2025年11月24日月曜日

分かりにくい政治

 これまでの人生で真剣に付き合ったことのない職業人に政治家がある。けれども世の中に政治家は多数居て、亡くなった家内は相当真剣に政治家と関わっていた。豊島区の区会議員を長いこと務めた女性議員だが、元々は娘たちの小学校で養護教員をしていた女性だ。選挙になれば毎日のように事務所に赴いていたので、選挙に関する知識は相当なものだったと思う。比較して小生自身は政治について全く無関心、政治家とつるんでも一銭の得にもならず、まかり間違えば身上を潰しかねない危険なものと心得ている。

このところ暫く引っ越しにかまけていたので、政治関係の報道は真剣な気持ちで接していなかった。しかし毎日テレビやネットで見出し程度の報道はインプットされているので、何となく政治の動きはボンヤリ理解している。即ち、アメリカのトランプ大統領と中国の習近平氏との対立。日本では自民党政権のトップが交代。石破政権もご粗末だったと思うが、麻生太郎氏の応援を得て新たなトップに立った高市早苗氏。彼女も箸か棒か或いは蛇かミミズかはっきりしない。

素人目にもはっきり言えるのことは、中国と喧嘩するだけの度胸は買うが、国家を代表する立場にしては発言が少し軽率だったのだろう。そもそも政治世界での言葉は一般人には分かりにくい。存立危機事態=戦争の発生と言う事らしいが、日本人の多くは<戦争>と聞くだけで背筋が寒くなって当たり前。台湾と仲良くしたい気持ちも分からぬではない。同じように香港とも北朝鮮とも仲良くすればいいじゃないか。友好親善を計れぬ人物は国のトップに相応しくない。

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