かろうが、政策活動の本丸である国会は1年の半分も開催されないと思う。

平たく言えば1年の半分以上が国会議員になるための選挙運動をしている勘定だ。しかし国会議員全員が守銭奴で金持ちになるために議員になっている訳でないことは認めなければいけない。むしろそんなさもしい人物は少ないと思うが、今回の自民党非公認議員に配られた2千万円にはそんなケチをつけたくなった。明日1日で選挙戦は終わり、結果がどう出るか見ものだ。

政権が不安定化することは、庶民生活には当面あまり良い結果にならないらしい。とは言っても、自公政権の頼りなさにもいい加減うんざりした感じも否定できない。兎も角、明後日は天気が悪くても投票所に足を運び、前回と同じ野党候補に1票を投じてこよう。ひょっとすると自公過半数割れの噂通りかもしれぬし、期待外れもあるだろう。そしたらまた、来年7月の参議院選も控えている。