2025年11月30日日曜日

11月も終わり

 今日で11月も終わるが、今月は豊島区から世田谷区への引っ越しで忙しかった。問題は大小取り混ぜいろいろあったが、一先ずは無事終わったとも言えるかもしれぬ。ブログの中断も大日数とならず何とか続いている。ただネットネームの<千川爺>については読者から替えてはどうかとアドバイスを頂いている。替えることは物理的に可能なようだが、不都合も生じかねないので、今しばらくタイトルとネームは変更しないでいきたいので乞うご容赦。

閑話休題:毎週土曜日の夜は高校同期生5人でのリモート懇談。長野市と群馬県前橋市在住が一人ずつ、神奈川県は鎌倉市と葉山市の二人、そして東京の小生。現代はマスコミが全国を均一にカバーしているので情報格差は無いと思う。昨夜は小生が移転したことについて質問が有ったり、感想を聞かれたりした。前橋の友人は埼玉の大宮にセカンドハウスを構えているのでマンション生活に関して実感を伴う感想を持っているので、細かい質問があった。何れにせよ友人のアドバイスは有り難い。

中には即答できなかったものもあり、9時の会談終了後に改めて書類で確認したりしたので就寝が9時半頃になったので今朝は30分ほど寝坊してしまった。思えば人体と言うものはよくできたもので、普通と少し異なる生活をしてもどこかで辻褄を合わせてくれるようだ。

又も話が代わるが、友人の中に一人凄い心配性な人物がいて、高市首相の台湾問題から、日本は中国だけでなくてロシアからも領土を奪われかねないとのこと。沖縄だって元は独立国だったのだから外国から目をつけらるかもしれぬなんて小生からすれば荒唐無稽な理屈に笑いを堪えて付き合ってしまった。アメリカ在住が長かった友人が言うには「トランプ大統領の共和党も賞味期限が来たらしい。」との話。こっちは少し興味深く聞いたが、肝心の我々自身の命があと何年もつことやらだ。

2025年11月29日土曜日

犬も歩けば

 昨日も行ったばかりだが今日も朝から再度成城学園前まで行かなければならなかった。昨日1種類だけで簡単な処方であっても1時間ほど掛かると言われたせいだ。そこで昨日は処方箋とお薬手帳を渡したまま帰宅してしまった。今日は天気も良いので、薬を受け取るため、成城学園前の薬局迄歩いて行ってみた。小田急線成城学園前駅はかなり大きな商業施設になっていて、三省堂書店があったので久しぶりに覗いた。思えば引っ越しで本は殆ど処分してしまったし、今のところ約半月読書は全くしていない。あと幾日経てば読書欲が湧くか、分からないまま文庫本を1冊購入してしまった。「道元 赴粥飯法」表紙の帯が気にった:日々の食事は即ち修行とあった。四文字は<ふしゃくはんぽう>と読むらしい。

どういうつもりか自分でもよく分からないが、兎に角毎日知らない街を歩き続けている感じ。先ほど帰宅する直前に祖師ヶ谷大蔵駅近くで床屋の三色看板が目に入ったので、1か月近く伸び放題だった髪の散髪をした。正に<犬も歩けば棒に当たる>譬え通り。代わりに明日の朝食の食材を買い忘れ、再度駅前まで往復する羽目に。歩くことを苦にしないように務めているので仕方ないが、認知症も大分進んでいるのかもしれぬ。

この床屋がまた面白い親父。池袋周辺だと土日の休日で昼近くともなれば、QBハウス(クイックバーバーの訳だろう)毎月行っていて1回1300円なので、待ち時間は長いが、座れば15分も掛からずに仕上げてくれたものだ。こちらの店は2代目だそうで、先代は千駄ヶ谷の床屋で修行してお客の勧めで、昭和4年にこの地で開店したそうだ。当時は家族からもタヌキやキツネの髪を切るのかと言われたとのこと。顔は剃らないと最初から言って入店したが、客用椅子は4脚で客は小生一人、最初の頭蒸しから始まり、かなりの丁寧さ。

特に電動バリカンは一切使わず、頼みもしなかったのに眉毛や耳たぶ迄きめ細かに処理してくれた。これは相当取られても仕方ないと覚悟はしたが、床屋談義は楽しかった。親父さんも「池袋からお越しの・・・」と結構気を使った応対。QBハウスだと最初に申し出ても忘れられることが多い。終わって料金も4200円と思いの外安かったし、結構な時間だったが他に客は一人も来なかった。いつ潰れても不思議は無いと思う店だったが、潰れぬうちにまた来てやろうと思った次第。

