アメリカを理解しにくい国だと昨日書いたばかりだ。今日もその続きみたいになる。勿論アメリカでも珍しいようだが、1政治家(故ジョン・マケイン米上院議員)の葬式が7日間も続いたのだから驚かざるを得ない。そのハイライトではないかと思われる現地時間1日のワシントン国立大聖堂での式を伝える報道を見て多くのことを考えさせられた。
誰にも真似できることではないし真似したいとも思わないが、故人は自分の葬儀について相当細かい遺言を残したらしい。中で、共和党議員でありながら現職大統領のトランプ氏をよぶなと言い残した様だ。逆に招くべき人の中に反対政党のオバマ元大統領やクリントン元大統領夫妻、10年前共和党大統領予備選で敗れたブッシュ元大統領が含まれ、オバマ氏とブッシュ氏には弔辞まで依頼している。
アメリカも変わっているが故人も相当な変わり者と言ってしまえば実も蓋も無い。報道をつぶさに読むと参考になることが沢山書かれている。政策について評価は知らぬがスピーチ、言葉遣いの巧みさは流石と思うのがオバマ氏。次のように述べている。「自分たちは大統領選で勝ったかもしれないが、最後に笑ったのは、いたずら心あふれるマケイン氏だったのではないか。自分へのほめ言葉をジョージと僕に、全国民の前で言わせるなんて。最後に笑うのに、これほどのやり方があるか。」このユーモア、葬式の雰囲気は決して壊れない筈。
他にも参考になったスピーチの一部を列挙して駄文に花を添えてもらおう。
娘のメガンさん「アメリカの偉大さが過ぎ去ったことを悲しむため、私たちはここに集まりました。アメリカは自慢しません。その必要がないので。ジョン・マケインのアメリカは、再び偉大にされる必要などありません。なぜならアメリカはいつでも偉大だったので。」
ブッシュ元大統領「そしてジョンは何より、権力の乱用を唾棄した。偏見と差別にまみれた人間や、えばり散らす暴君は、まったく受け入れなかった」
再びオバマ氏「この国の政治や公職や公の議論の大部分が、小さくて意地悪でせせこましいものに思える。大げさな物言いと侮辱。」
これらの弔辞は、葬儀に弔意を示さずゴルフに興じているトランプ氏を皮肉る意味は多少あるかもしれぬが、安倍内閣を皮肉っている訳ではない。
https://www.bbc.com/japanese/45386450 英国BBCから
2018年9月3日月曜日
2018年9月2日日曜日
夏休みの感想文か?
区立の小中学校の生徒にとっては夏休みの最終日。し残した宿題をするにはもってこいの雨降りでしかも涼しい。お彼岸までは暑さから完全には解放されぬだろうが、何れにせよもう暫くのことだ。ここ3か月ほどの間、下らぬと言うのも変だが映画や小説で不思議とアメリカ西部に縁があった。もう小学校の頃から祖母のお陰で西部劇に馴染んできたので、荒涼たるアメリカ西部のイメージは持っているものの、これは日本のチャンバラと同じで19世紀までのこと。
現在は日本と同じで、上州から流れてきた侠客・国定忠治もいなければ信州権堂町の悪漢・山形屋藤造なんて連中は存在せず、江戸と大差のない市民生活が展開している。と確信していたが、米国の場合は案外そうとばかり言えないのかもしれない。映画も小説(特に犯罪小説の類)はフィクションだからどこまで勝手にイメージしていいか分からないが、彼の国のネイティブアメリカンは北海道のアイヌの末裔とは異なり大分特殊な扱いを受けているとは聞いている。
従って現在でも西部劇の舞台がそのまま残り、シネマスコープ以前のモノクロ映画で観たようなストーリーが生み出されるみたいだ。感想とも言えぬが、この夏読んだ本2冊と映画1本を上げたい。「フリーファイア」C.J.ボックス著・野口百合子訳 「オンブレ」エルモア・レナード著 村上春樹訳 「ウインド・リバー」テイラー・シェリダン監督・脚本