2025年11月28日金曜日

郷に入れば

 息をつく間もないと言えるくらい多事多難な2週間。未だ最後とは言えないだろうが、それでも大分落ち着いた。今日は娘に教わったクリニック迄行ってみた。隣の駅成城学園前にあるいわば町医者。割合評判が良いとのことだったが、豊島区時代のクリニックのような家庭的雰囲気は感じられない。豊島区時代処方されていた薬はメインが痛風の予防薬。痛風のアタックは未だ現役時代、携帯電話が珍しかった頃だから25年は経っているだろう。

以来のみ続けている予防薬の錠剤、豊島区時代は3か月に一度45日分90錠を処方してもらって、1日1錠を服用することにしていた。薬局も心得たもので、服用の仕方は先生のご指示ですね、と了解していた。ところが、今日行った成城学園前駅と一体になっているビルに構えた内科クリニックの先生曰く「こちらは1か月以上の処方はしません。特にお年ですから最低でも月に一度は診察させて頂きます。」と極めて慎重。

当たり前と言えば当たり前かも知らぬが、何となくかったるい。おまけに、同じビル内の処方薬局行くと、処方の待ち時間が約1時間とのこと。腹を立てても仕方が無いので、明日改めて受け取りに来ることにして処方箋を渡した。豊島区が田舎で世田谷が都会かどうか定かでないが、後者の方が何となく気取っているように思える。しかし、これで一応移転に伴う個人的必要条件が整ったことになったかもしれぬ。郷に従って面倒くさいこともあるが、徐々に慣れるしかないだろう。

2025年11月27日木曜日

存立危機事態

 政治には余り関心を持たぬよう自制し、新聞の社説はめったに読まぬが、今朝は朝日新聞の社説を珍しく読んで共感を覚えたので取り上げたい。タイトルは<初の党首討論 誠実とは遠い首相答弁>となっている。昨日の党首討論はテレビの中継は観なかったが、夕方ネットで一応観ていたので、このタイトルはよく理解できる。俗に<貴様、何様のつもりだ!>の喧嘩言葉があるが、同じ気持ちで腹が立っていたので、大新聞が取り上げてくれたのでホッとした。

高市首相が自民党内でもどちらかと言えば右寄り、保守的な党員の支持で総裁になれたことは理解しているつもり。小林鷹之政調会長も右寄りかもしれぬが、彼の場合は話し方がかなり論理的になろうとして努力していることが分かるが、高市氏はまるで子供の喧嘩みたい。立憲の野田代表から政治と金の問題に関して「政治資金の受け皿が、7千以上もあるのはおかしい。整理すべき。」と突っ込まれたらすかさず「受け皿の問題は現在党内で調査を進めている。しかし結果を他党に言うつもりも必要も無い。」と突っぱねたことには腰が抜けそうなくらい驚いた。

首相は寝る時間も惜しんで働き、勉強していると伝えられている。それだけ準備不足を自覚しているならば、意見を異にする他党の首脳との短い対話の機会。なぜもっと素直に相手の意見を聞くことが出来ないのだろうか?現在正に国際的にも不安定要素を醸し出した台湾をめぐる<存立危機事態>(注:言葉が難しすぎて覚えられなくて困っている)にかんする無責任な発言で困っているのは日中間でまじめに仕事や商いをしている人たちだろう。

小生も少し時間が出来たので、昨日は元外務官僚田中均氏の解説をYouTubeで1時間以上じっくり観て高市首相の勘違いを理解した。時間がある方は是非視聴することをお薦めする。https://www.youtube.com/watch?v=kSiFFA6lc-w

2025年11月26日水曜日

百均ショップ

 代表的な店は<ダイソー>だろうが、全国にどの程度展開しているかは知らぬ。近くに住む娘が「祖師谷に百円均一店はもあるよ」と言ってくれてはいたがなかなか見つからず苦労していた。娘がこの前の土曜日にやっと教えてもらい大助かりだ。祖師谷にあるのは小田急直営のスーパーマーケットの一コーナーとして設定されていて、レジだけは別になっている。従って使い勝手は池袋時代より良いかもしれぬ。

なんて言っても自家用車との縁が全く切れているのでニトリ等の大店舗に行くことは不可能。家の中の散らかりを整理するには小さな箒とか塵取りや、トイレの掃除用具なんかが必要不可欠であるのは言うまでもないが、これがなかなか見つからず焦っていたが、数百円の支出で一気に解決するに至った。

移転するまでは60年以上住み続けた戸建て住宅だったので、こういったものはあって当然だが、狭い住居になれば要らないと勘違いしていた訳だ。極端な言い方をすれば、戸建てだろうと廊下が無いフラットな狭いマンションだろうと、生活必需品に大きな差は無いことがやっと分かった。強いて言えば庭に置いてあった梯子とスコップくらいだろうが、一応テラスが付いているので、踏み台にしていた3段梯子は持って来て置いてある。今のところテラスに出る機会も無いが、夏になったら何が起きるか分からない。

移転以来やっと10日を過ぎて、何となく一段落の感無きにしもだが、未だ手続きが必要なことがあるような気がする。今日も百円ショップで卓上に置ける小さな整理箱を110円で購入してきて、狭い卓上が清々した。

2025年11月25日火曜日

不吉でなくて

最近のテレビコマーシャル等に屡々登場する<ブラックフライデー>、意味が解らなかったのでグーグルのAIジェミニに訊いてみた。近く不吉な事でも起きるのかと思っていたが、実際は正反対で、回答は以下の通り。

ブラックフライデーの意味と由来

大規模なセールの日:小売店などで大規模な安売りが実施される日で、アメリカではクリスマス商戦の始まりとされています。

「黒字」の金曜日:買い物客が殺到し、お店が大きく儲かって**「黒字(ブラック)」になる**ことから、この名前で呼ばれるようになったというポジティブな説が有名です。

日本での開催:日本では「感謝祭」の文化がないため、11月の勤労感謝の日(23日)前後など、11月下旬を中心にセールが行われることが多いです。

何だそんなことだったのか、だ。 

2025年11月24日月曜日

分かりにくい政治

 これまでの人生で真剣に付き合ったことのない職業人に政治家がある。けれども世の中に政治家は多数居て、亡くなった家内は相当真剣に政治家と関わっていた。豊島区の区会議員を長いこと務めた女性議員だが、元々は娘たちの小学校で養護教員をしていた女性だ。選挙になれば毎日のように事務所に赴いていたので、選挙に関する知識は相当なものだったと思う。比較して小生自身は政治について全く無関心、政治家とつるんでも一銭の得にもならず、まかり間違えば身上を潰しかねない危険なものと心得ている。

このところ暫く引っ越しにかまけていたので、政治関係の報道は真剣な気持ちで接していなかった。しかし毎日テレビやネットで見出し程度の報道はインプットされているので、何となく政治の動きはボンヤリ理解している。即ち、アメリカのトランプ大統領と中国の習近平氏との対立。日本では自民党政権のトップが交代。石破政権もご粗末だったと思うが、麻生太郎氏の応援を得て新たなトップに立った高市早苗氏。彼女も箸か棒か或いは蛇かミミズかはっきりしない。

素人目にもはっきり言えるのことは、中国と喧嘩するだけの度胸は買うが、国家を代表する立場にしては発言が少し軽率だったのだろう。そもそも政治世界での言葉は一般人には分かりにくい。存立危機事態=戦争の発生と言う事らしいが、日本人の多くは<戦争>と聞くだけで背筋が寒くなって当たり前。台湾と仲良くしたい気持ちも分からぬではない。同じように香港とも北朝鮮とも仲良くすればいいじゃないか。友好親善を計れぬ人物は国のトップに相応しくない。

2025年11月23日日曜日

方向感覚

 生来の慌て者、オッチョコチョイで、ナビを無視して逆に進んでみたりする悪い癖がある。今日も同じ失敗をして良い運動になることはなった。何をするにしても一呼吸おいて考えることが必要と痛感している。特に新しい地域に移転してるので地図をまともに読み取ることが出来ない。少し落ち着きを取り戻す訓練をしたいと思っている。スマホのナビを素直に信じないのだから困ったものだ。

そばに家内が居ないから笑われずに済んでいるし、知らない山道を歩く心配も無いからいいようなものの、日が暮れるのが早い昨今、多少土地勘が出来ても一人で夜遊びだけはしないつもり。今日は近くに昔から住んでいる古い友人と来月1日に待ち合わせをした店の近くまで行って確認をしてきた。夜は近くの店で娘夫婦と孫と待ち合わせ。このブログをアップしたら出掛けるつもり。夜遊びのうちには入らぬが、少しは冒険もしてみたい。