本の「フリーファイア」と映画「ウインド・リバー」は共にオクラホマ州が主な舞台、今年最高値の買い物だった地図帳が大分役に立った。オクラホマ州はモノクロテレビ番組「ララミー牧場」の舞台になった州で昔からカウボーイが活躍した場所らしいが、ジープやスノウモビルが活躍する現在でも司法制度は町に保安官が二、三人の時代と大差ないような場所があるようだ。「オンブレ」は1884年(明治18年)アリゾナ州の設定なので完全な西部劇。
但しテーマはアパッチ族と白人の間に生まれた主人公と西部に進出してきた白人との葛藤だから、現代に通じる問題を提起しているのだろう。ノーベル賞候補の作家が訳しているので食指が動いた。何れにせよ、小中学生時代のように胸躍らせて楽しむ一方、数回旅行しただけでは全く理解できないアメリカなる国の複雑さを改めて痛感した。
現在は日本と同じで、上州から流れてきた侠客・国定忠治もいなければ信州権堂町の悪漢・山形屋藤造なんて連中は存在せず、江戸と大差のない市民生活が展開している。と確信していたが、米国の場合は案外そうとばかり言えないのかもしれない。映画も小説(特に犯罪小説の類)はフィクションだからどこまで勝手にイメージしていいか分からないが、彼の国のネイティブアメリカンは北海道のアイヌの末裔とは異なり大分特殊な扱いを受けているとは聞いている。
従って現在でも西部劇の舞台がそのまま残り、シネマスコープ以前のモノクロ映画で観たようなストーリーが生み出されるみたいだ。感想とも言えぬが、この夏読んだ本2冊と映画1本を上げたい。「フリーファイア」C.J.ボックス著・野口百合子訳 「オンブレ」エルモア・レナード著 村上春樹訳 「ウインド・リバー」テイラー・シェリダン監督・脚本
本の「フリーファイア」と映画「ウインド・リバー」は共にオクラホマ州が主な舞台、今年最高値の買い物だった地図帳が大分役に立った。オクラホマ州はモノクロテレビ番組「ララミー牧場」の舞台になった州で昔からカウボーイが活躍した場所らしいが、ジープやスノウモビルが活躍する現在でも司法制度は町に保安官が二、三人の時代と大差ないような場所があるようだ。「オンブレ」は1884年(明治18年)アリゾナ州の設定なので完全な西部劇。
但しテーマはアパッチ族と白人の間に生まれた主人公と西部に進出してきた白人との葛藤だから、現代に通じる問題を提起しているのだろう。ノーベル賞候補の作家が訳しているので食指が動いた。何れにせよ、小中学生時代のように胸躍らせて楽しむ一方、数回旅行しただけでは全く理解できないアメリカなる国の複雑さを改めて痛感した。
2018年8月31日金曜日
日本の将来 スペシャル・バージョン
今週水曜日の29日に年長の孫の誕生日を祝うと言うことで、娘二人と孫二人が久し振りに独居の我が家に集まった。
上の孫は21歳だから立派な大人で、現在つくば市で一人住まい。会うのは家内の納骨以来だから4か月ぶりか。小さい孫は未だ板橋区立小学校4年生でもうすぐ11歳、こちらは近くに住んでいるので月に1度くらいは顔を合わせているが、会うたびに大きくなっているように感じてしまう。訪問者一同仏前に線香を上げてから全員で池袋東武百貨店内の四川飯店で昼食会。飲み放題のコースで娘と上の孫は相当しっかり飲んだ。
こちらも余り気取ってもいられず、生ビール1杯と紹興酒など飲んだので結構いい気分になった。上の娘が手配をしたのだが、この娘のことを婆さんが「あの子は子供の頃から<便所の100W=不必要に明るい>」と説明していたくらいだから、我がテーブル昼の時間にしてはたに迷惑なくらい盛り上げったかもしれぬ。お断りしておくが小生は4人の話を単に聞くだけであまり声を発していない筈。