2025年11月22日土曜日

スマホ様

 行き交う人々は大概スマホを手にしている。これが不思議でならなかったが、今日やっと意味が分かり始めた。命の次にしても構わないと思う人も多いことだろう。腹の足しには全くならなくても、この世を生き抜くために有効な多くの手段を提供してくれるに違いない。長年パソコンにしがみついてネット碁で無駄な時間を費やしてきたが、スマホの機能を勉強すべきだったかもしれぬ。

どこに居ても社会と繋がることが出来る万能の神さまみたいものだと実感しつつあるが、気がつくのが些か手遅れだった感がある。同輩の男女は身体のあちこちが不自由になっているだろうが、スマホを利用できれば社会との縁は繋がっている。遅ればせながら小生もスマホ様即ち神さまのつもりでお付き合いさせていただくことにしよう。バーコードにQRコード化け物みたいで気持ち悪いが、大切な情報が隠されているし、スマホが無ければ読み取れないのだ。

食い物を口にする前から写真を撮る神経が理解できないが、そのうち理解できるだろう。まるで小学生になった気分だが仕方ない。

2025年11月21日金曜日

引っ越した

 豊島区から世田谷区に移住して早くも1週間、どうやら新居の形も整い、世田谷区の住民らしい気分になってきた。ただネット環境が地元のケーブルテレビJ:COMの設定なので、嘗てのNTT光回線に慣れた小生には甚だ使い心地が悪い。

来たばかりの新参者としての第一印象は、池袋周辺とは大分異なる。以前は国際都市、昼間は沿線都市からの流入者で活気があった。新居は寧ろ昼間は都心に働きに出る人が多いようだ。山手線内側と外側の違いだろう。独居老人の住み心地としては大差ないが、働く若い人にとっては少し不便かもしれぬ。

生活のあらゆる面でサイズダウン、即ち縮小と決めて越して来ているのだから仕方がない。郵便局、ポストや金融機関は少ないし、一切目に入ってこないのはホテル、旅館の類。流石にパチンコ屋はあるが、確認できたのはまだ2軒だけ。飲食店もあることはありそうだが、大勢で入店できそうな店はまだ見つからない。もちろん美味くて安い店はありそうだが、客は家族連れが多そうだ。

何れにせよ千歳台と地名は大きいが、小じんまりした町だ。

2025年11月17日月曜日

一歩一歩

 何事も思うようには進まない。その度にイライラしてる現在、それでも歩みを止めず進み続けてるつもり。兎にも角にも今日付で世田谷区民の登録が一段落。新住居の中古マンション、小田急線がすぐ近くを通っているが騒音が気になるほどではない。駅から徒歩15分足らず、豊島区内の前の住まいより駅からは近い。集合住宅であるが、殆どの住民が未だ現役の働き手家族のようだ。そして出会う人は必ず挨拶を交わし、新転入者の独居老人に親切なのが有難い。兎に角早く慣れるよう努力したい。

パソコンでネット碁をして遊ぶ余裕は無いが、来週からはブログ書きを習慣化できるよう努力できれば嬉しいが、どうなることやら。

明後日には豊島区の前住居を綺麗に撤収するつもり。それが終われば一つの段落となる。

2025年11月12日水曜日

頑張りも限界

 人生は失敗の連続だ。特に最近は物忘れが多いので数々の失敗が重なっている。電気の消し忘れ、水道水の出しっぱなしなんてことはつけが自分に回ってくるからいいとしても、今日になって分かった昨日の失敗は留守中に届いていた引っ越し用の段ボール、これの通知を破り捨ててしまったこと。引越センターに問い合わせると、今日再配達で出ているらしい。他人への迷惑も甚だしいものがある。

何れにせよ、段ボールが届いてからが問題、どんなことになるのやらだ。」今日から約1週間くらいは相当バタバタしそうなので、ブログは当分休止とします。悪しからずご了承のほどを。

2025年11月11日火曜日

組織と個人

人は誰でも同じかもしれぬが、時が変わり居場所も異なると考えも大分変るのだろう。要するに環境に左右されて当たり前だ。社会も同じでよほど強固な伝統を持つ組織でないと人間関係の上下左右が大分変る。軍隊のような一見強固に見える組織だって使う兵器の変化や仮想敵国の変化にも大きな変化がある以上同じことだ。まして民間の企業の変化はボケ老人の記憶にある企業イメージとは大きく変わっている。

社長から新入社員までがピラミッド型に組織されていた時代と現在は大違い。嘗て経験した高級幹部のあり様や平社員のあり様が全く違う。新人時代から小さな広告会社の営業社員として、大小様々な企業や多くの団体と付き合ったものだ。当時の営業社員は頭でなくて胃の腑を使って顧客に喰いこめなんて指示があって、交際費を使える楽しみで仕事をしてたが、現代はどこの会社でもそんな社員はいない。仕事しながらパソコンに業務内容と結果が記録されていくので、業務報告書は不要だろう。

便利と言えば便利、しかし営業の面白みと飲み食いの余禄は半減或いは皆無かもしれぬ。飲み食いや仕事半分遊び半分での外遊なんて古臭いことをしているのは政治家さんだけで現代では世界に名を売った嘗ての農協さんも今はいないのではないかな。手抜きも無ければ虚偽の報告もそう簡単には出来ない。サラリーマンはとてもじゃないが気楽な職業でなくなったようだ。広告屋も今は個人が対象のビジネスになっている。

一度昔に戻って個人対象の広告屋ビジネスに挑戦してみたいものだ。 

2025年11月10日月曜日

ストレス社会

 当然かもしれぬが、今週は今朝から強いストレスにさらされている。週末金曜日に自宅を売り払う契約を済ませて代金を受け取り、その数時間後には移住を決めている世田谷マンション所有者に代金を送付して鍵を貰わねばならない。その準備のためだ。現役時代の若い頃に結構な金額の契約を仕上げたことはあるが、広告屋は契約を仕上げて広告料を受け取る契約さえすれば、しかも当時は担当責任者との口約束で一旦仕事が完結する。CMの放送開始してから顧客の倒産やら、顧客からイチャモンがついて放送を途中で中止せざるを得ない事態などいろいろあるにはあった。

アメリカのトランプ大統領ではないが、取引には常に予想外のハプニングが発生しても不思議は無い。契約は一応纏まっているが、付帯条件は記憶しきれないくらい多数の条項がある。対象が不動産と硬い名称が付されていても、地震が来れば一瞬で消滅するだろうし、用心していても火災等々心配しだせば切りは無い。今朝は朝一番から又も区役所通い、土曜日に仲介してもらった不動産屋から住民票を取ってほしいとの依頼だ。天気も良いのでそれこそ朝一番で散歩がてら行って貰って来た。と言っても2通で800円。

外国人も多いから当然からかもしれぬが、現金のみの決済だ。区役所の朝はいつも大変混雑、9時を30分も回れば待合のベンチが満席になる。今朝は一番札だったので混まないうちに退散。往復約30分、4千歩の運動が出来た。役所の良いところは混雑しても割り込みが無いこと。割り込んでくる市民もいるがこれの捌き方が手慣れたもので気持ちが良い。地下鉄や電車になるとそうはいかない。小生が利用する都内の公共輸送機関は殆ど自動改札。

こちらがタッチしようとする瞬間に対面から割り込んでくる若い女性、「何をそんなに急ぐの?」なんて聞いてみたいものだ。彼女もきっと強いストレスを受けているのだろう。

2025年11月9日日曜日

情報過多時代

 昨日は晴天に恵まれ引っ越し関連の仕事が大分捗った。しかし、この仕上げには未だ々々課題が多く残されていて月曜日にもう一働きしなければならない。今日は終日雨降り、パソコンに向かって準備をしている。月曜日はまた朝一で区役所に行き住民票を取らねばならない。昨日世田谷の新住所周辺を一歩きしたが、肝心の区役所は見つけられなかった。昨今は情報過多時代。インターネットを詳しく見ていけば正解が得られるかも知らぬが、年寄りの小生にはそんな根気は無い。

小学生でもスマホをぶら下げてる現代だから、国民の大半はスマホの操作に不自由は無いかもしれぬが小生には無理。昨日祖師ヶ谷大蔵駅近くで昼食にするため入店した薄暗いイタ飯屋も注文から全てスマホで終始。娘も眼鏡を持ってこなかったとかで、注文は旦那が引き受けてくれた。感心したのはあの薄暗がりで細かい文字と小さな画像をよく見分けることが出来ること。3人分を注文するのだから大分時間を要したが、料理が出てくるのは早かった。恐らく前菜やスープ、定番は作り置きで準備されているのだろう。