その時の話で印象に残っているのはやはり孫の話、小学4年生の夏休みの宿題に、何でもいいから(読後感は書かなくていいから)本を合計1000頁読みなさい。があって、本選びに母親も含め結構苦労した。最後には亡き妻の遺品に「ことわざ集」を見つけ、1頁に数行しか文字が無いのでこれを選択、昨日までに目出度くゴールインらしい。この孫、今のところ算数系が好きらしいが、それ以上に好きなのは鉄道時刻表とトムとジェリー。幼稚園の頃買ってもらったDVDを、何が面白いのか未だによく観ているらしい。
上の孫は筑波大学情報類の2年生、1年生時代は寮生活だったが進級してからはアパート住まいで自転車通学、食事は父の実家からコメを送ってもらって自炊をしている様子。驚いたのが今日の12時に前期の試験結果がスマホで確認できるとのこと。トムとジェリーを未だに観るのは10歳違いの従弟と同じようだ。
高校時代までは英語が好きだったそうだが、現在は力不足を痛感しているとのこと。我々の時代と異なり留学生が多いせいもあるのだろう。プログラムの勉強を始めているようだがこちらも苦労しているらしい。夏休みは我が母校とは大分違い10月1日までとのこと。先日他大学に行った友人と歌舞伎町に飲みに行った。ビール1杯100円だから千円の割り勘でしっかり飲めた。安酒は経験上理解できるし新宿については相当詳しかったつもりだが、これも新鮮な情報。何れにしても日本の将来は彼等によって形成されていく。どんな形になるかなんて年寄りに想像できる筈が無い。まして総理閣下がどんなに力んでも、日本の将来が見込めたら臍が茶を沸かす。
写真3人の苗字はそれぞれ違うが立派に血は繋がっている。
上の孫は21歳だから立派な大人で、現在つくば市で一人住まい。会うのは家内の納骨以来だから4か月ぶりか。小さい孫は未だ板橋区立小学校4年生でもうすぐ11歳、こちらは近くに住んでいるので月に1度くらいは顔を合わせているが、会うたびに大きくなっているように感じてしまう。訪問者一同仏前に線香を上げてから全員で池袋東武百貨店内の四川飯店で昼食会。飲み放題のコースで娘と上の孫は相当しっかり飲んだ。
こちらも余り気取ってもいられず、生ビール1杯と紹興酒など飲んだので結構いい気分になった。上の娘が手配をしたのだが、この娘のことを婆さんが「あの子は子供の頃から<便所の100W=不必要に明るい>」と説明していたくらいだから、我がテーブル昼の時間にしてはたに迷惑なくらい盛り上げったかもしれぬ。お断りしておくが小生は4人の話を単に聞くだけであまり声を発していない筈。
その時の話で印象に残っているのはやはり孫の話、小学4年生の夏休みの宿題に、何でもいいから(読後感は書かなくていいから)本を合計1000頁読みなさい。があって、本選びに母親も含め結構苦労した。最後には亡き妻の遺品に「ことわざ集」を見つけ、1頁に数行しか文字が無いのでこれを選択、昨日までに目出度くゴールインらしい。この孫、今のところ算数系が好きらしいが、それ以上に好きなのは鉄道時刻表とトムとジェリー。幼稚園の頃買ってもらったDVDを、何が面白いのか未だによく観ているらしい。
上の孫は筑波大学情報類の2年生、1年生時代は寮生活だったが進級してからはアパート住まいで自転車通学、食事は父の実家からコメを送ってもらって自炊をしている様子。驚いたのが今日の12時に前期の試験結果がスマホで確認できるとのこと。トムとジェリーを未だに観るのは10歳違いの従弟と同じようだ。