当然社会全体がそのようにシステム化されているのだから仕方無いかもしれぬが、人間の健康上はとても褒められないと思う。情報過多が影響しているのは政界でも同じこと、或いは一般社会以上に情報化要素が利害関係の調整と言う複雑な要素を加わるので、働き者首相周辺は、予算委員会初日から振り回されて、前日から徹夜、或いは早朝出勤を強いられ大変だったらしい。一般国民からすれば、あんなに下らない問答が何の役に立つのかと不思議に思っても仕方ないところだ。

しかし当事者の皆さんは大真面目、裏方の調整に未だにファックスが多用されるとの話も聞いてびっくりだった。

2025年11月8日土曜日

多忙の1日

 好き嫌いは別として、高市新総理のバイタリティーは驚異的だ。昨日の報道で、予算委員会が始まったその日から、3時には公邸に入って国会答弁の準備を初めたとのこと。小生も幼い時から<早起きは三文の徳>と教えられ早起きするよう努力はしているが、昔から4時前に寝床から抜け出たためしはない。自分勝手だが何ごとも<過ぎたるは猶及ばざるが如し>と理屈をつけている。思えば鳩山由紀夫元首相も学生時代に賢母とされた母安子さんが3時起床で厳しく勉強を強いたとの話をどこかで聞いた記憶があった。

お二方もどこかで辻褄を合わせる仮眠をとっていると思いたいが、そこは分からない。兎に角、お二方共に首相になられている。現首相の勢いがいつまで続くか分からないが、偉い方が一人で燥ぐとまわりの人間は大いに迷惑することが多い。首相も少し冷静になって考えるべきように思う。今日は小生も朝から世田谷区を往復して多忙を極めた。このくらいで仕事はやめておく。

2025年11月7日金曜日

思い出話

 遂に立冬、冬も本番となった。鼻水が出たりするが、冬来たりなば春遠からじで花咲く春の夢でも見よう。1週間後には住居の明け渡し正式契約、15日には引っ越しもしなければならないので何かと気ぜわしい。来週は家の整理に追われることになるだろう。父が借地権付きの家を購入したのは1960年代のことだが、結局は小生が住み続けた。暫くは一人住まいだったり弟と同居したり、結婚して家族が出来、兎に角いろいろあって全てを思い出すのは不可能。

今やその頃の記憶は皆ぼんやりしている。家族3人或いは4人の時代もあったし、親戚の子を下宿させた時代もあったような気がする。新婚時代は会社の同僚が随分遊びに来て泊っていったりもしたし、小生自身も家族をすっぽらかして外泊したりしたこともあったと思う。子供が出来ると家庭内にも大きな変化があった。家内も子育てが大変だったと思うが、子供たちが結婚して家を離れてからよく聞いたものだ。「近くの商店街のお陰で子育てが出来たようなものよ。」

近くの幼稚園から小学校低学年の頃、家の隣り合わせの商店街で全ての買い物が間に合ったらしい。曖昧な記憶を蘇らせると、隣は豆腐屋、向かいは蕎麦屋の看板でラーメンも作っていた。豆腐屋の向かいは酒屋、八百屋と魚屋と肉屋がどこにあったか思い出せないが、確かあった筈だ。数軒離れて米屋、駄菓子屋があり、床屋もあった。酒屋の向かいは歯医者だった。その先には布団屋があり、ガラス屋、畳屋、自転車屋、洗濯屋、経師屋まであったものだ。その商店街は今や1軒も残っていないのだから都心の変容は凄まじいものがある。

その当時は幼稚園の入園が大変で、前の晩から家内と交代で並んだような記憶もある。区役所の支所も近くだったし、生活するには何かと便利だったような気がする。ボンヤリした記憶からこれだけ引っ張り出すだけでも大変な苦労。今ではどれもすっかり忘れていたこと。あまり意味のないことを書いてしまった。

2025年11月6日木曜日

スキャンダル報道

 アマチュア、素人の考えは専門家、或いは玄人とは大分異なると思う。政治の世界なんてものは正にプロの政治家でなければ分からぬことが沢山あり過ぎて、素人の国民からすれば何が何だか分からないのが本音かもしれぬ。テレビ出て解説をする人もどこまで分かっているか疑問を感じることが屡々だ。彼等とて特定の政治家に終日べったり密着している訳にはいかない。手分けして取材した情報を繋ぎ合わせて社としての見解を導き出して、それに合うコメントや映像を又つなぎ合わせて読者や視聴者に提供するのだから、殆どが虚像と思って間違いが無さそうだ。

メディア各社の世論調査なるものだってどこまで信じられるのだろうか?新首相高市早苗氏の支持率が81%の高支持率になったとのこと。驚きではあるが、所詮はメディアが作り出した情報操作の結果で、言わば泡のようなものかもしれぬ。今日の昼、木曜日にはいつも行く紀尾井町のレストランで週刊文春最新号をざっと読んできた。トップ記事は新閣僚に関する幾つかのスキャンダル記事が踊っていた。

特筆するような記事ではないが、取り上げられた人は不愉快だろう。政治家の選挙違反や軽い金銭トラブルなんかありふれ過ぎて面白くでもない。文芸春秋社は嘗て当時の首相だった田中角栄氏を徹底的に取材して、ついには辞任にまで追い込んだ輝かしい歴史がある。週刊誌は取材サイクルも短いし、月刊誌とは役割を異にしてるのかもしれぬが、素人の読者にはその辺は分からない。なんて批判しても、結局小生ももっと刺激が欲しいだけかもしれぬ。

2025年11月5日水曜日

自己流

 昨日のブログで区役所での失敗とも言える出来事をやや詳しく書いたら、早速貴重なアドバイスをコメントとして頂いた。有り難いことでブログも満更捨てたものではないと思えてきた。誰も同じだと思うが、産まれた時から自然に出来ることなど殆ど無いに等しいだろう。何時かの時点で適切な指導を受け止めて能力化するのが自然の筈。指導者が多ければ多いほど良いかもしれぬし、数はあまり関係無いかもしれぬ。一つ言えると思うのは、指導は若い時代から受けられることが効果に繋がる筈。

何ごとによらず人並み外れた能力を発揮する人は、幼い頃から適切な指導を受けた人が多いのではなかろうか。スポーツや芸事はもちろんだが学問だって似たようなことだろう。問題は人間は成長するに伴い、多種多様な事柄を吸収しなければ家族やもっと大きな社会の中で生きていけない。多種多様と書いたのは必ずしも社会的に好ましいことばかりでは無い故のこと。典型的には喫煙や飲酒、これは早ければ小中学生、遅くても高校生くらいになれば誰もが経験せざるを得ない。

5人兄弟で育ったが、学生時代に喫煙し始めたのは兄一人だけ。小生も高校時代の放課後に悪友たちと一緒に煙草の回し飲みには参加したが、大学の2年生になって初めて自ら煙草を買って吸い始めた。ただこれも結婚して2年足らずで子供が出来て家内から「止めなさい」と言われて止めることが出来た。通算16年間在学したが、ウマの合う指導者に恵まれなかったのかどうか、学業はもちろん芸事も一切覚えられなかったと言うべきか身につかなった。

飲酒だけは就職してから大分役に立った気がするが、他は一切ダメ。山歩きやスキーやゴルフなんかも少しやったが、全て自己流だからどうしようもない。ワープロから始まり今ではパソコンを使っているが、全て見よう見まねの自己流だから限界が早い。指先が上手くキーボードを捌けないのも無理はない。

2025年11月4日火曜日

又も、マイナンバーカード

 北国や高い山ではもう雪が降り積もり始めたようだが、昨日は都心も木枯らし1号で、終日枯れ葉が散って顔に当たって痛いくらいだった。今朝は気温が都心でも8度台、こちらもダウンのジャンパーを着込んで寒さに備えている。しかしい日中気温は上がって2階でパソコンに向かっている限り暖房は要らない。例年に比べると数日早いようだが、誤差の範囲いで季節が進んでいることだけは確かだ。

今日は午前早くからまた区役所通い。連休中に何カ所かのコンビニで試してもどうにもならなかった印鑑証明を貰うため。順番が来たので趣旨を言うと「それは簡単な事、すぐ案内します。」と機械の置かれているカーテンの内側まで付き添って指導してくれる。しかしコンビニの機会と同じでエラーになってしまう。「実は思い当たることですが、」と切り出して先月16日に今月15日の転出届を出していることを説明。

「そうですか少々お待ちください。」と番号札をまた渡された。すると呼び出し番号表示器の下に、手書きの「マイナンバーカードの方は30程度お待ちいただきます。」との掲示が掲げられた。エンジニアの出勤でも待つなら、それはそれで仕方ない。どうせこちらは暇だけはたっぷりある。45分経って事務屋の年配の方に呼ばれ行くと、「カードをそこに置いてください」始まり、またいろいろなテスト。