高校時代までは英語が好きだったそうだが、現在は力不足を痛感しているとのこと。我々の時代と異なり留学生が多いせいもあるのだろう。プログラムの勉強を始めているようだがこちらも苦労しているらしい。夏休みは我が母校とは大分違い10月1日までとのこと。先日他大学に行った友人と歌舞伎町に飲みに行った。ビール1杯100円だから千円の割り勘でしっかり飲めた。安酒は経験上理解できるし新宿については相当詳しかったつもりだが、これも新鮮な情報。何れにしても日本の将来は彼等によって形成されていく。どんな形になるかなんて年寄りに想像できる筈が無い。まして総理閣下がどんなに力んでも、日本の将来が見込めたら臍が茶を沸かす。
2018年8月30日木曜日
意味不明
昨夜、自民党の総裁選挙関係のテレビ番組を観ていたが、余りの下らなさに途中で観るのをやめて仕舞った。夜8時からのBSフジ「プライムニュース」出演者は安倍氏支持派代表稲田朋美元防衛相VS石破氏支持派代表鴨下一郎元環境相と時事通信解説委員長山田惠資氏の3名。山田氏の解説は一応尤もだったが、稲田氏が酷すぎる。司会の質問に対するまともな答えが殆ど無く、何を聞かれても曰く、安倍氏が11か月前の総選挙で世論の圧倒的支持を得たこと、アベノミクス経済政策が着実に成果を上げていること、外交面でも世界の指導的役割を担っていることから見て後3年は日本のリーダーであってほしい。
具体性が全く無いとは可哀そうなので、聞き飽きたが一応書いてあげよう。過去5年半でGDPが50兆円増えたこと、失業率が2%台まで下がり有効求人倍率が全ての都道府県で1以上の完全雇用状態にあること、株価が上がっていること。これを経済成長の証ととるかどうかは視聴者に依るだろう。虚しく感じるのは言葉端々に出てくる意味不明の決まり文句である。二つ上げよう。「激動する世界情勢」「厳しさを増す安全保障環境」
欧米の先進国が、特に若年層の人口減少で弱体化しつつある現状と、今まで後進国とされていた国での爆発的人口増加で様々な軋みが生まれ、移民と難民問題が激しい社会問題を惹起している国は多い。しかし幸か不幸か同じ島国でも英国と異なり島内は完全に日本で独立していることもあり、今のところこの問題からは距離を置いているので、政治問題として特筆すべきことは思い浮かばない。
安全保障環境の何処が厳しさを増しているのだろう?昨年までは韓半島有事の危険が大分高まったこともあるが、それが厳しさだとすれば現在は厳しさが大分減じているのではないか。第一日本は他国と干戈を交えることはあり得ないことが国是の国である。気安く「安全保障環境の厳しさが増す」なんて言ってほしくないものだ。国民が最も心配しているの何と言っても超高齢化社会に頭を突っ込んだ日本の将来、特に社会保障政策が世論調査のトップに来ている。
社会保障負担と税金は言葉違うだけで同一考えるが、昨日ロシアのプーチン氏が先(6月)に発表されていたメドベージェフ首相の社会保障政策を変更させる提案を30分もかけて全国民に向け放送している。まるで昭和の玉音放送のように職場でも作業を止めて全員が聞き入っている様子が報じられている。ロシアのテレビ局を2日も続けて褒めるのは些か気がさすし、彼の局の報道に如何ほど信が置けるかも定かではないが、内容は確かに解りやすく興味深い。
具体性が全く無いとは可哀そうなので、聞き飽きたが一応書いてあげよう。過去5年半でGDPが50兆円増えたこと、失業率が2%台まで下がり有効求人倍率が全ての都道府県で1以上の完全雇用状態にあること、株価が上がっていること。これを経済成長の証ととるかどうかは視聴者に依るだろう。虚しく感じるのは言葉端々に出てくる意味不明の決まり文句である。二つ上げよう。「激動する世界情勢」「厳しさを増す安全保障環境」
欧米の先進国が、特に若年層の人口減少で弱体化しつつある現状と、今まで後進国とされていた国での爆発的人口増加で様々な軋みが生まれ、移民と難民問題が激しい社会問題を惹起している国は多い。しかし幸か不幸か同じ島国でも英国と異なり島内は完全に日本で独立していることもあり、今のところこの問題からは距離を置いているので、政治問題として特筆すべきことは思い浮かばない。
安全保障環境の何処が厳しさを増しているのだろう?昨年までは韓半島有事の危険が大分高まったこともあるが、それが厳しさだとすれば現在は厳しさが大分減じているのではないか。第一日本は他国と干戈を交えることはあり得ないことが国是の国である。気安く「安全保障環境の厳しさが増す」なんて言ってほしくないものだ。国民が最も心配しているの何と言っても超高齢化社会に頭を突っ込んだ日本の将来、特に社会保障政策が世論調査のトップに来ている。
社会保障負担と税金は言葉違うだけで同一考えるが、昨日ロシアのプーチン氏が先(6月)に発表されていたメドベージェフ首相の社会保障政策を変更させる提案を30分もかけて全国民に向け放送している。まるで昭和の玉音放送のように職場でも作業を止めて全員が聞き入っている様子が報じられている。ロシアのテレビ局を2日も続けて褒めるのは些か気がさすし、彼の局の報道に如何ほど信が置けるかも定かではないが、内容は確かに解りやすく興味深い。
2018年8月29日水曜日
政治家絡みの報道姿勢
マスコミによると総理の日程は分刻みの過密なものらしい。新聞の首相動静に掲載されるだけでも毎日非常に多くの人と会わなければならぬことも一応理解できる。その度に官僚が書いた原稿読むだけだとしたら「総理の仕事なんかロボットにも勤まるじゃないか」なんて悪口を言いたくなる。最近は朝NHKのBSで海外テレビ局のニュース報道を観て思うのが、政治家の発言に関するニュースの取り上げ方の違いだ。
海外のトップであっても官僚の振り付けで毎日行動していることでは日本の総理と大差あるまい。しかし海外メディアの取り上げ方はまるで異なる。トップが如何なる場所で何を話したか、これをできるだけ伝えようと努力しているようだ。特に感心するのはロシアの放送局(多分国営だと思うが局名は覚えていない)。毎日のようにプーチン大統領の動向を一つ取り上げるが、これが実に丁寧で長い時は10分くらいに亘ることもある。
日本の総理動向の描写は、視察映像は勿論囲みの記者会見でさえいつもお決まりのパターンで精々1分そこそこ、放送時間の短さもさることながら総理の考えとか人柄がにじみ出るものは何一つ伺われない。これは現総理の側にも問題があるのかもしれない。よく言われることだが、安倍氏の国会答弁は質問に対しては答えをはぐらかしたりそっけないは応答をするが、質問されていないことを喋り始めて問題の引き金になることが多いそうだ。従って彼の喋りを長く切り取ると周囲が慌てるようなことになり兼ねないので、周りが配慮して放送局に依頼している可能性もある。
そこに行くとロシアの放送局は凄い。殆ど毎日のようにプーチン氏とロシアの地方自治体や共和国首脳との会見を取り扱うが、大統領執務室らしき会場であっても、頭の数分は記者を室内に入れて会話のやり取りを録画させている。地方視察なんかの場合は、市民との会話のやり取りを流すので、たとえヤラセにしても大統領の人柄や思想がにじみ出てくる。日本総理の被災地訪問映像なんかとは天地の違いがると言っても過言ではない。
日本では時に閣僚の辞任会見があるが、その総てが不祥事絡みなので辞任する閣僚の思いの丈をまとも聞いたためしがない。今朝放送されたフランスの環境相の辞任ではラジオインタビューに答える形で、在任15か月を振り返り全く責任を果たせなかった悔しさとその原因を明確にしている。政治家の資質の違いもあろうが、メディアの放送に従事する責任の違いも大きいだろう。