こちらの暗証番号の間違いとかヒューマンエラーを発見したい様子がありあり。カードも異常は無し。もう一人の役人を呼んで二人でマニュアルを読み直している。結果分かったのが「転出届が出た人のマイナンバーカードは外部で使用できない事。」そして現在いる場所は区役所の西部支所、ここの端末はコンビニと同じと言う事らしい。「他に方法はありませんか?」と尋ねると「マイナンバーカード以前に発効された印鑑証明書兼区民カードをお持ちでは?」とのことで、そんなこともあろうかと持参していたので、結局それでやっと発行された次第。

区役所のお役人を責める気持ちは全く無いが、役所にはマイナンバーカードを求めて大勢の高齢者が押し寄せていた。1枚のカードに医者や薬局、果ては警察や金融機関等々異業種のシステムへのアクセス権を持たせるのが果たして良いことなのか、大いに疑問を持った半日仕事だった。

2025年11月3日月曜日

冬場の起床時刻

 ここ数日、起床時刻が30分から1時間近く遅くなっているのが少し気になっている。土曜日の就寝が1週間の中で最も遅くなるのは当たり前だが、どうもそれが原因でもなさそうだ。最近は日の出もだいぶ遅くなってきているから、4時であろうと4時半或いは5時近くなっても構わないとしたいが、根が几帳面だから些細なことが気になるのも困った性分だ。

愈々11月も3日過ぎた。今週土曜日には次女夫婦と引っ越しを予定している新居の下見をして、最終確認をしなければならない。娘はカーテンの寸法と言っているが、自分としてはソファとテレビと机と椅子の寸法を測って出向き、荷受け後の置き場所を考えるとしたいと思っている。冷蔵庫と洗濯機は一瞬買い換えようかとも思ったが、未だ使っているのだから持っていくことにしている。

何れも家内の他界後に廃品業者から買った物で、冷蔵庫が1万円、洗濯機は数千円だったと思う。机や椅子も近くのリサイクルショップ由来、座り心地は感心できないが、故に立ち仕事時間が長引いて結構じゃないかと自分に言い聞かせている。今日は天気が良いが、今月は雨の多い月となりそうなので、何とか引っ越し当日が晴天になるよう期待したい。今日は友人のディザイナーに依頼した引っ越しの挨拶状が出来上がって送ってくれると言っていたが、昼現在まだ連絡はない。彼の生活時間では未だ睡眠中かもしれぬ。

2025年11月2日日曜日

無駄な努力

 朝のチャッカリで朝は気持ち良かったが、結局終日はっきりしない天気。おまけに昼買い物のついでに立ち寄ったコンビニで印鑑証明を取るべく機械と悪戦奮闘、店員は外国人で話が出来ず、近くにいた親切な中年の女性が手伝ってくれたが、それでもダメ。今日はどうもついていないようで、今日これにて失礼をさせてもらう。連休明けに再度区役所に行かねばならない。身体を動かすのは厭わないが、頭の悪いのが気になりだした。

2025年11月1日土曜日

霜月初め

 また月が改まった、6枚つづりのカレンダーは最後の1枚。昨日までの色鮮やかな紅葉が打って変わって白い冬の山並み。しかし今朝は夜来の雨も上がり比較的暖かで、数字の1が三つも並び、何か良いことでもありそうに思うことにしよう。今月は引っ越しがあるので、いろいろ用意したり準備しなければならぬことが例年とは比較できないほど沢山ある。先週土曜日の高校同期生とのリモート懇談でそんな話をしたら、友人が早速参考までと言って彼が昨年だったかに経験した準備メモを送ってくれた。

ファイルを開くと何と引っ越しの前々月からの予定で、項目が103行。日程等は15列もある。同じ同期生でありながら小生にはとても真似ができない。思いつくままに区役所に行ったり、関係先に電話したりして、必要事項をメモ用紙に殴り書き。後でそのメモをどこに置いたか思い出せずアタフタしている始末。あと2週間で実行日が来るが不都合なことが起きぬよう天に祈るばかり。

実は今日昼めしで池袋まで出向いたが、帰宅すると洗面所の水道が出っぱなしになっていた。無駄に流した水道水の量は分からぬが、時間は3時間以上になると思う。普段の使用量はgekk月間約30立方メートル。2か月で毎に約8千円支払っているが今月がどうなるかだ。ボケの初期症状はあちこちに出てくるが、15日の引っ越しだけは何とか無事済ませたいものだ。