海外のトップであっても官僚の振り付けで毎日行動していることでは日本の総理と大差あるまい。しかし海外メディアの取り上げ方はまるで異なる。トップが如何なる場所で何を話したか、これをできるだけ伝えようと努力しているようだ。特に感心するのはロシアの放送局(多分国営だと思うが局名は覚えていない)。毎日のようにプーチン大統領の動向を一つ取り上げるが、これが実に丁寧で長い時は10分くらいに亘ることもある。
日本の総理動向の描写は、視察映像は勿論囲みの記者会見でさえいつもお決まりのパターンで精々1分そこそこ、放送時間の短さもさることながら総理の考えとか人柄がにじみ出るものは何一つ伺われない。これは現総理の側にも問題があるのかもしれない。よく言われることだが、安倍氏の国会答弁は質問に対しては答えをはぐらかしたりそっけないは応答をするが、質問されていないことを喋り始めて問題の引き金になることが多いそうだ。従って彼の喋りを長く切り取ると周囲が慌てるようなことになり兼ねないので、周りが配慮して放送局に依頼している可能性もある。
そこに行くとロシアの放送局は凄い。殆ど毎日のようにプーチン氏とロシアの地方自治体や共和国首脳との会見を取り扱うが、大統領執務室らしき会場であっても、頭の数分は記者を室内に入れて会話のやり取りを録画させている。地方視察なんかの場合は、市民との会話のやり取りを流すので、たとえヤラセにしても大統領の人柄や思想がにじみ出てくる。日本総理の被災地訪問映像なんかとは天地の違いがると言っても過言ではない。
日本では時に閣僚の辞任会見があるが、その総てが不祥事絡みなので辞任する閣僚の思いの丈をまとも聞いたためしがない。今朝放送されたフランスの環境相の辞任ではラジオインタビューに答える形で、在任15か月を振り返り全く責任を果たせなかった悔しさとその原因を明確にしている。政治家の資質の違いもあろうが、メディアの放送に従事する責任の違いも大きいだろう。
2018年8月28日火曜日
山の便り
もう大分昔のことになってしまったが、南アルプスを6日間縦走した時に案内役を買って出てくれた元自衛隊レンジャーの方が今朝突然電話をくれて家内のお悔やみを頂いた。非常に懐かしく思っていたところに今メールを開けると下に張り付けた写真が添付されている。南アルプスで知り合った当時は100名山を3年間で踏破する2年目だったが、現在は200名山も既に踏破して300名山の踏破中とのこと。
下の画像は「300名山オプタテシケ山頂から見た100名山トムラウシ奥の山」とキャプションがついている。北海道の山は勿論行ったことは無いが、せめて信州の飯綱山ぐらいは年内にもう一度登りたいと毎日セコセコ歩いていたものだ。しかしこの暑さのためここ数日はそれすら嫌になってやめてしまっている。何れにしても今や一日の山歩きは、1日標高差にして700~800mが良いところになってしまった。現実は厳しい。
下の画像は「300名山オプタテシケ山頂から見た100名山トムラウシ奥の山」とキャプションがついている。北海道の山は勿論行ったことは無いが、せめて信州の飯綱山ぐらいは年内にもう一度登りたいと毎日セコセコ歩いていたものだ。しかしこの暑さのためここ数日はそれすら嫌になってやめてしまっている。何れにしても今や一日の山歩きは、1日標高差にして700~800mが良いところになってしまった。現実は厳しい。
2018年8月27日月曜日
信州人気質
若い時分に男の子は「寒いとか暑いなんて言葉を吐いてはいけません」と言われたもので、出来るだけ言いたくないがもう子供じゃない「我慢できないほど暑くてたまらぬ。」声を大にして言おう。先週半ばまではそれでも頑張って昼食のため日中出歩いたが、もう駄目である。日中歩いたら身体に異常を来し、まかり間違えば救急搬送されてグッドバイになりかねない。 幸いこのところ1日2食を原則にしているので朝昼だった食事を朝夕に切り替えている。日が暮れるのが多少早くなったが、東京では舗装道路に籠った余熱で6時になってもムッとする熱気だからやりきれない。
ところで昨日安倍晋三氏が総裁選に立候補を正式表明したようだ。三選されることが既定路線の様なので面白くないが、石破氏のスローガン「正直・公正」にイチャモンがついたことが話題になっている。文句をつけたのが長野県選出の参議院議員の吉田博美氏。初めて知った人物なので、竹下派でありながらいち早く石破氏支持を表明したのことを大したものだと思っていた。その彼が「個人攻撃は不愉快だ」と言ったことがきっかけらしい。吉田氏の如何なる思惑があるのか知らぬが、信州人にして変なことを言ったものだ。
「正直・公正」がどうすれば個人攻撃になるのか聞いてみたい。隠れ安倍支持で論功行賞を狙ったとすれば信州人にあるまじき振る舞いだ。一昨日のTBS『報道特集』が放送した特集企画「消えた村のしんぶん」が反響を呼んでいる。初めて知ったが長野県の旧・滋野村にて自主的に刊行されていた「滋野時報」。長野県では上小地区だけでなく大正末期から昭和の初めにかけて同様の新聞が沢山あったらしい。村の青年団がローカル新聞を地元の農家に無料配布して大いに政治啓蒙をして政治参加を呼び掛けたとのこと。
残念なことに、戦時色が強まるにつれ昭和も2桁になるに及び特高警察の圧力などで廃刊に追い込まれてしまったのも事実。しかしこの進取の精神こそ信州人の真骨頂だろうに。我が高校の同期生にはその精神を絵に描いたようにローカル紙の発行者となって頑張っている人物もいる。彼なら吉田博美氏も当然知っていると思うので人物評を聞きたいものだ。ま、安倍氏が再選されようと、彼の政治生命がそう長続きする筈もあるまい。加計学園が倒産でもしたらどうするのだろう、と金曜日に友人と話したばかりだ。
ところで昨日安倍晋三氏が総裁選に立候補を正式表明したようだ。三選されることが既定路線の様なので面白くないが、石破氏のスローガン「正直・公正」にイチャモンがついたことが話題になっている。文句をつけたのが長野県選出の参議院議員の吉田博美氏。初めて知った人物なので、竹下派でありながらいち早く石破氏支持を表明したのことを大したものだと思っていた。その彼が「個人攻撃は不愉快だ」と言ったことがきっかけらしい。吉田氏の如何なる思惑があるのか知らぬが、信州人にして変なことを言ったものだ。
「正直・公正」がどうすれば個人攻撃になるのか聞いてみたい。隠れ安倍支持で論功行賞を狙ったとすれば信州人にあるまじき振る舞いだ。一昨日のTBS『報道特集』が放送した特集企画「消えた村のしんぶん」が反響を呼んでいる。初めて知ったが長野県の旧・滋野村にて自主的に刊行されていた「滋野時報」。長野県では上小地区だけでなく大正末期から昭和の初めにかけて同様の新聞が沢山あったらしい。村の青年団がローカル新聞を地元の農家に無料配布して大いに政治啓蒙をして政治参加を呼び掛けたとのこと。
残念なことに、戦時色が強まるにつれ昭和も2桁になるに及び特高警察の圧力などで廃刊に追い込まれてしまったのも事実。しかしこの進取の精神こそ信州人の真骨頂だろうに。我が高校の同期生にはその精神を絵に描いたようにローカル紙の発行者となって頑張っている人物もいる。彼なら吉田博美氏も当然知っていると思うので人物評を聞きたいものだ。ま、安倍氏が再選されようと、彼の政治生命がそう長続きする筈もあるまい。加計学園が倒産でもしたらどうするのだろう、と金曜日に友人と話したばかりだ。
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